みなさまこんにちは。
『Re:ゼロから始める異世界生活』2期担当、ヤンデレエミリアに鳥肌が立った坂田です。
前回35話ではリューズの本体と複製体の存在、エキドナの目的が不老不死であることが明かされました。
ガーフィールをねじ伏せて屋敷へ戻ったスバルは、ペトラたちを村に避難させますが……。
今回36話ではベアトリスの望みとお母様の正体が判明。
エルザたちの襲撃から逃れたスバルを待っていたのは、ただならぬ様子のエミリアでした。
一番恐怖したのは多兎に食われた時ですが、悲惨さで言えば今回が最強ではないでしょうか。
ロズワールへの疑惑も確信に変わってきましたね。
さっそく考察・解説を交えながら見どころを振り返っていきましょう!
原作未読者によるネタバレなし初見考察です。原作ファンの方は初見勢の考察にニヤニヤしながら読んで頂ければと思います。
※コメント欄でのネタバレも厳禁でお願いします!
当サイトでは、男女2人のライターが各々リゼロ2期の記事を書いています。
是非、それぞれの思考の違いをお楽しみ下さい!
男性視点担当のタカシさんの記事は、当記事の最後に貼ってあるリンクから読むことができます。
ベアトリスの望み
ベアトリスが400年間待っていた「その人」は、エキドナの肩入れっぷりから見てもスバルで間違いないと思います。
救いのない世界で裏切られ続けたベアトリスが最後に望んだのは自らの終わりでした。
彼女を救う方法を提示されても、自分にはできないと分かっているから言葉に詰まるスバル。
それを察したうえでスバルに56されることが唯一の救いだと訴えるベアトリスも悲しいですね。
彼女を救うには遅すぎたのかもしれません。
「ベティがお前に最後を預けるのはきっと――」
この続きはエルザの登場によりさえぎられてしまいますが、とても大事なことを言おうとしていた気がします。
ベアトリスはスバルが「その人」だったら嬉しいと思っていたのかもしれません。
最後の力を振り絞ってスバルを転移させたのも、絆と確かな愛情があったからではないでしょうか。
まぁこの後の惨劇を知ればエルザたちにトドメを刺されたほうがマシだったな、と思うのですが。
何気にベアトリスも陰魔法の使い手だったりしてスバルとの相性はよさそう。
今後のループでは合体技で共闘などあったらいいな、と期待しちゃいます。
お母様の正体はエキドナだった
ベアトリスが守る契約は知識の書庫の意地と管理です。
「知識をため込むのが何より好きな人だった」ときて連想するのはエキドナですが、彼女こそがベアトリスのお母様でした。
お母様の正体、福音書絡みとなると魔女か魔女教徒の可能性が高そうですよね。
32話でお母様の存在が初めて出てきた時にそう考察しておりましたが、エキドナだと確定するとやっぱり驚きますね。
さらに注目したいのが二人の共通点です。
リゼロ2期においてエキドナ=蝶のイメージがOP&EDや髪飾りで視聴者に刷り込まれていますが、よく見ればベアトリスの瞳、服飾、金書庫の装飾など蝶をあしらったものが沢山ありました。
またさなぎが羽化する様子から蝶は復活・不老不死などを象徴する生物として扱われることもあり、蝶と関連付けることでエキドナの目的まで示唆していたのではないでしょうか。
実はエキドナが登場した時から……もっと言えばベアトリスが登場した時から緻密な伏線が張られていたと気づき衝撃でした。
エルザとメイリィの襲撃
やっぱりスバルの帰りに合わせて襲ってくるんですよね……、誰が情報を流しているのかまだはっきりしません。
せっかく避難したフレデリカやペトラたちもメイリィによって56されます。
避難させても無駄ならともに屋敷で迎えうち乗り越えるのが最善の方法なのだろうかと思ったり。
戦力的にもそちらの方が合理的な気がします。
エルザはベアトリスのマナの矢を喰らって砕け散ったはずなのですが、次の瞬間には何事もなかったかのように復活していました。
もしかして回復魔法の使い手だったりするのでしょうか?
それとも陰魔法を無効化する力があるのか?
スバルが今回のループを見限った瞬間に攻撃を加えてくるんだからこれまた鋭いです。
「可愛そうなのは精霊の子の方ね、こんな子のために犠牲になるなんて」はスバルの不甲斐なさ云々よりも簡単に命を投げ捨てる者を助けた無意味さを指摘したのかなと思いました。
「気に入らない目」をしていたスバルの視線も意識も目の前の脅威・エルザではなく他所を向いていたように見えますし。
屋敷の扉がすべて開け放たれていたのはエルザがベアトリスを探している痕跡だったんですね。
エルザの共犯・魔獣使いのメイリィは2章でスバルを誘導した村の女の子です。
そんな子居た気がする、程度の認識であまり気にしていなかったんですけど!
