皆々様こんにちは。
『キャロル&チューズデイ』担当のgatoです。
前回火星最大の規模のフェス「サイドニア・フェス」に出演したものの、ほろ苦い結果に終わったキャロルとチューズデイ。
しかしそこでくじけることなく、二人は次のイベントに挑戦します。
次なるイベントは火星最大のオーディション番組「マーズ・ブライテスト」。
くせ者揃いのチャレンジャーが集まる「マーズ・ブライテスト」でキャロルとチューズデイはチャンスを掴みとれるのか。
さらにキャロルの過去の一端が明かされるようです。
一体どんなエピソードだったのか、早速振り返っていきましょう。
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チャンスを掴め!マーズ・ブライテスト

©ボンズ・渡辺信一郎/キャロル&チューズデイ製作委員会
今回の舞台は火星で人気のオーディンション番組「マーズ・ブライテスト」。
優勝すれば一躍ヒットチャートの上位に躍り出るという、なかなか権威のある番組だそうです。
今回のキャロルとチューズデイはマーズ・ブライテストに参加し、優勝して一気に知名度を上げるという戦略に打って出るみたいです。
地方予選に出演した結果、キャロルとチューズデイはあっさり本選へ進出。
早速マスコミから注目される存在になりました。
いやーつくづくラッキーだなこの二人は(笑)。
次なる舞台のマーズ・ブライテストですが、恐らくモデルはアメリカやイギリスで人気のオーディション番組「アメリカズ・ゴット・タレント」や「ブリテンズ・ゴット・タレント」でしょう。
過去にポール・ポッツやスーザン・ボイル、ビアンカ・ライアンを輩出しており、一時期は日本でも有名になった番組です。
この手のオーディション番組というと素人が歌を競い合うイメージがありますが、実際はダンサーやコメディアンなど、様々な芸を持つ人が出演しています。
当然中には変な一発芸を持ち込む人も…。
だから作中で描写された個性が強すぎる出演者はあながち間違いではないんですよね。
でもさりげなくイデアが出てきたのには笑ったな(笑)。
あいつ懲りずにまたやっているのか…。
あそこまでたくましいと逆に応援したくなりますね(笑)。
一方、さりげなく登場した新キャラのピョートル。
どうやらSNSの有名人(インフルエンサー的な?)らしいですが、今後何かしらの形でキャロルとチューズデイと絡んでいくのでしょうかね?
次の本選が楽しみです。
過去を明かし合うキャロルとチューズデイ

©ボンズ・渡辺信一郎/キャロル&チューズデイ製作委員会
今回はキャロルとチューズデイがお互いの過去や秘密を明かし合う場面がありました。
キャロルは地球からの難民+両親がいない孤児、おまけに教会に捨てられていたという過去を明かします。
キャロルの過去は前々から語られていましたが、改めてみるとハードですね…。
おまけに教会に捨てられていたという事実も発覚。
両親が他界したのではなく、捨て子だったんですね…。
ただ、こうなると両親が気になることです。
そしてチューズデイは母親や兄のことに加え、父親の記憶がないという事実を告げます。
確かにチューズデイの父親はここまで一度も語られていないですね。
ヴァレリーが離婚したということですが、この理由も気になるところです。
だけど政治家のヴァレリーにとってはあまり触れられたくないスキャンダルだったり…。
また、チューズデイは「学校に行けなくなった」という発言もしています。
あの口ぶりだと、どうやらチューズデイは不登校児だったようですね。
でもチューズデイが不登校児…っていうのはちょっと意外です。
優秀な兄に比べられてしんどくなったのか、いじめられていたのか…この辺りも注目ですね。
それにしてもチューズデイがキャロルに秘密を語ろうとした理由は微笑ましかった…。
家出中であることを気にしてカメラの前で正体を隠そうと必死になる自分に対して、辛い過去のはずなのに堂々としているキャロルを見て反省する…。
今回はチューズデイの素直さがとてもよく描かれていたと思います。
スポンサーリンクダリアとの関係に悩むアンジェラ

