こんにちは!バビロン考察担当のタカシです。
11話「開幕」なかなか頭を使う内容でしたね。
アレックスの考えは、サミットで自サツ法についてではなく違うテーマを持ち出すと思っていましたが、微妙にずれていました。
各国の大統領が善か悪かを議論している中継を見る、というドキュメンタリーを見ているような感覚で見てしまいました。
そして、恒例のバビロンの終わり方。齋がG7の首脳を呼び出すって…と思いながらもさぁ何がくる!?と思いながら見てしまいました。
とりあえず、曲世とアレックスの直接対決が次週は見れそうですね!
今回のオープニングに追加されたナレーションは次回への布石なのか…。
それでは今回の考察行ってみましょう!
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ヨハネの黙示録の7つの頭の獣。背中には聖なるものたちの血に酔いしれる女。最後は神によって焼かれ裁かれるバビロン…。
以前にコメントでもいただいていましたが公式オープニングで出てきましたね!
G7=7人の王。曲世=バビロン。という構図が出来上がりましたが、そうなると正崎はどういうポジションなるの?という疑問も生まれました。
聖書関連には詳しくないのでその点の深堀はしませんが、この手の話に詳しい人なら先の展開もまた違った予想ができそう。
とはいえG7といっても、関係が深そうなのはアレックスだけで他はおまけ感が半端ないですけどね…。
特に日本の総理。
大変弱弱しく、ヒステリックとか言われてるし意見も丸投げしてるじゃないっすか
なぜあんなに弱弱しい設定にしたのだろう…。原作でもそうなのかな?
善と悪について
アレックスが提案し、サミットでは自サツ法に議論するのではなくその根幹となる「善」と「悪」について話しあうことに。
・カナダ 寿命もまた一つの拘束
・フランス 国民が減ると国益をそこなう
・イタリア 国が決めることではない、自由にする、いいものなら残る
・ドイツ 精査をつづけるための積極的保留
・イギリス 断固反対、タヒは悼むもの
・日本 全会一致なら従う 戦争に向かう精神はだめ
という感じで6か国が自サツ法について見解を述べるなか、アレックスが冒頭の提案をする。
そこからはとっても深い「善」と「悪」の話から生きるとは何かという哲学へ。
アレックスの思考
アレックスはサミット中もずっと考えていましたが結局まだ答えは導きだせず。
自サツ法の是非を問うには本当の「善」と「悪」がわからないと決められない。
個人的にはここのくだり、各国の首脳が様々なキーワードを上げてくれていて、なんか言葉のパズルを組み合わせてくれって感じで面白かったです。
「対立概念なのか並列概念なのか」「法は善から考えられる」「善・悪は人間が後からつけたもの」「善悪は人間にしかないものではない」など。
そして道徳的観点
・自然現象で人間社会のなかで自然にうまれたもの
・交流と洗練で残り続けるものが善
・生まれながらにして人間に内在されている
同種ゴ口しは遺伝、それは人間の身ではなく他の生物にもある考え方。
道徳感とは?普遍的な善行とは?サツ人の反対それが善とうことでいいのか?
アレックスは、善はもっと包括的なもので個人にも集団にもかかる便利な概念と考えた。
自分の見解
一緒になって考えてみましたけど、このテーマってそもそも答えを出さないことが答えな気がします。
僕が一番共感できたのは、善や道徳観はあくまで人間の価値観で後付けしたものという話。
生きること、タヒぬこと。善か悪か。究極論、個人の見解はどっちでもいいと思うんです。
しかし各国の首脳をはじめ、普通の人は何が正しいか、善なのか悪なのかを決めてもらわないと人間社会で生きていけないし、個人がどう思っていても勝手にタヒねない。
だから、みんな自サツ法について考えるし惹かれていくのでしょう。
スポンサーリンクアレックスと曲世
齋陣営が狙っていたのは曲世とアレックスの直接対決ということで間違いなさそうですね。
てか飛び降りるかどうか迷っているから大統領よろしくって猿芝居すぎるでしょ(笑)
ここで一気にアメリカを取り込んで自サツ法を浸透させたい考え。
ただ、僕としてはこの展開で期待するのは「初めて曲世の洗脳にかからずまともに論破できる人」としてアレックスが曲世達を押し返してほしいということです。
これは考察というより願望に近いかもしれませんが、これまでずっと曲世側の思い通りに事がすべて進んできた印象なので、このあたりで一度反撃しておいてほしい…。
ただ、思うのはアレックスと曲世ってもしかしたら「善と悪」の究極の問い「生きることは善なのか?」というすべての人類の常識を覆す考えに至っているという点において、考え方は同等なのかなと想像。(ややこしい…)
アレックスは生きることが善と思い、曲世は生きることが悪と思った。それぞれが人類に対して投げかけた問いはどんな終着点を迎えるのか次回の対決が楽しみすぎます。
スポンサーリンクバビロン11話感想
ここまで読んでいただきありがとうございました!
少しずつアニメ・バビロンも終わりが近づいてきました感が…。(とても寂しいです)
王道だと、アレックス&正崎が曲世を追い詰めていくという展開になっていくのでしょうが、バビロン的ENDを考えると曲世が勝利して世界が曲がっていくというのもありそう。
どっちにしてもバビロンの終わり方は絶対単純にいかないと予想。
また次回、よろしくお願いします!
