皆々様こんにちは。
『イド:インヴェイデッド』(以下『ID』)担当のgatoです。
前回は秋人と因縁のある連続サツ人鬼“タイマン”こと勝山伝心とジョンウォーカーの関係が発見されたことに端を発し、秋人のイドに本堂町(ほんどうまち)が聖井戸御代(ひじりいどみよ)として潜入。
そんな中、タイマンの被害者であるはずの飛鳥井木記(あすかいきき)の痕跡が秋人のイド内で発見されたり、百貴(ももき)がジョンウォーカーとして逮捕され、おまけに彼の家からミヅハノメの開発者である白駒二四男(しらこまにしお)の白骨が発見されるなど、怒涛の急展開が目白押し。
一気に物語が急展開してきましたが、一体どうなることやら…。
早速第8話を振り返っていきましょう!
スポンサーリンク百貴の砂漠
今回の舞台は前回突然逮捕された百貴のイド。
井戸端スタッフのまとめ役だった百貴ですが、そのイドは意外にも荒涼とした砂漠でした。
色々苦労人の感じがする百貴のイドがあんな砂漠っていうのはちょっと予想外だったな…。
以前出てきた本堂町のイドにちょっと似ている感じがしますが、彼女の場合は思念粒子が検出されたタイミングが自ら頭に穴を空けて絶命寸前だったからあの荒野だったと考えられます。
このことを踏まえると、あのイドは百貴が常にあの砂漠のような荒涼とした心境でいることを示しているのかもしれません。
もしそうだとしたら、百貴のその心境の原因となっているのは秋人のことはもちろん、白駒や飛鳥井が大きく関わってくる可能性が高そうですね。
もしかしたら、秋人がタイマンの命を奪った際に白駒や飛鳥井と色々あったのかもしれません。
百貴の時間が止まっていたのも、その出来事で彼の心が止まっていたことのメタの可能性もありますしね。
そういえば、結局かえるちゃんの状態の理由や酒井戸と穴井戸が見つけた埋まっていた人物の正体はわからないままでしたね。
かえるちゃんの様子を見る限り、彼女はそれなりに暴行を受けたうえであのようになってしまったのでしょうけど、その状態をそのまま解釈するなら百貴のイドには何らかの事件が関わっている予感がします。
そして埋まっていた人物の正体。
これまでのパターンを見ると、イドの主である百貴本人の可能性が高そうですが、他にも色々候補はあります。
まず富久田の指摘を拾うなら、名探偵が二人いることで二人になったかえるちゃん。
「埋まっていた」という状況が当てはまる白駒。
有力候補はこの二人ですが…思いもよらない別の人物もあり得るんだよなぁ…。
あの人物が誰かによって解釈が全然変わるから、早く答えが知りたい(笑)
スポンサーリンク名探偵と名探偵
今回意外だったのは酒井戸と穴井戸こと秋人と富久田(ふくだ)が共同作業をするという展開でした。
まぁ蓋を開けてみたら現実とは打って変わってなかなか愉快なコンビでしたけどね(笑)
一部の女子が喜びそうな息ピッタリ感を見せてくれました(笑)
というか穴井戸の仕草の一々が面白かった(笑)
ただ、この状況を作るうえで富久田が東郷に投げかけた質問がなかなか興味深いものでした。
「名探偵が二人いる状況が世界(イド)にどんな影響を与えるのか」
なるほど、富久田のいうとおりあらゆるミステリー小説において基本的に名探偵は一人だけです。
一つの事件(問い)に対して真実(答え)でなければなりませんし、そうなれば真実を見つけ出す名探偵(回答者)は一人であって然るべきですからね。
無論、複数の名探偵が登場する作品もありますが、基本的には主人公を除く他の名探偵の推理は間違っていたり、あるいは主人公が解き明かす真実に追随するものです。
そのため、基本的にミステリーにおいて事件―真実―名探偵のセットはそれぞれ一つずつ在ることが必然となります。
