みなさまこんにちは、『Re:ゼロから始める異世界生活』2期担当の坂田です。
ギルティラウの登場、エミリアの第2の試練など注目ポイントが多々あるなかでエキドナの涙が衝撃でした。
意味深&謎すぎます。
前回46話、「ロズワールを魔女の妄執から救いたい」というラムの目的と一途な想いが明らかになります。
そんなラムが野良精霊のパックと手を組んでロズワールに杖を向けた頃…。
スバル一行は屋敷に到着、ガーフィール&フレデリカ姉弟が再会を果たしました。
今回47話ではベアトリスの救済を試みるスバルですが、言葉選びを間違えて禁書庫から追い出される羽目に。
ガーフィールはエルザと、フレデリカはメィリイと激突するなか、避難経路を目指すスバルたちの前に現れたのは魔獣除けが効かない天敵・ギルティラウでした。
聖域に残ったエミリアは第2、第3の試練に連続で挑みますよ。
さっそく考察・解説を交えながら見どころを振り返っていきましょう!
原作未読者によるネタバレなし初見考察です。原作ファンの方は初見勢の考察にニヤニヤしながら読んで頂ければと思います。
※コメント欄でのネタバレも厳禁でお願いします!
スバルが言いたかったこと
そもそも2期37話で「その人」はエキドナが適当に作った不確定な存在だった事が明かされています。
エキドナが知りたかったのはベアトリスが誰を「その人」に選ぶかです。
なので「その人」に正解も不正解もありません。
「お前がその人になってくれるの?」
「馬鹿かお前。俺がお前の”その人”なんて、訳の分からねぇヤツなわけねーだろ」
結果、ベア子の誤解を招き追い出されてしまったスバルですが。
彼が言いたかったのは
叡智の書に書かれた”その人”なんてどうでもいい、俺やベアトリスには関係ない。
俺は俺の意思でお前を金書庫から連れ出すし、お前はお前の決断で禁書庫から出るんだ。
的な事ではないかと思います。
よってスバルはベアトリスを金書庫から連れ出す人に違いないけれど、叡智の書に記された「その人」になるつもりは無い、と解釈しました。
一方、叡智の書を大事そうに抱えるベアトリスはまだ「その人」に執着せずにはいられないのかもしれません。
「あそこまで言っておいて何なのかしらお前は!その人じゃないなら(なるつもりもないなら)とっとと出ていくかしら!」
なんて幻聴が聞こえたような、聞こえなかったような…笑
400年分の気持ちと勇気を振り絞って聞いたのにあの返事ですから、ベアトリスの反応も無理ないですね!
そして前回ループのおさらいになりますが、ベアトリスが自分の運命を受け入れたのは、400年味わってきた孤独や置いて行かれる寂しさに疲れ果てたから。
金書庫から出られず、「その人」も現れない以上、苦しみから逃れる術は消滅(4ぬ事)しかなかったようです。
ロズワールの叡智の書に自分の4が記されていた…、極端に言えばエキドナに「あなたはもう要らない、4んでいい」と告げられた状況です。
辛くて寂しくて、心が傷付かないはずがないんですよね。
それでも叡智の書の記述をお母様が自分を忘れていなかった証拠だと捉え、安堵してしまうほどにベアトリスの心は擦り切れていたのだと思います。
エキドナの涙の理由
第2の試練が終わろうとしたまさにその時、姿を現したエキドナ。
ですがいつものようにエミリアに嫌味を言うでもなく、辛辣な言葉を浴びせるでもなく…。
「憎い、ただ君が憎い」
驚くと同時に混乱しました汗
なんで泣いてるんですか…!?
彼女らしくないな、というのが素直な感想です。
雰囲気から伝わってくるのは悔しさ、悲しさ、後悔でしょうか。
言葉通りなら憎しみ(嫉妬にも見える?)も加わります。
エキドナが感情をむき出しにするのはエミリアと嫉妬の魔女に対してだけです。
自分を4に追いやった嫉妬の魔女…にそっくりなエミリアに対して「憎い」という感情を抱くのは理解できます。
しかし今回のエキドナは涙を浮かべていた。
そうなったのはこれまでと違う事が起こったからで、エミリアが「ありうべからざる今(幸せな世界)を見せてくれたことへの感謝」を述べた事か、直前にあったエミリアとアーチの対話の内容、このどちらかに理由があるのではないかと考えました。
以上を踏まえて思い浮かぶのは
・試練を乗り越え、強さを得たエミリアが憎い?
