顔芸とコミカルな動きだけじゃなかったか…シスタークローネは優秀だったのね……
恐怖の人形とキャッキャウフフする乙女クローネ26歳のインパクトに衝撃を受けた、約束のネバーランド担当の模造紙です。
今回すごく作画に気合入ってなかったですか…?!
クローネ登場回はやたらと力入ってる気配はあったものの、ぬるっとしたカメラアングルや不気味さを醸し出す演出も手伝いとにかくハラハラドキドキの30分でした…!!
というわけで、今回も気になったポイントについて語って参りましょう!
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シスタークローネの目的
「私と組まない?」と小躍り(?)しながら近づいてきたクローネの提案で終わった前回でしたが、予想通りのイザベラを今の地位から引きずり降ろしてママの座を奪い取るという、底の浅い魂胆が隠されていたんですね…!!!
彼女が何故そうまでもしてママというポジションに拘るのかも、今回明らかにされました。
女子に与えられた救済措置
それは農園育ちでも成績優秀な女子であれば出荷以外にママの道を選ぶことができるシステムに関係していました。
生きるためにはママになるしかない…そんな究極の選択を経て、イザベラやクローネは大人になっていたんですね。
同時に、生きるといっても自由な生活が与えられるわけではなく、あくまでも農園内だけという制約がありました。
なんと農園の外に一歩でも出ると心臓に電流を流されるチップを埋め込まれるという恐怖のシステム。
タヒなないためには受け入れるしかなく、どうせ生きるなら最大限のいい暮らしがしたい…シスタークローネの目的はつまりはそういう事なんですね。
十数年前まではエマらと同じ立場であったクローネが、こうまでも執着するママの地位。
もしかするとママ候補としてくすぶっている農園出身の女性は、農園の外に意外に沢山いるのかもしれませんね。
男子は他の道はないのか?本当に?
さて出荷以外の選択肢ですが、女子に対してはママ候補の道が提示されましたが、男子への救済措置は存在しないのでしょうか?
個人的には存在するのではないかと考えていて、クローネが“ない”と言っていたのは単に彼女は知らないだけで。
成績優秀で頭脳明晰な男子なら、出荷せずとも他にも有効な用途はあると思うんですよね…。
考えられるのは、競走馬で言うところの種馬的な位置付けとして生かしておく道。
あるいは、極上の遺伝子を掛け合わせて優秀な食糧人間を生み出すための研究職とか。
フルスコアの天才を食料として鬼に差し出す選択もアリなのですが、それだけに限定すると継続的に優秀な人間は供給できません。
農園に子どもを補充するシステムが確立しているなら、子どもを生み出すシステム(生殖施設やクローン工場)が存在しても不思議じゃありません。
生活環境や個々の努力でも教養は培われるでしょうが、やはり持って生まれた才能や優秀な遺伝子が備わっていると成長にも大きく違いが生まれるでしょうし…。
一部にしか知らされていない秘密で、男子にも出荷されない別の道というのは残されていそうですよね。
スポンサーリンクインスタントカメラの使い道とは
スパイの報酬としてレイがイザベラに取り寄せて貰ったインスタントカメラ。
「本でしかカメラというものを知らない」というレイの発言は何とも切ないですね…。
発信機を壊すのに使う?
おそらくは発信機を壊す機械の材料としてインスタントカメラの部品を使うのでしょうね。
カメラを見てすぐにレイの意図に気付き“諸刃の刃”だというノーマンも賢すぎ。
何枚も写真を撮るレイの真意
部品として用いるカメラで、イザベラやエマ&ノーマンの写真を撮るレイの行動にも何らかの真意が隠されているように思います。
「時間を切り取ったみたい」と彼自身も言っていたように、進んで思い出を残そうとしているように見えます。
5話でレイこそ内通者と見破ったノーマンとのくだりで、彼らが別れた後に、お互いが考えを巡らせてハッとする描写があるんですよね。
もし脱獄計画の脳内シュミレーションをして最終的に迎える苦い結末に思い至り、その後味の悪さに息を飲んだのだとすると…
発信機を壊す機械を完成させることで、レイが一緒に脱出することは不可能となってしまい、せめてもうすぐ会えなくなる旧知の間柄の人々との思い出を…という真意があっての行動なのかもしれません。
スポンサーリンクメモには何が書かれていたのか?
徹底的に視聴者にはわからないアングルで映し出されたレイの仕組んだメモ。
クローネ曰く、イザベラを失脚させるには十分な内容とのことですが、一体何が書かれていたのでしょうか?
ママとしての信用がガタ落ちな内容
これが一番濃厚かなと思っているのですが、圧倒的に優れたママとしての手腕をイザベラは高く評価されているとのことですから、子どもたちの成績を改ざんしているとか、農園の現状について虚偽の報告を上に行っているのでは…。
ただ、これだと「本来ママすら知らない情報」とクローネが感想を漏らすのはおかしい気もします。
ですがクローネが自室に戻ったあと、トランクの中の書類が映し出されている点からも、“農園の子ども絡みの何か”というのは間違いなさそう。
レイしか知らない情報がある?
先述したように「本来ママすら知らない情報」とのことですから、いくら自身が統括する農園とは言っても、すべての情報がママにもたらされているわけではないということになります。
そもそも下見からクローネの目を逸らすために仕組んだメモですから、書かれている内容は真実でなくともいいのですが、あそこまでクローネがスキャンダルだと確信する程なので、全てではないにしろ一部に事実も盛り込まれた内容だったのでしょうね。
ただ、ママは知らないけどレイなら仕組める内容となると…残念ながら見当がつきません。
レイにはイザベラだけではなく、エマやノーマンにも隠している秘密が残されていそうです。
メモの内容も次回明らかになるでしょうから今から楽しみですね!
スポンサーリンク約束のネバーランド7話感想
静かに微笑むイザベラの強キャラ感…ゴクリ。
これはあれかな。不穏な動きをしているクローネに対し、イザベラが先手を取って上層部にリークしたってところでしょうか?
クローネも驚愕のこの表情ですから彼女にとって都合の悪い何かが、手紙には書かれていたのでしょう。
左遷とかじゃなくて、静かに自決を促すようにナイフを渡すのが恐怖をあおりますね…!!!
このままクローネは退場してしまうのか…それともイザベラに一矢報いるのか。
いろいろと三下感が漂うキャラでしたが退場するかと思うと寂しいです…。
子ども達的にはまだ利用価値が残されていそうですが、助け舟は…来ないんだろうなぁ。
それでは次回もお会いできますように!
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コメント
こんばんは ひろです。
イザベラの秘密ですが、スパイであるレイがイザベラの個人的なスパイであって本部には知られていないのではないでしょうか。
最後のクローネの手紙は、ママを解任するようなことを書いてあったのではないかと思います。ママの解任は即処分されることになるのではと思います。
ただ、もう一つの可能性として、子供を産む「ママ」の道もあるかと思います。
そうするとパートナーである「パパ」も存在するのではないでしょうか。
次回 どんな展開になるのか楽しみです。また来週よろしくお願いします。
>ひろさん
こんばんは!いつもコメントありがとうございます。
イザベラの秘密、気になりますよね~。
おそらくあっと驚く内容だと思うので次回放送を待ちわびています笑
子どもを産む「ママ」の道というのはとても興味深いです。
優秀な遺伝子を掛け合わせて受精卵を作り、代理母のように出産を行う「ママ」という役割はありえそう。
先の展開が読めなくて次回も楽しみです!こちらこそ来週もよろしくお願いいたします。