貴女の使命とは──
どうも! ロシアスキーでございます!
今回、『Vivy -Fluorite Eye’s Song-』の最終話!
13話目が来ましたねー。
ヴィヴィとマツモトの100年の旅のその結末……。
まさに、最終回にふさわしい展開でございましたが……!
とにかく! 今回も語ってまいりましょう!
目次
Vivy -Fluorite Eye’s Song- 第13話 あらすじ
マツモトと合流し、前回よりも迅速にトァクとも合流を果たす。
事情を説明し、協力を要請するヴィヴィ。
その言葉を信じ、ユイはトァク構成員、そしてエリザベスに対し、ヴィヴィに協力することを命じる。
マツモトが案じる中、ヴィヴィは自分がすべきことをする、と決意を固める。
トァク構成員、エリザベス、マツモトが時間を稼ぐ中。ヴィヴィはステージへと立つ。
AIの暴走を止めるため、その歌を歌う覚悟を胸に……。
という感じで……。
まさに最終回。まさに最終局面。
歌を歌うことができなくなったヴィヴィが、悲壮な決意を胸に最後の『戦い』に挑む。
それを支えるマツモトや、トァクメンバーの奮闘……。
見ていて、ずっとハラハラしっぱなしでしたねぇ……!
では、今回も語っていくといたしましょう!
ラストシーンについて
まず語りますはこちら。
『今回描かれたラストシーンについて』ということで……。
今回、ヴィヴィがAIと人間の戦いに終止符を打ち。
世界が、一時的にとはいえ平和になった、その姿が描かれたその後……。

©Vivy Score / アニプレックス・WIT STUDIO
マツモトとヴィヴィの会話が、最後に描かれたわけなのですが。
そのシーンというのが、なんというか……。
色々と考えることができてしまうようなラストでございましたね。

©Vivy Score / アニプレックス・WIT STUDIO
機能停止したはずのヴィヴィが目を覚まし、オマケに髪型はショートヘアになっていた。
そこにマツモトが登場するわけですが、マツモトは……。
「アナタの使命は、歌で皆を幸せにすること」と。これまでに無かったようなことを言いました。

©Vivy Score / アニプレックス・WIT STUDIO
二人の会話する部屋はピアノがあり、アーカイブの仮想空間を想起させつつも。
部屋の窓から外を見ると、人の姿が見える……。
そんなエンディングだったわけでございますが。
皆さんは、このエンディング。その『意図するところ』について、どうお考えでしょうか。
……まぁ、これに関しては、おおよそ3つのパターンに分けられるかと思います。
なので、ここではそれぞれについて考察してみたいと思います。
1:現実世界でヴィヴィが復活した
まず考えられるのは、これは現実世界での出来事であり。
ヴィヴィは、何らかの理由、もしくは誰かの手によって復活することができた、というパターン。
これも、有り無しでいうと、可能性としては有るんですが。
……私としては、この可能性は低いのではないか、と思っております。
そう思った理由としては、なのですが……。
まず、ヴィヴィが目覚めた場所が、研究施設などの専門的な施設ではなかった点。
同じく、ヴィヴィは機能停止したのにも関わらず、目が覚めたときは近くに研究者などもいなかった。
更に言うのなら、ヴィヴィが窓の外を見たとき、そこにいた人たちって。
『まったく動いていなかった』んですよね。
それらを踏まえて考えますと、これは現実世界での出来事ではないのではないか、と私は思うんですよね。
2:これはアーカイブ接続時の様な仮想空間である
続いて考えられるパターンとして。
『これはいわゆる仮想空間である』というパターン。
これも、有り無しでいうなら、可能性は十分にありえる話であります。
なにせ、そもそもの風景として、ピアノがあるという共通点もあります。
ただ、そうだったとして、今までと違う風景だ、っていうのが気になる点ではあるんですよね。
更に言うなら、ヴィヴィの服装と髪型が変わっている、っていうのも大きな変化であると言えます。
ただ、個人的に一番気になったポイントは、これが仮想空間だとしたら。
『アーカイブ』に該当するような存在の声が無かったんですよねぇ。
そう考えると、これが仮想空間やネットワーク内での出来事である、っていうのも。
私としては、可能性が低いのではないか、と思います。
3:これは現実世界でも仮想空間でもない『どこか』である
そうなってくると、残った可能性として私が考えたのは。
『現実世界でも仮想空間でもないどこかでの出来事である』という。
そういう風に考えてみたんですよね。
……と、ここまで引っ張ってきましたが。
ハッキリ言いますと。このヴィヴィとマツモトはずばり。
『魂』だけの存在なのではないか、と思ったんですよね。
もちろん、AIに魂があるのかどうか、という部分については、疑問が残るところでございます。
ただ、少なくともこの作品のAIは、感情じみたものを獲得している、というのは。
これはもう疑いようの無い部分であると思います。
そうなってくると、ですが……。
『……魂くらいあったとしても、不思議じゃないんじゃね?』と。
私としては、ふと思ったんですよね~。
……勿論、これが大分ファンタジーな考えである、ということは理解しています。
ただ、長いシンギュラリティ計画の道程を乗り越え。
最後の最後、AIと人間の戦いを収束させた。
そんなヴィヴィとマツモトが、全ての任務を終えた後、その魂が救済された。
……なんてのは、少しは救いがあるんじゃあないでしょうかねぇ。
……っていうのは、ホント、私結論ありきで語ったんですがw
でもまぁ、正直どの可能性もあるにはある、ということで。
その中で、私としてはそうなんじゃないか、と思ったという。
そんな感じで。ここでは考察させていただきました。
……皆さんは、どう思いましたかねぇ?
世界はどう変わったか?
続いて語りますはこちら。
『ヴィヴィの活躍の後、世界はどう変わったか』について。
ちょっと、考えていきたいと思います。
今回、ヴィヴィとマツモト、トァクメンバーたちの活躍によって。
AIと人間の戦いは終息することになりました。

