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サイコパス3期7話感想・考察・解説!免罪体質者の灼はなぜ監視官に?【PSYCHO-PASS 3】

皆々様こんにちは。

『サイコパス3』担当のgatoです。

前回は連続自爆事件の首謀者が久利須(くりす)と判明、さらに背後にはインスペクターであるトーリとその母親だと発覚した裁園寺(さいおんじ)がいることが判明しました。

しかし事件はさらに起こり、新たにアウマが犠牲に。

おまけにヘブンズリープに潜入していた炯(けい)と如月が捕まり、舞子にも魔の手が…。

クライマックスに向けて加速している感じがすごいですね(笑)

そして今回はいよいよ信仰特区を巡る事件に決着が!

何かにつけて触れられてきた狡噛達行動課がどんな感じ出てくるのかも楽しみですが…早速振り返ってみましょう!

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連続自爆事件の真相

『サイコパス3』、第7話、久利須

©サイコパス製作委員会

信仰特区を巡る連続自爆事件の実行犯は久利須、そして背後にはトーリがいることが明らかになりました。

トーリはガンの専門家である二瓶(にへい)を利用して久利須に人工的にガンを発症させ、追い詰められた彼を洗脳することで連続自爆事件を引き起こすように差し向けたわけですね。

あくまでビフロストの利益のために久利須達はその善意や信念を利用されてしまったことに…。

おまけに入国者を救うためにヘブンズリープに入信した息子の羽利須(はりす)が植物状態にされたことが、久利須の暴走の引き金になったようです。

うーん、ただ個人的には釈然としないというか、理解が追い付いていない点が…。

前回の記事でも触れましたが、ビフロストが今回の信仰特区設立に介入する動きは「国際的なブラックマーケットを築くため」と思っていましたが、どうやらそれだけではない感じがしますね。

サイコパス3期6話感想・考察・解説!ピースブレイカーの正体とは?【PSYCHO-PASS 3】
皆々様こんにちは。 『サイコパス3』担当のgatoです。 前回は信仰特区に絡む宗教団体の対立、出島で行われている密貿...

そもそも久利須の計画にはビフロストが当選させた小宮も標的に含まれています。

つまりビフロストは小宮が犠牲になることを織り込み済みで今回の計画を実行させたわけです。

まぁ小宮を当選させたのは代理人格AIが絡んでいたので、必ずしも彼女そのものが必要ではない感じはしますが…。

うーん、ビフロスト関連が全くわかんない!(笑)

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終末救済プラン

『サイコパス3』、第7話、陵駕

©サイコパス製作委員会

連続自爆事件のベースとなったのは久利須、陵駕(しのぎ)、アウマ、仁世(にせい)が立てていた「終末救済プラン」でした。

これには暴走した久利須が実行した自爆事件による「入国者への犯罪の暴露」だけでなく、出島で行われていた武器の密輸も含まれていました。

この武器密輸の上手いところは、武器の部品を意図的に壊れるように設計することにより、海外の武器流通をコントロールしていた点でしょう。

全然理由がわからなかった「部品が3年で壊れる」という設定はこのためだったわけですね。

まぁ過激な一面は否定できないものの、入国者を取り巻く状況や政情不安に苛む地域の改善のために彼らが尽力していたことが窺えますね。

ただ、久利須達の終末救済プランがあくまで入国者の救済を念頭に置いていたものだとしたら、ピースブレイカーとは別物の感じがしてきますね。

これまではピースブレイカーと久利須達を同一に捉えていましたが、彼らの目的とビフロストがバックにいると思われるピースブレイカーはどうにもかみ合わない印象があります。

もしかしたら今回の事件と同様に、久利須達の計画にビフロストが便乗した形がピースブレイカーなのかもしれません。

また、他にも気になる点が一つ。

それはこの終末救済プランを灼の父である篤志が知っていたという点です。

篤志は終末救済プランには反対していたということですが、久利須達からその計画を聞かされていたということは彼らとかなり深いところまで関わっていた可能性が高いということです。

そして篤志が久利須達の密輸の拠点であった出島にいたことや、ピースブレイカーがすでに壊滅しているという梓澤(あずさわ)の言葉、篤志がビフロストの構成員だった可能性を踏まえると…。

ピースブレイカーの中核にいたのは篤志なのかもしれませんね…。

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久利須と陵駕、そして羽利須

『サイコパス3』、第7話、久利須

©サイコパス製作委員会

今回の事件のキーマンである久利須、陵駕、そして羽利須ですが、この3人の関係は切ないものがありましたね…。

恐らく父である久利須や母親代わりの陵駕の影響もあって、羽利須は入国者のために生きようとしたのでしょうが、結局ヘブンズリープによって植物状態にされ(エターナルホワイトを受けさせられたのかな?)、久利須の暴走を招いてしまいました。

激昂していたとはいえ、久利須の自分達が生きる世界を実現したいという気持ちは切実なものがありました。

さらに久利須はガンにされたことでむしろ自らの目的の達成に邁進するようになり、トーリの洗脳すらはねつけていました。

過激な犯罪者とはいえ、実の息子への愛情のためにここまで戦えるところは…ちょっと脱帽してしまいます。

ただ久利須を救うために水面下で奔走していた陵駕の末路は悲しかったですね…。

ビフロストに口封じのために命を奪われてしまったところは…ちょっと悲しかった。。。

また、個人的に仁世がユーストレス欠乏症にならず、健在であれば今回の事件は起きなかった気がしますね。

仁世は後述するように外務省の協力者だったため、トーリが台頭する前に手が打てたでしょうし、何より仲間の子供である羽利須を守ろうとした可能性が高いでしょう。

そう考えると…切ない限りです。

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灼は免罪体質者!

