クマたちよ、貪欲になれ。
はいどうも、ロシアスキーです!
今回『BNA ビー・エヌ・エー』の記事は第5話となりますね!
今回はまさかのいきなりの野球回だったわけなのですが……。
……まぁ、まずは語ってまいりましょう!
BNA ビー・エヌ・エー 第5話 あらすじ
慢性的な運動不足解消のために、バスケットチームに入ろうとするが……。
なんの因果か入ることになったのは野球チームであった。
極貧弱小チーム『ベアーズ』の面々に頼まれ、リーグ優勝を目指すことになったみちる。
だが、アニマシティの野球は危険上等で賭けの横行している賭博競技だったのだ。
快進撃を続けるベアーズ、その背後でうごめく八百長の影。
みちるたちは見事優勝を勝ち取ることはできるのか?
という感じで。一見野球回だったのではございますが……。
正直、「これ大丈夫!?」っていう部分がチラホラ……w
まぁまぁ、では要点について語っていきましょうか。
野球賭博について
まず語りたいのはこちら
『そもそも野球賭博って何?』っていう部分についてなのですが。

© 2020 TRIGGER・中島かずき/『BNA ビー・エヌ・エー』製作委員会
いやぁ……これものすごいセンシティブな話なんですよね……。
そもそも野球賭博ってのは、まぁそのまま字の如く。
『野球の試合の勝敗でギャンブルを行う』って感じで。
まぁ当たり前なんですけれども。日本では賭博自体が法律で禁止されているので。
当然『違法行為』となっております。
まぁこういう行為に関しては決して野球だけではなく。
さまざまなスポーツや格闘技などで問題視されているものなのではございますが。
実は過去、現実の日本においても野球賭博が横行していた時期がございます。
具体的には1969年。日本の野球回においては賭博は常習化していました。
それはまぁとある時点で露見して、政界までが介入することになったのですが……。
まぁ近いところですと2015年くらいにも発覚してたんですよね。
正直なところ、今ではさほどでもないのかもしれませんが。
昔はもう日本のスポーツといえば野球っていうものはかなりの力を持っておりました。
やれテレビでは野球か相撲かぐらいの認知度に盛り上がり。
一説では「日本の国技は野球である」なんて勘違いをする人すらいたとかなんとか……。
まぁそんな時代背景もあったので……。
なんでしょうね。人気のある所にはそういうものが這い寄ってくるといいましょうか。
もっと言うのであれば、もともと金の動くところにはそういう賭博っていうものも付きまとってくるものなんですよね。
……とまぁここまで語って思ったのはですね。
「よくもまぁこのネタアニメでやれたな!?」っていうことでw
しかも、しかもですよ!?

© 2020 TRIGGER・中島かずき/『BNA ビー・エヌ・エー』製作委員会
出てきたチーム名に『タイガース』だの……。
『バファローズ』だの出してくるんですよ!w

© 2020 TRIGGER・中島かずき/『BNA ビー・エヌ・エー』製作委員会
いやー、もうこれは本当に危険なネタでしたよw
ただまぁこれは単純にヤバいネタだとかちょっとしたきわどいネタによるブラックユーモアってことではなくてですね。
いわゆるスポーツ賭博ってのがアニマシティでは行われている、ということ。
それ即ち「単純な賭博とはまた趣が違うものが実在している」っていう。なんていうのかな……。
文化性、っていうのとは違うんですけども。
そういうものが芽生えるという土壌にあるっていう。
単純じゃないその獣人だちの生活背景ってのが見えてくるんですよね。
まぁただどんな事情あれど、野球賭博というのは日本において違法な行為なので。
……いやこれほんと危ないところを放送したなぁ。
なんにせよこのベアーズの、っていうか。
アニマシティの野球界の背後にあった事情っていうのは、過度に描かれたものではないってことですね~。
ロゼの思惑について
続いてかたりますのはこちら。

