こんにちは。くらむBONです。
原作未読勢の考察記事として、アニメでの3回目のミッション「ドラケンを守れ」を考えていきます。
直人は卍会の内部抗争でドラケンがナクなったと言っていましたが、タケミチが過去へ戻った際は、マイキーとドラケンの仲は兄弟のような関係性でした。
また、内部抗争があったとされる日には、メビウスとの抗争が予定されていて、マイキーが卍会の集会で宣言しているので明らかに矛盾しています。
そこで、直人の開示した情報と12年前の抗争での矛盾点を整理して、新たに登場したキーポイントのエマについて考察します。
原作を読んでいる皆さんは愉悦と共にお楽しみください。
目次
ドラケンを守れ
3回目のミッション
タケミチは3回目のミッション「ドラケンがナクなるのを防ぐ」目的で過去に飛びました。
彼が12年前の過去で見たドラケンは、チームを掌握していて男気溢れる態度で、まわりからも一目置かれるいい男でした。
そして、自分たちが一般人から見てどういう存在であるのかも理解していて、巻き込んでしまった少女と両親に頭を下げているシーンは、不良少年なりの筋を通そうとする気概が垣間見えた気がします。
ドラケンを救うことで、ヒナをはじめアックンも救われる未来が訪れることを願わずにはいられません。
ドラケンとマイキーの関係性
ドラケンは子供っぽいマイキーの文字通り兄のような存在となっていたのではないでしょうか。
2人の関係性を見たところ一朝一夕で築ける信頼関係ではないので、ドラケンはマイキーの兄がナクなった事で、それを補おうと思ったのではないかと推察します。
マイキーの首にはドラゴンらしき夕トゥーが入っていますが、ドラケンが側頭部に入れているものと酷似しているために、ドラケンがいなくなった後に入れたのではないかと考えたらエモいです。
そんな2人が果たして内部抗争に陥るものでしょうか?
直人の情報と過去の矛盾点
まずはドラケンの事件について、直人の情報と過去の事件の矛盾点を整理しましょう。
事件概要:ドラケン刺サツ事件
事件発生日:8/3武蔵祭り 東京都渋谷区武蔵神社駐車場
事件の原因:「マイキーとドラケンの内部抗争」→「メビウスとの抗争」
直人の情報
直人が語った8/3の事件は50人が集まった乱闘でドラケンがササれたという内容でした。
ネットの書き込みでは、「マイキーとドラケンの内部抗争」とされていますが、本当にそうでしょうか?
これはフェイクニュースの可能性も非常に高いと考えられ、事件当日の23:15には「名無しの○○族」に「犯人はM派のK」とネットに書き込まれています。
事情を知っていて内部抗争しているチームの不良少年が、わざわざネットで犯人の糾弾などするでしょうか?
M(マイキー)派の人間なら当然犯人をかばうでしょうし、D(ドラケン)派の人間なら犯人が逮捕されて身柄を拘束されたらドラケンの復讐も出来ないでしょう。
このような書き込みは不良少年らしくなくて、パーちんの友人がやられた事で、メビウスと抗争しようとするチームではありえないのではと考えています。
この事件の被害者はまわりの関係者などではなくチームの副長なので、不良少年たちのオトシマエの付け所が無くなってしまうはず。
そこに何物かの意図を感じる書き込みであることは想像できます。
抗争相手はメビウス
2番隊のミツヤから抗争の発端となった事件が語られています。
それにより、新興中学生チーム卍会と古参高校生チームメビウスが、それぞれ渋谷と新宿に根差したチームである事がわかりました。
真っ当にいけば、抗争のキッカケとなったパーちんのツレの事件は、メビウスの頭オサナイが渋谷の新興勢力の芽を摘んで、侵攻の足掛かりとしたのではないかと予想します。。
そうすると抗争のイニシアチブはメビウスの側にありそうで、かなり周到に計画されているのでしょう。
東京卍会の内部抗争説も、情報の出所を探っていくとその線と繋がりがあるのかもしれません。
エマはどんな役どころ?