あの時の魔獣の大群もメイリィが裏で手を引いていたという事でしょうね。
年齢の割に雰囲気や口調が大人びている印象でした。
ペトラを友達と認識したうえで苦しまない様に56してしまうあたり残酷なのか最低限の思いやりはあるのか、判断しかねます。
ロズワールの狂気
まず初めに今回のロズワールさん、武力行使しすぎだと思いました、本当に鬼畜です。
福音書を「劣化品」と呼んでいたのは叡智の書のもう一冊の持ち主だったからなんですね。
ここは簡単な考察だったかも知れませんが、予想が当たって嬉しい。
察するに、彼は書に記された通りのスバルを待っており、助力することでスバルの行動を導き、自らの悲願を達成しようとしているみたいでした。
悲願はエキドナ復活、もしくはエキドナと会う事ではないかなと予想します。
ロズワールがスバルの死に戻りに気付いている可能性について、少し前から指摘されていましたが、正確には
・ロズワールはスバルの死に戻りについて詳しく知らないけれど、やり直しが利くと知っている
・ロズワールの記憶は保持されない
でした。
だからこそ「分かっているつもりの僕が」という発言につながる。
34話で嫉妬の魔女の影に呑まれても妙に余裕があったのは、やり直しが利くと知っていたから、そして「私ではない私が目的を達せばそれでいい」と考えているからこそだったんですね。
雪を降らせたことについては、孤立して精神不安定になったエミリアがスバルに頼るようになるところまで納得したのですが、最終的にどんなメリットがあるのかまでは私の脳では理解しきれず(汗
雪に反応して多兎が来ましたから、聖域の住人が襲われる事も含めてすべてエミリアのせいにするつもりだったのでしょうか?
今思えばMemorySnowの豪雪も伏線だったみたいで、凄いです。
エミリアを追い詰めたのは誰?
今回、特に強烈だったのが精神崩壊したエミリアです。
嫉妬の魔女が乗り移ったんじゃないか!?と思うほどの豹変ぶりでした。
いや壊れてしまったエミリアたんも嫌いじゃないんですけど()コレジャナイ感が勝りますね。
スバルを抱きしめた瞬間の彼女は嫉妬の魔女と重なりました。※34話参照
瀕4のスバルを見て「もしかして疲れてる?」で済ませたり、忍び寄る4を「眠たいの?」と解釈するあたりからも正気でないことが伺えます。
墓所で彼女を追いつめるもの、といえば試練しか心当たりがありません。
叡智の書がエキドナによって記されるのなら。
ロズワールが叡智の書に従って雪を降らせたのなら。
エキドナが試練を通じてエミリアの心を徹底的に追い込んだのではないでしょうか。
エミリアを使い物にならない状態にして、スバルに試練を受けさせようとしている……とかありえそうですね。
エキドナはスバルに試練を受けてほしい様子でしたから、あり得る話かなと思います。
あとスバルが聖域を出る直前に置いたはずの手紙が無くなっていたのが引っかかりました。
手紙を読んでいれば、エミリアはあそこまで不安定にならなかったはずです。
エミリアは手紙の存在を知らない。
ロズワールが隠したわけでもない。
そういえば屋敷へ向かうスバルをひとりのリューズが影から見送っていました。
その前から尾行されていたのなら、もしや…?と疑っているのですが。
手紙が消えた謎についても頭に入れておきたいと思います。
リゼロ2期36話 感想
35話のコメント欄でゆうさんに頂きましたコメント
ここから先、スバルが自分の命の価値を安く考えた結果、何か良くないことが起こりそうで、また地獄を見ることになるのではないかと予感しています。
がさっそく現実になって震えました。
全身ズタボロのスバルがエミリアの元へ行ったのは最後までエミリアを心配していたのか、最後くらいはエミリアのそばで死にたいという自己中心的な気持ちだったのかどっちだったんだろう……。
壊れたオルゴールのようなBGMも相まって恐怖倍増でした。
毎度演出が鬼がかってます。
スバルが欲しかった言葉を沢山くれたヤンデレエミリアだけど、毛ほども嬉しくなかったですね。
それはあり得ない事で、そう言ってくる彼女の精神状態は普通ではなく、苦しんでいるからなのだとスバルが分かっているのがさらに心苦しいというか。
サブタイから察するにキスは「4の味」がしたのだと思います。
個人的にはガーフィールが最後までラムを助けようとしていたのも見ていられませんでした。
ラムの傷口にあてていたのは回復魔法だと思われます……、そこへ容赦なくトドメを刺すロズワールさん。
テメェの血は何色だーっ!