『サイコパス3』、第7話、犯罪係数

©サイコパス製作委員会

今回発覚した衝撃的な真実といえば、やはり灼が免罪体質者だったことでしょう。

これってかなり大きな意味を持っている気が…。

ひとまず灼が免罪体質者であることに関する周囲の反応から掘り下げてみましょう。

細呂木(ほそろぎ)=シビュラシステムは知っていた

『サイコパス3』、第7話、灼

©サイコパス製作委員会

個人的に驚いたのが細呂木ことシビュラシステムが灼の免罪体質を知ったうえで監視官に据えているという点です。

そもそもシビュラシステムは免罪体質者の脳で形成されているシステムであり、自分達が把握していない思考を持つ他の免罪体質者を取り込み続けることで進化を実現していました。

そんなシビュラシステムが灼を取り込まず、監視官として放置しているという点には少し仰天しましたね。

これはシビュラシステムの「免罪体質者を取り込む」という方針が変化していることを示しているように思います。

ただ、シビュラシステムは『サイコパス2』で集合的サイコパスを受け入れた結果、構成員の一部を執行しているため、免罪体質者に対するスタンスが変化していても不思議ではありません。

これはつまり自分達の色相や全能性を維持するうえで不都合な免罪体質者が存在することを認めているわけですからね。

この点や「狡兎タヒして走狗烹らる」という朱の台詞を踏まえると、灼はシビュラシステムにとって不都合な免罪体質者である可能性が高いといえます。

朱はわかったうえで送り出していた?

『サイコパス3』、第7話、朱

©サイコパス製作委員会

灼が免罪体質者であることが発覚した際、霜月は仰天していましたが、朱は平然としていました。

つまり朱は灼が免罪体質者であることを知ったうえで彼を監視官に推薦していたことになります。

それはシビュラシステムに免罪体質者を監視官にすることを認めさせたということであり、またあの態度を見る限り公安局でもごく一部の人間しか知らない免罪体質という存在が露呈することすら織り込み済みである可能性が高いでしょう。

てっきり朱はシビュラシステムと対立し、何らかの罠にはめられて軟禁されていたかと思いましたが、今回細呂木と普通に面会していたり、免罪体質者を監視官に据えるなどして暗躍していたところを見ると、事情はそう単純ではない感じがします。

むしろあの状況でも何らかの打開策を講じるつもりでいる予感がしますね。

まぁ今の朱は囚われのお姫様ってガラじゃないもんな(笑)

ただ彼女の打開策が灼に真実の解明を託す程度に留まらない予感はムンムンですね。

免罪体質者という作中の社会では機密中の機密を利用するわけですから、それこそ社会を揺るがす一手を隠している気がします。

後、余談ですけど灼の犯罪係数がどんどん低下し、最終的に0になる描写は第一期の槙島を彷彿とさせましたね。

さらにその目撃者が槙島のCVを務めていた櫻井孝弘演じる雛河という点もなかなか乙な小ネタです。

思えばこれまで登場した免罪体質者は基本的に悪役で、「人間の常識では計れない思想を持つ犯罪者」というイメージでしたが、灼のような陽の免罪体質者は初めてではないでしょうか。

灼はどちらかというと『サイコパス2』のラスボスである鹿矛囲(かむい)に近いイメージですね。

「あらゆる人間の感情や思考を追跡し、受容して見せる」という点が灼の免罪体質者たる所以かもしれません。

トーリの反抗

『サイコパス3』、第7話、トーリ

©サイコパス製作委員会

炯や舞子を絶体絶命のところまで追いつめたトーリですが、結局舞子から思わぬ反撃を受けてあっさりと昇天しちゃいましたね。

直前に色々ドジを踏んだために土壇場で裁園寺や梓澤に切り捨てられるなど、ちょっとかわいそうに見えてきたな(笑)

というか、あれだけヘブンズリープの敬虔な信者かと思えば、実際のトーリはシビュラを神聖視しているものの、信仰よりもコングレスマンになるという野望を持っている野心家という感じでした。

うーん、予想していた路線と違う(笑)

おまけに良くも悪くも母親への執着心が凄まじい…東金朔夜(とうがねさくや)みたいだな(笑)

そんなトーリですが、ラストでなんと代銀(しろがね)と結託して裁園寺をラウンドロビンに執行させるという謀略を見せました。

まぁ代銀に利用されていただけでしたが、一矢報いたといえるかもしれません。

おまけに前回私達を驚かせた裁園寺との親子関係も新たな真実が。

すでに故人となっていた裁園寺の兄がトーリの父親だったということですね。

…ん?

父親が裁園寺の兄ってことはわかりましたが、トーリはその告白の途中で裁園寺が母親であることは否定していませんでした。

おまけに代銀も彼が息子であると認知しています。

え、それはつまり…実の兄妹がトーリの両親…?!

