今度はシャルスに疑惑が…(震え
怒涛の展開に手に汗握りっぱなしの、彼方のアストラ担当のわせです。
「SECRET」というサブタイトル通り、ウルガーとルカの秘密が明かされた、今回の6話。
ウルガーの過去、ルカの境遇、そして2人をどーんと受け止める他のメンバー…本当に良い仲間たちだなぁ。
しかもさすがアストラさん、それだけじゃあ終わらない!!
最後にまた新たな秘密が仕込まれていたという…いやぁ、本当に毎週引きが絶妙ですよね…!
それでは、早速第6話の考察に移って参りましょう!
よって、ネタバレの心配はございません。
同じく未読の方にはわせと一緒にワクワクしながらお楽しみいただき、既読の方にはネタバレナシで温かく見守っていただければ幸いです^^
目次
ウルガーの過去&ニット帽と銃について
5話ラストでルカに銃を突きつけたウルガー。
本人の独白やルカとの対話を通し、ウルガーの過去、そして諸々の謎が明かされましたね。
ということでまず、これまでの記事で考察してきたウルガーネタの答え合わせをしていこうと思います。
ウルガーがルカに銃を向けた訳
▲ウルガーがルカを撃とうとした理由については、こちらの記事で考察しております!
・ウルガーがルカに銃を突きつけたのは刺客の仕事を果たすためではなく、マルコ・エスポジトに個人的な恨みがあるから
⇒◯
ここまでは合っていましたが…いやぁ、ウルガーの本気度と言いますか、恨みの深さを読み誤っておりました!(汗
・ウルガーは本気でルカをコ口そうとは考えておらず、あくまでマルコ・エスポジトの情報を聞き出すために銃を向けたにすぎない
⇒×
ウルガー、途中までルカをコ口す気満々でしたね(震え
ルカがマルコ・エスポジトの子供だとわかった瞬間、友人(本人は否定しそうですけどね^^;)としての感情よりも、「仇の子供」という憎しみがまさってしまったのでしょう。
ただ、ルカはエスポジト家の跡取りではなく、なおかつ自分と同じく親から愛情を注がれずに育ったと知り、ウルガーは「ルカに憎しみをぶつけたり、復讐のためにコ口したりするのは間違っている」と気づいた模様。
真実を知った後だったから…というのも理由の一つなのでしょうけど、ウルガーの中にルカを友人として大切に思う気持ちが存在していたからこそ、咄嗟にルカの腕を掴み助けようとしたのではないでしょうか。
ウルガーがニット帽を大事にしている理由
1話の記事▼でウルガーのニット帽について考察した際、ウルガーにはきょうだい(兄or姉or弟or妹)がいるのでは?と予想していたのですが、正解は「お兄さん」でしたね。
ニット帽は、ウルガーの唯一の理解者であり、愛情を注いでくれていたお兄さんからのプレゼントとのこと。
1話で宇宙空間に投げ出された際必死に荷物を探していたのは、大好きなお兄さんの形見であるニット帽が入っていたからなのでしょう(涙
ウルガーが銃を手に入れた経緯
▲ウルガーの銃についての考察はこちらからどうぞ!
①たまたま倉庫を漁っていたら銃を見つけた
②実は惑星キャンプ参加時から銃を持ち込んでいて、倉庫に隠していた
正解は①でしたね!
となると、なぜ100年前に撤廃されたはずの銃がアストラ号にあったのか、気になるところ…!
刺客がB5班一斉サツ処分するために持ち込んだのか。
もしくは、アストラ号を用意した人物がこのサバイバル生活をB5班が生き抜けるように用意してくれた、なんて可能性もあり得そうですよね!
スポンサーリンク2つの発言に込められたルカの思い
ルカの秘密…それは、完全な女でも男でもない、IS(インターセクシャル)であるという内容でした。
1話や5話の記事で「ルカ=女の子説」を唱えてきましたが…いやぁ、まさかこんなオチだったとは…!!
「ルカは両方の性を持ってる」という設定を踏まえたうえで6話を見返してみたところ、いくつか気になるセリフが見つかったので深掘りしてみたいと思います!
