どうも、イングレス担当。ロシアスキーです。
相変わらず、あくまでもマイペースでの視聴を続けておりますが。
気張らなくていい、そして自分のペースで視聴を続けられるというのは、案外に大事なことだな、と実感しております。
では、今回も早速語っていくといたしましょう。
スポンサーリンクイングレス 3話あらすじ
前回までの都内編から一転しての京都編。
今回は1話同様、ちょっと気になる所での引きということで。
もしかしたら、2話ずつに区切りのいい話の展開になっているのか? などと予想しております。
以下、あらすじです。
さらにヒューロン社の部隊まで登場し、追い詰められそうになる二人だったが。エンライデントのポータル内に入った時、誠の能力が強化される。
誠の機転によりヒューロン社の部隊とジャックが争うことになり、見事に危機を脱した二人。
ポータルなどの説明をサラから受けつつ、京都へとたどり着いた誠。
サラの導きにより発見した研究所は、カオティックマターという物質を研究していた。
エキゾチックマターとはまた別の力をもつカオティックマター。研究所では、それを使い人体実験を行っていた。
更なる調査で、ヒューロン社が精神操作を研究していたことが判明する。
非道な実験の記録に驚く二人だったが、そこについにジャックが追いつく。
ジャックの追及により、狙われる理由に違和感を抱くサラ。
しかしその時、ヒューロン社の部隊も襲撃。ジャックが撃たれてしまう。
完全なる包囲網の中、二人は逃走を開始するが……。
新たな目的地で、どんな事件が起こるのか。そんな期待をさせつつ、アプリである『イングレス』をアニメに落とし込んだ説明をする。
そうしつつも、物語を動かすことは忘れない。なかなか個人的には楽しめた回でした。
ただ、ちょっと説明がアプリをベースにしすぎてて、軽いな、という所感はありましたが……。
まずはキーポイントを語っていきましょう。
スポンサーリンクポータル・XM・陣営の関係
今回説明のあった、ポータルとXM(エキゾチックマター)。そしてそれを奪い合う二つの陣営についてですが。
個人的には『なるほど。そういう設定か』と納得しながら見れたのですが。これは少し賛否両論な部分かもしれませんね。
ポータルを支配し、エリアを拡大することでセンシティブが能力を十二分に発揮できるエリアを増やす、という所まではいいのですが。
前回を見る限り、ポータルの奪い合いはとても簡単に行えてしまう様に見えましたし、もう少しヘビーな設定があっても良かった気がします。
今後、情報が開示されたことにより状況が変わることも考えられますが、少し『軽い』なぁ、というのが正直な感想ではあるのですが。
このポータル、XM、陣営について、私が疑問に思ったことがあります。
それは『どれが最初に起こり、どれが従っている状態なのか』ということです。
どういうことかといいますと。まず陣営は恐らく作中の『イングレス』アプリによって決定されているのでしょうが。
なぜ二つの陣営なのか。その二つの陣営の起こりは? ポータルはなぜその二つの陣営によって区分できるのか。
そこがどうしても疑問なんですよね。
XMは遥か昔から人々の傍にあった、ということですが。ならばエンライデントとレジスタンスの歴史も同様に深いのか?
なぜ示し合わせたように、その二つの陣営を選択させるアプリが存在するのか。そして、センシティブはなぜ陣営を選択しただけで、エリアごとに能力の強化・弱体を『本当に』受けるのか。
これらの不可解な点なのですが、私は一つの仮説を立てました。
それは、前回の記事でも少し触れた点なのですが。『エキゾチックマターに感情、もしくは意思がある』のだとすれば、納得ができる気がするのです。
エキゾチックマターは、人類を二つの陣営に分け、戦わせている。自分の影響を許容するのか、それとも自分を管理するのか。
人類がどちらの道を選ぶのか、決めさせようとしている。
なので、まずアプリを開発させ(仮説では、ADAに作成させた、としておりますが)、明確に、エキゾチックマターの力ある場所、つまりポータルを奪い合わせている。
センシティブの能力を強化することができるエリアを奪い合うように仕向け、エンライテンドとレジスタンスの戦いを激化させ、その結末を導こうとしている。
……こう考えれば、このポータル、XM、陣営の関係にも納得がいくのではないでしょうか。
つまり、『人類はポータルを獲得し、XMの力を引き出している』のではなく事実はその逆。
『XMこそが、人類を戦わせ、その終焉を見届けようとしている。ポータルを陣営が支配し、力を引き出しているのすらもXMの掌の上』なのではないでしょうか。
もしもこの予想が当たっているのだとすれば、恐らくXMにとってはどちらの陣営が勝つのか、ということすらどうでもいいことなのだと思います。
ただ、現状だとその事実に気付けている登場人物はいるのかどうか……。
そもそもこれはあくまでの自分の予想でしかありませんから、完全にこれが正解、とは限りませんが。
荒唐無稽ではあるかもしれませんが、予想としてはなかなか良い読みができたのではないかとは思っています。
スポンサーリンクヒューロン社の研究
続いての考察ポイントは、ヒューロン社の人体実験についてです。
今回明らかになったヒューロン社の研究ですが、人体実験によって、人間を洗脳するかのような研究でした。
ヒューロン社はなぜわざわざカオティックマターなどを使い、人体実験まで行い、人間の精神を操作するという研究を行っていたのか。
その目的とはなんなのか。そこが重要なポイントです。
普通に考えれば、わざわざカオティックマターの様な物質を使ってまで洗脳、精神操作などする必要はありません。
