お前は俺の右腕だ!(大号泣
30分間見事に泣きっぱなしだった、彼方のアストラ担当のわせです ;;
シャルスの生い立ちにアリエスの親子関係にと、泣きポイント盛り沢山だった11話「CONFESSION」ですが…特に最後は号泣待ったなしでしたね…。
1話のアリエス救出シーンと被せる神演出…からの、シャルスがカナタを支えるラストカットの流れが最&高すぎました!!!
それでは、カナタとシャルスの関係にも焦点を当てつつ、諸々考察を進めていきたいと思います!
よって、ネタバレの心配はございません。
同じく未読の方にはわせと一緒にワクワクしながらお楽しみいただき、既読の方にはネタバレナシで温かく見守っていただければ幸いです^^
目次
11話で解消された謎まとめ
セイラの正体&アリエスとの関係性
▲過去の考察はこちらからご覧ください!
8話ではヴィクシア王政地区の平民の女の子として語られていた、セイラ。
彼女の本当の正体はヴィクシアの王女だった…というまさかのオチでしたね!
ま、まさか以前のエピソードが作り話だったなんて(驚愕
シャルスさん、演技派すぎるぜ…!
また、セイラはアリエスのクローン元(オリジナル)であり、アリエスの名付け親でもありました。
アリエスの親子関係について
アリエスの母であるエマ・スプリングは、セイラの侍女であり、セイラのクローン(=アリエス)を産んだ代理母とのことでした。
個人的には、「クローン=水槽のような容器で人工的に育てる」というイメージだったので、代理母出産だったことに驚きました…!
アリエスは以前「お母さんの愛を信じます」と言っていましたが…代理母であるエマにも、そしてアリエスの幸せを願ってエマに託したセイラにもアリエスは愛されていたんですね;;
▲「おかあさぁん…!」と子供のように泣きじゃくるアリエスにもらい泣きしてしまいました(号泣
スポンサーリンクセイラの命を奪った犯人は誰?
シャルスいわく、セイラを葬ったのは、アリエスをB5班に入れるよう仕向けたのと同一犯だろうとのことでしたよね。
また、セイラのクローンであるアリエスに王位継承権が与えられるかもしれないと考えたことが理由だろうとも述べていました。
ここから察するに、セイラを葬り、アリエスをB5班に入れるよう仕向けたのは王位継承権の持ち主なのではないでしょうか。
セイラはヴィクシア王の一人娘とのことでしたから、セイラがいなくなれば次の王になれる人物(=王位継承権順位がセイラの次の人物)が犯人だと思われます。
順番的に考えると、ヴィクシア王のきょうだいとか…?
直接セイラを突き飛ばしたかは不明ですが…エマの居場所が漏れたのだとすると、エマの逃亡を手助けした男性▲が何らかの形で関わっていそうですよね…!
スポンサーリンクシャルスの意味深発言について解説
▲シャルスの意味深発言や怪しい言動については、これらの記事で考察しております!
さて、今回シャルスの秘密が明らされたことにより、これまでの意味深発言の真意も浮き彫りになりましたので解説していきたいと思います。
「乗れたらいいな」の真意
「将来自分の船を持つ」と夢を語るカナタに、ザックは「俺も乗る」と答えていましたよね。
一方シャルスは「乗れたらいいな」と曖昧に返していました。
このときのシャルスは、自分が担っている使命(=B5班メンバーをサツ処分すること)ゆえに、言葉を濁したのでしょう。
B5班一斉サツ処分の実行班であるシャルスは、カナタが船を持つ日はやって来ない(=未来はない)と知っていた。
それにもかかわらず「僕も乗れたらいいな」と口にしたのは、「将来本当にカナタたちと一緒に宇宙を探検できたらいいのに」という気持ちがシャルスの中に芽生えていたからだと思うんですよね(涙
「夢が叶ったよ」の真意
以前グルッピーの背中に乗りながら、「夢が叶った」と口にしていたシャルス。
この発言の背景には、王の器として育てられ、17年間城の敷地内で生活していたという事情が関係していたのですね…切ないです。
「(シャルスは)広い世界を見ることを誰より喜んでいた」とカナタは表現していましたが…きっとこのカナタの言葉通り、シャルスにはこれまでの旅で目にしてきたものすべてがキラキラと輝いて見えていたのでしょうね(涙
「すまない、セイラ」の真意
今回、シャルスが以前みんなに話した自身の過去やセイラとの思い出は嘘だったとわかりました。
ここから察するに、以前シャルスがセイラの写真に向かって「すまない」と口にしていたのは、セイラのプロフィールやエピソードをねつ造してしまったことを謝っていたのでしょう。
シャルスにとってセイラはどんな存在だったのか
11話ED写真の共通点
今回のEDに登場した写真は、「カナタ+先生」「ウルガー+ウルガー兄」「シャルス+セイラ」の3枚でした。
カナタの先生、ウルガーのお兄さん、そしてセイラ。
この3人に共通しているのは、(カナタ・ウルガー・シャルスに対して)愛をもって接してくれた人だという点だと思うんですよね(涙
クローンであるという事情から、親や身近な大人たちに愛情を向けてもらえずに育った、カナタ・ウルガー・シャルス。
そんな3人にとって愛を注いでくれた唯一の大人が、写真の隣に写る相手なのでしょう。
白いチューリップの花言葉
EDの写真でセイラが手に持っていたのは、白い花でした。
また同じく、シャルスの回想シーン▼でもテーブルに白い花が置かれていましたよね。
「形を見る限り、チューリップっぽいな…?」と思いながら花言葉を調べてみたところ、なかなか意味深な内容が書かれていたんですよ…!