ガーフィールがロズワールを嫌いな理由、分かった気がします。
だけどロズワールにも信念があって、大事なたった一つを守るためにその他全て、今の自分をも犠牲にすることを厭わないその姿勢、私は嫌いになれないんですよね……。(巻き添えを喰らう方は堪ったもんじゃないですけど)
最後のスバルへの言葉は彼なりのアドバイスだったのかな。
ロズワールみたいになって良いのかは別として……。
また片腕血まみれ包帯パンツという個性的なファッション(?)でシリアス&バイオレンスを繰り広げる姿も強烈でした。
外に出たとき雪が降っていましたから寒かったはずです。
状況が状況だけにそれどころじゃなかったんでしょうけれど、なかなかシュールだな、と思いながら見ておりました。
一方、望みを叶えたベアトリスですがあれじゃあまりにも可哀想すぎて。
かといってスバルがトドメを刺してあげるのも違う気がするんですよね。
今後は彼女を救う方法も模索しつつ、になるわけですが、死に戻りを繰り返しても一向に成功の道筋が見えてきません。
次回のスバルがどういう状態で再スタートするのかも心配です。
この後味の悪さもリゼロの醍醐味だと思うので、個人的には面白さのあまり即2巡した36話でした。
リゼロを正しく楽しむためにも、重大な解釈違いなどありましたらコメント欄より補足・ご指摘いただけると嬉しいです。(ただし、ネタバレに繋がる内容や初見考察の面白さが薄れてしまうようなコメントはNGでお願いします。)
ではまた来週、37話でお会いしましょう。
もう一人のリゼロ担当者の方、タカシさんの記事も更新中!
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コメント
エルザが復活してたのは32話でラムの魔法で受けた傷が治ってたのと同じ理由です
思えば、3話でラインハルトのトンデモな斬撃を食らっても五体満足で生き延びてた理由も同じでしょうね
アニメではカットされてますが、原作ではメィリィは【管理人より:現時点で知らない方が今後の考察が面白くなりそうなので修正させていただきました。申し訳ございません。】
あとはご想像にお任せします
コメントありがとうございます!
エルザは回復魔法に長けているというより、もともと備わっている回復力が高い……?
あの年齢でエルザと似たような事をしているメイリィの生い立ちも気になるところ。
二人の生い立ち、出会いなどについても明かされるとまた見方が変わりそうですよね。
地獄なら知ってるといった数時間後にこれてすよ……
まぁ、これ以上酷くなることはきっと無いですよね!
コメントありがとうございます。
盛大なフラグ!!!(笑)
そして見ているあいだ「地獄はまだまだこんなもんじゃないぞ」「君は本当の地獄を知らんな」と言われているようでした。
>雪に反応して多兎が来ましたから、聖域の住人が襲われる事も含めてすべてエミリアのせいにするつもりだったのでしょうか?
そしたら結界で逃げ場のない聖域の住民が全滅するだけだし、今回のロズワールの死ぬ前の言葉からして
「多兎が来る前にスバルがエミリアの代わりに試練を突破して多兎の襲撃から聖域の住民を救えば、聖域の住民もエミリアもスバルに絶対服従する」
という筋書きだと思います
叡智の書の記述通りに進めるには、エミリアも聖域の住民も、みんなスバルに服従してくれた方がやりやすいって事じゃないかと
ガーフィールとか、今のままじゃスバルにもロズワールにも反発してますし
コメントと補足ありがとうございます。
成程、たしかに「エミリアのせいにするつもり」だと多兎襲来で住人が全滅することによって矛盾が生じますね(汗
ロズワールが、スバルは縋ってくるエミリアを拒絶できない~云々と言っていたのはスバルに依存&服従させ、結果的に操りやすくするためだったと。
ガーフィールの実力を認めていたようですから彼の敵意を削ぐ必要もあったのでしょうか。
とても分かりやすい解説、ありがとうございます!納得しました!