これを踏まると、名探偵である酒井戸と穴井戸が二人いる事態はイレギュラーなものだといえます。
一つの事件に対して複数の真実が何の矛盾もなく存在してしまったら解決ができなくなりますし、下手すれば問い-答え-回答者で成立するミステリーという物語が破綻しかねません。
今回は不具合はおきませんでしたが、それは酒井戸と違って穴井戸がわりと謎解きに積極的ではなかったという点や、結局事件の解決のための推理があまり行われていなかったことが原因のような気がします。
まぁ裏を返せば本格的に二人が推理を行うととんでもない不具合が発生する余地があるとも解釈できますが…。
ところで、名探偵が複数いるというテーマは舞城王太郎の代表作である『ディスコ探偵水曜日』でも出てきますが、そこではミステリーとセカイ系を接続させるという大胆な試みが行われていました。
これを踏まえると、『ID』でも似たような試みが行われている予感がしますね。
スポンサーリンク飛鳥井木記という女
前回から突如キーパーソンとして急浮上した飛鳥井ですが、今回は彼女の経歴が明らかになりました。
福井県西暁町出身(相変わらずの福井ネタ笑)の彼女は小中学校は不登校でほとんど通えず、高校中退後に両親に捨てられて施設入り。
その後は自ら命を絶とうとして病院に入り、タイマンにさらわれて百貴に助け出されるも入院した病院で再び行方不明…。
色々かわいそうな経歴を持つ彼女ですが、その経歴にはどこかきな臭さが漂っています。
まず飛鳥井が失踪した直前に起こった13人の看護師の集団昏睡事件。
原因は不明ですが、飛鳥井の失踪と重なっていることを踏まえると、明らかに彼女が絡んでいる可能性は高いでしょう。
おまけに飛鳥井の調書や病院のカルテなどはことごとく百貴の手で削除済み。
飛鳥井の行方は知らなかった百貴ですが、少なくとも飛鳥井の知られざる過去を知っており、それが情報の削除につながる重大なことだったと理解したうえで行ったと考えられます。
これは百貴は飛鳥井の秘密を知っており、それを知り得る間柄だったことも示唆しているといえるでしょう。
飛鳥井の情報はまだまだ足りませんが、わざわざ過去の情報を消されていたり、謎の多い事件に関与しているところを見ると、必ずしも真っ当な人間ではない気配がしますね。
むしろ、ジョンウォーカーのように事件の黒幕になるような人物だった可能性も…。
ただ、前回の記事でも記した飛鳥井=かえるちゃんだった場合、それだと彼女のイド内での振る舞いと矛盾する印象がありますね。
イドにおけるかえるちゃんは名探偵にヒントを与える「被害者」という存在であり、どちらかというと味方といえる存在です。
むしろ名探偵に犯人を捕らえさせるために行動している(?)といっても過言ではありません。
そんなかえるちゃん=飛鳥井が事件を起こす側に回っているとは少し考えにくい…。
むしろ飛鳥井は「何かしらの事件に今も巻き込まれている」からこそ、被害者=かえるちゃんという姿で現れているのではないのだろうか…。
うーん、もうちょっと情報がほしい(笑)
ところで、富久田の「名探偵が二人ならかえるちゃんは二人?」という質問ですが、描写だけを拾う限りかえるちゃんはずっと一人でしたね。
ここもちょっと気になるところ。
あの埋まっていた人物がかえるちゃんである可能性は否定できませんが、もしかえるちゃんがずっと一人であるなら、かえるちゃん=飛鳥井は単純な記号ではない可能性が出てきます。
自分のイドなら自分自身が住人として出てくる可能性はありますが、かえるちゃんは他人のイドでずっと一人の存在として出てきている。
つまり酒井戸や穴井戸、聖井戸が会っていたのはかえるちゃんという役割を演じている飛鳥井本人だと推測できるわけです。
だとしたら、飛鳥井はずっと様々な人物のイドの中の彷徨っているということになりますね。