・辛い過去と現実を真正面から受け止めてなお、心からの感謝を口にできるエミリアの純粋さが憎い?
・自分を56したくせに一人だけ救われていくエミリアが憎い(※エミリアと嫉妬の魔女と混同している)?
・自分の手を振り払ったスバルがエミリアのためにそこまでしている事への嫉妬?
などでしょうか…。
ほかに私の頭をよぎったのはエミリアとエキドナの境遇が似ている説です。
気のせいかもしれませんがエキドナが「憎い」と言った時、どこか自分とエミリアを比較しているような感じでした。
以下、エキドナに人間らしい情があるのが前提となりますが。
アーチ「ここは君の理想の今、君が望んだ未来なんだから」
エミリア「あんなふうに並んで笑ってくれる2人を…」
→エキドナもみんなが笑える未来を望んでいた?
アーチ「フォルトナ様はすでに4んで司教様の安否も不明で――」
→エキドナも大切な人をたくさん失った(と思っている)?
アーチ「外の人間には迫害され――」
→魔女だったエキドナも生前に迫害されていた?
アーチ「家族同然の精霊とも別れ別れになって――」
→エミリアとパック、はエキドナとベアトリス?
妄想とこじつけを全開にして、そんな事を考えました。
ヘクトール襲来に際してロズワールやリューズ、ベアトリス達を犠牲にした事をエキドナが後悔しているとすれば。
エミリアと今の自分を比べて、羨ましい気持ちが芽生えて、後悔や劣等感が加わって、そうやっていくつもの感情が入り乱れた結果が「憎い」発言と涙だった…、のかもしれません。
45話記事で名無しさんに頂いたコメントですが
(エキドナの事なので何らかの意図があっての行動かもしれませんが)
ならどうして消滅を望んだベアトリスの選択を賞賛したのか?や人の感情を理解できない設定はどこにいったのかなど矛盾も出てきますが汗
もしかするとエミリアの試練を通じて心境に変化があったのかもしれませんね。
完全に明かされていないエキドナの過去も関係してきそうだなと思いました。
ギルティラウの攻略法は?
ガーフィール&フレデリカ姉弟がエルザとメイリィの2大脅威を引き受けてくれたことで、スバルたちの脅威は雑魚魔獣だけになりました。
それらは魔獣除けで退ける算段だったようですが…。
スバルたちの前に現れたのは魔獣除けが効かないギルティラウ(原作組の視聴者?にはなぜか「さん」付けで呼ばれていました)。
魔獣除けが効かない魔獣とかアリなんですか!?
見るからに強そうですよね…汗
小さい魔獣の進化系なのか、魔獣の合体系なのか、種族が違うのかは不明ですが、少なくとも周囲を飛び回っている小さい魔獣たちより格上でしょう。
魔獣除けが効かないのもそれほど強い魔獣だからではないでしょうか。
スバル、オットーが共闘する
ここからはギルティラウの倒し方について予想したいと思います。
やはりギルティラウはこの場にいるメンバーで倒してもらいたいです。
レムは眠っておりペトラも非力なので戦力外。
となればスバルかオットー、または二人が協力してギルティラウを倒すしかないでしょう。
ガーフィールかフレデリカが援軍で到着する
交戦中の敵が只者ではないので、可能性としては低いですかね。
なによりスバルとオットーが残念に見えてしまいます。
個人的に避けてほしいパターンですね…。
ペトラの愛嬌で倒す
半ばネタ路線ですがペトラの愛嬌で倒す。
メィリイの脅威も逸らそうとした、したたかな戦法ですね。
ただ魔獣相手に通用するとは思えません。
魔獣を前にふざけている暇はありませんし、ペトラを危険にさらしたくない私の気持ちも加味してこの作戦を決行するのは避けた方が無難でしょう。
ギルティラウが実は弱い
言っちゃなんですがスバルとオットーでも倒せるくらいの強さじゃないと困るのが本音です。
ギルティラウが見た目ほど強くない可能性に賭けました。
図体が大きいぶん弱点も大きいとかありそうです、あってほしいです(願望)
第3の試練・いずれ来たる災厄とは?
