こんにちは!Re:ゼロ2期男性視点による考察担当のタカシです!
第3話(28話)「待ちかねた再会」も、色んな考察要素がいっぱいありました。
まずは先に今回の考察ポイントから
- 6人の魔女と嫉妬の魔女は敵対していた?
- エキドナはスバルに何を望む?
- 聖域あらため、魔女(エキドナ)の墓所が存在する意味
- ロズワールが「強欲」に反応した理由
- ガーフィールが試練を受けられないのはなぜ?
などでしょうか!?
書くことが多くなりすぎないように気をつけつつ、今回は作者の長月達平さんのツイートも引用しながら解説していきます!
長月さんは、放送中にツイートして、一緒にアニメを見るって面白い取り組みをされています。中には意味深なツイートもあって考察が深まりますので、取り入れてみようかと。
それでは今回もよろしくお願いします!
原作ファンの方は初見勢の考察にニヤニヤしながら読んで頂ければと思います。
※コメント欄でのネタバレも厳禁でお願いします!
当サイトでは、男女2人のライターが各々リゼロ2期の記事を書いています。
是非、それぞれの思考の違いをお楽しみ下さい!
女性視点担当の坂田さんの記事は、当記事の最後に貼ってあるリンクから読むことができます。
目次
エキドナの墓所、それが聖域だった
6人の魔女と嫉妬の魔女
- 暴食の魔女ダフネ
飢餓から世界を救うために天命と異なる獣を産みだした
- 色欲の魔女カーミラ
世界を愛で満たそうと人あらざるモノ達に感情を与えた
- 憤怒の魔女ミネルバ
争いに満ちた世界を嘆きながら、あらゆる人たちを殴り癒やした
- 怠惰の魔女セクメト
安らぎをもたらす。それだけのために大瀑布の彼方に龍を追いやった
- 傲慢の魔女テュホン
幼さゆえの無邪気と無慈悲で、とが人を裁きつづけた
- 強欲の魔女エキドナ
ありとあらゆる英知を求めてタヒ後の世界にすら未練を残した知識欲の権化
- 嫉妬の魔女「彼女」
すべての魔女を滅ぼし、自らの糧として世界を敵にまわした忌むべき存在
放送の中でエキドナの言ったセリフをひっぱってきました。こうして文字にして眺めてみると、あれ?魔女って悪いやつじゃないの?って、僕のような超絶素直な人間なら思ってしまいます。
悪いと思われているのは嫉妬の魔女だけで、他の6人の魔女は人間にとっていいことをしようとしていませんかね。
人間の6大欲求とはまた違いますが、食べる、愛、怒り、休む、強さ、知識、そして人にとってある意味もっともやっかいな感情である「嫉妬」。
魔女の肩書きというのは、人を構成する「力の強い感情」を司った存在という感じでしょうか。
あくまでエキドナからの話ですから、まだ良い悪いの判断は完全にはできませんが。
仮に嫉妬の魔女による個人的な暴走だとして、エキドナ達は本来忌むべき存在じゃなく純粋に良いやつだったとしたら、
純粋にエキドナめっちゃ可愛いやん
ってなる。
なんですかあのスバルに会話を断られたときの反応。
超可愛いっす。
エキドナとスバル
世界の真実よりもエミリア。いかにもスバルらしいですね。
エキドナの狙いはなんだったのか?勝手に味方ルートと敵ルートで考えてみました。
エキドナ味方ルート
エキドナ達6人の魔女は悪いやつじゃないケース。
「魔女」って呼び方に悪意があるだけで「魔法を使える女の子」って言えば、魔法少女的で可愛いじゃないですか。
もともとこの6人+嫉妬の魔女はそういう、人よりも魔力の優れた女の子達だった。
でも嫉妬の魔女の暴走で、人々から恐れられて今に至る。
というか、エキドナの話だと6人の魔女は嫉妬の魔女にやられている様子なので、ほぼ嫉妬の魔女の評判がそのまんま魔女全体の評判になっているだけのような気もします。
そうなると、エキドナの狙いは嫉妬の魔女に復讐的な何かのために、スバルを使っていると考えられるかなと。
エキドナ敵ルート
エキドナ達魔女は全員繋がっていて、嫉妬の魔女にやられたことも含め全部ウソ。