全部罠
ラストで自身のイドに秋人や富久田が入り込んでいると知った百貴はにわかに取り乱したうえ、「全部罠だ」と叫んでいました。
個人的にこれは次回に続く大きな布石だと思っていたり。
あれを聴く限り、百貴は自分のイドに罠が仕掛けられている、あるいは仕掛けられている可能性を知っていたことになります。
だとしたら、百貴は自分のイドが誰かにいじられることを知っていたことにもなるし、その「誰か」が罠を仕掛けてくるような危険人物ってことになるんだですよねぇ…。
うーん、順当に考えると罠を張っているのはジョンウォーカーで、百貴がジョンウォーカーではないということになりますが…。
個人的にその罠が飛鳥井のイドに続くコクピットという点がどうにも引っかかる…。
これだと飛鳥井が罠を張っているという風に解釈できるし、百貴と飛鳥井が対立しているってことにもなり得るんだよなぁ…。
ただ、ジョンウォーカーが飛鳥井を利用して色々仕掛けていると可能性も否めない。
まぁいずれにせよ、ジョンウォーカーと飛鳥井が重大な関わりを持っていそうな気配がムンムンしますね。
スポンサーリンク『イド:インヴェイデッド』第8話感想
酒井戸と穴井戸のコンビが面白かったですね(笑)
小〇を使ったサバイバル術や、どこか和やかなやり取りが微笑ましい(笑)
一方で核心に至る重要な伏線がところどころに貼られていた印象です。
色々推測を巡らせてみましたが、次回どんな形で返ってくるのかが楽しみでもあり、恐ろしくもあり…(笑)
ひとまず次回を待ってみましょう!
▼前回までの記事はこちらから
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コメント
このアニメ面白いですね。舞城さんの作品は読んだことがありませんが、結末が知りたくてウズウズしています。私なりに考えたので、ここに記します。
どんな人の心にも、憎悪や殺意は存在する。
ミズハノメは、他人の潜在意識の中に潜ることができる機能があるだけでなく、殺意を増幅させる装置でもある。
本堂町が凶暴になったのはそのため。おそらく鳴瓢も同様で、犯罪者を自殺に導くようになった。
開発者の白駒は、ミズハノメの殺意増幅に気が付いた。ミズハノメを破壊するため、あるいは開発を中止させることを考えるが、当時のジョン・ウォーカーに殺された。
ジョン・ウォーカーは、殺意という概念が顕在化したもので、後にイドに入った人ほど殺意が強くなり(濃度が濃くなる)、残忍な犯罪者となっていく。人の心だけではなく、殺人を実行できるだけの頭脳と体力を備えた人がジョン・ウォーカーのターゲットとなる。さらに、ジョン・ウォーカーという概念は連鎖を引き起こすため、彼は1人ではない。(ジョン・ウォーカーの)性質が継がれていく。現在のジョン・ウォーカーは飛鳥井。
百貫に助けられた飛鳥井は、飛鳥井を調べるうちに彼女にも犯罪者特有のにおいを感じて調査していたが(昏睡事件など)、行方をくらました。飛鳥井の資料が削除されたことを百貫は知っていたが、あえて公表しなかった。自分のミスが表に出るのを恐れたためか、飛鳥井に特別な感情を抱いていたためか理由は、今のところ不明。百貫のPCからアクセスしたのは飛鳥井。ジョン・ウォーカーの衣装も彼女が仕込んだ。自分がジョン・ウォーカーに仕立てられてたことを知り、飛鳥井が何らか事件に関わってると確信し、自分のイドを「罠だ」と叫んだ。
花火師は、自らのサディスティックな感情をテロという事件により増幅・覚醒させたため、ミズハノメの影響を受けてはいない。
