こんにちは、哲太です。
美しいイラストによって描かれるキャラクターの個性と、メッセージ性を含んだストーリー━━その他さまざまな魅力を兼ねそろえた注目作品『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』。
先日、その第2話が放送され、“自動手記サービス”を請け負う人のことをなぜ「ドール」と呼ぶようになったかや登場キャラの個性についてなど、また一歩作品に深みが増したように感じました。
本ブログでも、時にはとりとめのない話題を交えながら内容についてのおさらいをしていきたいと思いますので、どうぞお付き合いのほどをよろしくお願い致します。♬
スポンサーリンクタイプライターの所以について
自動手記人形サービスの由来は、活版印刷の権威・オーランド博士がタイプライターをそう呼んだことだった。
最初の挨拶でも記載しましたが、この由来のお話が今回の2話で最も重要なテーマだったように感じています。
早速余談になりますが、私はアニメを見た時、活版印刷ではなく“カッパー”印刷だと思っていました。笑
さて、本作でタイプライターの生みの親となっているこのオーランド博士という方、もしかしたら実在する人なのかなっと思って少し調べて見たのですが、どうやら作品上の空想の人物のようです。
タイプライターは欧州にてたくさんの人の力によって改良を重ねられたのちに実用化に至り、またその姿かたちも時を経て変わっていったとのこと。
日本で実用化されたのは明治だ時代で、ひらがなだけでなくいろんな“言葉のかたち”を持つこの国の仕様に合わせるのはとても大変だったみたいです。
しかもその後ワープロが普及したこともあって、日本人にとってはあまり馴染みが持てない発明品となってしまいました。
またご存知の方も多いとは思いますが、タイプライターは一度打ち込むと修正することができません。
作中でヴァイオレットが相手の気持ちを正確に汲み取ることができずに怒られちゃいましたが、一切の誤字脱字が許されないことにもドールにとって大きな責任と気配りが必要な行程なのかもしれませんね。
スポンサーリンク意外なキャラの関係性
ストーリー上、最も重要なことだったのはドールたちの仕事の奥深さ、そして個人的にショックを受けたのはこの二人の関係。
ウソだろ、リア充かよ……。
と、までは思いませんでしたが、(ギルベルト少佐とヴァイオレットは置いといて)なんとなーくメインキャラの恋仲みたいなのはないのかなと考えていただけに、ちょっとびっくりしました。
まぁ、考えてみれば“愛”をテーマにしている作品ですからね、ないと思っていたのが間違いだったのかなと。
ちなみに以前にもキャラの個性についてふれたことがありまして。
男性キャラについてはあまりふれなかったのですが、ベネディクトという青年、1話を見る限りは結構キツイ性格だけど本当は優しい良いヤツだと思っていました。
ただ今回は、ご飯を誘うも女性みんなに振られてしまうおとぼけな一面も見せてくれて、より一層愛着が湧きました。♬
優しいといえば、エリカもそうですね。
ちょっと暗いイメージも感じていたのですが、ヴァイオレットが仕事を外されないよう上司に頭を下げてくれたり、ドールを目指したきっかけが素敵な手紙を書きたいという素晴らしいものだったり、個人的にはグッと好感度が上がった少女です。
さらにさらに少女といえば、従業員たちはヴァイオレットのことをまだまだ幼い女の子として接しているように見受けられます。
ギルベルト少佐の兄に拾われた当時はともかく、現在はそこそこ成長しているように思うのですが、いくつぐらいなんでしょうか。
予想は17・8歳くらいですが、意外にもっと幼いのかな。
スポンサーリンクヴァイオレット・エヴァーガーデン 第2話感想
放送前のPVでも見られた、ドールとしての正装に着替えたヴァイオレット。
無事ブローチも見つかり、美しさがより増しましたね。♬
そして大人びたことにより、年齢もよりわかんなくなっちゃった。笑
ホッジンス社長も老けているようには見えませんし、作品のキャラたちはみんな比較的に若そうです。
次回はどんな手紙の代筆がくるのかに着目しつつ、そういったキャラの細かな設定なんかにも気を配っていきたいなと思います。
※最後に宣伝みたいになってしまいますが、『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』の外伝を記載した文庫本が、今年の春に出版予定です。
ブログでは原作未読の視点から色々とお話を聞いていただいておりますが、TV放送が終わったころにちょうど発売されそうなので、こらこちらもぜひ読んでみたいですね。
スポンサーリンク
最新情報をお届けします
Twitter で2017春夏秋冬アニメ考察・解説ブログをフォローしよう!
Follow @anideep11