そこであえてカオティックマターを使う。そこがキーなのは間違いないでしょう。
ここで考えるべきは、カオティックマターの性質。カオティックマターはセンシティブの能力を大幅に強化できるようですが、肉体への負担が大きい物質のようです。
しかし、その肉体への負担の損益分岐点を知ることができれば、デメリットを極力減らし、メリットを取ることもできるのではないでしょうか。
その上、精神を操作し……自分たちに忠実な部下を作ることができるとすれば。これ以上なく有益といえるのではないでしょうか。
ヒューロン社が精神操作を行っていたのは、間違いなく兵力を増強するため。転じて、そこから世界を支配する、ということまでも考えられますが。
まずは何はなくとも実験。そしてデータ収集。それこそがヒューロン社の現段階での状況なのではないかと私は予想します。
そこから先の目的まではちょっと予想するにはデータ不足ですが。ヒューロン社の狙いがかなり大きいものであるのは間違いないでしょう。
問題としては、ヒューロン社がエンライテンド、レジスタンス。その両陣営に対してどういった姿勢をとっているのか。そこも不明なので。
今後は、ヒューロン社の動向にも注目していきたいと思います。
サラの秘密
今回一番気になっている点としては、サラが抱える秘密というものもあります。
単純に記憶を失っているのもありますが。サラもまたヒューロン社の実験のデータの中に記録が残っていました。
詳しくそのサラのデータについては、調べる前にジャックが来てしまったので不明ですが。
もしも、サラもまた人体実験を受けていたとすれば、今後の展開においてサラの存在は重要なものとなりますし、ヒューロン社が存在を狙うのも納得です。
さらにいえば、その身体に『実験成功したが故の秘密』があるとすれば、始末しようとしないのも道理でしょう。
ただ、これはあくまでもサラも人体実験の被験者だったとすれば、という仮定の話です。
別の切り口から考えるとすれば、サラの能力に何か秘密があるのではないかという考え方もできます。
実験自体が上手くいっておらず、その最終的な成功のため、サラの力が必要だとすれば。
サラの能力は、『見えぬものが見える』能力です。単純にカオティックマターを数字だけで実験に使用するよりも、より繊細に実験・運用をする為に有効だと思えます。
しかし、それだとすればわざわざ研究所にサラのデータを残しておく意味、必要性には少し疑問も残ります。
やはり、ここで素直に考えるのであれば。サラもまた人体実験を受けていた、と考えるのが普通でしょうか。
例えば、サラの能力は人体実験によって植えつけられたものであり、その記憶もまた失われているとすれば。
あるいは、その記憶を、精神操作によってヒューロン社が奪っているとすれば。
この辺りの可能性は十分に考えられるかと思います。
サラの秘密がどういったものであれ、やはりサラが単なるヒロインだとは考えにくいです。
今後は、割と早い段階でこのサラの秘密、狙われているのに命までは奪われていない事情というのも明らかになり。
そこから物語が大きく動くのではないか、と私は考えております。
そして、そこにはあのブラントの行動の意味もまた関わってくるのでは無いでしょうか?
スポンサーリンクイングレス 3話感想
さて、イングレス3話の感想ですが。
前回までは時間軸が夜ということもあり、画面全体が暗く、地味だった印象なのですが。
今回、日中のパートを織り交ぜることにより、その地味な印象も軽く払拭できたのではと思います。
1話、2話で成せていなかった説明に関しても、軽く済ませることで物語のリズムを損なわないようにし、かつ情報を整理する。
冒頭とラストに敵の襲撃を入れることで、話自体が退屈しないようにする。
実は地味に良くできたエピソードだったのではないか、というのが私の感想ですね。
ただ、難点として説明がロードムービーパートで軽く済まされてしまったので、シリアス成分が薄くなってしまった感は否めないかな、と。
この辺り、もう少し上手くやれたんではないかとは思うのですが……難しいでしょうね。
説明が冗長になれば視聴者のストレスになってしまいますし、かといって説明が不足すれば置いてけぼりを食らう。
恐らくは、今回くらいの分量がギリギリキレイにまとまるレベルだったのではないか、と思いますね。
イングレスは3話まではじっくり、丁寧に作った感じが見られる作品なのですが。それも良し悪し。
そろそろ、何か大きなイベントが起きて欲しい、というのも正直なところではありますね。
ここまでの間、誠とサラはギリギリの状態からの逃走、というのを繰り返していましたから。
このままいってしまうと、その展開に緊張感がなくなってきてしまうんですよね。
次回4話では、新しい展開、新しい危機を描いてもらいたいな、と思いつつ。
ただ、ここまでは色々と考察点を見つけてはそこに関して色々と考えていて楽しめているので。
今後も、ダレることなく展開していってほしいですね。
恐らくは、この辺りから物語も加速してはいくと思いますので。その辺り、盛り上がりに関しては期待できるのではないか、と思います。
ですが、当記事ではTV視聴勢へのネタバレを考慮して、1話分ずつ記事を執筆していきます。
ネタバレされたくない方はTV放送のペースに合わせて記事を読んでいき、ネタバレされたいという方は更新された記事をどんどん読み進めていって下さい。
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以上、ロシアスキーでした。次回も、どうぞよろしくお願い致します。
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