穴あきは、穴を開けることで人間の心を開放できると考えていて、これはミズハノメの影響ではなく、それ以前からのこと。穴を開けることが他人を傷つける行為(殺人に至る)ため、自身で連続殺人鬼の自覚はあるし、破壊活動の素質があったため、ジョン・ウォーカーに目をつけられたものの、いいことをしている(犯罪ではない)という認識があるため、イドの中で名探偵にはなれない。
井波が思考のぐるぐる回りに憑りつかれたように、穴あきは思考と心の解放に取りつかれた。
墓掘りは本堂町の推理の通り。しかし、犯罪は井波のサディスティックさだけではなく「人間が死に瀕したとき何を考えるか」知りたくて死にゆく人を観察していた。人間は死んだあとどうなるか知りたくて死体を観察していた。それは井波の母が自殺したことに起因している。「人間にとって死とは何か」考えるようになったということ。答えは出ず、延々電車に乗り続けることとなった。
イドの中のイドに落ちた本堂まちの救出と飛鳥井の今後は今のところ不明。
かえるちゃんは、人の心(飛鳥井)の”善”が顕在化したもの。殺されていながら、イドの中に入ってきた探偵にヒントを与える。
さて、来週が楽しみですね。
さなえちゃんの古井戸さんコメントありがとうございます!
複数類似した内容のコメントがありましたが、ミスですかね?
ひとまず一番最初のコメントだけにレスポンスさせて頂きます。
>ミズハノメは、他人の潜在意識の中に潜ることができる機能があるだけでなく、殺意を増幅させる装置でもある。
なるほど、ミヅハノメが人間のサツ意に作用する可能性はありそうですね。
仰る通り秋人や本堂町の変化がミヅハノメの影響であると解釈する余地は十分にあると思います。
実際、ミヅハノメの性質に関しては謎が多く、そのような機能があっても不思議ではないですね。
個人的にサツ意の増幅にはミヅハノメの影響のみならず、「名探偵」であることも関わっているのかなぁと思っています。
作中では名探偵と連続サツ人鬼が表裏一体であるかのように描写されていますが、想えば名探偵は誰よりも連続サツ人鬼のサツ意に触れ続ける立場ですからね。
事件を解決し続けることはサツ意が伝播される可能性を高めると解釈することもできます。
>ミズハノメを破壊するため、あるいは開発を中止させることを考えるが、当時のジョン・ウォーカーに殺された。
あ~それは結構あり得るかもしれませんね。
白駒がミヅハノメの秘密を知る人物だとしたら、ジョンウォーカーやかえるちゃんと特別な関わりがあると考えることは自然ですし。
>さらに、ジョン・ウォーカーという概念は連鎖を引き起こすため、彼は1人ではない。
これは結構面白い解釈ですね。
個人的にジョンウォーカーはある種の亡霊のようなものであり、誰かがそれを引き継ぐことでジョンウォーカーとして行動する…という風に捉えましたが、これも充分あり得えそうです(ウォーカー=歩く人と解釈するとかなり説得力ありますね)。
飛鳥井がジョンウォーカーかどうかの答えは次回以降をチェックするしかありませんが、彼女がかえるちゃんではなくジョンウォーカーだったらなかなかのどんでん返しです。
>百貫に助けられた飛鳥井は、飛鳥井を調べるうちに彼女にも犯罪者特有のにおいを感じて調査していたが(昏睡事件など)、行方をくらました。
あ~…百貴が飛鳥井に警戒心を抱いていたのなら、彼が「罠だ」と叫んだことに説明がつきますね。
後、個人的には百貴が飛鳥井に特別な感情を寄せていた方に一票ですね。
百貴の性格上、自分のミスを隠匿するとは考えにくいですし。
>穴を開けることが他人を傷つける行為(殺人に至る)ため、自身で連続殺人鬼の自覚はあるし、破壊活動の素質があったため、ジョン・ウォーカーに目をつけられたものの、いいことをしている(犯罪ではない)という認識があるため、イドの中で名探偵にはなれない。
う~ん、ここに関してはもう少し様子をみたいところです。