今回初登場したエマですが、今のところマイキーとドラケンに近しい女性ということしかわかっていませんが、かなり危ない状況であると推察しています。
もし、メビウスが計画的に東京卍会の壊滅を狙っている場合、真っ先にターゲットとして狙われるのは彼女です。
例えばこんな策を弄する展開になることも考えられます。
メビウスの関係者が卍会の内部分裂を狙ってくると仮定した場合、マイキーとドラケンの関係者を狙って、些細なきっかけを作って仲たがいをさせたりするのではと予想できます。
その時エマがパーちんのツレの彼女のような状態にされたら、総長のマイキーは守れなかったドラケンを責める気持ちを持つことでしょう。
反対に、ドラケンはエマが巻き込まれないようにするつもりだったのに、巻き込んだマイキーと距離をとるようになるのではないでしょうか。
孤立したドラケンをメビウスが狙うならその時なのかな。
過去のタケミチの行動に関する疑問
14歳のタケミチ
今回エマが登場したことで気が付いたのですが、過去のタケミチは26歳のタケミチが自分の体に入っていないときは何をして、何を考えているのでしょう。
2回目のリープでタケミチの過去は大幅に変わっています。
単なるパシリから卍会総長とダチになった事で、彼は卍会の準構成員のような立ち位置になったはずです。
知らないうちにヒナとの関係は進展していて、卍会の総長はいきなりダチになっているし、エマにドラケンの当て馬にされて気が付いたら家で寝ていた。
身体はいつもあざだらけで記憶はないし、アックン達に聞いても「タケミチすげー」の言葉が返ってくるだけ。
そんな生活ってつらいですね。
自分以外の何かが体を使っていると分かった時は、恐怖と混乱でヒナとの学園生活など楽しめる要素が見当たらないはずです。
過去のタケミチはどちらについた?
2回目のリープが終わって戻った現実でのアックンの証言から、3回目のリープに飛ぶわけなのですが、ここで直人の情報を思い出してみましょう。
「内部抗争」というキーワードが出てきます。
メビウスが絡んでいる場合は、先ほど述べましたので省きます。
内部抗争がもし本当にあった場合、準構成員のタケミチはマイキーとドラケンのどちら側に立っていたのでしょうか。
そして、タケミチはなぜ卍会と関わらない未来で、新宿でアルバイト生活をしているのでしょうか。
2回目のリープ後の世界で、ドラケンをサシたのが誰だったのかという疑問で、実は一番怪しいのはタケミチということになってしまう可能性もある気がしてしまいます。
過去が変わったらこの辺も改変されるので、ここは考察しても結論が出ないのが残念です。
東京リベンジャーズ第5話感想まとめ
1~3回目までの考察は、4回で一旦答えがまとまっているので、把握したい方は記事下のリンクから過去記事をご覧ください。
5話になって考えることが多すぎて、私のちっちゃな脳みそが飽和状態になってきていますが、何とか5話の考察をまとめられたのではないかと思います。
まだまだ情報が足りない部分が多すぎますが、5話以降の課題が提示された回だったと思っています。
問題は怪しすぎるキサキが、メビウスにどの程度噛んでいるのかにかかってくると思っていて、彼の暗躍次第では第三勢力のキサキが、卍会とメビウスの共倒れという図面を書いている可能性も捨てきれません。
それをさせないようにするには、ドラケンを守るには、マイキーと仲たがいさせないこと。
私が今までの考察から導いた答えはエマを守る事ということになるのでしょう。
救わなければならない人が多すぎて「トロッコ問題」のような事態も考えられますが、「泣き虫のヒーロー」が全てをつかめる未来が来ることを望みます。
情報が少なくて考察の結末が絞り込めませんが、第6話が楽しみです
ではまた。
ばいばい。
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