「やっぱ、かっこいいや」発言
こちらは、ウルガーを引き上げるカナタを見つめながらルカが口にしたセリフです。
「オイラはオイラ」「(ISであることについて)あまり深刻に考えていない」という発言からは、ルカが自身の境遇を受け止め、折り合いをつけているように見受けられました。
ただ、「性自認は男」ということもあり、心の奥底には男性に憧れる気持ちも存在しているのかもしれませんね。
意識して口にしたのか、はたまた無意識だったのかは定かではありませんが…この「やっぱ、かっこいいや」という発言には、カナタのような「THE・漢!」への憧れが多少なりとも含まれていたんじゃないかと…!
「友達だと思ってたのに」発言
突然銃を向けるウルガーに対し、ルカは「友達だと思ってたのに!」と声を荒げていましたよね。
セリフ自体はありふれた内容ではあるんですが、これ、ルカにとっては本気の叫びだったと思うんです…!
以前カナタも話していましたが、ルカは誰の懐にも自然に入っていける、他人との距離の縮め方が上手な子ですよね。
ただ、自分がISであるという事実は誰にでもポンポン打ち明けることはなかったんじゃないかと…。
また、心の片隅には「親に愛されていない」という孤独も存在していたのでしょう。
▲このルカの表情、めちゃくちゃ切ない…; ;
後にルカはウルガーに「オイラたちは似た者同士」「ウルガーさんの気持ちがわかる」と言っていますが、実は以前からウルガーとの間に特別なものを見出していたのかもしれませんね。
秘密を抱えていること、親から愛されていないこと。
そして、5話の釣りのシーンで口にしていたように、お互いに自分の信念を曲げる気がないところ。
出会って間もない頃からルカは何となくウルガーに通じるものを感じており、だからこそ積極的にコミュニケーションを取ろうとしたのではないでしょうか(涙
スポンサーリンクウルガー兄が命を落としたことと「B5班の共通点」の関係
生前ウルガーの兄は、「思ったよりやばいことに首を突っ込んでしまった」と弟に告げていたとのこと。
このやり取りの後に兄がなくなったこと、そして当時兄が追っていたのがマルコ・エスポジトの不正献金だったことから、ウルガーは「兄はマルコ・エスポジトにコ口された」という考えに至ったのですね…。
ただ、今回の6話を見る限り、ウルガー兄のタヒには別の理由がありそうでした。
・汚職が暴かれただけで人をコ口すだろうか?(ザック)
・マルコ・エスポジトを調べていたらもっと大きな情報にたどり着いた…とか?(シャルス)
・今回の遭難事故に関わっているような情報を掴んでしまった…ってことすか?(ルカ)
他のメンバーたちの予想通り、ウルガー兄はB5班一斉サツ処分計画に繋がる情報を掴んでいた可能性が高いと思うんですよね…!
マルコ・エスポジトの不正献金先
ウルガー兄が当時追っていたのは、マルコ・エスポジト不正献金疑惑、とのことですが…これが真実だった場合、献金先はどこだったのでしょうか。
もしかして、ザック父とキトリー母の研究が関係していたりして…(震え
ゲノム管理法反対派という立場はフェイクで、裏ではゲノム管理法推進派としてザック父とキトリー母の研究機関に出資していた、とか…?
B5班の共通点は「実験で生まれた子」?
今回、フニシアと同じくルカも養子だったという事実が明らかになりました。
フニ=キトリー母の友達の子、ルカ=知り合いの芸術家の子…とのことでしたが、この辺りにB5班の共通点を探るヒントが隠されているんじゃないかな〜と思うんですよ…!
例えばフニ。
フニって、髪の色や瞳の色がキトリーと同じ▲ですよね。
実はキトリーもフニシアも、キトリー母が自分の遺伝子情報から生み出した子で、本当は血が繋がっていた…なんてオチ、あり得そうじゃないですか?
そしてルカの手先が器用という特性も、「芸術家」という遺伝子情報を元に生み出されたからなのかも…!!
実子・養子という違いはあれど、B5班は優秀な人材の遺伝子情報を元に試験的に生み出された子たち(=クローン)なのではないでしょうか(震え
ゲノム管理法が可決されたのはつい最近のことのようですから、ゲノム管理法可決前に秘密裏に生み出した試験体(=B5班メンバー)を始末するというのが、B5班一斉サツ処分計画の真相なのでは…?
スポンサーリンクシャルスは何を隠しているのか
1話からちょいちょい意味深な言動を繰り返してきたシャルスさん。
第6話目にしてついに疑いの目が向けられることに…!!
