こんにちは!グレイプニル担当のタカシです。
12話「約束の場所」はエレナや修一たちの人間模様が描かれた回で、個人的には色んな考えが巡り好きでした。
ただ思うのは、これで次に最終回って収まるの?です。
楽しんでいたのに…最後の終わり方次第で印象はガラッとかわりますからね…。
ちょっとドキドキ…。
とりあえず今回の放送の考察というか、個人的な主観による予想に少しお付き合いください!
エレナや修一たち山田塾のメンバー

©武田すん・講談社/グレイプニル製作委員会
共働きの親の子どもたちが集う山田塾のメンバーが、エレナや修一たちだったことがわかりました。
前回の話でよーく考えたらわかっただろうに、なんでピンとこなかったんだろうと若干落ち込みました。
それとここだけの話…。
佐久間(エレナ達のメンバーの直人とは違う男)を完全に海斗と勘違いしていました。
いや、ちょっと似てません??…ほんと恥ずかしいです。
…。
仕切りなおして話を戻します。
とりあえず、エレナ、直人たちの目的はハッキリしたなと、個人的には思っています。
海斗を止めること。もしくは倒すこと。
そのエレナ、直人の2人と一緒にいる、スバルと佐久間は、多分、シンプルに超強いんだと思います。
スバルはその強さを披露していますからね。
エレナと直人は、海斗の能力を調べつくし、戦力が必要だと考えて探しまくった結果、性格は置いておき、コインを集めたら好きにしていいからという理由で、海斗を止めることを手伝えと交渉でもしたんではないかと。
ただ、この辺りのメンバー発足の経緯とかは、尺の都合上、語られないんだろうなと思っていますが…。
ちょっと知りたい。
そして山田塾メンバーの1人である主人公の修一は、特に蚊帳の外キャラでもありませんでしたね。
じゃあなんで修一だけ記憶を消されたのか?
あとなんでエレナは自分の両親をコ口したのか?
このあたりの疑問が再浮上しましたので、ちょっとこの辺も考察しなおしたいと思います。
修一の記憶はやっぱりエレナが消したと思う

©武田すん・講談社/グレイプニル製作委員会
とはいえ完全に謎で根拠は全くありません。
前回はエレナかほのかの、どちらかが関与したと予想しましたが、エレナかもしかすると直人が絡んだ可能性が出てきました。
そもそも修一の記憶は「消えた」のか「消された」のかもわからなくなってきました。
どちらにしてもこれだ!っていう理由が見つからない。
記憶と、ぬいぐるみの能力と、そして合体と…。
ますます修一の存在が謎すぎます。まじで、これどうやって終わるの?
根拠が示せないので、考察というよりも僕の願望みたいなものを書くと次の通りです。
記憶はエレナに消された。ぬいぐるみの能力は修一がエレナを守るために自分が選んだ能力。
というものです。
なんとなく回想シーンをみていても、エレナが修一のことを好きなのは間違いないかなと思っています。
そしてこの頃のエレナは、今のような冷徹な性格とは正反対で弱々しい雰囲気があります。
優しくて責任感や正義感の強い修一はそんなエレナを守るために、自分の中にエレナを入れることで守れる力を欲した。
1人ではダメでも2人の力を合わせれば強くなれる。
お互いの足りないところ補い合って強くなる、そして自分が外側でエレナが内側にすることで、エレナも守る。
2人の想いはそもそも「海斗を止める」という気持ちで一致しているので、合体を前提として設計されていた。
それがぬいぐるみの能力。…と思う。
そして記憶がエレナによって消されたのは、何かもう一つのキーとなる出来事があり、それが修一までも深く傷つけてしまいそうになったからエレナが覚悟を決めて消した。
12話の放送された内容だけだと、どう考えても記憶を消す理由に繋がらなくて…。だからもう一つの何かが必要でした。
きっと修一の記憶は、エレナが修一を守るために消したんだろうなって雰囲気を感じていて、物語をみてきた中での勘で思っています。
正直に予想するとそんなところです。
そして修一の記憶を消したあとに、エレナは自分の両親をコ口すことになる。修一の記憶を消すに至った出来事が、その引き金となったから…。
この辺りは、ほんとにもう一つ、何かが足りない感があります。
エレナの代わりクレア

©武田すん・講談社/グレイプニル製作委員会
ここ最近の放送で完全に蚊帳の外感のあるクレア。
完全にエレナの代替え的な扱いになってやいませんかね?
物語的に、このコイン集めの中心は完全に山田塾のメンバーですよね?
クレアは単に巻き込まれただけとしか思えず、もはやヒロイン感すら薄れてきたように感じてしまう。
ここから、この修一とクレアの関係が、新しい可能性を導き出すという展開に発展するのでしょうか。
ほのかと海斗
むしろ、修一もクレアもエレナも主人公じゃなくないですか?(笑)
物語の最後にやっと出てきた主人公(海斗)とヒロイン(ほのか)。
そうやってみたほうが、すごくしっくりくるのは僕だけ…?
ほのかの心情

©武田すん・講談社/グレイプニル製作委員会
愛子のかわりになった、ほのかの心情や願いはとっても切ないものがありますね。
直人が好き、という海斗の意見はあながち間違ってはいないのでしょうが、それが愛子になった一番の理由でもないでしょう。
今回の話をみる限り、ほのかは自分の存在の価値と愛子の存在の価値を天秤にかけ、世の中のためになるのは愛子の存在を残すことだと考えた結果だと思います。
確かに、その気持ちのどこかには、好きな人のそばにいられるという欲が混じっているほうが人間臭くて好きなのですが、この辺は視聴者の解釈に任せるというほうが面白いし、そうであって欲しいなとも思う。
何より、ほのかの行動はあまりにも切ない。
宇宙人が物思いにふけるほどに。
海斗の心情

©武田すん・講談社/グレイプニル製作委員会
かたや、ほのかは愛子の全てを手に入れようとした、というのが海斗の最初の考えでした。
そして行き過ぎた考えは、ほのかをコ口すことに繋がる。
そして絶望的な後悔と、これまた行き過ぎた世の中への恨みへと発展。
完全に逆上というか逆恨みというのか、自分でやっておいて、みんな消えろって、どんだけナルシストタイプなんだよってツッコみたくなってしまいました。
自分は罪を犯した、けど誰もほのかを助けようともしなかった。
結果、こんな世界を俺は終わらせる、そしてすべてを終わらせたらほのかの元へいく。
自分でいうのもなんですが、割と完璧に海斗の心情を予想できていると思いませんかね?(笑)
グレイプニル12話感想

©武田すん・講談社/グレイプニル製作委員会
割と独断と偏見による考察になってしまいましたが、ちょっとでも最終回を楽しむためのオカズになれば幸いです。
今回の最後のシーン、吉岡からエレナにかけられた電話の要件は、修一の記憶を戻すことに繋がるのか?
むしろほんとうにどうやって終わるのか?
海斗や直人といった山田塾のメンバーとクレアは面識もないし、クレアたちがお世話になったチームはどうなるの?とか、クレアと修一が初めて森で出会ったオッサンとか完全出る意味なくなってるし…。
今回は山田塾のメンバーの人間模様が面白かったので、アニメが終わったら原作を読んでみるのもいいかもしれないな、なんて思ったりしています。
そんなこんなで今日はここまで。
ありがとうございました。
次回もよろしくお願いします。
タカシ
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