ありがとうございました。
タカシ
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コメント
こっ、これは!…。
後一話…、で終わるのか?。
も、もしかして、「つ・づ・き・は、♪
。劇場~♪…」
「バン!」←(ちゃぶ台を叩く音。)
じゃあ、ないだろいな!。
サイコパス3に続いて、お前もかぁっ「バビロン」!(いや、まだ、そんな話はありませんけどね。)。
ども、お久しぶりです、よろしく。
なんかね、呼ばれた気がしてやって来ました。(誰もよんでね~ょ。w)
それとも、高熱による幻聴だったのか…。
では、さっそく。
>G7=7人の王。曲世=バビロン。
黙示録には、大淫婦バビロンの描写があります。簡単に言うと。
「昔はいたが、今はいない。七つの首に、十の冠を持つ獣に乗る大淫婦。」
「七つの首は、七つの山。そして、七人の王。」
「十の冠は、いまだに国を持たぬ、十人の王。」
と、大体こんな感じ。
実は重要なのは、この後の記述。
「七人の王のうち、五人の王はすでにいない。」
「残りの王の内、一人は来ているが、もう一人の王は今だに来ていない。」
物語の上で、「G7=七人の王」だと私も思います。
ですが、今の処「七人の王」は健在です。五人、「居なく」ならなくてはいけません。ならば、曲世愛と会話した七人の内、五人は…、「タヒ」、自サツするでしょう。選挙の行われる民主国家ならば、言い方は悪いけど、代わりはいくらでもいる。でもね、次の首脳達が曲世愛の僕だったらと考えると…。(齋のパターンだね。)
>曲世が勝利して世界が曲がっていく
かな?。
後、生き残った二名の内一人は「七人の王」じゃないよね。(福田やす…、違う!。福澤首相、お前だお前!。)
「今だ、来ていない」のだから。(だとすると、齋が「七人の王」の内の一人?。)
「ロンドン♪・ロンドン♪・ロンドン♪、楽しいロンドン♪、愉快なロンドン♪、ロンドン♪・ロンドン♪。」
実は、こっちを枕にしようか?。と悩みましたが、余りにも!昭和過ぎて……、止めました…。w(タカシさんには、この悲哀、解らんだろうなぁ。)
でっ、物語で、いきなり、ジェレミ・ベンサム(最初の功利主義の提唱者、自身のタヒ後、自分の遺体をミイラにし、標本になった人、その標本ミイラがたしかロンドン大学に?…。)の功利主義、思考実験の話をし始めたのには驚いたw。
この人ね、調べると面白い人でね~。
功利主義を唱えてる内、遺言で「自分の遺体はミイラにして標本にすること。」として、本当にしちゃった。(御遺体が平気と、言う人は「ベンサム ミイラ」で画像検索。でも、苦手言う人は、検索してはいけない。)
功利主義は万能じゃ無いから、良い面悪い面、両方持っている。それでもベンサム先生は面白いと思いますよ。
そうそう、fate zeroの衛宮切嗣も、ある意味極端な功利主義だなぁと感じますね。悪い意味でね。w
まあ、自身の幸福度を無視した最大幸福度を求めたヒーローなんてね。
正義の味方が皆、不幸になるなら、誰も正義の味方にはならないよ。正義が何か?も曖昧になる。
自身の幸福度を求め、その上での功利主義なら、アイリとイリヤの関係も違ったものになったかもしれない。
い、いかんいかん!。話がずれた。
臓器クジねぇ、ある程度これは解決に向かっている(絶対数は足りないかもしれないが…。)。ドナーカードとしてね。
わざわざ、クジ引きとか、問題にならない。
トロッコ問題。これ、線路の切り替えレバーの所に居るのは「あなた」と言う事になっている。
これね、一人か、五人か?だけど、一人の方が自分にとって大切な人なら、私は一人を助けるかも……しれない?。……う~ん、実際どうだろ?。解らん!。
でも、この事件によって後日自分自身がタヒぬ事になっても、大切な一人を助け、五人を見コロタヒにした方が、自分自身のタヒを受け入れられそうな気がする。(難しいけどね。映画の「砂の器」や「祈りの幕が下りる時」を思い出した…。)
さてと、最後に、曲世愛の目的だけど自サツ法ではないよね?。
黙示録によるとアポリオン(アバドン)が跋扈する、人類の1/3がタヒ滅する最終戦争(よく、ハルマゲドンとか言うよねぇ。)での勝利。
さて、人類は戦争が起きる前に、曲世愛を処理できるのか?。
なんてね。w
あ~ぁ、結構な長文になりました。
スンマセン!。
しかも、支離滅裂だ~。w
それでは、これにて、失礼致します。
さようなら~。
てけり・りさん、お久しぶりです。コメントありがとうございます!
おっしゃっていた聖書の話が出てきましたね!そして七人の王の話、解説ありがとうございます(笑)
二人生き残る内の一人が齋かもしれませんね…。
気になるのは正崎とアレックスのポジションは?というか、今になって思ったというか気づいたのは正崎主人公じゃなくなってますよね。正崎は1章と2章の主人公で、3章はダブル主役かと思いきやアレックスの一人主役
っぽい。
てけさんの途中からの話に全然ついていけないwww
とりあえず曲世の目的は自サツ法自体が目的ではなく、単なる引き金にすぎないのでしょうね。
次のアレックスとの対談ではどうなるのか…。
期待して待つ。
また次回もよろしくお願いします!