©Vivy Score / アニプレックス・WIT STUDIO
少なくとも、トァクメンバー、そしてユイとエリザベスに関しては。
無事生存することができた、というのは確認できたわけですが。
当然、これだけの事件が発生したとなると。
今後、人間とAIの関係というのは。
なかなか、一筋縄に『共存へ』とは行かないだろうなぁ、という気がしますね。
ただですね……。
今回のスタッフロールでの一幕として。

©Vivy Score / アニプレックス・WIT STUDIO
アバンでヴィヴィに助けられたおじさんが描かれて。

©Vivy Score / アニプレックス・WIT STUDIO
機能停止したAIに対して攻撃していた人間に対し、制止しているような姿があったんですよね。
これは恐らく、自分を助けてくれたヴィヴィの存在もあり。
AIに対し、過度な怒りや恨みを抱いてはいけない、と。
そう説いていたのではないか、と想像できます。
このおじさんだけではないですが、一部の人間。それこそ、トァクのメンバーであれば。
ヴィヴィやマツモトの働きについて、理解しているわけでございます。
更に言えば、ユイやエリザベスという、共存する人間とAIの存在もあり。
ヴィヴィとマツモトのシンギュラリティ計画については、恐らくですが、ユイ辺りは記録を譲渡してもらっていても不思議ではありません。
……だからといって、人間とAIの未来が、すぐさま改善する、ということもないかもしれません。
そもそも、まずは戦いからの復興もありますし。
AIたちをもう一度働かせるにしても、慎重を期さなくてはいけないでしょう。
ですが、ヴィヴィが多くの出会いと別れ、戦いを繰り返し歩んできた100年。
その努力があるからこそ。恐らくではありますが……。
最後の最後、それによって紡がれた縁により……。
これから先の未来は、きっと人間とAIは共存できる。
そういう世界が作られていくのではないか、と。
私はそう考えております!
……っていうか、そうであってほしいですよねぇw
ここまでヴィヴィとマツモトが頑張ってきてですよ。
『それでもやっぱりダメでしたー!』っていうのは。
もうホント、それは救いが無さ過ぎるので……。
きっと、世界は優しく美しい世界になったに違いない、と。
私としては、そう言いきりたいですね!
2期(続編)の可能性について
さて、次に語りますはこちら。
最終回を迎えた作品の記事では、必ず語っている部分なのですが。
『2期、あるいは続編・次回作はあるのか?』という部分について語っていきたいと思います。
さて、まずこの作品の『物語』部分の終わり方などから考えますと。
……まぁ、アレですよね。綺麗~に終わりましたよね。
いや、それこそあのラストシーンから、更に展開を広げていく、っていうことも不可能ではないんでしょう。
ただ個人的には、あのラストシーンっていうのは『余韻』あっての『良さ』だと思うんですよね。
最後に不透明な部分があるからこそ、想像の余地があり。
視聴者それぞれに違った感想を抱く……。
明確な回答のある終わり方。そんな作品もまた良いとは思うのですが。
逆に、最小限の回答で終わっていく作品もまた良いわけですよ。
……な、の、ですが……。
つまるところ、この良さを壊す、ではないですけど。
ここからムリに物語広げるっていうことは、必要ないと思うんですよねぇ。
そういう意味では、いわゆる『純粋な続編』っていうのは。
……ちょ~っと、無いのかなぁ、とは思いますね。
ただ、別の側面。
つまりこの作品の『話題性』や『DVDなどの売り上げ』という部分から考えますと。
……これはあくまでも私の体感ではあるんですけど。
……『続編、有ってもおかしくはないんじゃないかなぁ?』とも思うんですよ。
正直に言いますと、私も放送開始前は『まぁ~小粒な良作って感じで綺麗にまとまってくれれば楽しめるかなー』とか思ってたんですよ。
ですけど、蓋を開けてみれば私、めちゃくちゃ楽しんじゃったんですよね。
私が観測している範囲ですと、結構評判も良いといいますか。
好感触な反応も多かったんですよね~。
そういう意味では、『決して有りえない話ではないんではなかろうか……!』とも思えるのですが。
ただ、この現代アニメ業界においてはやはり。最後の最後の一押しと言いますと……。
『円盤や配信、グッズの売り上げ』っていうものだと思うんですよ。
それによっては……というところはありますね。
まぁ、私個人の思いとしては、『外伝でもいいからやってみてくれないかなー!』っていう思いはあるんですが!
ほんと、こればっかりは読めない! って感じですかねぇ~……。
Vivy -Fluorite Eye’s Song- 第13話 感想
さて、ここまでVivy -Fluorite Eye’s Song-の13話について語ってまいりましたが。
その13話の個人的感想といたしましては……。
……いやぁ……良い、本当に良い作品だった……!
毎回毎回、先の展開にドキドキして、各章の終わり方に心揺さぶられ。
最終的にヴィヴィは、マツモトはどうなるのかと手に汗握り。
そしてこの、しっとりとした最終話ですよ!
もうね、私マツモトがヴィヴィを護ったシーンで思いっきり。