第2の試練を突破したエミリアは第3の試練に挑みます。
過去、現在、そして最後に「未来」。
スバルも挑んでいない未知の領域となりますが、エキドナの試練でデタラメな光景を見せるとは思いません。
もしかすると未来予知を兼ねるかもしれませんね。
聖域解放までか、聖域を解放した後、もっと先の光景までを断片的に見せられるとか…(ぜんぶ見ていたらキリが足りないと思うので汗)。
「いずれ来たる災厄と向き合え」
災厄は災い、災難です。
進んで見たい物ではありませんが、うまく活用すれば災いを前もって避けることができるのではないでしょうか。
今後の展開を示唆していたり、伏線にもなるでしょう。
要注目です。
リゼロ 2期 47話 感想
屋敷攻略に専念するかと思いきやエミリアの試練も同時進行なんですね!
第2の試練中のエミリアは若干幼い印象でした。
第1の試練の幼女エミリアもですがその容姿に勝るとも劣らない愛らしい声色の変化が絶妙で、いつも惹きつけられちゃいます。EMT~!
「(アーチ)お兄ちゃん」呼びに萌えたのはここだけの秘密だ。
ジュースとフォルトナ(完全に夫婦)の団欒はエミリアと視聴者が切望した光景ですが、現実のバッドエンドとあまりに真逆で辛い気持ちもこみ上げてくるのが正直なところ。
目にゴミが入ってしまうな……。
水面に映った自分の顔を見て「思ったよりフォルトナ母様に似てなくて残念」と言った事については
嫉妬の魔女に瓜二つな自分の容姿が嫌いでまともに鏡を見ていなかった
というコメントを頂いていたおかげで、違和感なく受け入れることができ。情報ありがとうございました!
墓所から出たエミリアを迎えたのはラム…に代わってアーラム村の村人たちでした。
先週、スバルと話していた件やオットーが通した話はコレだったようですね。
聖域を出るためにエミリア様を待っているんじゃない、エミリア様を待っているんだよ、だと受け取っていいのでしょうか。
「何も聞かされていない体」のすっとぼけもいい感じにキマってました笑
村人Aの「領主さまは瀕4でしたよ!」は地味にディスってるような気がしなくもないですが
ロズワールでさえ重傷を負った試練にエミリアが挑み続けている、その事実がエミリアの株を上げるのに一役買ってる事が分かります。
「約束守ってお前が4ぬなら約束破ってお前が生きててくれる方がいい!」
このスバルも格好良かったですね!
思わず噴き出したのはガーフィールがエルザの顔面を壁に押し付けてゴリゴリしていたシーン(容赦ねぇ!)と、優先順位が女子供老人、男、オットーでした。オットーの扱い。
気の抜けない状況が続きますがこういう笑いが挟まれると心が軽くなって助かります。
ベア子もアホの子じゃないので冷静になればスバルの言葉の意味に気付いてくれるかもしれません。
今回のやり取りを経て逆に吹っ切れてくれるんじゃないかな、と思ったり…、楽観視しすぎですかね。
一点、気になっていたラム&パックVSロズワール戦がダイジェスト風になっているのが惜しいなと思いつつ(原作通りだったらすみません汗)
決着がつくころにはまた見せ場があると思うので期待しております!
また48話でお会いしましょう。
リゼロを正しく楽しむためにも、重大な解釈違いなどありましたらコメント欄よりご指摘いただけると嬉しいです。※ただし、ネタバレに繋がる内容や初見考察の面白さが薄れてしまうようなコメントはNGでお願いします。
▼リゼロの記事はこちらにまとめてあります!
最新情報をお届けします
Twitter で2017春夏秋冬アニメ考察・解説ブログをフォローしよう!
Follow @anideep11
コメント
ギルティラウは氷結の絆に別個体が登場してます
黒蛇が残した体液に飲み込まれた奴です
1期の11話での回想で幼いラムが倒した魔獣もギルティラウです
ガーフィールが「今一歩のギルティラウ」なる慣用句を使った事があります
メィリイから「忠実だけど、すぐにカッとなるのが玉に瑕なのよね」と酷評されてます
作者自ら「ギルティラウさんが何をしたというのだ……。」とネタにしています
そんなギルティラウさんですが、原作のWeb版のIFルート『ゼロカラアヤマツイセカイセイカツ』では大活躍しています
このルートのスバルは闇落ちしてエルザやメィリィと仲間になってるので、ギルティラウはパトラッシュ枠です
また原作の書籍版において、なんとギルティラウ視点のシーンがあり、主であるメィリイに対する忠誠心の高さが描かれました
ちなみに周りの蝙蝠みたいな魔獣を食い56してたのは魔獣除けに怯えて主の命令を全うできない不甲斐なさに怒ったからです
これらの事から、ギルティラウさんは原作ファンから色々な意味で愛されています
コメントと情報ありがとうございます。
言われてみれば氷結の絆にもギルティラウが登場していましたね!
