ゴールデンカムイ25話(3期1話)感想・考察・解説！各陣営の目的を整理

こんばんは。毎度お馴染み流浪の売文屋、雨琴と申します。

『ゴールデンカムイ』第三期を担当させていただきます。

前期のラストでついにのっぺら坊ことアシリパの父と邂逅した杉元。

突如キロランケと共に裏切った尾形の狙撃により倒れた杉元でしたが、連れ去られたアシリパの行方を追う。

三期初回、通算25話ですが、前期までの記憶が一気に戻ってくるお話でした。

そういえばあんな写真撮ってたっけな～と、しつこくくり返される谷垣のセクシーショットに鼻血をこらえつつ、今回のふり返り。

気づいたこと感じたこと思ったこと考えたことをつらつらと書いていきます。

いざ樺太……！　その前に

各陣営の目的を整理してみた。と言ってもどの陣営も一枚岩ではないからあくまで目安であるが。

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第二十五話(第三期 初回話)先行場面カットを公開ッ!!
アシ(リ)パたちを追い、樺太を訪れた杉元ら先遣隊一行だったが!?https://t.co/aeFl37Iwo9

TVアニメ第三期、本日オンエア！
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— TVアニメ『ゴールデンカムイ』公式 (@kamuy_anime) October 5, 2020

先遣隊

杉元……アシリパさんと再会したい。

谷垣……アシリパをフチの元へ連れて帰る。チカパシも無事連れて帰る。

月島＆鯉登……鶴見中尉の命令に従う。

キロランケ一行

キロランケ……金塊を手に入れゲリラ活動の資金にする。

アシリパ……？

白石……成り行きで同行してるだけっぽいがアシリパの側にいてやりたい感じ

尾形……？

土方一行

金塊を手に入れ蝦夷地独立を果たす

鶴見中尉

金塊を手に入れクーデターを起こす

 
内心を見せない尾形はともかく、アシリパさんは今回登場していないので、これからどう動こうとするのか気になるところです。

金塊が悪用されるようなことは避けたがるでしょうけど、父との最後の絆もまた金塊であるからして。

In樺太！　スグリ、フレップ、犬ぞり、スティンカ

ヒグマより凶暴な動物ってにわかに信じられなかったけど、名前を聞いて納得。ウルヴァリンね！

マーベル・コミックや『X-MEN』シリーズでお馴染みのウルヴァリンはスグリの能力を持ったミュータントとも言われています。

スグリにやられた鯉登少尉は結構な出血をしていたんで、フレップワインの染みどころの騒ぎではないね。

樺太アイヌの少女エノノカの犬ぞりから犬が盗まれた件。

事前に頭飾りのついた犬をリュウが見つめる場面があったので、「ああ、あの犬が盗まれたのか」と非常に納得的。

というかいっそ説明的なんだけど、アニメを見るときはこれくらいの湯加減で頭を使いたいのでとても助かる。

スティンカに関しても樺太に入ったことで、今まで以上に異文化交流というか、観光気分で物語に見入ってしまう。

むくつけき男たちが壁のように立ちはだかり、日本人との体格差に余裕をかますも。

軍人の鍛えられた体に返り討ちにあう、と。

鯉登少尉くらいやられるのかと思ったら平然と勝ってたし。手負いとはいえさすがは軍人だ。

刺青を持つ囚人も新たに登場するようだし、濃いキャラクターの連続だから期待に胸がふくらむなあ。

結局、アイヌをコ口したのは？

のっぺら坊が言い残した言葉が今後の鍵になる謎と考えます。

答えがキロランケだったらひねりがなさ過ぎるし、和人側に犯人がいる方が話がギスギスして楽しそうではある。

実在の人物をモチーフにしたキャラクターはたくさんいるけれど、史実を忠実になぞる必要はないと考える。

土方が蝦夷地独立して歴史の表舞台に返り咲いても、鶴見中尉がクーデターを起こして軍事政権を樹立してもアリだとは思うが。

個人的には杉元とアシリパさんがうまいもん食べて「ヒンナ、ヒンナ」言ってるだけでも良いんだけどなあ。

フレップを食べたアシリパの様子を聞いた杉元のリアクションなど愛おしくて、俺が谷垣だったら思わず抱きしめてると思う。

ゴールデンカムイ　25話感想

内容をどれくらい覚えているか不安でしたが、キャラクターが濃いからどんどん思い出しますね！

今は大人しい土方や鶴見中尉の動向も気になりますが、樺太に入った杉元とアシリパの再会が何より待ち遠しい。

ついでに白石は何気に囚われのお姫様ポジションが多いのも気になっている。

『ゴールデンカムイ』一期のふり返りはどうぞこちらで。