だから色相が濁ったってトーリは…。

だから兄の席に裁園寺はこだわって…。

うーん…読み違えなのかな(笑)

ラウンドロビンの執行

『サイコパス3』、第7話、裁園寺

©サイコパス製作委員会

トーリと結託して過剰にゲームに介入・援助した裁園寺でしたが、代銀にはめられ、トーリに裏切られたことで(恐らく梓澤も読んでいたのかな?)コングレスマンの資格を剥奪、さらにラウンドロビンによって執行されました。

いやー初めてラウンドロビンの執行シーンが出てきましたが…想像以上に壮絶(笑)

極太のレーザー?みたいな光で一片の欠片も残さず焼き尽くされるという…凄絶な執行でしたね。

人一人が塵も残さず消えているのに耐えきっている椅子がちょっとすごいけど(笑)

原理はよくわかりませんが、超高熱のレーザーで焼き尽くすという感じでしょうか。

それがデコンポーザーみたいな分子結合を破壊するレーザーみたいな感じかな?

少なくともエリミネーターのようなマイクロ波を利用したものではなさそうですね。

さて、裁園寺が執行される展開というのは僕も含め皆さんもそれとなく読んでいましたかと思いますが…。

裁園寺を落としたのは代銀、そして彼と結託したトーリでしたが、彼らを法斑(ほむら)が誘導したことが暗示されていました。

コングレスマン同士の蹴落とし合いは絶賛実行中だったわけです。

ただ、代銀が「残るは君と私だけだね」と言ってましたが、早急にコングレスマンを入れるようなことはしないようですね。

てっきり梓澤が入ってくるかと思っていましたが…どうやらもう少し後になる感じなのかな?

また、今回の件でコングレスマンは過剰にゲームに介入してはならないというルールが明らかになりました。

コングレスマンはあくまで指示に徹し、ゲームの進行はインスペクターに一任するという具合でしょうか。

また、彼らが興じるゲームはあくまでフェアであることが鉄則という一面も垣間見えましたね。

ただ陵駕がいいところで命を落としちゃったから、ビフロストの正体はわからずじまいなんだよなぁ…。

引っ張りますねぇ(笑)

弱さを隠し合う夫婦

『サイコパス3』、第7話、舞子

©サイコパス製作委員会

何かとひどい目に遭いがちなイグナトフ夫婦ですが、今回もひどい目に遭ってしまいました…。

手術が成功したことで無事に視力を取り戻した舞子ですが、ヘブンズリープに捕まった挙句、最終的にはトーリの命を奪ってしまいました。

その結果、色相が悪化した舞子は施設送りに…(しかも目に包帯が巻かれていたってことは義眼をまた抜かれたんですかね?)。

炯も炯で薬を打たれた挙句に面白いくらいにスタンガンで気絶させられるなど、散々な目にあっていましたが…。

頼むからこの夫婦幸せにしてくれよ…(笑)

ただ、撃たれる前にトーリが興味深い言葉を残していましたね。

炯と舞子を指して「互いに弱さを隠したいだけ」だの「本性を出したらどうだ」だの、まるで二人の間に決定的な弱みがあるように示唆していました。

まぁ実兄と結ばれたと思しき裁園寺を親にもつわけですから、トーリが清く正しい夫婦愛に対して屈折した感情を抱くのも無理はありませんが…。

それでもトーリの指摘が事実なら、炯と舞子にはとんでもない秘密があることになりそうですね。

そもそも戦場帰りの舞子がトーリをあっさり倒せるだけの技量を持っていることは不思議ではありませんが、視力が戻っていなかったとはいえ、舞子はそれを表に出さないようにしていた可能性が高そうです。

炯もそれを理解したうえで舞子と共にいることを踏まえると、戦場か、あるいは炯の兄の輝(あきら)が命を落とした事件がバックにあるような予感がします。

また、これまで独断専行も辞さないフリーダムさを見せつけていた炯が舞子が施設に送られた状況においても「俺達を迎え入れてくれたシビュラシステムを信じよう」といっているところを見ると…。

炯はシビュラシステムに対してわりと肯定的、むしろ頼っている一面があるといえます。

そもそも差別される入国者がそれでも日本に留まれるのは「シビュラシステムに認められている」という事実が大きいですからね。

ならば炯がシビュラシステムに肯定的になるのも無理はありません。

だとしたら、炯と灼が将来的に対立する展開があるとしたら…恐らくその点がカギになりそうですね。

スパイは宜野座と須郷、そして…

『サイコパス3』、第7話、宜野座と須郷

©サイコパス製作委員会

前回触れられていた外務省のスパイですが、それは全身ホロで信者に成りすました宜野座と須郷であり、そして教祖の仁世が協力者を請け負っていたことが明らかになりました。

終末救済プランにも加担しており、シビュラシステム公認の宗教家でもあった仁世でしたが、外務省に協力していたところを見ると、恐らくトーリとそのバックにいるビフロストの告発に尽力していたのでしょうね。

ただ自身がユーストレス欠乏症になってしまったことで、外務省への協力は頓挫。

そして事態を打開するために宜野座と須郷が派遣された…といった具合でしょうか。

そして宜野座と須郷、バックにいる花城の目的はピースブレイカーやそこに絡んでいそうなビフロストの捜査でしょうね。

というか二人の仲良しっぷりは微笑ましい限りですね…。

後、あれだけ実直だった須郷が花城に文句を垂れる霜月に「嫌です」ってあっさり返すところが個人的にツボでした(笑)

そこで一つ注目したいのは梓澤の部下である(多分パスファインダー)ヴィクスンと宜野座・須郷のやり取りです。

あの様子を見ると、ヴィクスンは以前から宜野座や須郷と面識があり、何度も敵対している印象があります。

おまけに梓澤の「昔の一係にリベンジしたいんでしょ?」という言葉を聞く限り、宜野座達が公安局にいたころから因縁があったようですね。

っつーかヴィクスンって女性なのか…これが一番びっくりだよ!(笑)

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『サイコパス3』第7話感想

『サイコパス3』、第7話、炯

©サイコパス製作委員会

連続自爆事件自体は少し後味の悪い結果になりましたが、灼が免罪体質者であることが発覚したことで、物語全体に大きな転換点が発生した印象がありました。

これまで蚊帳の外だった朱や細呂木の思惑が一気に核心に絡んでいることが分かった気がします。

さらに終盤で如月が炯に自身の「罪」を告白するという展開が発生。

これまたとんでもない真実が明らかになりそうですね。

後、余談ですけど二係の監視官である坂東のCVが大物の宮本充でしたね。

ということは…結構重要な人物だったりするのかな(笑)

何はともあれ次回が楽しみ…っておい!もう第7話やないかい!

