※原作未読の状態で考察しているのでネタバレの心配はありません。初見勢の考察を楽しんでいただければと思います。
怖い怖い怖いぃぃぃぃ…!(゚Д゚;)
ちょっと待って…今のジャンプってこんなテイストの作品連載してるのな。ジェネレーションギャップにgkbrな約束のネバーランド考察担当の模造紙です。
ちなみに私はスラムダンクのメガネ君に恋していたジャンプ黄金世代です(遠い目)
というわけで待望の約束のネバーランド1話が放送されたわけですが…
序盤の随所から世界名作劇場っぽさも感じられる程のまったり加減から一転…奈落の底、絶望の淵に叩き落とされるという表現が全くもって言い過ぎではない急展開でした。
うん。ママ怖い(涙目)
リアルオカンな私ですら鬼のような形相でわが子を叱り飛ばすもののそれはあくまでも比喩に留まるわけでして。まさか本当に鬼の手下なんて思わないですよ…!!
微塵も一筋縄でいきそうにない周辺環境がとことん気になりつつ、1話を視聴して気になった点や今後の展開について考えていきたいと思います!
スポンサーリンク1話から物語の要が明かされる
はいーこれですよね(棒読み)
まだ初回の時点なので本作品の大筋というかカテゴリはハッキリと判別できないのですが、孤児院が実は食糧としての人間を出荷している農園という秘密を1話でいきなりドーンと種明かしするのはスゴイですよね(語彙力)
従来ならば、主人公たちが僅かなひっかかりを感知し徐々に疑念が確信に変遷し、満を持して断定材料となる衝撃的事実を目の当たりにするというのがいわゆるサスペンスホラーの定石。
主人公たちが核心に近づいて行くドキドキワクワクに視聴者(または読み手)がシンクロすることでより一層物語に引き込む…というのが安定の流れですよね。
PV時点でショッキングなイベントを示唆していたものの、まさかの1話でいきなり大爆弾を投下されたことに驚きが隠せません…!!
施設は家ではなく食糧人間を飼育する場所だった
衝撃的事実が判明するであろうことは予想していたものの、思った以上にかなりハードな展開で心が抉られる真相でしたね。
12歳までの少年少女たちが対象というのがさらに厳しさに拍車をかけています。
▼事前記事で“楽園の秘密”について何点か予想を立てていましたが▼
予想③の“子どもたちを生贄に捧げている世界”が近かったようです。
と言っても、私が想像していたのは日本むかし話なんかである土地神様に対する貢物とか、龍神さまの怒りを収めるために娘が人柱になるとか、はたまた異世界ファンタジーで人間界の貴族令嬢が魔王の貢女として捧げられちゃうけど恋に落ちるとか…わりと相手方の人外にも心があって話せばわかる的な展開をふわっと考えていたわけなんですね…。(ジャンプだし、ネバーランドって題目だし)
だがしかし!
今後はハートフルな展開は全く期待できないどころか、決して大袈裟な表現ではなく喰うか喰われるか生きるかタヒぬかみたいなギリギリの綱渡りになりそう。
そんな緊迫ムードが続くであろう状況を安易に予想できるのがキツイですね…。
スポンサーリンク家畜に知識を持たせる意味とは?
子ども達が食糧人間として生かされているとすると、まず気になるのはなぜ教育の必要があるのかという点です。
ぶっちゃけ単に食すだけなら太らせて適切な運動をさせていればいいんじゃないのっていう。
それをせずに、毎日の勉強と称して憑りつかれたようにテストを行ったり(テストのくだりは皆の目が本気で常軌を逸した感じでコワいですよね…;)
高度な教育を施す理由として考えられるのは『人肉の味』をグレードアップさせるためなのではないでしょうか?
賢い子どもほど肉が上質という…。実際に高級牛とかでもありますもんね。
だとすると鬼は相当の美食家であり、腹が膨れれば何でもいいって考えを持たずより至高の逸品をという思想をもつ種族なのでしょう。
知識を持たせることはリスクではない
もし今回のように何らかのハプニングで子どもたち自らが家畜であることを知った際、当然逃げ出そうと策を弄する子が現れるのは鬼側も容易に推察できるはず。
ただそのリスクを負ってでも、いずれ出荷する子どもに長い歳月と手間をかけて知識を持たせたとするなら、鬼と人間の間には相当のかけ離れた段違いの力の差があるに違いありません。
▼まぁ…このあからさまに人外の化け物ですよっていうビジュアルなので無理もないですね
そして鬼サイドもそれについては判った上で知識を与えることを享受している――なぜなら賢い子どもの肉は一級品だからというところでしょう。
鬼と比較して絶対的に力の弱い人間に知識を与えたところで何もできないだろうと高を括っているとも言えます。
現時点では天変地異でも起こらない限り絶対に覆すことは不可能な力の差が存在するのは明らかですが、“支配下にある無力な人間”と油断させていることを逆手にとれば、エマたちにも希望の光は残されているのではないでしょうか。
スポンサーリンク赤い花は何なのか?
変わり果てたコニーの衝撃的な姿を目撃した際、胸に赤い花が刺さっていました。
パッと見はツバキのように見えますが、花に一体どのような意味があったのでしょうか。
ツバキの花言葉は「謙虚な美徳」「控えめな優美さ」
赤いツバキの花言葉からは、繊細で洗練されたイメージを受けます。
絶命した者に対しての手向けの儀式のような意味合いで花を捧げたという理由は…ないか。
五感を麻痺させる作用がある?