©ボンズ・渡辺信一郎/キャロル&チューズデイ製作委員会
どちらかというヒール感が強いアンジェラですが、今回はダリアとの微妙な関係が描かれました。
どうやらダリアが起こした過去の傷害事件は何かしらの薬の副作用が絡んでいたようです。
「現在は安定している」という台詞からすると、ダリアは何かしらの症状を抑えるための薬を、それも非常に副作用が強い薬を服用していたようです。
過去のタオとのやり取りを思い返すと、やはりアンドロギュヌス(両性具有者)に関係する薬である可能性が高いでしょう。
ホルモンバランスを整えるとか、そういう感じの薬だと思います。
また、ダリアはアンジェラと同居することを望んでいるようですが、アンジェラはそれを拒んでいる模様。
その理由は画像にあるダリアとアンジェラの写真に表れているようです。
写真に写っているのは子供の頃のアンジェラと、「父親」だったころのダリア。
どうやらアンジェラはあの頃を思い出してしまうから、同居を拒んでいるのでしょうね。
まぁアンジェラからしたら、戻れない過去を突きつけられている感じがするんでしょうね…。
ここで思ったのが、「ダリアはなぜ『母親』であることを選んだのか」ということです。
写真を見る限り、ダリアは元々父親だったようですが、現在は過剰なまでに「母親」として振舞っています。
アンドロギュヌスだからこそ出来ることなのかもしれませんが、だとしても「母親」にこだわる理由がちょっと気になるところです。
アンジェラはこれまで子役として大成しながらも、ブームが過ぎてからは不遇の日々を送ってきたことが示唆されていますが、この辺りが絡んでいそうな予感がしますね。
また、今回は触れられませんでしたが、アンジェラも母親について語られていません。
母親が不在であることも、アンジェラとダリアの関係に影を落としている可能性が高そうですね。
そうでなければ、元々父親だったダリアが母親にこだわることはないでしょうし。
キャロルとチューズデイとアンジェラの共通点

©ボンズ・渡辺信一郎/キャロル&チューズデイ製作委員会
今回見ていて思ったのが、キャロルとチューズデイとアンジェラには共通点があるということです。
それは3人とも「家族の誰かが不在である」ということ。
キャロルは両親が、チューズデイは父親が、そしてアンジェラは母親と、特異な形で父親が不在になっています。
理由はまだ定かではありませんが、いずれも家族の誰かがおらず、そしてその不在が恐らく彼女達の精神に影響を及ぼしているということです。
今まで音楽やAIばかりに注目してきましたが、この「家族」に関する問題系も、今作において重要なトピックになるのかもしれませんね。
スポンサーリンク『キャロル&チューズデイ』7話感想

©ボンズ・渡辺信一郎/キャロル&チューズデイ製作委員会
キャロルやチューズデイ、アンジェラの辛い過去の片鱗が垣間見えた第7話でした。
てっきりマーズ・ブライテストがメインになるのかと思っていたので、ちょっと意外な展開でビックリしました。
三人がそれぞれ抱えている問題がこの先どんな変化を迎えるのか…。
色々シビアな問題が新たに出てきそうでちょっと怖いですけど、気になりますね(笑)。
いやー今回唯一ほっこりしたのはガスのクズっぷりが描かれたところですかね(笑)。
キャロルとチューズデイのなけなしの金を早速ドッグレースに費やすとは…。
ダメ親父っぷりが逆に安心した(笑)。
さて、次回はマーズ・ブライテスト本選。
続々と現れる強敵にキャロルとチューズデイはどう立ち向かうか…。
さらにアンジェラとはどのような形で出会うのか?
色々と注目です。
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コメント
こんにちは ひろです。
オーデション番組の予選を突破し、次回 本選では、今後のライバルになるであろうアンジェラと対峙することになるのでしょうね。歌についても、人間が作った歌とAIがつくった歌の対比がされることになるのかもしれません。
そろそろチューズデーの家族(母親あたり)が動いて大騒ぎになる展開を予想しています。
次回もよろしくお願いします。
ひろさんコメントありがとうございます!
>オーデション番組の予選を突破し、次回 本選では、今後のライバルになるであろうアンジェラと対峙することになるのでしょうね。
その展開になることは間違いないでしょうね!
アンジェラはあんな性格だから、絶対キャロルとチューズデイとは馬が合わないだろうな(笑)
>歌についても、人間が作った歌とAIがつくった歌の対比がされることになるのかもしれません。
人間が作った歌とAIが作った歌の対比は今の所がっつりやられていなかったので、マーズ・ブライテストで本格的にやるでしょうね。
AIが作った音楽が隆盛を極める中、人間が作った歌はどんな立ち位置になるのか、どんな在り方なのか…。
この点には注目したいところです。
>そろそろチューズデーの家族(母親あたり)が動いて大騒ぎになる展開を予想しています。
チューズデイが覚悟を決めて顔を晒している以上、ヴァレリーの目につくことは避けられないでしょう。
個人的にはヴァレリーが自分の選挙に利用しそうな予感がします(笑)。
いずれにせよ、ヴァレリーの介入は絶対ロクなことにならないでしょうが…。
そんな時にスペンサーがどう立ち回るかに期待したいですね。