スバルを使って、世界を自分たちのものにする的な目標を達成するために動いているとしたら敵かなと。
ちょっと理由が単純すぎるのですが、敵だった場合に魔女の目的がぼんやりしすぎてて、あんまりしっくりきません。
あるとするなら聖域のことを墓所と言っていますが、実は封印されているだけで縛り付けられているこの場所からの解放を狙っているなどでしょうか。
魔女因子とお茶(別名ドナ茶)
エキドナの体液ということから別名ドナ茶と言われているそうですね。
ちなみに体液は「ドナ茶」と呼ばれていますが、アニメ1期のとき、キュアメイドカフェさんがコラボメニューでドナ茶おいててくれたのはマジでビックリしましたね。
カバー範囲が広い。#rezeroneko— 鼠色猫/長月達平 (@nezumiironyanko) July 22, 2020
お茶という媒体を使って、スバルに強欲の魔女因子の一部を与えたのではないかと思っています。
もともとあった怠惰の魔女因子に働きかけられるようになり、ますますスバルは魔女達の思い通りになっていく…?
メイザース家とエキドナの繋がり
聖域というのは、ロズワール達メイザース家が勝手にそう読んでいるだけで、正確にはエキドナのタヒんだ魂をとどめる精神墓地だったわけです。
それをエキドナが自分で聖域と呼んでいるのは、そう呼ばれていることに合わせているだけのようにも思います。
「自分を奉る人間達が、墓所を聖域なんて言い方してる、面白いからそのままにしとこー」みたいな。
自分の見立てですが、メイザース家に限らず、世界にはそれぞれの魔女を奉る家系が存在していてその家の人たちは魔女の真実を知っている。
共通の目的は、自分たちの魔女(多分この人達にとっては女神?だから聖域という言い方をする)をこの世に蘇らせることなのかなと。
ちなみにちょっと話は変わって「魔女教」について思ったことを少し話すと、本物の6人の魔女とは実は関係のない団体と思っています。
メイザース家のような正規の魔女を奉る家系とは違い、世の中に一定数いる変わった人たちが、世間が認知する悪い魔女を崇めているだけの危険集団の集まりかなって。
じゃあ、あのペテルギウスの力や福音書みたいなものは誰が与えているの?ということになるのですが、それは全部、嫉妬の魔女のせいじゃないでしょうか。
嫉妬の魔女が、世間の評判を下げるために魔女教というモノをつくり他の6人の魔女の肩書きを使っている。
おそらく嫉妬の魔女は、6人の魔女をコ口したさいに6つの魔女因子を手に入れた。
そしてそれらを使い、悪さをしているという構造です。
なんとなく筋は通っていると思うのですがどうでしょうかね。
ロズワールはなぜ「強欲」という呼び方を否定しエキドナと呼ばせた?
ここまで考察してきたことと繋がるのですが、6人の魔女の真実を知っているメイザース家たちはエキドナ本人を信仰している節があります。
だから肩書きなんてのは世間の後付けであって、何も知らない人間に「強欲」と呼ばれることを嫌っているのではないかというのが僕の考えです。
ちなみにエキドナも自分で強欲とか言ってるじゃん、となるのですが、賢い人たちは会話をするときに相手に伝わる話し方をするのと、合理的に考えて説明するのが手間だから、という理由で単にあわせて使っているだけでは?と思っています。(けっこうリアルな人間心理的考察)
聖域の存在意義
混血種を受け入れる構造の理由は、魔女たちのせいでとばっちりの迫害を受けることになってしまった亜人族たちを守るための場所だからじゃないかと。墓所だけど。
エミリアのようなハーフエルフや、牙が特徴的なガーフィール達など、それぞれ何らか普通とは違う特徴をもっている人種たちの「聖域」ですね。
ただ、今まではロズワール達はここを自由に行き来していたようですが、急に軟禁状態になってしまったようですが、それはなぜか?