「いいことをしている」とまではいかなくても、自分の行為にある種の正当性や妥当性を感じているのは秋人や本堂町も同じですし。
個人的に富久田が名探偵としてしっかり機能しないのは、彼の認識上、あらゆるものがバラバラになってみえているからのように感じます。
名探偵の本質がパズルのピースをつなげて真実を解き明かす、それこそ第1話・第2話で酒井戸がやったようなことを指すのなら、彼は何もつなげないですからね。
>「人間にとって死とは何か」考えるようになったということ。
>答えは出ず、延々電車に乗り続けることとなった。
これ、結構好きな解釈です(笑)
井波が墓堀になったのは複合的な要因があるかと思いますが、いずれの観点からも答えを見つけられずに堂々巡りをしているというのは、彼女の空虚さがよく表れていていいですね。
>かえるちゃんは、人の心(飛鳥井)の”善”が顕在化したもの。
なるほど~かえるちゃん=善かぁ。
確かにかえるちゃんは事件解決にひたすら自らの命を捧げて協力している感じがしますので、その解釈はありえるかと思います。
コメントがすぐ反映されなかったため、文字制限があるのかな、とかいろいろ考えてしまいました。複数回の送信、失礼しました。私も最近アニメが好きになり、毎シーズンいくつか見ていますが、今シーズンは、これが一番です。今後も立ち寄らせていただきますね!
さなえちゃんの古井戸さんコメントありがとうございます!
>コメントがすぐ反映されなかったため、文字制限があるのかな、とかいろいろ考えてしまいました。
そうだったんですね!
コメントはこちらで承認しないと反映しないシステムになっていまして…。
混乱させてすいません!
>私も最近アニメが好きになり、毎シーズンいくつか見ていますが、今シーズンは、これが一番です。今後も立ち寄らせていただきますね!
ありがとうございます!
シーズンごとに僕を含め、様々なライター様が執筆しておりますので、ぜひ色々ご覧になってください。
もちろん『ID』の記事も今後執筆していきますので、いつでも遊びにきてくださいね!
まだ9話を見れていないので、もうすでに答えが出ているかもしれませんが気になったことを書きます。
エンディングの中でほぼ同じ構図で左を向いているキャラクターが二人出てきます。一人目は顔の上が黒い何かで見えなくなっていますがうなじの髪などから百貴だと思われます。二人目は頭部がアルプスのような山になっていますが眼鏡をかけていて、松岡ほどがっちりしていないことから白駒だと思われます。
まず百貴がこの様なかたちで描かれていたのは、百貴がなんらかの隠し事をしていることを暗示していたと思います。また白駒のほうはよく見ると山の上を鳥が飛んでいて、これは今回のイドの主が白駒のものであり百貴のものではないことを表していると思います。そのことから百貴は自分が誰も殺したことがないのに自宅で思念粒子が検出されたので罠だと断定したのだと思います。また白駒のイドがつくられたとしたら、誰かを殺した(殺そうとした)はずです。このあいてが誰かなどは分かりませんが私はミズハノメを作った白駒ならやりかねないと思います。
名無しさんコメントありがとうございます!
>エンディングの中でほぼ同じ構図で左を向いているキャラクターが二人出てきます
うわー、EDはあんまりしっかり見ていなかったのでこれはありがたい(笑)
>これは今回のイドの主が白駒のものであり百貴のものではないことを表していると思います。
あーなるほど。
あの思念粒子がそもそも百貴のものではなく、秋人達が入り込んでいるのは別の人間のイドというわけか…。
確かにいわれてみれば、百貴が無実ならそもそも思念粒子が検知されること自体おかしいですからね。
この辺りは盲点でした。。。