失念しておりました汗
ガーフィール、メィリイ、作者さん発言からカッとなったギルティラウの敗北フラグが立ちまくっておりますが…笑
パトラッシュ枠とは、興味深いです。
>主であるメィリイに対する忠誠心の高さ
>ちなみに周りの蝙蝠みたいな魔獣を食い56してたのは魔獣除けに怯えて主の命令を全うできない不甲斐なさに怒ったから
映像では把握しきれなかったのでそんなことがあったのか!と思いました。
思っていたより知性的な魔獣のようですね。
スバルたちとの戦いの行方が楽しみです!
ギルティラウさんはOVA氷結の絆にも出てきましたよね
出たとたん黒蛇の毒に飲み込まれて退場してましたがwww
円盤特典になりますが、全盛期のラムの初陣で瞬サツされてますし、エルザとメィリィが初めて会った時にもエルザに瞬サツされてますwww
過去の円盤特典のうち3/5はギルティラウさんが瞬サツされてる…
しかし、それも相手が悪かっただけ、
魔法が使えなくなったスバルとゾッダ虫という援軍の無いオットーはどうするかwww
あ、オットー魔獣に食べられてなくて良かったですねwww
フォルトナとジュースが夫婦…
一体どこのアインクラッドなのか…
コメントとネタバレ配慮の情報ありがとうございます。
氷結の絆に登場したギルティラウの存在を失念しておりました汗
言い方悪いですがあまり印象に残って無かったです、すみません…。
しかし特典で瞬サツされまくるってどういう事なの…。
敵がラムエルザだったらしょうがないだろうなという気持ちもありますが。
こうしてみるとスバルとオットーは絶体絶命ですね。
ギルティラウにとってはチャンスなのかな。
>オットー魔獣に食べられてなくて良かったですねwww
優先順位で最下位になってたけど笑
4んでなくてよかったです。
>一体どこのアインクラッドなのか…
キリトさんとアスナァ!中の人同じじゃないですか!(今気づいた)
ロズワールはルグニカ王国で最強の魔法使いなのはアーラム村の村民も知ってるので、
ロズワールが試練を受けようとしてボロボロになった時は村人たちは本気で驚きました
ちなみにロズワールは自分が試練を受けられない事もボロボロになる事もわかってました
自分がボロボロになるような試練をクリアすれば村人たちの信頼と尊敬を得られるという計算です
ロズワールの算段では過去に捕われたエミリアは試練を超えられないのでスバルに試練をクリアさせる予定でした
もし試練を受けることが出来たらエキドナに会えるかもしれないという淡い期待もありましたが、叡智の書には、ここで再会できるとは記されてなかったので、ダメだろうとは思ってました
ネタバレ配慮のコメントと情報ありがとうございます。
ロズワールが瀕4になるほどの試練に挑み乗り越えている、というだけで箔が付きますね。
スバルがエミリアに代わったのは想定外だったと…。
>叡智の書には、ここで再会できるとは記されてなかったので、ダメだろうとは思ってました
にもかかわらず期待を捨てきれないのが、400年の恋を引きずるロズワールらしいと思いました。
エキドナに会えたスバルがさぞ羨ましかったでしょうね…。
エミリアの「思ったよりフォルトナ母様に…」のくだりは、嫌いと言うよりは恐ろしいに近い感情に起因するもので、パックは親心から意識的にエミリアにエミリア自身の姿を見せないようにしていました。エミリアの身嗜みをパックが受け持つ契約もその為。そこから、「私ってホントに、どれだけたくさんの人に守られてたんだろう」のセリフに繋がっていきます。こう言う細かい描写って、原作だとわかりやすいのですが、アニメだと早すぎてわからないですよね。ほんとにリゼロ好きな全員に原作読んでほしいです。。
コメントと情報ありがとうございます。
嫌いというより恐ろしいに近い感情、という事でエミリアのトラウマがとても深いものだと再認識しました。
パックがそんな配慮をしていたとは…。
エミリアの身だしなみについてもそういう理由があったのですね。ただの過保護だと勘違いしていました汗
色んな人に守られていたことに気付けたのはエミリアが強く成長した証だと思います。
>細かい描写って、原作だとわかりやすいのですが、アニメだと早すぎてわからない
文字と映像、どちらも良い点、惜しい点は出てきますね汗
またラノベや漫画だと自分のペースで咀嚼しながら読み進められますが、アニメは自動で進んでいきますので…
私自身の読解力の無さも悔やまれます汗
頂いた情報を踏まえると一つ一つのシーンの重みが増したような気がします!
