決別の時
どうも、ロシアスキーでございます!
今回、『TRIGUN STAMPEDE』の第10話が放送されましたが……。
なんとも目まぐるしく、なんとも衝撃……!
見ているうちにいろいろな情報に翻弄され、あっという間に見終わってしまいましたが……。
ではでは、まずは語っていくといたしましょう!
原作コミック・前作アニメなどのネタバレが含まれている可能性があります。
あらかじめご了承くださいませ。
TRIGUN STAMPEDE 第10話 あらすじ
二人は、憲兵に見つかりつつもジュライの奥深くを目指していく。
一方、メリルとロベルトはコンラッドに連れられ、コンラッドの目的についての話を聞く。
立ち位置は違えど、人類のために行動している、というコンラッドに対し、メリルとロベルトは話を聞きつつも同意はしない。
そんな中、メリルのふとした言葉にエレンディラは激昂し、二人に襲い掛かる。
人間離れした攻撃を繰り出すエレンディラから逃げる二人。
ヴァッシュとウルフウッドは、二人を助け出すことができるのか……。
といった感じで、今回はまさにクライマックスの開幕。
一気に様々な出来事が巻き起こるエピソードだったわけなのですが……。
まぁ~とてつもない……!
なにがとてつもないっていうのはほんとにいろいろありますので。
では、ここから詳しく語ってまいりましょう。
シナリオ全体の構成について
最初に語りますはこちら。
『今回のシナリオの構成について』ということで……。
今回のお話全編を通して、思ったことを語っていきたいと思います。
まずコンラッドがナイヴズに協力している背景を語る部分なのですが。
原作では、コンラッドは人体実験などはやっていないので、完全オリジナルとなります。
ただまぁ、マッドサイエンティストではあるものの、人類をなんとか助けようと考えているということで。
少しコンラッドへのイメージが変わりましたね。
ただまぁ、原作だとコンラッドは悲劇的結末を迎えることになるので。
この後どうなるかが不安ではあるのですが……。
あとは、ロベルトからデリンジャーを譲り受けるメリルのエピソードですが。
これはオリジナルではあるのですが、もともと原作ではメリルがデリンジャー使いなので。
ここから、『デリンジャー・メリル』が誕生、っていうのは。
ちょっと驚いたし、嬉しい部分ではありましたね。
ただ、ロベルトのリタイアは正直想定してなかったので、驚愕しましたが……。
ロベルト、なんだかんだでいいキャラしてたからなぁ……本当に残念……。
後は、ウルフウッドが自分の立場をヴァッシュに明かす部分に関しては。
原作では、形が違えど、同じようなシーンが存在していました。
原作でも今作でも、ウルフウッドは自身の立場があるため、ヴァッシュに小言を言いながらもヴァッシュをナイヴズの元へと案内する役目を担っていた、と。
そういうことでございますね。
これに関して、ヴァッシュはウルフウッドに文句とかを言ったりしないんですよねー。
今回描かれたエピソードは、どれもこれも結構重要なエピソードだったので。
なんというか、あぁ、クライマックスだなぁ、としんみりしちゃいますね。
今回かなりオリジナル要素について描写されてきたので。
物語の結末がどのようなものになるか、これも期待感が高まりますねぇ……!
コンラッドの過去について
続いて語りますはこちら。
『コンラッドの過去について』ということで……。
今回ちょっとだけ描かれたコンラッドの過去なのですが。
原作同様、どうやらコンラッドは大墜落の後、『レブナント・ヴァスケス』という名前で生活をしていた模様。
この辺りに関しては確定の情報が無いのであれなのですが。
おそらくは原作同様。プラント技師としてのスキルを用いて伯爵という爵位を手にし。
ある程度安定した生活を送っていたのではないか、と思います。
その過去シーンの、コンラッドの元へと訪れ協力を命じるナイヴズ、というシーンは。
おおむねの流れが原作の通りなのですが。
原作では、ナイヴズ・ヴァッシュの両名とコンラッドが面識があるのがしっかりと描写されていたのですが。
今作では、コンラッドの反応を見ると同様なのではないか、という風に推測することしかできません。
ただまぁ、そこの流れを変える必要もあまりないと思うので。
おそらくヴァッシュとナイヴズは、大墜落前にコンラッドと会っているのではないか、と思います。
その辺を踏まえたうえで……。
この写真が、ね……。
コンラッドがナイヴズに協力する。そのきっかけがこの写真に関しているんですよね。
そしてこの写真こそが、私が前に語った『TRIGUNのエピソード上最大級に重いエピソード』に関係しているわけなのですが。
こうなってくると、そのエピソードの描写もあるのではないか、と思ってしまいますねぇ……。
残り話数的に微妙かもしれないのですが。
これに関しては、心構えをしていきたいと思います……。
……正直、写真を見た瞬間、驚き半分、怯え半分でしたからね……。
エレンディラの強さについて
続いて語りますはこちら。
『エレンディラの強さについて』ということで……。
今回バトルシーンのあったエレンディラなのですが……。
まさか描写をこうしてくるか、っていうのはありましたねー。
原作でのエレンディラは、スーツケースを所持していてそこから巨大な釘を打ち出す、という戦闘スタイルだったのですが。
今作では、ヴァッシュやナイヴズたちに近い能力を持ち、空間に釘を生成してそれを打ち出すというスタイルとなっています。
幼い姿での登場だったので、その辺りどういう描写になるのかという興味もあったのですが……。
これに関しては、なかなか面白いな~、って思いましたね。
ただ、原作ではエレンディラは強キャラも強キャラ。
クライマックスまでその強さを見せつけていたのですが……。
今作では、あっさりと敗北してしまいました。
そこがちょ~っと残念ではあるのですが……。
もしかしたら、この後もバトルシーンはあるかもしれないので、そこは期待ですね。
後は、原作ではたしかウルフウッドとは戦っていなかったと思うので。
今回そこが見れたのは嬉しいかな、っては思いましたね。
ヴァッシュに対して感情を吐露するのも、今作ならではかなー、とも思いますし。
なかなかにおいしいキャラだったのではないか、という感じですねぇ。
実際動くエレンディラの、しかも戦闘シーンが見れたのは嬉しいですねぇ……。
TRIGUN STAMPEDE 第10話 感想
ここまで語ってきた『TRIGUN STAMPEDE』第10話の個人的な感想なのですが……。
いやぁ……どこもかしこもヘヴィ……!
TRIGUNは、結構コメディとシリアスのバランスが取れている作品であれど。
後半はドシリアスだったわけですが。
今作でも、そこは踏襲してるなぁ、って感じましたね!
正直、ここからの展開は未知数。いったい何がどうなるのか、と。
まさに再解釈版ゆえの楽しみを本気で味わっているわけなのですが。
今回のラストシーンからは、あの展開がくるかな? と。
原作を知っているが故の予想もやっぱりしてしまいます。
それがどう描かれるのか。あるいはどんでん返しに翻弄されるのか。
これはもう、原作を知っている身としては本当にワクワクが止まりません!
早く次回を見たいところですねー!
と、いう感じで。今回はこの辺りで。
また次の記事でお会いいたしましょう!
お付き合いありがとうございました! ロシアスキーでした!
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