次回で最終回ってこと?!おいおい冗談だろ?!

あと1時間で回収できるレベルじゃないよ!どうすんだよ!

ってことで…これは続編、あるいは劇場版の制作が濃厚になりそうですね(笑)

ひとまず次回を楽しみしましょう!

▼前回までの記事はこちらから

サイコパス3期 感想・考察・解説記事まとめ【PSYCHO-PASS 3】
『サイコパス3期』の感想・考察・解説記事を毎話更新していきます。 ...

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コメント

  1. てけり・り より:

    …………、…。あ~ぁ、ダメだぁ~、話のまくらが、全く思い付かない。
    と、言う訳で、いきなり本題。
    ども、よろしく。

    >うーん、ビフロスト関連が全くわかんない!(笑)

    同じく!。w
    結構、情報はバラ撒かれているのに、点(情報)と点を結び付けるヒントが無いから、全体像が解らない。
    観ている側にはストレスが溜まりますね。
    恐らくは、視聴者の色相が濁り、犯罪係数が100を越えているでしょう。w
    下手すると、最終回で全員エターナルホワイトですぅ。もしくは、犯罪係数300越え…。(そうならない事を切に祈ります。)

    にしても、シビュラはビフロストを消し去りたいのだろう。だが、現行のシビュラのシステムではビフロストに手出しが出来ない。
    いや、出そうとしたが失敗した。
    その犠牲者が前監視官であり、灼の父である篤志(潜入捜査?、外務省 行動課?)なのだろう。
    ビフロスト(コングレスマンやインスペクター)は色相を悪化させず、彼らに手を出した側が色相悪化させたりコロされていたら、ミイラ取りがミイラになる様なもんで、シビュラ側の人材が枯渇していく。
    しかも、シビュラの側としては、色相が悪化した者を施設に送らない訳にはいかない。
    色相悪化者は執行官としての道もあり得るが、シビュラシステム的には監視官が絶対必要だろうし…。
    そこでシビュラは最初、ビフロストに対し、「常守 朱」を利用しようとしたんじゃないかな?。(いや、時系列が変になるなぁ。朱、篤志、前監視官が同時に捜査していたのかも。)
    彼女なら色相を濁らせる事も無いだろうし…。
    ただ、彼女はシビュラとは確執があるし、そこを突かれ、色相がクリアーな者を朱がコロしたとすれば、シビュラが朱を軟禁している理由ではないかと…。
    ここで、狐(ビフロスト)を狩る猟犬の条件として、「色相を悪化させない(免罪体質)」、「人を絶対殺さない」が必須(メンタルトレースはオマケか?。)であること(もちろん、監視官としての資質も必要)。
    さらに、上記の条件を満たす者の命を守る護衛役の相棒も必要。それこそ、罪を引き受ける位の親友ならなおさら良い。
    これらを踏まえると、「灼と炯」のコンビになるのかな~。

    ……、などと、妄想全開の考察でございますぅ。後、一話しか無いのに。w(いいのだ!。今までだって当たった事など無いのだから!。エッヘン)

    にしても、シビュラがビフロストを嫌っている様に見えるけど、ビフロストはシビュラの事を好きな様に見えるのは、私だけ?!。(電脳界のラブコメ日記。~ビフロストはシビュラに恋をする!?~)
    …、私は、何を書いている!。
    でも、ビフロストの目的が解らないので、つい、こんな事を…。(本当、目的をハッキリさせて欲しいわ~。)

    そうそう、第七話 終末救済プラン解決編、単独で見ると、何か今までよりテンポが急いでいる様に見えません?。
    私だけかなぁ?。

    >結局舞子から思わぬ反撃を受けてあっさりと昇天しちゃいましたね。

    これね~、劇場版見てない人からすると、以外とビックリする展開だと思う。
    このシーン一つで、日本以外の国がかなりヤバイ状況だって理解しましたもん。
    移民者が犯罪組織に利用されると言う話も十分理解できます。
    と、同時に、シビュラに飼われた豊かな羊の群れに、柵の外から悪意を持った狼を入れたらどうなるのか?。いや、善良な狼であっても悪意を持ったら?。
    色々、考えさせられますねぇ。

    >だから兄の席に裁園寺はこだわって…。
    >うーん…読み違えなのかな(笑)

    いいと思いますよ。(いや、私がgatoさんの考えを、読み違えなのかな。w)
    ヘブンズリープが、どういった宗教か解りませんが、大抵の宗教にはキリスト教の様な「原罪」思想がありますから。
    トーリが自分は罪によって生まれた子と考えれば考えるほど、トーリは原罪として、色相を濁らせるでしょうから。(でも、ライターさんが、どう考えているかは解りませんねぇ。w)

    >極太のレーザー?みたいな光で一片の欠片も残さず焼き尽くされるという…凄絶な執行でしたね。

    これ見てよくコングレスマンなんてやってられるなぁ。
    私なら遁走する。(そして、梓澤にlive or dieを迫られ自爆する。チーン)

    >その結果、色相が悪化した舞子は施設送りに…(しかも目に包帯が巻かれていたってことは義眼をまた抜かれたんですかね?)