白いチューリップの花言葉は「失われた愛」
出典:花言葉-由来
失われた愛って…(震え
まるでシャルスとセイラの行く末を暗示していたかのように思えてなりません。
つまり、シャルスにとってセイラは…
おそらく、シャルスがセイラに抱いていた感情って、一言では表せないと思うんですよね。
姉のようであり、母のようであり、友のようでもあり…もしかしたら、初恋の相手でもあったかもしれません。
王の器になるという運命を背負い、閉ざされた世界で生きてきたシャルスにとってセイラは「唯一楽しみを共有できる人」であり、「かけがえのない存在」であったのは確かだと思います。
カナタとシャルスにとっての右腕
仲間にすべてを話し終えたシャルスは球体を出し、みずから命を断とうとします。
そしてシャルスを救おうとしたカナタは、結果的に右腕を失うことに…。
思わず目をそらしたくなるような衝撃的なシーンでしたが、カナタはもしもう一度あの瞬間に戻れたとしても、きっとシャルスを助ける道を選ぶと思うんですよね。
仲間のために一生懸命になれるのは、カナタのもともとの性格もあるのでしょうが…それ以上に「先生を助けられなかった」という後悔が残っているからなのでしょう。
結果的に右腕を失うことになったけれど、仲間を助けることができた――それは、カナタにとって救いになったのではないでしょうか。
宇宙に投げ出されたカナタの右腕が、まるで光に向かって手を伸ばしているかのように見える▲のも、そんなカナタの気持ちを表しているのかもしれませんね。
「この場面は決して痛々しいだけのシーンじゃないんだよ」「今度はちゃんと大切な仲間を守れたんだよ」という前向きなメッセージが込められているように思えてなりません(涙
右腕といえば、シャルスにもカナタと同じく、大切な人を救えなかったという過去がありますよね。
▲シャルスがセイラ落下時に伸ばしていたのも右腕…!
とすると、シャルスにとっても、1話のアリエス救出時にカナタの右腕をつかんだ(=助けた)という体験▼は、少なからず救いになったのかもしれません…!
つまり、カナタにとってもシャルスにとっても、お互いに右腕を伸ばしたという行為が「過去からの解放」や「希望」に繋がったのではないでしょうか。
最終回の展開予想
さてさて、いよいよ次回は最終回ですね…。
これまでの11話でほとんどの謎や伏線は回収できたと思うので、最終回は以下のような流れになるんじゃないかな〜と予想しております!
②惑星アストラにまつわる謎解きパート
(地球と惑星アストラの時間はなぜ矛盾しているのか、等)
③エピローグ
謎解き要素として②ももちろん気になるのですが…個人的には③に尺を多めに割いていただけたら大喜びします!
11話の「お前は俺の右腕だ」発言からの、数年後シャルスやジャックと共に宇宙に旅立つカナタさん…見たくないですか?(真顔
B5班全員一緒に再び宇宙へ!って展開も胸熱ですが、ユンファが歌手としてステージに立つ姿や、キトリーが医師としてバリバリ働くところも見てみたい!
(カナタの処置をするキトリー、落ち着いていてすごく頼もしかったです!!)
最終回は1時間放送とのことなので、9人の未来の様子にも触れてもらえたらいいなぁ…!
スポンサーリンク彼方のアストラ11話の感想
「ほんとは好きさ」って(大号泣
もうシャルスー!!
