それが使命ならば
どうも! ロシアスキーでございます!
今回、『Vivy -Fluorite Eye’s Song-』の6話目が来ましたねー。
前回からの『メタルフロート編』が今回終了したわけですが……。
いやー、今回は今までで一番の出来だったと思いますねぇ~!
まぁ、その思いについては後ほどとしてw
今回も語ってまいりましょう!
目次
Vivy -Fluorite Eye’s Song- 第6話 あらすじ
しかし、次の瞬間、メタルフロートのAIは暴走状態に入り、迫りくるトァクに対して攻撃を開始する。
状況を把握できぬまま、トァクの一員であるユウゴを助けるヴィヴィ。
ユウゴから、冴木についての評価を聞いたヴィヴィは、事態の収束に向けて動き出す。
島に現れた冴木から、真意を聞いたヴィヴィとマツモト。
冴木はメタルフロートのコアとされてしまった、本物のグレイスを助けるという目的があった。
その話を聞いた上で、シンギュラリティ計画の遂行を目指すヴィヴィとマツモト。
暴走状態となったAIたちが立ちはだかる中、ヴィヴィとマツモトはコアであるグレイスの場所へと向かう。
ということで……。
『メタルフロート編』完結ということで。
前回AIが暴走した理由についてや、冴木の真意なども描かれたわけですが……。
いや、ほんと今回1話だけでものすごく色々なことがありましたね……。
では、今回の気になった点を語るといたしましょう!
ユウゴの今後について
まず語りますはこちら。
『トァク所属のユウゴの今後について』ということで……。

©Vivy Score / アニプレックス・WIT STUDIO
なんかもはや、各種事件においてのレギュラーと化しちゃってるトァクのユウゴですが。
今回も、最初の相川議員襲撃事件の時同様、ヴィヴィに命を救われる結果になってましたw
その後も別段デレることはありませんでしたが。
それでも、最後にはヴィヴィを手助けするような行動を取っていましたね。

©Vivy Score / アニプレックス・WIT STUDIO
今回のユウゴは、ヴィヴィと多少会話をすることもでき。
その中で、何かに気づいたような様子もあったんですよね~。
ユウゴが何に気づいて、ヴィヴィに対してどう思ったのか、ということは謎ではありますが。
ユウゴはそれこそ、トァクという反AI思想を持つ組織に所属しているのですから。
逆にある意味、AIについては一般人などよりも詳しいと思うんですよ。
そうなってくると、ヴィヴィがここまでの3つの大きな事件。
相川議員襲撃、サンライズ降下、メタルフロート暴走。
この全てに関係しているということから、色々なことを考えたと思うんですよね。
通常のAIとは明らかに違うAIではあるヴィヴィ。
なぜ自分たちの巻き起こしている事件に常に関わっているのか。
なぜ歌姫型AIなのにも関わらず、荒事に長けているのか。
それに足して、今回短くはありましたが、ヴィヴィと会話もしましたので……。
もしかしたら、ですが。
ヴィヴィが『AIと人間の戦いを回避するために動いている』ということに。
気づいた可能性もあるのかな~、とは思うのですが。
ただまぁそれに気づくには、ユウゴの立場だとまだまだ情報が足りてないって感じもしますが……。
さて、ユウゴがそういった真実に気づけたかどうか、という部分はまず置いておきまして。
問題の『ユウゴの今後について』なんですよね~。
そもそもユウゴはトァクに所属しているくらいですから。
まぁ、AIに対して好意的ではない。否定的な感情を持っているわけですが。
ですが今回、ヴィヴィを助けるようなことをしてしまったわけですね。
その辺り、ユウゴ自身がどう考えるのか、ってのは気になるんですよねぇ。
例えばユウゴがその辺りを割り切れるような精神性を持ち合わせているのなら。
『今回の行動は必要に応じて行ったことである』として、別段今後のユウゴ自身の行動には。
まぁ、影響は出てこないっても考えられるんですけれども。
もしも今回の一件で、ユウゴ自身の考え、主義に変化があれば……。
ユウゴがトァクから離れたりすることもあるかもしれません。
ただユウゴはかなり反AIの思想が強そうに見えてましたし、そう描かれてましたし……。
まだまだ、ヴィヴィにとっては敵としてのポジションで出てくると思うんですが……。
私としては、現状では『ユウゴは今後トァクから離脱する可能性は有るが、まだ次回はそのタイミングではない』
という予想をさせていただきましょう!