    今回は舞子が施設送りになりましたが、トーリの狙いは炯を色相悪化の為、施設送りにしたかったのではないかな?。
    前の監視官の様にね。
    目に包帯を巻いていたのは謎だけど。(脱走防止の為かな?。)

    >~全身ホロで信者に成りすました宜野座と須郷であり、~

    須郷ぅ~、影の薄い君には全身ホロはいらんやろ~。(個人的な意見です)
    いやー、須郷さん、嫌いじゃ無いんですよ。二期で結構活躍してたし。
    でもねー、なんか印象に残らんのよ。
    どうしてだろ?。多分、放送終わったら、真っ先に忘れる。(いじり易いキャラではある。)

    さて、また長~いコメントを書いてスミマセン。
    最後に。
    朱が、
    >「狡兎タヒして走狗烹らる」
    と言ってましたが、狐が消滅すれば猟犬はシビュラの下に。
    でも、朱の表情と態度からは、そうはならない。と言う意志が見えますねえ。
    どうなるのでしょうか?。
    あともう一つ。
    ビフロストって外国勢力なのかな?。
    執行の時のあの鑼(ドラ)の音が、某国を思わせるんだよなぁ。

    以上、泣いても笑っても来週で最終回。
    記事、コメントを含め、おもいっきり、楽しませて貰います!!。

    では、さようなら~。

    • gato より:

      てけり・りさんコメントありがとうございます!

      >結構、情報はバラ撒かれているのに、点(情報)と点を結び付けるヒントが無いから、全体像が解らない。

      まさにその通りですよね(笑)

      「配当」、「インベスト」、「マーケット」などといった経済的なアプローチを行う組織であることはそれとなくわかるのですが、肝心の目的がわからないのでいくらでも解釈できちゃうんですよねー…。

      だから「シビュラシステムと対等」という言葉もイマイチ根拠がよくわからない(笑)

      >だが、現行のシビュラのシステムではビフロストに手出しが出来ない。

      >いや、出そうとしたが失敗した。

      細呂木と霜月の会話を見る限り、そんな感じがしますね。

      梓澤による不具合の連鎖もそうですが、榎宮やトーリが利用した街頭スキャンを掻い潜って潜在犯を送り込む手法も、シビュラシステムの死角を突いたものです。

      これまでシビュラシステムは槙島や鹿矛囲といった「そもそもシビュラシステムによって裁けない存在」に振り回されてきましたが、今回は「シビュラシステムに感知させないメソッド」を用いる敵に振り回されている感じですね。

      おまけに単純に命を奪うだけでなく、色相を悪化させる手管にも長けている。

      そう考えるとタフネスに優れた軍人出身の炯と免罪体質者の灼をメインに据えて捜査するのも頷ける気がします。

      >(いや、時系列が変になるなぁ。朱、篤志、前監視官が同時に捜査していたのかも。)

      う~ん個人的には「篤志の事件→朱の事件→前監視官の事件」だと思います。

      雛河以外の執行官は朱と面識がないようですし、朱がリーダーだったらもっと彼らをまとまりがある感じにすると思うし(笑)

      ただ、朱と篤志が結託していた可能性は低くないでしょうね。

      でも時系列は僕もイマイチ判然としませんが(笑)

      >にしても、シビュラがビフロストを嫌っている様に見えるけど、ビフロストはシビュラの事を好きな様に見えるのは、私だけ?!。

      そ れ は 超 展 開(笑)

      でもビフロストがシビュラシステムでは網羅できない何かを埋め合わせようとしている可能性は否定できませんね。

      >これね~、劇場版見てない人からすると、以外とビックリする展開だと思う。

      あー確かに、海外の描写がちゃんと出てきたのは劇場版だけですからね。

      具体的な説明は割愛しますが、大方舞子の説明通りだと思っていただければ大丈夫かと思います。

      >と、同時に、シビュラに飼われた豊かな羊の群れに、柵の外から悪意を持った狼を入れたらどうなるのか?。

      ある意味、リアルの移民問題にも通ずる問いかけですね。

      ただ、『サイコパス3』の観点も拝借するなら個人的には「そもそもその羊の群れは豊かなのか?善意はあるのか?」という具合に、質問に質問で返しちゃいそう(笑)

      >トーリが自分は罪によって生まれた子と考えれば考えるほど、トーリは原罪として、色相を濁らせるでしょうから。

      あーいい表現ですね。

      宗教と色相の悪化をセットにするなら「原罪」って単語はベストな選択ですね。

      そしてキリスト教のように、宗教は人の生まれながらの罪を癒すことを促す教えが多いもの。

      そう考えると、トーリが自分の罪が癒されたことを示すシビュラシステムを神聖視するのは頷けますね。

      >私なら遁走する。

      全くの同意見です(笑)

      ドミネーターによる執行もエグいですが、これもエグい(笑)