ありがとうございました。
>村人Aの「領主さまは瀕4でしたよ!」は地味にディスってるような気がしなくもないですが
あれは純粋にエミリアを心配してただけです
「領主さまが瀕4になった程の事に挑んだエミリア」を心配する言葉です
ロズワールは領地に善政を敷いてるので、あれでも領民に慕われてます
幼いペトラがロズワール邸の使用人になる事をペトラの両親が許してくれたのもロズワールが信頼されてるからです
エルザやペテルギウスの一件を村人たちに暴露したい衝動にかられますが、
ロズワールが領民から王宮からも信頼されてるからこそ、
嫉妬の魔女と瓜二つのハーフエルフという、王選において、あまりに大きすぎるハンデを抱えたエミリアの推薦者&後ろ盾が務まるんです
コメントと情報ありがとうございます!
ロズワールがディスられていなくて安心しました汗
私の勘違いと認識不足もあったようです。
領民とロズワールの間には、確かな信頼関係があるのですね。
>幼いペトラがロズワール邸の使用人になる事をペトラの両親が許してくれたのもロズワールが信頼されてるから
今まで気づきませんでしたが大切な我が子を預ける事自体が、ロズワールへの信頼を間接的に現していたのですね…。
>領民から王宮からも信頼されてる
エミリアを推薦することでロズワールの立場も危うくなるのではと思っていましたが成程…。
2期に入って「ロズワール=エキドナ愛」のイメージが強くなり過ぎていたかもしれません。
客観的なロズワール情報、ありがたいです!
エキドナは他人の感情を理解できない致命的な欠陥がありますが、
別に感情が無いわけではないです
エキドナは少なくとも、サテラとパンドラ以外の5人の大罪魔女の事は「友人」だと思ってます
彼女たちの魂を魔女のお茶室に補完してたのも純粋な友情からです
まあ、そんな大事な友人ですら己の知的好奇心のためなら利用する女でもありますが
原作でエキドナはエミリアが嫌いな理由に嫉妬の魔女サテラに似てる事を挙げてるので、
エミリアとサテラを混同してる事はありません
そもそもエキドナは試練を受けたスバルやエミリアの記憶を持ってますしね
もっと言うならエキドナがロズワールに預けた叡智の書の写本にはエミリアを王にするように記してあったはずです
(もっともロズワールがエミリアを壊してスバルに依存させることを企んでた事からも、エミリアに対する善意は皆無だったのが察せられます)
エキドナは何だかんだでスバルに特別な感情を持ってるのでスバルに想われてるエミリアへの嫉妬は確実にあるでしょうね
ただ、この試練のタイミングで涙を流し恨み言を漏らしたのは単純にスバル関連の嫉妬とは考えにくいですね
エキドナの過去は原作でも明らかになってない部分が多いです
どんな幼少期を過ごしたのか、いつ魔女因子を取り込んで強欲の魔女となったのかも不明です
ただエキドナは過去にジュースと友好的に交流してた事が描かれています
少なくとも当時のエキドナはジュースが友好的に接するだけの人物だったという事になります
また大罪魔女は歪んではいるものの、自分なりの「善意」で行動してる者が多いように思えます
アニメで明らかになってるだけでも、
食糧問題の解決のために魔獣を生み出した暴食の魔女ダフネ
全ての罪人を等しく裁こうとした傲慢の魔女テュフォン
世界の寿命を縮めようとも目の前の人間を殴り癒やす憤怒の魔女ミネルヴァ
同じように、エキドナにも、かつては「善意」で行動してた時期があったのかもしれません
(もちろん魔女流の歪んだ善意だった可能性は高いですが)
コメントありがとうございます。
勘違いしていた点もあったようで、訂正情報頂きありがたいです。
>サテラとパンドラ以外の5人の大罪魔女の事は「友人」だと思ってます
そうだったんですね!