ちゃんとみんなのこと好きなんじゃんー!! ;;
刺客としての使命を果たそうとする自分と、仲間を大切に思う自分との間で、シャルスはずっと葛藤していたのでしょうね…。
▲ずっと一人で苦しんできたんだろうなぁ(号泣
「仲間じゃねぇなんて言わせねぇぞ!」
「友達なら本音を言え!」
などなど、カナタが何度も本気の言葉を投げかけてシャルスの心を揺さぶってくれたからこそ、最終的にシャルスは心を開いて「ほんとは(みんなのことが)好きさ」という本音を口にできたんだと思うんですよね…。
▲カナタ、本当にありがとう;;
シャルスの境遇やそれによって培われた価値観って、私たちが生きる現実世界にも存在するんだよなぁ…と考えて胸が締め付けられました。
「不幸だと思うかい?」
「勝手に価値を決めつけるな、君たちにはわからないだけだ」
「王のためならタヒねる、これは僕にとっては幸せなことなんだよ」
「変われない、そういう場所で育った」
それから、生まれ育った環境や王の命令にとらわれるシャルスに懸命に訴えるB5班メンバーのセリフもどれも印象的でした…!
「一緒に帰るぞシャルス!」(ウルガー)
「お前の生まれも育ちもお前が選択したことじゃねぇ!これから変わればいいんだ」(カナタ)
「変われるわ!私を見て!私は変わったわ、みんなのおかげで」(ユンファ)
「親も遺伝も関係ないのよ。どういう仲間と出会ってどう生きるのかでいくらでも変われるわ」(キトリー)
どれも、この旅の中で成長してきたからこそ出た言葉ですよね。
ほんとみんな、大きくなったなぁ…(親の目
・11話の内容とED歌詞のシンクロ率がすごい
・ニュータイプのインタビュー記事「カナタの前では誰もが“ヒロイン”になってしまう」という見出しに激しく同意
などなど、永遠に語れてしまいそうなので…笑
今回はこのあたりで失礼しようと思います!
▲カナタがシャルスに右腕を回してる…(号泣
さて、ついに次回、彼方のアストラは最終回を迎えます。
お、終わらないでくれ〜;;
放送まであと1日半ほどしか時間がありませんが(毎回遅筆ですみません!)、1話〜11話までじっくり復習してから最終回に臨みたいと思います…!
どうかどうか、B5班のみんなが幸せなラストを迎えられますように!!
それでは、また12話の記事でお会いできますように!
以上、わせでした^^
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コメント
彼方のアストラ11話考察、お疲れ様です。
最終回、どの様な内容になるのか、全く解りません。
私の希望としては、
>11話の「お前は俺の右腕だ」発言からの、数年後シャルスやジャックと共に宇宙に
旅立つカナタさん…見たくないですか?(真顔
→そうです。最初に向かうのは地球。飛ばされたカナタの右腕を取り戻す。
カナタの右腕を戻す為。
カナタ:「いや、いーよ俺は」
( 1話のカナタが キャプテンシートに座って下さい と言われた時の台詞 )
いや~しかし、7話での昏睡状態のセーラ、どの様に収集つけるのか?
かいもく見当が付きませんでした。
しかし、あのエピソードは作り話だった。
シャルスが刺客との事で、ずるいを通り越して 見事と言った感じでした。
地球からアストラまで 光の速度で5012年かかる距離を超光速航行によって3か月で移動
ローレンツ収縮(空間と時間の収縮)を考えると、カナタがアストラに付いた時、
最初に出発した時から数千年の時が過ぎていました。
・・・といった話にならない事を願っています。
いよいよ最終回ですね。
時間のズレと、勝手に想像したアリエスの別人格?・・・気になります。
最終話の考察、楽しみにしています。
>かくれんぼさん
いつもコメントありがとうございます(^^)
>>最初に向かうのは地球。飛ばされたカナタの右腕を取り戻す。
カナタの右腕を戻す為。
カナタ:「いや、いーよ俺は」 ( 1話のカナタが キャプテンシートに座って下さい と言われた時の台詞 )
→うわあー!!(´;ω;`)
この展開、めちゃくちゃアツいですね!!
11話ではアルティメットダイブボムのくだりが再登場していましたし、すごくあり得そうだなと思いました!!
7話でのセイラのエピソードが作り話だった件、衝撃的でしたよね!
個人的には、セイラは同年代ではなく年上だったということで、アリエスのクローン元だというオチに説得力が出たな〜と感じました!
最終回、どんな展開になるのかワクワクしますね!
B5班のみんながどんな結末を迎えるのか、アストラに帰り着いた後どんな道を選ぶのか…最後まで一緒に見守っていきましょう!
貴重なご意見ありがとうございました!
また覗きに来ていただけたら嬉しいです(^^)