シャルスは一体何を隠しているのでしょうか。
「生物の授業を取っている」と嘘をついていたあたり、ケアード高校の生徒じゃなさそうですよね。
シャルスはケアード高校の生徒ではなく、何らかの目的があって惑星キャンプに潜り込んだ、と考えるのが妥当な気がします…(震え
シャルスの怪しい言動まとめ
以前にもシャルスの意味深発言を取り上げたことがあるのですが▼、ここで改めてシャルスの怪しい言動をまとめてみたいと思います。
1話
①一人だけ球体に取り込まれた描写がない(カナタの少し前を走っている)
②学校への通信装置を落とす
③カナタの遭難事故を知っていた
2話
④アリエスの映像記憶能力持ち発言にハッとした表情を浮かべる
⑤将来カナタの船に乗ると言い切るザックに対し、シャルスは「乗れたらいいな」と濁す
3話
⑥アリエスのオッドアイを見て「知り合いに似ている」と発言
4話
⑦アストラ号に穴が開いた原因はメテオロイドだと話す
5話
⑧「未知の動物の背中に乗って未開の荒野を走れるなんて、僕の夢が叶った」と発言
⑨「アリエスとは波長が合う。前世は親子かな」と発言
い、いろいろと怪しすぎる(真顔
では、これらの情報を踏まえ、シャルスの隠し事について考察してみようと思います。
シャルスの隠し事を予想
仮説1:シャルスは刺客
まずはストレートに、B5班一斉サツ処分の実行犯(=刺客)がシャルスだというパターンです。
以前、刺客について考察したのですが▲、その時に出した結論は下記のような内容でした。
・ただし通信機を壊した理由は、黒幕からB5班メンバーを守り、全員で生き延びるため
要するに、個人的にはB5班に刺客はいないんじゃないかな?と考えていたんです。
ただ、「刺客がいる」と考えたほうが納得できる部分もあるんですよね…。
たとえば、「①一人だけ球体に取り込まれた描写がない(カナタの少し前を走っている)」。
アリエスが言っていたように、この時カナタがヘルメットをかぶるよう指示していなければ、刺客本人を含め全員の処分が成功していた可能性が高いですよね。
2話でも球体が出ていたことから推測するに、刺客は1・2話の時点ではまだ任務を遂行するつもりだったんじゃないかな〜と。
すでにクローズアップされたメンバー(キトリー、ユンファ、ウルガー、ルカ)が刺客ってオチはない気がするので、(本当に刺客がいた場合)消去法で考えるとシャルスが刺客の可能性はかなり高そう…。
仮説2:シャルスは支援者
ワープした先に宇宙船があったり、ウルガーの得意分野である銃が用意してあったり…。
まるで、B5班の旅路を応援してくれている“誰か”がいるように思えてならないのは、私だけでしょうか…?
命を狙われているとわかった今となっては、アストラ号の通信機を壊したのもメンバーを無事に逃がすための行為だったと考えると合点が行きますしね。
実はシャルスはB5班一斉サツ処分計画を事前に知っていて、それを阻止するために惑星キャンプに潜り込んだ、とか…?
仮説3:シャルスは異星人
⑤将来カナタの船に乗ると言い切るザックに対し、シャルスは「乗れたらいいな」と濁す
⑧「未知の動物の背中に乗って未開の荒野を走れるなんて、僕の夢が叶った」と発言
このあたりに焦点を当てて推測すると、シャルスがカナタたちとは違う星の住人である可能性もありそうかな〜と!
上記2つは、まるで余命わずかな人のセリフにも聞こえるのですが…そのパターンは悲しすぎるので、異星人パターンにしてみました(真顔
いずれにせよ、どちらも「別れ」をイメージさせるセリフですよね…。
今後の航路にシャルスの故郷が含まれていて、そこでシャルスはアストラ号を降りるつもり…なんて展開だったら切なすぎます(震え
SF作品ということもあり、3もあり得るかな〜と思いつつ…最後までみんなで旅を続けてほしいので、この説はあまり推したくないなぁ(涙
▲どんなオチだったとしても、シャルスがみんなに見せてきた笑顔は本物でありますように…!(切実
さて、長々と予想を書き連ねてきましたが、個人的には仮説2「シャルスはB5班の支援者説」を推しておこうと思います!
シャルスがアリエスに親切にする理由
今回シャルスの隠し事疑惑が浮上したきっかけとなったのが、アリエスの映像記憶でした。
思い返してみると、シャルスは2話でアリエスから映像記憶能力があると打ち明けられた際、ハッとした表情を浮かべていたんですよね。
今回キトリーから「シャルスはアリエスに特別優しい」「影から見守っている感じ」と指摘されていましたが…実際は見守っていたのではなく、映像記憶能力がきっかけでアリエスに自分の正体や目的を悟られないよう見張っていたのかもしれません(震え
また、SF作品という観点から考えると、アリエスの子孫説もワンチャンあり得るかな…?