しかし知的好奇心のためなら友人をも利用するという。
この辺りが「魔女らしさ」になりますかね。
嫉妬の魔女やスバルの事を抜きにしてもエミリアに対する「憎い」気持ちが残る、という事はエミリアの性格や現在の状況に関連した発言だったのかなと思ったり。
>少なくとも当時のエキドナはジュースが友好的に接するだけの人物だった
これだけみるとエキドナはいい人なんじゃないか?と思ってしまいますね…。
>大罪魔女は歪んではいるものの、自分なりの「善意」で行動してる者が多いように思えます
自分にとっての善意が他人にとっても善意なのかどうか難しい所で、色々と考えさせられますね。
アニメではカットされましたが、エキドナは第一の試練を乗り越えたエミリアの、
「傲慢で、身勝手で、偽善の押し売り」なところは「母親そっくり」と評してます
つまりエキドナはエミリアの母親を知ってます
しかも「エミリアに対して感情的になるのは母親の事が無関係じゃない」とも語ってます
ストレートに考えるとエミリアの母親はサテラと考えると辻褄が合います
エキドナもパンドラもエミリアを「魔女の娘」と呼んでますし、
エミリアとサテラは容姿が瓜二つですから
しかしサテラは400年前に封印されており、114歳のエミリアの母親は時系列的に無理があるという問題があります
コメントと情報ありがとうございます!
アニメでカットされてしまったセリフがとても興味深いですね。
エミリアの母親はサテラ、やエミリア=サテラ説があるようですが名無しさんの仰る通り時系列的に無理が生じてしまいますよね…。
整合性を持たせるカラクリがあるのかもしれませんがアニメ組としてそれが何なのか予想するのは難しく汗
エミリアの母親が誰なのか、何者なのか、本当に気になります…。
明かされるとしたら本作の終盤なのかなと。
エミリアがサテラの娘で、エキドナはサテラの娘のエミリアが周りから祝福されてる事に嫉妬してるという説があります
しかしサテラはハーフエルフで、エミリアも聖域の結界が反応したので間違いなくハーフエルフのはずです
となると、エミリアがサテラの娘の場合、サテラの夫は純粋なエルフの可能性が高くなります
ハーフエルフや人間が夫なら、娘のエミリアのエルフの血はもっと薄れ、ガーフィールのように結界を越えられたはずです
しかし、サテラは恋慕し執着してるのは人間のスバルです
ならサテラに夫がいるとしたら、人間の可能性が高いはず・・・・・・
またエミリアの父親候補としてはパックの存在もあります
パックはエミリアの父親だった人間がエキドナによって精霊化した、もしくはエミリアの父の記憶を持った人工精霊という説がファンの間で囁かれています
パックのエミリアに対する愛情は周知の通りだし、氷結の絆では「この子(エミリア)は祝福されて生まれたんだ!」と叫び、エミリアが死んで暴走したループでハッキリとエミリアを「我が娘」と呼んでいます
もしパックがエミリアの父親だとしたら、彼を精霊にした、もしくはその記憶を精霊に与えたエキドナの胸の内にあった感情は何だったのか・・・・・・
ネタバレ配慮のコメントと情報ありがとうございます。
今回の試練や結界の条件によってエミリアの実親候補が絞られたような気がします。
しかし特定するには至らず汗
エミリアの母がサテラなら、その夫は純血のエルフ、だけどサテラが執着しているのは人間のスバルで、そうなると矛盾が生じる…
じゃあエミリアの母はサテラじゃないのかも、と思いましたがエキドナがサテラとエミリアにだけ見せる態度に意味が無いとは思えませんし…
う~ん、難しいです汗
エミリアの父親候補がパックなのは私も納得です!
しかし精霊になってからのパックとそれ以前のパックは外見や種族が全く異なるのかもしれませんね…。
少なくともエキドナはパック(エミリア父、パックが持つ記憶の本来の持ち主)に対して悪い感情を抱いているわけではないのかなと思ったり。
リゼロは謎を抱えたキャラクターが多くて、そのぶん考察も広がりますが予想が難しいですね