しかし全ては「叡智の書の記述通りに進める」ため、なんですね……。
実はスバルとロズワールは似てます
前回、自分の命を惜しまない態度でガーフィールをドン引きさせたスバルも、
今回、「今の自分」が消える事も惜しまない態度でスバルを戦慄させたロズワールも
どっちも本質的には同じです
ただスバルの方は一番大事な者だけでなく自分が親しくなった全ての人を救いたいという、奇しくも「強欲」な願いを抱いてるという点が両者を決定的に分けてます
原作のIFルートの『ゼロカラアヤマツイセカイセイカツ』の闇落ちスバルはロズワールそっくりです
良識も善性も捨てて死に戻りを最大限に利用するのでラインハルト以外は誰も対抗できません
あとエルザとメィリィは味方にすると心強いのがわかるルートです
ネタバレ配慮のコメントありがとうございます。
前回のスバルと今回のロズワールは比較することが出来るのですね。
これまた面白い仕掛けだな!!と思いました。
同じ「強欲」でもその何を守りたいかによって考え方や行動は大きく変わってくる……。
ifルートも気になっているのですがネタバレ要素があるみたいで、なかなか手を出せずにいます。
本編でもエルザとメイリィは味方になって……くれたりしないですよね。
アニメでカットされ、今後も語られないであろう情報を少し
ガーフィールが連れてたリューズは複製体です
「聖域の目」である複製体の一体が強欲の使徒であるスバルの気配に気づきガーフィールに伝えました
大雪で混乱する聖域で、オットーは聖域の住民とアーラム村の村人たちの仲立ちをして説得し、両者を大聖堂まで避難させました
ロズワールの死後、スバルは大聖堂に向かいましたが、すでに彼らは多兎に食い殺されるくらいならと大聖堂に火を放ち自害してました
スバルが多兎に包囲された状況で、大聖堂、そして致命傷を負いながらもエミリアの元に辿り着けたのは、強欲の使徒の権能とガーフィールの輝石で生き残ってたリューズの複製体全員を集めて守ってもらったからです
多兎はマナが強い方から襲うので複製体は囮兼護衛役として最適でした
しかも限界を迎えたら自爆して道連れにまでしてくれる有能な護衛です
当然ながらスバルがエミリアの元に辿り着いた時点で全滅してます
ネタバレ配慮のコメントと情報ありがとうございます。
今回、多兎にかじられながらもエミリアの元までたどり着いていたスバルを見て「ロズワールが襲われている間に何とか逃げ延びたのかな」程度にしか考えていなかったのですが、そんな惨劇が繰り広げられていたなんて……。
悲鳴を漏らしながら読ませて頂きました。
恐怖、絶望、地獄が一気に襲い掛かって来るこの感じ。
結果はむごいものですがオットーやリューズも大活躍していたのですね(泣)
過去ループで大聖堂に大量の衣服が残されていたのは避難した跡だったのでしょうか?そこを襲われたのかも…?
>全身ズタボロのスバルがエミリアの元へ行ったのは最後までエミリアを心配していたのか、最後くらいはエミリアのそばで死にたいという自己中心的な気持ちだったのかどっちだったんだろう……
両方で後者寄りです
エミリアの膝枕を受け入れた時、頭では速く逃げるように言わなきゃと思いながらエミリアの膝で4ぬ誘惑に抗えませんでした
そして、こんなスバルの事しか頼れずスバルだけに縋ってるエミリアを残して逝く事に罪悪感と無力感を抱きながら・・・・・・
ネタバレ配慮のコメントと情報ありがとうございます。
とても気になっていた部分で、興味深く読ませて頂きました!
前者寄りであってほしいと思いながら、後者寄りなスバルの人間臭さには勝手に共感してしまうというか。
むしろそれが普通だしやっぱり責められないんですよね。
一方であの惨たらしい状態を見るに、エミリアを心配するその気力だけで何とか辿り着いたのかなと思ったり。
「俺なんかに頼らなくちゃいけないくらい」がより意味を増す最後だったのですね……。
ロズワールの目的の一つがエミリアを王にする事なのは確実なので、
(そうでなければエミリアを王選に参加させ、スバルに魔女教を倒させた意味が無い)
別にエミリアを本格的に魔女や罪人に仕立て上げる気は無いと思いますよ
ただ正義感が強く優しすぎるエミリアの自我は邪魔なので、スバルに依存させ、自分とスバルの言いなりの傀儡にしたいんじゃないですかね?
もしくは叡智の書にエミリアを孤立させて壊し傀儡にすることまで記してあったとか
ネタバレ配慮のコメントと情報ありがとうございます!