      すごいどうでもいい観点ですけど、ドミネーターによる執行が「内部からの破裂」だとしたら、ラウンドロビンによる執行は「外部から順に焼却」って感じがしますね。

      実際裁園寺は皮膚→肉→骨の順番で焼失していったわけですし。

      ドミネーターの執行の描写が「色相という対象の内的な要因による滅び」を暗示するなら、ラウンドロビンの執行は「ゲームでの敗北という対象の外的な要因による滅び」を暗示している…なんて勘繰りも(笑)

      >今回は舞子が施設送りになりましたが、トーリの狙いは炯を色相悪化の為、施設送りにしたかったのではないかな?。

      そうですね、当初の目標は恐らくそれだったかと思います。

      最悪監視官の色相を濁らせれば社会的な地位を喪失させられますし。

      ただ梓澤よりよっぽど直接的なやり方ですけどね(笑)

      >須郷ぅ~、影の薄い君には全身ホロはいらんやろ~。(個人的な意見です)

      やめてあげて!(笑)

      >でも、朱の表情と態度からは、そうはならない。と言う意志が見えますねえ。

      個人的には朱は公安局…ひいては作中の社会の変革のキーパーソンとして灼を見ている可能性が高いと感じましたね。

      いくらビフロストを危険視することになったとはいえ、免罪体質者を監視官に据えるのはシビュラシステムの方針をかなり逸脱していますし。

      この辺りを掘り下げていくことが、これまでシリーズが向き合い続けてきた命題への解答につながる気がします。

      >ビフロストって外国勢力なのかな?

      まぁ海外っぽい雰囲気はありますよね(笑)

      ただ、彼らのゲームの舞台が基本的に国内になっていることに考えると少なくとも日本から誕生した組織である方に一票かな。

      でも海外にまで及ぶ勢力を持っている可能性が高いうえに、パスファインダーに外国人がいることを踏まえると、多国籍な組織であるとは思います。

  2. トーリの発言について より:

    トーリが言うイグナトフ夫婦の「弱み」とは、2人が元軍人である事だと思います

    舞子は「戦争でみんな死んでいったのに、私たちだけが幸せになろうとしている」的な事を言ってました。2人はそれぞれ、戦場から逃げてきたという罪悪感を抱えている事が伺えます。2人は、逃げてきた事はあくまで相手のためであると(ケイは舞子のために、舞子はケイのために)信じる事でその罪悪感を押さえつけているではないでしょうか?それがトーリの思う恋愛観(?)結婚観(?)の「互いの弱さを隠したいだけ」という部分に当てはまるのでしょう。

    また、おそらくケイは二重人格で、本人の自覚の無いうちに殺人行為等を行ってしまっていると推察されます。

    まず、OPの映像においてケイがもう1人のケイと格闘しているカットがあります。もう1人のケイは狂気的な表情をしていますね。これは、ケイにもう1つの暴力的な面を持つ人格がある事を示唆しているのだと思われます。

    また、7話において舞子は「ケイはいつでも人を殺せる」「そうしないように我慢している」などの発言をしてます。そして、ケイが目覚めると周りの見張りが全員床に倒れている、というシーンもありました。これは「我慢」のリミッターが外れてしまったケイがもう1人の人格を発動して周囲を制圧、元のケイが目を覚ました時には記憶が消えている、という流れだったのではないかと予想出来ます。

    そして、細呂木は霜月との会話で「シュビラの穴をかいくぐる様なやり方に我慢が出来なくなってきたのだよ」という発言をしています。これって、ケイの二重人格の事じゃないかな?と思います。2人目のケイがいくら殺人行為をしようと、そもそも別々の人格なので1人目のケイの色相は曇らず、裁けない。これがつまり「シュビラの穴をかいくぐる」なのではないかと。

    そうして暴力性を隠し持ったケイに加えて、舞子も最後の最後の土壇場で格闘技術を隠し持っていた事が判明しました。

    ケイは「人を殺さない様に我慢」していて、舞子も最後の最後まで敢えて人を殺さない様にしていた。ここから伺えるのは、

    ケイも舞子も、二度と戦場での技術を使わない、二度と人を殺さないと誓い、平和な国(作中での日本)で静かに暮らしていく事を決意した。という事です

    ケイと舞子が隠し持っている戦場における技術が、トーリの言う「本性」にあたるのでしょう

    • gato より:

      トーリの発言についてさんコメントありがとうございます!

      ちょっと順番を前後させて返信しますので、悪しからず。

      >また、おそらくケイは二重人格で、本人の自覚の無いうちに殺人行為等を行ってしまっていると推察されます。

      うーん、この説に関しては異論を唱えさせてください。

      まず、二重人格=多重人格という設定は『サイコパス2』ですでに使われているネタです。

      鹿矛囲がまさにそれですね。

      厳密にいうと鹿矛囲は多重人格者ではなく、肉体のみならず精神も複数の人間のそれを繋ぎ合わせたものという感じですが…。

      ただ、実際に鹿矛囲はそれぞれの感情を司る人格を通じて喋っている描写があるため、広義の多重人格者と捉えてもいいでしょう。

      個人的に同じネタをまたやってくるとは少し考えづらいですね。

      後、「もう一人の自分と戦う」というOPは実は第一期でも使われているものであり、その時は狡噛の描写に用いられていました。

      そのため、単純に二重人格と決定づけるのは少し尚早な感じがします。

      ただ、狡噛自身が「刑事としての自分」と「猟犬としての自分」の間で葛藤するキャラクターであることを踏まえると、炯が何かしらのペルソナの狭間で葛藤していることを示唆する描写として解釈することは可能でしょう。

