以前からの仮説がだいぶ当たっていて動揺が隠せない、進撃の巨人3期の担当、風乃です。
前回の2話では、リヴァイ兵長とケニーとの攻防戦、からのエレンとヒストリアがさらわれてしまいました。
また、ヒストリアが正当な王位継承者であることも新たに判明しましたね。
そして今回は、そんなヒストリアの悲壮な過去が明らかになりました…お母さんひどすぎる…。
ヒストリアが、クリスタ時代になぜあんなに自分の命をおろそかに考えていたのかがなんとなく理解できてしまう、とても悲しいエピソードでした。
ここからは、そんな今回放送の3期3話「昔話」を考察していきます。
既読者の方は「初見だとそういう風に考えるんだー」という感じで温かく見守っていただければと思います!
エレンは巨人化の際、誰を食べた?
前回の記事で書いた、「巨人化できる人類は、食べることでその相手の状態や能力を身につけることが出来るのではないか」という仮説がまさかの大当たりでした…。
ただ現在公開可能な情報には、「意思(知性)のある巨人は、他の意思ある巨人を喰らうことで誕生する」とありました。
ということは、エレンは単に一般的な巨人を食べたことで巨人化の能力を得たわけではなく、食べた巨人に知性があったことになります。
となると、エレンは一度巨人に喰われて腕を負傷したことで、身体回復のために巨人化の能力が開花。
そしてその後、巨人となったエレンはそこで知性を持った巨人と遭遇、たまたま食したことによって自我を取り戻した可能性が考えられます。
そこで、104期生の初陣である「トロスト区攻防戦」での犠牲者達を振り返ったところ、トーマス、フランツ、マルコが浮かび上がりました。
このうち、トーマスは巨人に食べられてしまう瞬間が描かれていましたが、フランツとマルコに関してはどの巨人に食べられたのかが現状不明です。
フランツは足を負傷し息絶えていたところをアルミンが発見、マルコはジャンが言っていたように「人知れず」命を落としています。
このことから、エレンが食した知性のある巨人は、フランツ、またはマルコなのではないかと感じました。
とくに、恋人であるハンナが蘇生術を施していたフランツよりも、誰もそばにいなかったと思われるマルコが一番可能性が高い気がします。
もちろん、エレンが食した知性のある巨人は壁の中にいた人間ではなく、壁外から入ってきた巨人の可能性もあります。
ただ、アニ、ベルトルト、ライナー、ユミルなどが巨人化の能力を持っていたように、エレンが食べた巨人も104期生の仲間だったのではないかと推測しました。
スポンサーリンク「壁の中に逃げ込んだ」人々
今回語られたエルヴィン団長の父親の仮説で、「人々は記憶を改ざんされた可能性がある」ということが語られていました。
だとすれば、以前進撃の巨人3期の考察記事まとめで書いた、巨人の硬化能力によって壁が作られた瞬間についても、その記憶を抹消されてしまった可能性が高いように感じます。
またエルヴィンの父親は歴史を教える際、「人々は壁を作って」という言い方ではなく、「壁の中に逃げ込み」という言い方をしていました。
このことからも、やはり壁は古くからすでに作られていた、もしくは壁が作られた経緯について疑問を抱く者が出ないように「逃げ込んだ」という言い方をさせられているのではないかと感じました。
ただ、人の記憶の改ざんが簡単にできるものだとは到底思えません。
ここには、やはり何度も書いていることではありますが、医学などの知識のあるエレンの父が関与しているのではないかと思いました。
エレンの父が記憶の改ざんについても関与しているのであれば、エレン自身の記憶が飛んでいることにも説明がつくように思います。
もしくは、壁外では巨人に囲われているという状況を王政府に利用され、市民はある種、洗脳状態にあったのかもしれません。
人々は自分たちの生きる道を守るために、洗脳状態を受け入れ、記憶を一部消し去ってまで自身の身を守ったのではないかと感じました。
幼き日のエルヴィン、なぜ消されなかった?
今回の「昔話」では、エルヴィン父が息子であるエルヴィンに教えてしまった仮説により、存在を消されてしまったことが明らかに。
ですが、エルヴィンの父親がたてていた仮説は、息子エルヴィンを通して憲兵に伝わったわけで、その時点でエルヴィンも仮説を知っていることが憲兵にはわかっていたはず。
けれど、これを憲兵が知っていても、息子であるエルヴィンには一切手を出されませんでした。
これについては、やはり今回の3期で大きなテーマとなっている、「人間対人間」という点がポイントになっているのではないかと思いました。
邪魔者は排除するという考えが強い憲兵であっても、人間は人間。
すぐに国政に影響を与えそうなエルヴィン父に対処することはできても、まだ幼いエルヴィンにまでは手を出せなかったのではないでしょうか。
また、エルヴィンが幼かったがゆえに、その推察を知っても何も出来ないだろう、または父が消されたことで自らその考えを忘れようとするだろうと考えたのかも知れません。
ですが、探究心の強いエルヴィン。そうはいかず、謎を追う調査兵団の団長にまで上り詰めてしまいました。
だからこそ、エルヴィンは今回の3期で、王政府から目の敵にされているように思います。
こうなってくると、エルヴィン団長まで間もなく弾圧されてしまわないか、存在を消されてしまわないかが心配でなりません…。
スポンサーリンク進撃の巨人3期3話(40話)の感想
3期に入ってからほとんど出番が少なかったエレンでしたが、今回はまさかのセリフ無し…主人公ってエレンで合ってるよね…?
ただ、他の方もTwitterなどで言われていたように、立体機動装置でのアクションシーンがなくとも、巨人が出てこずとも30分があっという間に感じてしまえる内容の濃密さ…
エレン・イェーガーの声を当てられている梶裕貴さんが、「進撃の巨人は、巨人が出てこなくても面白い」と言われていたことが、アニメ3話の時点ですでに証明されているように感じました。
そんな濃密な30分を過ごせる進撃の巨人、次回の41話「信頼」もお楽しみに!
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コメント
その後はないんですか….?
ご質問ありがとうございます。サイト運営者のぶです。
担当の風乃さんの一身上の都合で、現在進撃の巨人の記事更新は休止状態となっています。
復帰時期は未定ですが、是非また様子を見に来ていただけると嬉しいです。
よろしくお願い致します。