エミリアを孤立させる目的については「傀儡にするため」でとても納得しました。
私の考えていた目的だとエミリアの名声を堕とす事になり、逆効果ですね(汗
仮に追い詰められたエミリアを精神崩壊させた決め手が試練だったら……
傀儡にするよう叡智の書に記されていたのだとしたら…
叡智の書を記した人物の冷酷さが恐ろしいです。
アニメではわかりにくいですが、フレデリカはガーフィールよりも、ずっと弱いです
エルザに対しても、彼女の持つ謎の再生能力を抜きにしても、1対1では傷一つ付けられないくらいの実力差です
せいぜい服を汚すので精一杯です
とはいえ、原作でメィリィが「大きい方のメイドさんに魔獣の数をずいぶん減らされた」と言っており、ペトラとレムを守りながら、かなりの数の魔獣を道連れにするくらいの戦闘力はあります
ガーフィールやエルザが強すぎるだけです
フレデリカは大体レムよりも少し弱いくらいの強さです
レムはロズワール曰く、「上の下くらいの強さ」で、ヴィルヘルムやユリウスよりも数段下、リカードと同格か少し下くらいです
コメントと情報ありがとうございます!
避難した先ではフレデリカが唯一の戦力と言ってよさそうですし、みんなを守ろうと応戦したところを想像するだけで胸が痛みます。
エルザと戦うにあたってガーフィールは味方にしておきたいな……と改めて思いました。
フレデリカはレムより少し弱い、という事は中の上当たりの強さでしょうか。
そんな彼女を無傷で倒したメイリィにも驚きです。
こんにちは。
考察内で前回の私のコメントを拾ってくださり、ありがとうございます。
今回の話数は絶望、恐怖が凄まじく、視聴後は呆然としてしまいました。ロズワールの思惑や心を病んでしまったエミリアなど、いろいろとホラーでした。
ベアトリスのお母様は、ロズワールがベアトリスの持ってる本は「叡智の書」だと話していた所から、なんとなくエキドナなんだろうと予想はしていましたが、エキドナと契約した精霊だったとは。ベアトリスのお母様については、ovaの「memory snow」でも言及されていましたね。あの時は、なぜ酒を飲まないのか?という問いに「母様に言われたから」とベアトリスが答えていて、お母様に対しての忠誠心のようなものを感じただけでしたが、あれも伏線だったのですね。
また、EDの「memento」で、小指を立てている(約束の意?)状態のベアトリスにだけ蝶が止まらずに、涙を流している演出の意味がやっとわかった気がします。さらに、2番のサビである
いつまでも今も 癒えない罪を 遠ざけて隠した 愛しくて どうして? 大切なほど 忘れたくて
いつまでも何も 変わらぬ無垢で 幼い心は 力なきあの日 凍えたままで ずっと待っている
この部分の歌詞がベアトリスのことを指しているように思えてなりません。リゼロは本当にどこまでも凝っていますね。
エルザの言っていた「気に入らない目」というのは、ここ最近の話数で色々な人にスバルが指摘されています。
「嫌な目をするわね」と言ったラムや、「目がロズワールとそっくりで気に食わない」と言ったガーフィールの言葉から察するに、「今、目の前で起こっていることではない、先を見ている目」を指しているのではないでしょうか。これは、スバルが死に戻りを繰り返すことによって、死に戻りをすれば良いと、先のことや情報収集ばかり考えている、心ここに有らずな状態のスバルの変化を表現しているのかなと思いました。エルザも「今回はここまでなのか」とスバルが諦め、死を受け入れた瞬間に目を抉っていました。
ロズワールの思惑には戦慄しました。
また、ラムやガーフィールへの仕打ちは、胸糞が悪すぎて吐き気すらしました。ロズワールは自分の目的のためなら手段を選ばない、周りを駒としか思っていない、さらに世界をやり直せるスバルを利用しようとしている。本当に狂っている、狂人ですね。
ふと17話で、ベアトリスが「ベティーはロズワールとは違うのよ。たとえ未来を得るためでも、痛いのも苦しいのも恐ろしいのも全て嫌になったかしら」と言っていたのを思い出しました。これも、今思えばロズワールの人間性を表している台詞としてとても的を射ており、興味深いです。
雪を降らせ、エミリアを精神的に追い詰め、孤立させ、スバルに依存させようとした本当の狙いは、私もわかりませんでした。
ただ、エミリアを追い詰めたのは、ロズワールの言葉から察するに、村人やガーフィール、エミリア自身だと感じました。
> 雪に反応して多兎が来ましたから、聖域の住人が襲われる事も含めてすべてエミリアのせいにするつもりだったのでしょうか?
