【攻殻機動隊SAC_2045】未回収の伏線・謎まとめ!全話視聴後の考察・解説総括【攻殻機動隊2045】

皆々様こんにちは。

『攻殻機動隊SAC_2045(以下『2045』)』担当のgatoです。

一気にアニメファンの話題をかっさらった『2045』ですが、ものすごくいいところでファーストシーズンは終了…。

いやぁー続きが気になってしょうがない(笑)

というか、さっさとセカンドシーズンやってくれないとここまで書いてきたこととの照らし合わせができない…(笑)

まぁ文句を垂れてもしょうがないので、ここではファーストシーズンの統括をしつつ、未回収の伏線や謎について色々掘り下げていきたいと思います。

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残された『2045』の謎

『2045』、第5話、少佐達

©士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊2045製作委員会

個人的に『2045』の謎で最も大きいものは以下の3つです。

タカシとトグサの行方

『2045』、第11話、タカシとユズ

©士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊2045製作委員会

直近で一番気になる謎はやはり12話で姿を消したタカシとトグサの行方でしょう。

12話での描写を見る限り、バトーの視界からは消えていましたが、タチコマ達はトグサの姿がしっかり映っていたようでした。

これだけ見ると『Stand Alone Complex』でバトーがアオイにやられたみたいに目を奪われたと考えるのが自然でしょうけど、タチコマ達がトグサを認識しつつも彼を止めなかった点が気になります。

もしかしたら、あの場面ではタチコマ達も同時にハッキングされていたのかもしれません。

もう少し勘繰るなら、ゲイリー・ハーツの脱走劇の過程でタチコマがうっかり乗っ取られたシステムに接続してしまいましたが、その際にウィルスか何かに感染して、ポスト・ヒューマンのチャンネルみたいなものを植え付けられたかもしれませんね。

そう考えると、AIであるタチコマ達があそこまですんなりトグサの出奔を見逃したことに得心がつきます。

また、タカシが何を考えてトグサを誘うような行為をしていたのも気になるところ。

タカシはシンクポルを使ったレイドを止め、代わりに郷愁…潜在記憶を誘うプログラムを残していましたが、これはレイドというにはいささか消極的な印象があります。

トグサの行動が全てタカシの読み通りだとしたら、タカシは仲間を集めるために…それこそ空挺部隊を作るためにあのプログラムを残した…なんてこともありそうですね。

ポスト・ヒューマンはどこから来て、どこへ行くのか

『2045』、第5話、ゲイリー

©士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊2045製作委員会

『2045』の敵役として登場するポスト・ヒューマンですが、その存在そのものが謎だといっても過言ではありません。

人間よりはるかに高い身体能力、電脳スキルを持つポスト・ヒューマンですが、彼らがどのように誕生したのかは依然不明のままです。

電脳がオンライン状態の時に前兆が発生したところを見ると、ネット経由で覚醒因子が入り込んでいるようなのですが…。

個人的にポスト・ヒューマンはウィルスのような覚醒因子が入り込むことで発生するものだと思っていますが、単純なウィルスだったら生身の人間が少佐達を圧倒するだけでの力を持つのは少し不自然なところ…。

本当にニュータイプみたいに覚醒したなんてことだったら結構すごいんですけど(笑)

後、ポスト・ヒューマンの目的は「既存の社会構造の転倒」であり、彼らは各々の手段でレイドを実行してこれを達成しようとしている…という感じですが、彼らの描くビジョンが気になるところです。

「既存の社会構造の転倒」を謳って暴れたところで、「実際彼らが転倒した社会をどうしていくか」は良くみえてきません。

人間よりはるかに進化した存在であるポスト・ヒューマンが何のビジョンも持たずに暴れ回っているのは考えにくいですしね。

うーん…でも今ある情報で彼らのビジョンはわからない(笑)

ただ、タカシの回想に出てきたクーテイの台詞がヒントにすると、ポスト・ヒューマンの方向性が少し見えてくる感じがします。

クーテイはタカシにあげた『1984』を「これから世界中に起きることが書いてある」と評しており、さらに自身が村八分になっている理由も書かれていると語っていました。

クーテイが具体的に自身の状況を語っていないので詳細は不明ですが、『1984』のあらすじと第10話で出てきたシンクポル、AIによってサスティナブル・ウォーが管理されていたことを踏まえると…。

恐らく『1984』で描かれていたような監視社会・管理社会的な社会が作中における既存の社会構造であり、それを転倒することが彼らの目的ではないでしょうか。

だからこそ彼らは同時デフォルトを引き起こして社会の管理体制そのものを破壊し、転倒の土台を作った…なんて感じですかね。

うーん、『1984』まだ読めてないからこれくらいしか言えない(笑)

ただ、サスティナブル・ウォーを設計したAIが「1A84」である以上、ミスリードだとしてもひとまずこの路線を信じてみるしかない(笑)

今回のスタンド・アローン・コンプレックス

『2045』、第12話、プリン達

©士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊2045製作委員会

『2045』をはじめとする『S.A.C』シリーズは様々な形で「スタンド・アローン・コンプレックス」を描いてきました。

『Stand Alone Complex』は笑い男、『2nd Gig』はクゼ・ヒデオ、『Solid State Society』はコシキタテアキのソリッド・ステイトといったものがスタンド・アローン・コンプレックスに挙げられますね。