      これを「擬似的な二重人格」と解釈するのはありかと思います。

      また、仰るように「もう一人の自分」の表情を今回はかなりしっかり描いていますね。

      そう考えると、あのOPにはまた別の意味合いが込められている可能性はあるかもしれません。

      >また、7話において舞子は「ケイはいつでも人を殺せる」「そうしないように我慢している」などの発言をしてます

      炯に暴力的な一面がある点は同意見です。

      実際に激昂して廿六木の弟を殴っていますしね。

      ただ、それはもう一つの人格というよりも日ごろの差別などで蓄積したストレスが暴発しているという印象かな…。

      どちらかというと炯は人格レベルでどうこうというより、暴力をあっさり使えてしまう「本性」を抑圧しているという感じですかね。

      あるいは戦時中の癖…というか、軍人としての性を捨てられないでいるみたいな。

      >そして、細呂木は霜月との会話で「シュビラの穴をかいくぐる様なやり方に我慢が出来なくなってきたのだよ」という発言をしています。

      うーん、これはそのままビフロストを指している印象ですかね…。

      ヘブンズリープへの強制捜査の許可をとりつける際のやり取りですし、その台詞の前に「サツ意なきサツ人の連鎖」という梓澤の手口を示す台詞が入っていましたので、炯を指しているとは少し考えづらいですね。

      それに炯を推薦した霜月が二重人格のことを把握していないのは少し不自然ですし、細呂木がそれに触れているのに特に反応がないのもなぁ…。

      後、二重人格が裁けるかどうかに関しては少し判断しかねますね。

      多重人格的な存在だった鹿矛囲は集合的サイコパスの適用で執行が可能になったため、それと同じなら問題なく裁くことはできますが…。

      多重人格を引き起こす解離性同一性障害に対してシビュラシステムがどう判断するかは描写がないため、何ともいえません。

      ただ、精神疾患による分裂があったとしてもあくまでベースの人格は一つであるため裁ける気がしなくもないですが…。

      >ここから伺えるのは、ケイも舞子も、二度と戦場での技術を使わない、二度と人を殺さないと誓い、平和な国(作中での日本)で静かに暮らしていく事を決意した。という事です

      >ケイと舞子が隠し持っている戦場における技術が、トーリの言う「本性」にあたるのでしょう

      これは全くの同意見です。

      炯も舞子も戦場における技術や軍人だったという過去を背負っていますが、それは作中の日本においてはある種の異物、異端として扱われてしまうものです。

      「平和な社会で育った人」と「戦場で育った人」にはどうにもしがたい溝があるものですし、それぞれの思考回路にも大きなギャップがあるでしょう。

      ただ、入国者という弱い立場だと、炯や舞子がその「本性」を明らかにすることは居場所の喪失にもつながります。

      常日頃差別に晒される状況の中で、自分達の居場所を守るために必死に本性を抑圧する彼らの心中は察してあまりありますね…。

      また、あなたがご指摘されていた炯と舞子が「罪悪感を隠したい」という点にも強く同意します。

      日本人にとって入国者は異端ですが、入国者(正確にはロシア人)から見ても炯と舞子は政情不安な故郷を捨てた異端と見なせるものです。

      いうなれば、彼らは故郷という居場所を捨ててしまっている以上、日本という居場所にしがみつかなければならない。

      信仰とコングレスマンの地位を武器に成り上がろうとしたトーリからすれば、罪悪感に苛み、「本性」を抑圧しながら必死に生きている彼らに欺瞞や弱さを感じるのは必然かもしれませんね。

  3. 苔むす。 より:

    怒涛の展開、今回も感想をば!(`・ω・´)

    終末救済プラン。
    この時代に生まれた聖人4人で画策した移民救済計画。
    しかしそれは強欲な上級国民の手によって都合の良いビジネスに変貌させられた。
    いや、完全には変化しきってませんね。
    当初ほどの規模ではなかったにせよ、
    移民の現状を暴露する事になったので。
    久利須とシノギは移民救済という大望を心に活動をしていたようですが、
    アウマ、仁世と違い、親の愛情という時代を超えて受け継がれている感情、
    それが原動力になっていたのですね。
    自分が最初に感じた感想通りでした。
    シノギおばちゃんは普通の母親でした。そして久利須も。
    二人とも、我が娘の未来を案じて、綺麗な世界を願って、戦っていました。

    そして、子供の為に自身の人生を捧げた久利須達とは違い、
    自分の子供の為に、子供の未来の為ではなく、
    己の欲望の為だけに戦ったのが西園寺親子。
    前回で親子というのは出ていましたが、
    まさか実の兄と結ばれた子供だったとは。ちと驚愕。
    トーリはてっきり母親の傀儡と思っていましたが、
    思いの外、根性を見せてくれましたねww
    ただ操られているだけでなく、自分で切り開こうとした。
    その原動力は、残念な事に母親への憎悪だったわけですが。
    そしてその母親である西園寺も、
    自分自身の地位を上げる為、立身出世という願望の為に我が子を利用。
    まさに親子揃って同じ穴の狢。
    トーリは劣等感の裏返しとして社会的弱者を虐げ、
    自分を強者と思い込もうとした。
    恐らく、シロガネおじさんに教えられた事で色々と裏返ったんでしょうね。
    特に強くもないのに強がろうとした。
    その結果、ケイの奥さんの見事な接近戦に敢え無く殺られる。
    奥さんのCQC、見事でした(*´ω`*)
    母親の方はもっと惨め、というか、悲惨。
    まさか特大デコンポーザーで塵一つ残らない最後とは。
    しかもその断末魔の汚いこと・・・・・・。
    おっと、これは中の人の田中敦子さんに失礼でしたなw
    策士、策に溺れる。
    前回、現場に出てくる必要が無い地位の人間なのに、
    わざわざ直接相手の拷問具合を確認しに来るという油断行動。
    ボスキャラが座っている椅子から立ち上がり、
    現場に赴く時は、
    主人公達に物凄い強さを発揮して圧倒するか、
    小物感を披露してあっさり殺られるかのどちらか。
    西園寺は後者になってしまいました。合唱。