いや、でも5話で普通にシャルスのお母さん登場してましたよね…(汗
「前世は親子かな?」発言はキラキライケメンのジョークだと思いますが(笑)、アリエスの未来の子孫がシャルスという可能性はゼロではないかと!
おそらく本件に関してもらシャルスの隠し事の内容とあわせて次回明らかになることでしょう!!
スポンサーリンク彼方のアストラ6話の感想
ウルガーさんから「アイ・イエー」いただきました(号泣
いやー、本当にウルガー変わりましたね ; ;
5話でユンファが「一緒に帰ろう、冒険しながら」とみんなに告げたシーンでもじーんときましたが、まさかウルガーからも同じような言葉が聞ける日がくるなんて…!
ジャーナリストになるという将来の目標が定まり、さらにB5班という新たな居場所を見つけられたからこそ、「何としても無事に帰る、全員で」という言葉が口をついて出たんじゃないかな、と。
青春時代は儚い。
輝いてる十代も暗い十代も、二十歳になれば等しく終わる。
そこからは全部自分次第。
このウルガー兄のセリフ、すごく素敵ですよね。
10代の大半を復讐心で塗りつぶしてしまったウルガーですが、アストラ号での旅路を終えた時、「輝いていた時間もちゃんとあった」と思えますように!!
▲ウルガーの誕生会で歌を披露するユンファ…2人とも打ち解けてる(感涙
(ユンファといえば、OP映像が差し替えられていましたね!かわいかったです!)
そして今回個人的にツボだったのが、ルカがウルガーにキレたシーン▼。
荒っぽいセリフも作画もかっこよすぎました(感涙
さてさて、次回はシャルスメイン回になりそうですね!
ついに刺客の正体がはっきりするのか、はたまた別のオチが待っているのか…今からハラハラします…!
みんなに優しく、生物オタクで残念イケメンのシャルスが大好きなので、切ない結末だけはご勘弁いただきたく…(震え
きっとB5班のみんななら、シャルス隠し事もどーんと受け止めてより結束を深めてくれるだろうと期待しつつ、次回の放送を待ちたいと思います!
それでは、また7話の記事でお会いできますように!
以上、わせでした^^
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コメント
彼方のアストラ6話考察、お疲れ様です。
シャルスの怪しい言動まとめ、1話~5話までの9項目
なるほど、この考察記事、書くの大変。時間かかるでしょう。
先週の私のコメント、気にしないで下さい。
そういえば、昔、暴露本といった位置付けではなく、
『○○を10倍楽しく見る方法』といった書籍が次々と出版されました。
似た様な面白さを感じます。
わせさんの考察記事読みながら彼方のアストラ見るの、楽しいです。
次回の考察、楽しみにしています。
>かくれんぼさん
いつもコメントありがとうございます(^^)
また、お返事が遅れてしまい申し訳ありません…!
今回の「シャルスの怪しい行動まとめ」のような小見出しを執筆する際には本編を1話から見返して確認するようにしているので、余計に時間がかかってしまうんですよね(^^;
(私の要領が悪いだけなのですが…汗)
労いのお言葉ありがとうございます!
また、面白い、楽しいというお言葉、大変光栄です!励みになります(´;ω;`)
貴重なご意見ありがとうございました!
また覗きに来ていただけたら嬉しいです(^^)
こんにちは ひろです。
今回 ルカの秘密が明らかになりました。どうもアリエス以外は、親からこころよく思われていない子供たちばかりのような気がします。
アリエスは、例外?なのか、それともアリエスにも秘密があるのか? 今後アリエスの秘密が明らかになるのではないでしょうか。
それではまた次回よろしくお願いします。
>ひろさん
いつもコメントありがとうございます(^^)
また、お返事が遅れてしまい申し訳ありません…!
確かに、ひろさんがおっしゃるように、アリエスの母以外は子どもに愛情を抱いていないように見受けられますよね…。
こう、関心を持っていないといいますか…。
他のメンバー同様、今後アリエスの家庭環境や生い立ち等も明かされていくはず…!楽しみです!
貴重なご意見ありがとうございました!
また覗きに来ていただけたら嬉しいです(^^)