© 2020 TRIGGER・中島かずき/『BNA ビー・エヌ・エー』製作委員会
『今回までで見えてきたロゼ市長の思惑』について改めて語ってまいりたいと思います。
個人的にはロゼ市長には二心あり、と私はここまででは語ってきていたのですが。
それに関して、改めて考えたいと思っていたのですが。
これまでロゼ市長が士郎に頼んでいたことは。
『連続爆破事件の捜査』や『人身売買の調査』。そして『野球賭博の調査』だったわけですが。
それらを総じて考えてみますと……。
ロゼ市長はアニマシティの治安向上のために士郎に依頼を出しているっていうのがわかりますねぇ。
いや本当に、ロゼ市長のここまでのムーヴってのはかなり善人っていうか。
悪人っぽさは見えないのではあるのですが。
……なんでしょうね! 多分私の性根がひん曲がってるからなんでしょうかね!w
どうしても、このロゼ市長の行動がゴリ押しの浄化作戦にしか見えないんですよねぇ……。
いやまぁ疑わしいと思って見れば全部疑わしく見えてくるんですけれども!
ホントここに関してはロゼ市長の真意が未だに見えてきていないってのが問題点な訳なんですよね。
ただ個人的な思いとか考えを排除して、冷静に考えるとですね。
ロゼ市長に二心あったとしたら依頼を受けている士郎がそれを見抜けないとはちょっと考えづらいんですよね。
あるいは士郎はロゼ市長の企みに気づきながら従っている……なんて可能性もあるかもしれないんですけれども。
もうそこまで考え始めればどこまでも疑えるし、どこまで考えても正解にはたどり着けないと思うんですよね。
なのでここはもう仮定で予想を置いておくということに致しましょう。
そもそもこのBNAという作品において、怪しい人物っていうと今のところアランこそが最も怪しいわけなので。
だとすれば、逆にロゼ市長は怪しい部分があるかもしれないけど実は善人なのではないでしょうか。
いわゆる、アランへの疑いの目を誤魔化すためのミスリードキャラとしての立ち位置にいるからこそ。
ちょっと疑わしく見えてきてしまっているのではないでしょうか、と。
一回冷静になって私はこう予想を改めてみました。
まぁ当然逆にアランは疑わしいけど良い人で、ロゼ市長が悪人だっていう可能性もあるんですけれども。
ただやっぱり、ロゼ市長のアニマシティへの思いに関しては真摯なもののような気がするんですよね。
なので現状では、ロゼ市長への印象は『真剣にアニマシティのことを考えている良き市長』ということで改めさせていただきます!
……まぁ、特にロゼ市長やアランへの予想は度々覆ることになるかもしれないですけれどもね……。
アランの言葉から見えてきたこと
さて、次に語るのはこちら。
『アランの言葉から見えてくるもの』についてまとめていきたいと思います。
今のところアランの出番っていうのは本当に少ないのですが……。
その分、私としては非常に気になる部分が多かったです。
特に今回のセリフが気になっているのですが、ここは登場順に、気になった部分をまとめていきましょう。
3話 Rhino Melancholy
3話でのアランの登場シーンは、メディセン職員の矢場への電話と、ラストシーンですね。
電話のシーンでは恐らく矢場の汚職への釘刺しの意味での登場だったのでしょうが。
ラストシーンでは、何らかの研究をアニマシティに移動して行う、というような様子が見受けられました。
とりあえずこの時点で分かることは。
『アランはメディセンで起こっていた事を把握できるほどの鋭い読みを持っている』ということと。
『シルヴァスタ製薬は何らかの研究を行っている』っていうことくらいですかね……。
……まぁこの時点ではあまり有益な情報はなさそうですねぇ。
4話 Dolphin Daydream
4話でのアランの登場シーンはラストシーンのみですかね。
みちると士郎の映像を見て、それぞれの能力について興味を持つ、という様子でございましたが。
ただその様子はどうにも。
『本当に、ただ興味をもっただけ』という様子に見えたんですよね。
執着とか、そういうものがあまり感じられないような雰囲気だったといいますか……。
5話 Greedy Bears

© 2020 TRIGGER・中島かずき/『BNA ビー・エヌ・エー』製作委員会
5話でのアランの登場シーンは、決勝戦を見ている客としての姿でしたが。
ここでもアランはみちるのことを興味深そうに見ていました。
その際、傍にいた男性はみちるの名前を知っており、アランに教えていました。
つまりこれは、やはりシルヴァスタ製薬はみちる(およびなずな)の獣化について関わっているのではないか、と考えられるのですが……。
まとめ
これらの情報をまとめた際、私が思いついたことは。
『なずなとみちるの獣化についてはシルヴァスタ製薬は関わっていないのではないか』ということなんですよね。
これまではシルヴァスタ製薬がとにかく怪しいと思っていたんですけれども。
でももしもシルヴァスタ製薬が人為的獣化の首謀者というか、その黒幕だったとしたら。
アランがみちるに対して見せた反応がどうにもしっくりこないんですよねぇ。
あるいはアランは人為的獣化計画に関してはそこまで関わってはおらず。
実は部下達の独断先行だった、っていうことについても考えたのですが。
いやそれでもそんな大掛かりな計画だったら話を聞いていてもおかしくないと思うんですよね。
そうなるとシルヴァスタ製薬ってのは。
『後天的獣化について研究している』という側面はあれど、それを実現できておらず。
『人為的ではない後天的獣人』であるなずなを確保するものの。
みちるに関しては確保前に逃げられてしまった。
なんて感じなんじゃあないかと思うんですよね。
こうして考えてみると、以前までの『シルヴァスタ製薬怪しいぞ?』っていう考え方がちょっと違和感があることに気づけまして。
逆に冷静になってこう考えてみると、変にしっくりくるんですよねw
恐らくですが、アランが研究場所を移したのも『なずなを確保しているからこそ研究が次の段階に進んだ』っていうことなのではないでしょうか?
この辺り、今後恐らく割と早く明らかになるかもしれませんので。
アランやシルヴァスタ製薬関係者の言動には注目ですね!
BNA ビー・エヌ・エー 第5話 感想
さてそんなBNA ビー・エヌ・エーの第5話の感想なのですが。
まさかの野球回でしかもまさかの感動w
いやぁ最近の作品ですときっちり野球回をやる作品もまた増えてきたわけなのですが。
それにしたって、なんとも素直じゃない野球回w
なのにきっちり面白いっていうんだから凄いですなぁ~。
なんていうんでしょうね。
ホントBNAはこういうサブな回でも無駄にしてこないっていうか。
いろいろなことを描いてきてくれるので、飽きないんですよねぇ。
ただぼちぼち。何らかの形で物語を大きくうごかしてほしいなぁ、って部分はあるのですが。
次回が6話で、折り返しなので。恐らく次回は何らかの重大な謎が明らかにー、とかはあるんではないでしょうか。
その辺り期待しつつ待て! というとこですかな!
以上、ロシアスキーでした! 次回もよろしくお願い致します!
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