という見解ですが、私は違うかなと思いました。ロズワールは「なるほど。そういう終わり方か」と言っていたので、大兎(多兎ではなく、大兎です。多い兎が転じて大兎になったようです。)が来たのは、ロズワールにとって予想外のことだったのではないでしょうか。
また、ご指摘通り、この雪「memory snow」が布石だと長月先生がツイッターで呟かれていました。
消えた手紙は、私も引っかかりました。エミリアでもロズワールでもないなら、リューズの複製体か、ガーフィールしかいないのかな、と思いました。スバルが手紙を置いた後にリューズの複製体がそれを見ている様子があり、その直後にガーフィールがスバルを止めに来ているので。
サブタイの「死の味」はキスが死の味、で合っています。「初めてのキスは冷たい『死』の味がした」と長月先生がツイッターで呟かれていました。
今回の36話は、個人的に1番の絶望と恐怖、胸糞の悪さを感じました。あのペテルギウスが登場した15話以上に苦しく、辛かったです。ただ、それ以上に面白く、引き込まれたのも事実です。
絶望しかない現状で、次回からのスバルは大丈夫なのでしょうか。誰が味方なのかもわからない、また、今までと違い誰のことも頼ることができない4章は、どう攻略すれば良いのか全く想像ができないです。1クール目は来週で最後だと思われますが、リゼロからますます目が離せませんね!
(とても長くなってしまいました。すみません、、、)
コメントありがとうございます!
>今回の話数は絶望、恐怖が凄まじく、視聴後は呆然としてしまいました
初視聴の時は全く同じで放心状態になっていました。
だからこそ2巡せざるを得なかったのですが!
雪が降るシーンでは多兎がフラッシュバックして悲鳴が漏れ、ロズワールの狂行は理解不能に陥り混乱、Cパートでは「なんだこのホラー……(ドン引き)」と素で言ってました。
>ベアトリスのお母様は、ロズワールがベアトリスの持ってる本は「叡智の書」だと話していた所から、なんとなくエキドナなんだろうと予想はしていましたが
もしかすると私が鈍感&今更だっただけで、他のアニメ組の皆さんは以前から……。
>「母様に言われたから」
私も忠誠心や、親に言われたことは守らなければならない、という子供の気持ちなのかなと思っていました。
が、契約の存在も含ませていたのかもしれないですね。
>EDの「memento」
考察が面白くて興味深く読ませて頂きました。
ベアトリスにだけ止まらない蝶、蝶がエキドナ、で今回の状況と一致しますね。
ED映像の1:10からは蝶を大事そうに抱くベアトリスの姿も見れますので、希望はまだあると思いたいです。
>「今回はここまでなのか」
本当におっしゃる通りで、スバルは目の前の死と向き合っていませんでした。
「4そのもの(終わること)への絶望と恐怖」、「4ぬまでに味わう苦痛への絶望と恐怖」は全くの別物で、強いて言うなら今のスバルは後者にしか反応していないように見えます。
>ロズワールの思惑には戦慄しました。
黒いどころの騒ぎじゃなかったですね!
まともな人間性や最低限の善性もどこかへ忘れて来てしまったような感じでしょうか。
ロズワールと言えど生まれた時は純真無垢な赤ん坊だったと思うので(書きながら凄い違和感)、いつからタガが外れたのか興味があります。
ベアトリスとの比較は気付きませんでした。なるほど。
多兎の誤字指摘ありがとうございます!
彼らの襲来については確かにロズワールも予想外だったようで、私の予想とは矛盾が生じますね(汗
雪を降らせた理由は他の方の受け売りになりますが、正義感の強いエミリアを孤立に追い込みスバルに依存させることで傀儡にする目的があったようです。多分。
エミリアを王する必要がある、けど彼女がどんな状態でも構わない、という本心が透けているようで戦慄します。
>今回の36話は、個人的に1番の絶望と恐怖、胸糞の悪さを感じました―――ただ、それ以上に面白く、引き込まれたのも事実です。
視聴後、言葉では言い表せないようなグチャグチャとした気持ちが心に絡みつくエピソードでした。
しかし、それに勝るとも劣らない「面白かった」の感想が残るんですよね。
気分が悪くなるのは確かですが、バッドエンドの中では一番魅了されました。
>1クール目は来週で最後だと思われますが
何とかキリ良く2クールにつなげて頂きたい!
流石に聖域&屋敷攻略まではいかないと思いますが希望が残る終わり方であってほしいです。
>とても長くなってしまいました。すみません、、
とんでもございません、それだけリゼロを考察するのは楽しいという事…
こちらこそ気づけば長々とすみません(汗
来週のリゼロも待ち遠しいですね。
返信ありがとうございます!