いずれも独立していながらも複雑な構造を内包するものでありながらも、それぞれ違う特性を持っていました。

笑い男は様々な人間のエゴや正義に利用され、独り歩きする記号。

クゼは大勢の人間の意思を集約した英雄。

ソリッド・ステイトはコシキ・タテアキと貴腐老人が作り上げた独自のネットワーク…といった具合ですね。

今の所『2045』ではスタンド・アローン・コンプレックスらしきものはまだ出てきていないですが、個人的にはポスト・ヒューマンを生み出している大元やタカシがいっていた「みんな」にその気配を感じるところです。

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セカンドシーズンはどうなる?

『2045』、第1話、バトー

©士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊2045製作委員会

さて、皆さんお楽しみのセカンドシーズンはどうなるのでしょうか?

セカンドシーズンはファーストシーズンが配信された段階で制作が告知されていたため、すでに制作は進んでいる印象はあります。

ただ、ネットフリックスのアニメは続編が出てくるまで2,3年はかかるイメージです(『バキ』や『ウルトラマン』など)

おまけに2020年5月現在はコロナの影響が残っている状態…。

そのため、どれだけ早くとも2021年終盤~2022年以降の配信になりそうですね。

ただ、作中では東京オリンピックをモチーフにしたと思しき「東京復興計画」というワードが出てくるため、リアルでも噛み合うように2021年の夏にはセカンドシーズンを出してほしいところですが(笑)

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セカンドシーズンに向けて…所感

『2045』、第4話、少佐達

©士郎正宗・Production I.G/講談社・攻殻機動隊2045製作委員会

改めて振り返ってみると、ファーストシーズンは色々ネタが詰まっている感じがしますね。

僕はこれから『1984』を読んでみますが、それを読み終えたらまた見方が変わるかな…。

『2045』はこれまでの『攻殻機動隊』シリーズとはいささか趣が違う感じがありますが、これがどれだけ良い形で着地するか楽しみですね。

それでは、またセカンドシーズンの記事でお会い出来たら…いいなぁ(笑)

攻殻機動隊SAC_2045 感想・考察・解説記事まとめ【攻殻機動隊2045】
こちらでは『攻殻機動隊SAC_2045(以下『2045』)の感想・考察・解説記事を更新次第まとめていきます。 ...
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コメント

  1. AN より:

    こんにちは!!私もジョージ・オーウェルの「1984」を参考にSAC2045の背景設定と今後の展開を考察してみました。お目通し頂けますと光栄です。https://note.com/bluemidnight/n/nd9507b75d717

    • gato より:

      ANさんコメントありがとうございます!

      早速拝見しましたが、非常に興味深い内容でした。

      ただ、僕はやっと手に入れた『1984』を読み始めたばかりで、まだ当該作品との参照箇所をちゃんと理解できない…。

      そのため、満足できる返答ができないかもしれませんが、感想だけいくつかお伝えいたします。

      >サスティナブル・ウォーの解釈について

      なるほど、非常に得心がつく内容でした。

      まだ『寡頭制集産主義の理論と実践』までたどり着いていないので、原点の文脈を踏まえた理解はできないのですが…。

      国家レベルで記憶の改竄を行う偽旗作戦のカウンターとして世界同時デフォルトが起こった…なんて筋書きはあり得そうですね。

      ただ、黒幕がウィザード級ハッカーというよりも、恐らくOPの冒頭で引用されているであろう『2001年宇宙の旅』的に「1A84=HAL」の方が好みですね(笑)

      後、おばちゃん=人間カメラの解釈も興味深かったです。

      >空挺部隊・県警の解釈について

      空挺部隊はメタ的なもの…いってしまえばタカシが用いる記号のような印象でしたが、彼(あるいは彼ら)が『1984』的な戦争に加担し、そして村もまた『1984』的な環境であったのなら、その解釈にも現実味がありますね。

      ただ、タカシがすでに作成した「シンクポル」がある以上、あの県警はウオトリ達シンクポルユーザーと同じ立ち位置の存在として解釈するのも面白いかもしれません。

      >タカシの解釈について

      これが一番やられました(笑)

      ウィンストン・スミスと彼を重ねているというのは面白いですね。

      それにアオイの下の名前がタカシってことを今更思い出した…(笑)

      どうりでどっか似ているわけだ…。

      ただ、そんなタカシが最初に作ったものが「シンクポル」っていうのはなかなか面白い出来事ですね。

      この辺は『1984』を読み込んで色々掘り下げてみたいところ。

      >最後に

      すいません、読めていない作品を迂闊に掘り下げることができないため、当たり障りのない感想になってしまった…。

      ただ、それ抜きにしても興味深い内容でした。

      それにしても、『1984』を下敷きにしているなら『2045』におけるビッグ・ブラザー(監視の主体)とエマニュエル・ゴールドスタイン(反体制の象徴、あるいは憎悪の対象)って何でしょうね…。