花自体に肉体の自由を奪い最終的には心肺機能まで麻痺させる作用があった可能性も。
ツバキではありませんが、某魚座の聖闘士の攻撃に赤いバラで五感を奪う技があったんですよね。
何かしらの特殊な効果を花そのものが有しているのかもしれません。
外の世界は平和なのか?
施設を脱出する意志を固めたエマとノーマン。
次回はもう一人のフルスコアメンバーであるレイにも事実を打ち明けて、脱出計画の策を練るという流れになっていきそうですね。
現状、このまま施設に居ても未来はお先真っ暗なわけですから、エマらが生きるためには脱獄して外の世界に飛び出す選択しか残されていません。
しかしながら外界が本当に平和なのか?脱出したら救いがあるのかというと――否そうではないだろうという残念ながら希望が見えないのも確かです。
というのも、それこそ世界が鬼で溢れかえった世界であり、今現在の我々が家畜として牛や豚、鶏を飼育しているのと同じように『鬼がヒトを家畜として扱い食糧にする』状況が常であるのが本作の世界観だとしたら?
幸運にも抜け出せたところで詰んでるんじゃないのっていう。
おそらくGFハウス以外にも同様の施設(農場)が複数存在しているでしょうし、もし本当の意味で運命に抗うのなら現在の主人公周りのメンバーだけではなく他の力ある協力者は必須でしょう。
現在予想できるキーパーソンは
まだ1話終了時点で主要キャラも出そろっていない感が強いですがひとまずキーパーソンを予想しておきます。
ノーマン
彼はキーパーソンというか、彼自身が導き出したみんなで生き残る方法の戦略の一端として犠牲になってしまいそうというか。
よくある自分が犠牲になった他を全て救出するパターン。
上手く表現できませんがフラグめちゃめちゃ立ってなかったですか…?
唯一の辿りついた最良の解が自分が犠牲になって脱出計画を成功させるものだとしたら…頭が良すぎるだけに無いだろうとは言えない展開です。
フィル
こちらはメタ的理由なのですが、現在本作のwebラジオが放送しているのですが
▼こちらです!
進行はお二方でひとりはエマ役の諸星すみれさん。
そしてもうひとりはフィル役の河野ひよりさん。
ノーマンでもなくレイでもなくフィル…??これはもう公式が重要キャラだと暗に仄めかしているとしか思えない(大真面目)
(ラジオそのものはお二方の掛け合いがとても可愛くてニマニマしながら視聴しました)
スポンサーリンク約束のネバーランド1話感想
まったりと不気味さの配分が絶妙で掴みOKな初回でした!!
ぬるっとしたカメラワークに独特なアングル、劇伴も良かったです。ところどころキャラの雰囲気がVガンダムっぽいのも個人的に楽しめた一因でした。
オシャンティなOPも刺さりましたね…!!そういや初回からちゃんとOPしてるの最近だと珍しいような?
にしても本当に衝撃の1話…!!
ハッピーエンドを願いつつも、前途が多難すぎて子どもたちにこれから降りかかるであろう厄災を想像しちゃうと胸が痛いです。
変貌した友達の姿を目撃してしまっても、思考を放棄せず現実に向き合ったエマは本当にメンタルが丈夫な女の子としか言いようがありません。素直に全力で応援したいキャラで好感が持てますね。
ちなみに本作品。ジャンプ連載中のヒット作品であり世間は原作既読組ばかりなので、ネタバレをくらいそうで下手にネットで情報収集できずに困っています 笑
アニメ終了後に原作を読むと決めているのでそれまではネタバレ回避に留意しつつ頑張ります(涙目)
ジワジワと恐怖が迫る緊張感たっぷりの作品は大好物!
子どもたちの心からの笑顔に出会える結末を祈りつつ、次回も目が離せません!
それでは次回もまたお会いできますように!
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コメント
こんにちは ひろです。
約束のネバーランド 1話視聴しました。原作未読(最近の漫画はほとんど読んでいません)ながら前評判が高かったので興味本位で見ました。
1話で話の構造が明らかにされて非常にわかりやすい展開ですね。
これ、リアル「鬼ごっこ」なのでしょうね。子供たちが脱走してそれを「鬼」が追う展開で、最後に何人が生き残れるかでしょうか。
子供たちと「鬼」との駆け引きが今後展開されそうです。
気になるのは、外の世界に「人」は存在するのでしょうか。もしかしたら、すでに「野生の人」は絶えていて、家畜化されている「人」しかいない結末だったら救いようがないです。そのとき「人の親」はどこにいる? とこれ視点をかえると結構重いテーマになるとおもいますが、アニメではそこまで突っ込んだ話は出ないでしょうね。原作もまだ連載中のようで、結末はわかりませんがしばらく視聴したいと思います。
また来週よろしくお願いします。
>ひろさん
こんにちは!ひろさんも約ネバ初見勢なのですね…!
世間が原作既読者ばかりのなか非常に心強いです笑
ちなみに私も最近の漫画をリアタイで追っかけることはなくなってしまいました…
そうですね。
話の構造がとてもシンプルで道筋も推測しやすい作品だと思います。
だからこそ奇をてらった演出や意趣返しがふんだんに盛り込まれてて、それ故の原作の大ヒットなのかなぁと考えています。
和やかで微笑ましい子どもたちの鬼ごっこそのものがリアル鬼ごっこの伏線とかちょっと精神的にクるものがありました;
ひろさんが言うように外の世界すら希望が持てないという結末は考えるたけでも怖いですが、アニメは全12話とのことですしアニメオリジナルの無難な着地点(ただし救いのあるやつ)であると良いですよね…!!