©Vivy Score / アニプレックス・WIT STUDIO
『マツモトオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!』って叫んじゃいましたよ!
しかもそのシーン、マツモトのセリフが無いのがまた……!
ホント、ヴィヴィもなんですけど。マツモトも含めて。
AIである『二人』の成長や絆が一つの結果として結実を迎えた!
そして、二人の努力が世界を救った!
そんな中流れる歌の美しいこと美しいこと……!
ホント、この作品ノーマークだったけど気づいたら完走してましたー! って人結構いるんじゃないかなぁ……。
私としても、本当にこの13話、ずっとず~っと楽しませていただきました!
……そしてその反動で、ロスがでかい! っていうねw
でも本当に、SF要素を『物語を盛り上げるための要素である』とバッサリ切ったってのが。
ここまで功を奏すとは……。
いやー……本当に良い作品に出会えた……!
なお、まだ漫画版が連載中ですのでね! そちらを読んでVivyの世界を堪能するのもまたよろしいのではないでしょうか!
ということで、以上ロシアスキーでした! 次回の作品の記事のでもよろしくお願い致します!
▼Vivyの記事はこちらにまとめてあります
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コメント
このアニメの原案を書籍化した小説版も発売されています(既刊2巻)
大筋の展開はアニメ版に近いですが、細部がだいぶ違います
特に大きいのはヴィヴィとディーヴァの二重人格のようになった理由が全く違い、その後の展開もかなり違う事です
個人的には、続編は無いと思います
売り上げの問題ではなく、このアニメの原作者と言うべき長月達平と梅原英司は、
すでにこのアニメでやりたい事はやりつくした気がするんですよ
なのに売れたから強引に続編をやっても蛇足にしかならい
あのラストに対する視聴者の解釈の自由も含めて、ここで終わらせるべきだと、あの二人は判断するのではないでしょうか
ってか、続編をやる気があるなら、Cパートは考察の余地の無い明確なヴィヴィの復活シーンになってたと思います
あと長月達平さんにはリゼロの原作の続きを頑張って書いてほしいという個人的な願いもあります
このアニメは素晴らしかったし、時にはアニメの脚本に参加してもいいけど、
本業の方もしっかりお願いしたいわけですよ、ベルセルクは未完になったし・・・
名無しさん
コメント、ありがとうございます。
あ、小説版とかもあるんですね。
しかも展開が違うとは……ちょっと興味深いですね。
あー、製作サイド側の『やりつくしたかどうか』っていうのも。
確かに続編に関してはあるでしょうねぇ。
リゼロの続き、ってのはわかりますねw
ホント。完結できるうちに完結していただかないと! っていう。
っていうか、小説原作のアニメとかだと、原作が滞ってるのって多い気が……!w
個人的には、Cパートの窓の外の人たちが動いてなかった事に深い意味は無いと思います
ほんの一瞬だったし、彼らの談笑は聞こえてましたからね
そもそもヴィヴィが「動かない不自然な群衆」を見て微笑んだとは思えません
またヴィヴィが目覚めた場所が研究施設でなかった事もマツモトがヴィヴィの目覚めの場所はあの部屋にして欲しいと頼んだとか何とでも理由はつけられそうです
ただ、あのCパートはきっと絶対に正しい答えは無いのだと思います
長月達平さんのツイートでも全く触れてませんでしたし
だからヴィヴィとマツモトの人格は魂にまで昇華され天国に至ったという解釈もありだと思います
名無しさん
コメント、ありがとうございます。
結局のところ、ラストシーンについては。
恐らく、そういったこと。
『ご想像にお任せします』と言いますか。
『色々考えてみてください』と言いますか。
そういった意味がある、ということこそが正解……というか。
そういうシーンなんですよ~、っていうことなのかもしれませんね。
だからこそ、っていう部分もありますしね!