メタルフロートコア・グレイスについて
続いて語りますはこちら。
『メタルフロートのコアであるグレイスについて』ということで……。
今回明らかになったこととして。本当のグレイスは……。
メタルフロートのコアとしての使命を与えられ、それまでの看護AIとしての役目を終えていました。

©Vivy Score / アニプレックス・WIT STUDIO
で、冴木はそんなグレイスを助け出すために今回ヴィヴィと衝突したわけでございますが。
そもそもメタルフロートのAIが暴走したことに関しては、冴木曰く。
『プログラムがメタルフロートを停止させようとした』のがきっかけで。
それに対する『防衛反応』のようなことで、コアであるグレイスがAIを暴走させてしまった、と。
どうやらそういうことだったようです。
で、そんなグレイスなのですが。
冴木曰く、コアとなったときから歌を発信し、冴木に救いを求めていた、ということですが……。

©Vivy Score / アニプレックス・WIT STUDIO
それに関して、マツモトとヴィヴィは総合的に判断し。
『これは歌ではなく、せいぜいただの音階データである』という結論を下しました。
たしかに、流れていた歌はヴィヴィが歌っていたものとは……。
クオリティの面で、相当見劣りするものではありました。
ヴィヴィ自身がどう考えていたのかは不明ではありますが。
マツモトの考えとしては、『コアとなったグレイスが助けを求めていたりなどしない』と。
そう考えたのではないでしょうか、と私は判断しますが。
まぁ、SF的な部分や、現実的に考えれば。
そもそもの機能が変わった『装置』が、SOSを出すなど、まったくもってファンタジーだとしか言い様がありません。
ですが……。
少なくとも、グレイスによって暴走させられたAIは冴木を襲わずにいました。
そこに関しては、冴木がメタルフロート自体に対して敵対的な行動を取っていなかったから、と考えることはできるかもしれません。
ですが、私としては気になるのは……。
ヴィヴィによってコア・グレイスが機能停止させられたとき。
かすかに、グレイスは微笑んでいるように見えたんですよね。
もちろんこれだって、『衝撃によって頭部の筋肉的な部品が動いただけ』なのかもしれません。
ですが……この作品世界において、AIに心や感情がある、というのは。
すでにここまでの話で私としてはほぼほぼ確定している情報なのですが。
それを踏まえまして。
『もしかしたら、グレイスは自身を止めてほしかったのではないか』と。
そう思ってしまう部分もあるんですよねぇ……。
もちろん、これに関しては私がそう思いたい、という。
感情的な部分が大きいというのはあります。
ですが、少なくともコアになる以前のグレイスが本当に冴木のことを大切に思っていたのは間違いないでしょうから。
その気持ち、感情というものが。少しでも残っていたのではないかと。
これまでのこの作品を見ていると、そう思わずにはいられないんですよね……。
まぁ……もちろん、そう思わせるための演出で、実はやはりコアとなったグレイスには感情なんて無かった。
なんて展開もあるとは思うんですけどね。
ただ、それじゃああまりにも悲しいじゃないですか……。
なので、私としては。
『コアとなったグレイスは自身を止めてほしいと思っていた』ということと。
『グレイスは冴木のことを本当に愛していた』という。
グレイスに関しての『感情』への考察としては、こういう意見を出させていただきたいと思います。
ヴィヴィの運命
続いて語りますはこちら。
『今後のヴィヴィの運命』についてということで……。
今回のラストシーン!