タイミング敵には王選が始まったことと関係しているのか、それとも魔女たちの仕業か、はたまたその両方かもしれません。
個人的に可能性が一番高いと思っているのは、エキドナがスバルに試練を受けさそうとしていたからだと思っています。
多分、聖域はエキドナの思い通りの場所だから、エキドナが何らかの理由でロズワール達を留めていたのかなと。
Re:ゼロから始める異世界生活2期 3話(28話)感想
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
6人の魔女が紹介されたり、メイザース家が魔女に仕えていた家系であったりなど、2期はかなり魔女側の話が続きますね。
新たな可能性として、魔女の中での抗争や、実は魔女というのは嫉妬の魔女のせいで悪いイメージがついてしまったのではないか?など、リゼロ界の常識になっていることの理由が少し見えはじめてきた気がします。
というか、今のところフレデリカが、ガーフィールに気をつけろと忠告していた意味が見えてこないんですよね。
性格はめんどくさいですがいいやつっぽいし…。
とにかく毎回面白要素がありすぎですね!
次回は過去を振り返る試練からスタート。
1期でもなかった、スバルの転成前のリアルな生活に戻るという予期せぬ展開に!
次も楽しみです!それではまた!
タカシ
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コメント
一番最後の原作者のツイートですがあれはボロボロのロズワールに対してのツイートだと思われます。
ロズワールの怪我は試練に拒絶されたため→本当はガーフィール自身がロズワールを直接痛めつけたかった、と
名無しさん、コメントありがとうございます!
めっちゃ恥ずかしいのですが、アニメ放送最後のガーフィールのセリフ「やれんならやってんだよ」と勘違いしていました。
ちゃんと読んだら全然違うのに(笑)
訂正しておきます!ご指摘ありがとうございます。
福音書を生み出してるのが嫉妬の魔女なら、ペテルギウスと嫉妬の魔女に死に戻りを与えられたと思われるスバルが戦う結果になった事が矛盾すると思いますが
ペテルギウスの言うようにスバルが本当に傲慢の大罪司教になる予定だった可能性もありますが
ちなみに6人の魔女が嫉妬の魔女に食われたのは1期でベアトリスも語っています
世界の半分を飲み込みかけた最悪の災厄であり英雄と竜と賢者に倒された
それが嫉妬の魔女の伝説です
名無しさん、コメント&1期の補完をありがとうございます!
福音書って魔女それぞれに存在しているものでしたっけ?ペテルギウスが持っていたのは怠惰の福音書とか。
福音書っていわゆる言語録で、教祖の行動や信者にとってありがたい言語を記している書ということは、魔女それぞれの福音書がある?それとも魔女教の大罪司教が持っている福音書は全部内容は統一されたものなのかな…。
ちょっと記憶の甘いところは1期を見直してみます!
ありがとうございます!
聖域の結界から出れないのは今も混血だけですよ
ガーフィールの台詞をよく聞き直してみてください
村人たちは結界の外に出れるのに邪魔をしてるのがガーフィールです
そして試練を突破して聖域の結界を解けと要求してるんです
スバルたちもエミリアは結界の外に出れないので選択の余地がありません
名無しさん、コメントありがとうございます!
もう一回28話の18:00以降をガーフィールがエミリアに試練に受けろと要求するシーンを見直しました。
普通の奴らには関係ない結界と言っていますね。その後、混血じゃないやつが試練を受けると…というのはロズワールみたいになるよ。とそういうことですね。
話聞いていて、聖域は元々自由に行き来できる場所だったのが、今このタイミングで閉じ込められたと思っていました。
ご指摘ありがとうございます!
セリフは大切に聞きます。次回以降もよろしくお願いします!