>雪を降らせた理由は他の方の受け売りになりますが、正義感の強いエミリアを孤立に追い込みスバルに依存させることで傀儡にする目的があったようです
なるほど。恐ろしい思惑ですね!
また、落ち着いて考えてみると「スバルを追い込むため」なのかなとも思いました。
スバルは、死に戻りによって大切なもの全てを救おうとしています。現状のスバルには、何かを犠牲にできない甘さがあります。ただ、ロズワールとしては、スバルをエミリアを王にする為の共犯者にしたいので、本当に大切なものであるエミリア以外は犠牲にすること、目的の為には手段を選ばない(ロズワールのような)人間になることを望んでいるのではないでしょうか。
そのために、エミリアを孤立させ、スバルに依存させようとした。そうすれば、スバルもエミリアを遠ざけられなくなる。大兎に喰われる前のロズワールの「君にとって大事な1つのもの。それ以外の一切を手放し、只々大事な1つを守り抜く事だけを考えるんだ。そうすれば君も私みたいになれる。」という台詞にも繋がってくるように思います。
そう考えると、屋敷をエルザたちに襲撃させてる雇い主に関しても、自ずと怪しい人物が浮かび上がってきます。まさか、無いよなぁと思っていたのですが、(疑ってはいた)黒幕の正体が私の中で真実味を帯びてきました。
返信と面白い考察ありがとうございます。
エミリアを孤立させスバルに依存させようとしたその意味までは読み切れなかったので頷きながら読ませて頂きました!
「私みたいになれるさ」の心理はスバルを共犯者にしたい説、なるほど…、前後のセリフと合わせて納得がいきますね。
エルザたちの雇い主については私もまさか、と思っていましたが回を増すごとに疑惑が濃くなっていくので、おそらく……ですね。
スバルも遅かれ早かれ気づきそうだな、と思ったり。
本編で明言されるのも楽しみですね。
今週のRe:ゼロから始める休憩時間でサラッとエルザたちの雇い主に関する情報が出ましたね
スバルが屋敷に戻るタイミング、そしてベアトリスの扉渡りの破り方をエルザたちに教えることができて、スバルと同じ4を恐れてない目をしてる人物・・・・・・つまり・・・・・・
ネタバレ配慮のコメントと情報ありがとうございます!
さっそく見てきましたが「これはもうあの人しかいない」と確信しました……
スバルと同じ4を恐れていない目をしている、が決定打でしたね。
そろそろ暗躍の全貌など明かされても良いころだと思いますが………!
リゼロ世界の治療魔術で致命傷を癒やせるのは一流以上だけです
今のところ登場した治療魔術の使い手は、エミリア、レム、ベアトリス、フェリス、ミミ、ガーフィール
この内、一流以上なのはベアトリスとフェリスで、特にフェリスの治療魔術は王国一という称号を得てるほどです
エミリアはエルザに腹を斬られ倒れたスバルに対し応急処置的な治療しかできず、完治させたのはベアトリスです
レムも魔獣たちに全身を噛まれたスバルを一人では癒やしきれず、エミリア、ベアトリスと一緒に治療してます
また魔獣ウルガルムの呪いを解呪できたのもベアトリスだけです
フェリスはレグルス戦で片腕を切断されたクルシュの腕を繋げ命を取り留めてます(レムがクルシュの止血をしてくれてたおかげもありますが)
さらに自分の身体に自働回復の術式を刻んでおり、1期では魔女教徒の自爆(竜車に仕掛けてた火の魔鉱石を使った町の一区画が吹き飛ぶ威力)にモロに巻き込まれるも、これのおかげで無事でした
ちなみに、この回で背後から心臓を貫かれたラムはガーフィールが治療を始めた時点で息を引き取ってました
フェリスなら、あるいは蘇生が間に合った可能性もありますが、それもギリギリ間に合ったかも知れないくらいの話で、ガーフィールではどうにもできませんでした
ロズワールは六属性全ての魔術に適性がありマナも無尽蔵に近い魔術の天才ですが、なぜか治療魔術だけは使えないそうです
ネタバレ配慮のコメントと情報ありがとうございます。
治癒魔法の使い手って意外と少ないのですね。
知れば知るほどベアトリスは凄い大精霊だな、と思わせられるのですがこれも本人に言わせれば「年季の差なのよ」なのでしょうか。
改めて実感するフェリスの治癒魔法の凄さ。
自動回復の存在など興味深かったです。
ガーフィールは混乱していたのもあると思いますが、ラムが息を引き取っていたのに気づいており、「自分では助けることが出来ない」と分かりながらも諦めることが出来なかったのかなと思いました。
ロズワールが治癒魔法を使えない理由、とても気になります。
使えない、という事は「使わない」わけではないのですよね……。
彼の考え方などが地味に影響しているのかも?