ヴィヴィは自分の使命に従い、コアであるグレイスの機能を停止し……。
最後に冴木と会話をした後に、自ら命を絶った冴木を見て、異常な反応を見せていました。
これに関してなのですが、恐らくはヴィヴィがAIだからこその反応である、というのは間違いないところだと思います。
というのも、これまでヴィヴィは使命を果たすときに……。
『結果として人を傷つけたりすることはあれど、人の命を積極的に奪うことはしていない』という事実がありました。
それに対して、今回は冴木の心の支えであるグレイスを破壊してしまっただけではなく……。
目の前で、冴木が命を落とす、という結果を目の当たりにしてしまいました。
これに関しては、そもそもそこまで冴木を追い詰めてしまった、という事実。
そして、ヴィヴィの本当の使命であるところの。
『歌で人々を幸せにする』という使命に関しても、引っかかる部分なんですよね。
なにせ、幸せにするどころか、その反対の結果を招いてしまったわけですからね……。
その二つの事実こそが、ヴィヴィに致命的なダメージを与えてしまい。
ラストシーンでの描写につながったのであろう、ということは間違いがないと思います。
さて、となると次回以降のヴィヴィは一体どうなってしまうのか、という点ですが……。
正直、何事も無く日常生活である、ニーアランドでの歌姫生活に戻れる、とは。
ちょ~っと思えないんですよね~。
考えられるのは、今回の一件から、最初期のように感情や心を失ったような。
いわば、AIらしいAIになってしまう、という可能性。
もしくは、今回の一件をきっかけに、シンギュラリティ計画から身を引いてしまうとか……?
ただどちらの展開にたどり着くにしても。重要になってくるのはヴィヴィの内面。
そして、マツモトとの対話や相互理解だと思うんですよね~。
マツモトだって、ヴィヴィが計画に協力してくれなければ困るわけですから。
その辺り、ケアしてあげる必要性だって感じてるとは思うんですが……。
ただマツモトって結局AI的な合理性で動いてる節があるからなぁ~……。
そこまで踏まえて考えると、どんなことになるか……。
今回に関しては、単純にヴィヴィの気持ちの問題だけではないと思いますので。
私としては、『ヴィヴィはこれまでのような人間味のある部分を失い』……。
『ニーアランドの歌姫としての使命しか果たせないような状況になってしまう』と。
こう予想をさせていただきます!
マツモトの変化
続いて語りますはこちら。
『マツモトの変化』について、ということで……。
これまで、シンギュラリティ計画の遂行に関して、実に冷静に、というか……。
計画の主導権を握り、ヴィヴィに指示を与えていたマツモトなのですが。
今回そんなマツモトの様子に変化が見えた気がしたんですよね。
という風に私が思ったのは。マツモトがヴィヴィに問いかけたシーン。
これまでだったら、マツモトはヴィヴィに対して命令や指示を出すことはありましたが。
今回マツモトはヴィヴィに対し、流れる歌声のデータを指して。

©Vivy Score / アニプレックス・WIT STUDIO
『これが歌に聞こえるのか』という問いかけを行いました。
ここに関して、今までだったらもう問いかけなんかせずに。
『こんなものは歌ではなく、ただの音声データだ』と。
そう断じて、ヴィヴィに行動するように命じていたことでしょう。
ですが今回はヴィヴィに対して問いかけを行い。ヴィヴィの判断を待っていたんですよね。
この小さな変化。これが何を意味するのか、っていうのは。難しいところだとは思います。
私なりに考えますと、まぁ……。
ヴィヴィのことをパートナーとして信頼するようになってきた、ということか。
あるいは、ヴィヴィの意思を尊重する、というか。
ヴィヴィに対して、命令や指示を無理強いしても意味が無い、効果が薄い、ということに気づいたのか。
まぁ、そんなところではないかなぁ、と私は考えております。
ただ、それってつまり、変化としては些細なのですが。
割と重要な変化だと思うんですよねー。
ある意味でこれって、マツモトがヴィヴィの性格などについて、考慮をしている、っていう。
そういうことでもあると思うんですよ。
それって、マツモトみたいなAIAI然としている(というか、機能重視というか?)なAIとして見れば。
まぁ、ぶっちゃけ無駄なことだと思うんですよ。
ですが、その無駄をマツモトが選択している、ということは。
ある種、マツモトもヴィヴィ同様、進化というか学習というか。
今まさに、そういった状況に入っていってるのかもしれませんね。
ただ、それをマツモト自身は自覚しているのかどうか……。
マツモトのことだから、自覚したら動揺するか……。
あるいは、マツモトもヴィヴィみたいに、その事実事態がダメージになってしまうか……。
なんにせよ、今後もマツモトの様子の変化については、注目したほうがいいでしょうね!
なお、マツモトに関してはこちらでくらむBONさんが考察を行っております!
Vivy -Fluorite Eye’s Song- 第6話 感想
さて、ここまでVivy -Fluorite Eye’s Song-の6話について語ってまいりましたが。
その6話の個人的感想といたしましては……。
いや……今回、キタなぁぁぁぁ!