ある意味ロズワールらしいなと思います。
壊れたエミリアが嫉妬の魔女に似てるというのは原作でも多くの読者が思ったことで、
このため「嫉妬の魔女は未来でスバルを失ったエミリアが魔女となって過去に飛んだ存在」という説まであります
ネタバレ配慮のコメントと情報ありがとうございます。
あのエミリアを見て嫉妬の魔女を連想したファンは多かったのですね。
海外勢の反応も好きで見ているのですが「サテラ!?」「この目はサテラだ……」「乗り移られたんじゃ…?」とコメントがあったり。
最後まで見てようやくサテラじゃない精神崩壊したエミリアだなと判断できました。
>「嫉妬の魔女は未来でスバルを失ったエミリアが魔女となって過去に飛んだ存在」
なんて面白い説なんでしょうか。
この場合、今回同様にパックが居なくなったり、エミリアにとってスバルが今以上に大切な存在になる必要があるのではと思います。
いずれにせよスバルを失った事で魔女になり過去に飛んでくる行動力よ……
愛に他ならないのでしょうけれど、考えるだけでゾッとしてしまいますね。
大兎は可愛いなー
一匹欲しいです
コメントありがとうございます。
見るぶんには雪兎っぽくて可愛いですし一匹だけなら飼える…かもしれないですね…(錯乱)
ちなみにですけど
多兎ではなく大兎が正式名称ですよ
情報ありがとうございます!
字幕無しで見ているので「多兎」なのか「大兎」なのか判断できない所がありすみません(汗
状況に応じて使い分ける感じでしょうか。
毎回「どちらが良いんだろう…」と思いつつ
ノミさんに頂いた情報をもとに検索してみたところ原作では「大兎」表記が多いらしいので次回からこちらで対応させて頂きますね。
>字幕無しで見ているので「多兎」なのか「大兎」なのか判断できない所がありすみません
作中でエキドナが多兎が転じて大兎になったと言ってるから多兎でも間違いじゃないですけどね
一応、原作では基本的に大兎と書かれてますが、多兎でも意味は通じますよ
コメントと情報ありがとうございます。
どちらでも意味は通じるとの事で安心しました。
描写も踏まえつつ使い分けていきたいと思います!
今週のRe:ゼロから始める休憩時間をよく見ると、エルザが自分で抉った腕の傷が消えていってます
本編でわかりにくかった彼女の再生能力がこういう形で描写されてるわけですね
油断できないミニアニメです
ネタバレ配慮のコメントありがとうございます。
休憩時間はチェックしましたが腕の傷が消えていく演出(?)は気付きませんでした!
リゼロは本編以外でも伏線を張り巡らせて来るのでおっしゃる通り、油断なりませんね…(笑)
本編でエルザの再生能力について言及されるのも楽しみです。
余談ですが、リゼロの原作にはWeb掲載版と書籍版があり、大筋は同じですが細部がかなり異なります
例えばWeb版では、スバルはエルザがスバルの帰還のタイミングを知ってる事やベアトリスの扉渡りの破り方を知ってた事からフレデリカが内通者と疑いましたが、屋敷内でレムを守ってエルザに殺されたフレデリカの遺体が発見されたので疑いが解けました
書籍版では前のループでラムが屋敷に同行した事からフレデリカの事情をフレデリカがエルザと戦ってるのも見てるので、疑いを向けませんでした
アニメ版と漫画版は書籍版を原作にしてます
ネタバレ配慮のコメントと情報ありがとうございます。
Web版の違い等、興味深いです!
1クール放送が終わった暁には見比べてみようかと思っています。
今回の話でここまで精神が崩壊したエミリアを助けに現れないパックは何故なのか?何者かによって妨害をされてるのか?それとも聖域の干渉のせいなのか?何気にパックが出てこない理由が気になる…
コメントありがとうございます。
パックは気持ちとしては勿論エミリアを助けたい、けれど助けることができない状況であるのを踏まえると何者かと交わした誓約(契約?)に縛られているのではと予想してみます。
舞台が聖域ですし、エキドナと何か取引していた可能性も捨てきれませんね。