これまで『地味だ地味だ』って言っていたこの作品ですが。
今回は燃えた! 滾った!
マツモトが作った飛行ユニットでの突撃シーンの動き、そしてヴィヴィの叫びとか。

©Vivy Score / アニプレックス・WIT STUDIO
冴木とグレイス、ヴィヴィ、マツモト、ユウゴという、登場人物たちの関係性。
そして次回以降どうなってしまうんだ!? という引き……。
ハッキリ言って、今までで一番面白く、惹き込まれる回でしたねー!
今回6話ということで、まぁいわば折り返し、ということもあるんでしょうが。
この先物語がすさまじく動くんじゃないか? と。期待せずにはいられないエピソードでございましたね!
正直、この作品への評価を改めなくては、と思いましたねー!
ということで、以上ロシアスキーでした! 次の記事でもよろしくお願い致します!
▼Vivyの記事はこちらにまとめてあります
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コメント
マツモトによれば、メタルフロートのAIは全てグレイスの一部です
思えば前回ヴィヴィたちにMと呼ばれたメガフロートの端末AIはヴィヴィに停止プログラムを打たれた際、メタルフロート見学に来た子供たちをもてなす夢(?)を見ています
その夢(?)の中でMは子供たちに「M」という呼び名を「私に『よくしてくださった方たち」がつけてくれた呼び名」と語っています
「よくしてくださった」という言い方は感情が無いと出てこない言葉に思えます
短いながらも交流したヴィヴィとマツモトをM(グレイス)は「私によくしてくださった方たち」と認識し感謝してたのかもしれません
また、その前にヴィヴィの「あなたにとって心を込めるとはなんですか?」というお約束の問いをされ、一度は「心の定義が曖昧なので答えられません」という機械的な答えを返すも、すぐに「ですが、人間の方に奉仕できる自己に満足しています」とも告げています
上記の言葉からすると、確かにグレイスは冴木に助けなど求めていなかったのかもしれません
ですが冴木にしたのと同じサプライズでヴィヴィたちを出迎えたり、彼と過ごした日々の記憶は確実に残っていたはずです
もしヴィヴィが嘘でも「グレイスは冴木に生きて欲しいと言い残した」と言えていれば、冴木は自サシまではしなかったかもしれませんが、ここがヴィヴィのAI故の不器用さだったのでしょうね
冴木が自サシするという可能性すら思いつけなかったので、阻止できませんでした
わざわざヴィヴィの前で自サシしたのは冴木の無言の非難だったのかも・・・
右手は同胞の青い血で、左手は人間の赤い血で染まる
姉妹殺し、赤と青、キカイダーのオマージュも含んでるかもしれません
なお正史ではメタルフロートの完成は20年後だったため冴木とグレイスは問題なく結婚し、当時険悪だった人間とAIの関係に一石を投じるくらい幸福なカップルになっていたようです
つまり今回のメタルフロート編の悲劇に関しては、ヴィヴィたちの歴史改変によって起きた悲劇という事になります
ここまで悲劇を防ぐという結果だけ描かれてきたヴィヴィたちの歴史改変でしたが、その一方で悲劇も起こしていたというのが浮き彫りになったわけですね
前回はサンライズ事件を人間の犠牲者0で抑え、また戦争が起きたらエステラに申し訳ないという事でシンギュラリティ計画に前向きに参加したヴィヴィですが、今回は一転してシンギュラリティ計画の負の側面を味わうことになりました
状況はモモカを助けられなかった時に似てますが、事故タヒだったモモカの時と違い今回は明確にシンギュラリティ計画とヴィヴィの行動の結果、冴木がタヒんでいます
果たして次のシンギュラリティポイントが来たとしても、ヴィヴィは計画に参加できるのか?
今の柔軟性を学習したように思えるマツモトなら、「ここまでの犠牲を無意味にするんですか?」とか「あなたがシンギュラリティ計画を完遂しなければ、もっと大勢の人がタヒぬんですよ!」くらいの理と情を交えての説得をしてきそうな気もします
どこかに書きたくて、ここに辿り着きました。
6話、演出素晴らしい。
ただただ、素晴らしい。
はぎのつきさん
コメント、ありがとうございます。
いや、本当に。今回はめちゃくちゃ良かったですよねぇ。
なんていうか、本当にそういった感想で胸がいっぱいになっちゃうんですよねw