    今回、アラタの父親が随所で顔を出していました。
    やはり、父親の存在は大きいようですね。
    アラタというキャラクターと物語の構成、両方ともに。
    根拠は無いのですが、自分は何だかアラタの父親が事の発端な気がします。
    事件の黒幕、という意味ではなく、
    そもそもの騒動を起こす切っ掛けを作った人物、という意味で。
    これもまた穿った意見ですかね。
    アラタの免罪体質の事も、父親は知ってた臭いですし、
    かなり怪しい側面、あると思うのです。

    そして仰る通り、シビュラシステムが以前とは違う傾向を見せている。
    以前は免罪体質者を取り込んで進化してきた、あるいは拡張してきた。
    しかし今回の場合、取り込むのではなく、
    シビュラにとっての『外界』へ送り込み、
    そこで社会の営みに干渉させている。
    しかも、わりと自由な感じで。
    それをシビュラ自身が容認し、朱ちゃんもそれに加わっている。
    自分からすると、何だかシビュラと朱ちゃんが手を組んだように見えます。
    更に言うと、シビュラと朱ちゃん、もしかしたら、
    ここにアラタの父親も入るかも知れない。
    これは穿ち過ぎかな?
    シビュラが自分自身を新しい領域に持って行こうとしている。
    今の支配体制では飽き足らず、進化したがっている。
    前作でシビュラが自身の支配構造、そのシステムを海外に輸出しようとしていた。
    それをより完璧なビジネスとする為に、
    移民を大量に入れ、それを統治、管理する。
    その壮大な実験をしている。
    これも穿ち過ぎですかね? 何回もすいませんw

    キャラクターの話としては、
    ケイと奥さん、そして如月ちゃんが無事だったのでほっとしました。
    ケイと奥さんの間には何やらただならぬものがありそうですが、
    それを乗り越え、幸せになって欲しいです。
    そして愛人枠として如月ちゃんを推したいです(*´ω`*)

    朱ちゃん、ようやく喋ってくれましたw
    でも自分はもっと動いている朱ちゃんが観たいですね。
    映画版みたいに狡噛さんを追っかけていく姿が懐かしい。
    かつての自分の相棒に関節技を掛ける姿をもう一度・・・・・・。
    あと、そろそろ朱ちゃんにも恋愛話を・・・・。

    今回は時間が無かったのでこのくらいの考察しか出来ませんでした。
    次で最後でしたかね?
    最後まで、お付き合いしたいと思います。
    それでは、また来週(`・ω・´)ゞ

    • gato より:

      苔むす。さんコメントありがとうございます!

      >久利須とシノギは移民救済という大望を心に活動をしていたようですが、アウマ、仁世と違い、親の愛情という時代を超えて受け継がれている感情、それが原動力になっていたのですね。

      ご指摘通りですね。

      久利須と陵駕の原動力はまさに親子の情愛によるものであり、そしてそれは久利須の暴走の引き金にもなってしまったのでしょう。

      久利須の暴走は素朴さこそ否めませんが、過激な行動に打って出てしまう気持ちは十分に共感できるものかと思います。

      >そして、子供の為に自身の人生を捧げた久利須達とは違い、自分の子供の為に、子供の未来の為ではなく、己の欲望の為だけに戦ったのが西園寺親子。

      あー…その構図は気づかなかった(笑)

      面白いですね!

      血がつながっていなくとも、本物の親子以上に愛情を注ぎ、最期まで羽利須と久利須のために動いた陵駕。

      対して一般的な血族以上の関係を兄と持ちながらも、息子をあっさりと見捨てて破滅した裁園寺。

      この両者は確かに対比できるものかと思います。

      また、破滅のきっかけになりながらも、同時に久利須や陵駕の救いにもなった羽利須に対し、裁園寺にとどめを刺したトーリもまた対比できる存在ですね。

      >恐らく、シロガネおじさんに教えられた事で色々と裏返ったんでしょうね。

      間違いなく代金が色々吹き込んだ節はありますね(笑)

      トーリは良くも悪くも信心深く、純粋な一面があったので、それだけ母親のスキャンダルの影響は強かったのでしょう。

      >しかもその断末魔の汚いこと・・・・・・。

      あの汚い断末魔をやりきれるだけでも田中敦子の技量がすごいことがよくわかります(笑)

      個人的に田中敦子がああいう演技するの結構好きなんですよね(笑)

      >アラタの免罪体質の事も、父親は知ってた臭いですし、かなり怪しい側面、あると思うのです。

      いえ、苔むす。さんの指摘はかなり的を射ていると思います。

      僕は篤志はあくまで灼のトラウマの対象だと思っていましたが、免罪体質であることを知っていた一面を見ると、灼になんらかの誘導を施した可能性は高いと思いますね。

      何度も思い出すあたり、灼にとって篤志は愛情深い人物であるかと思いますが、他方でビフロストと関わっていた形跡がある。

      その点を踏まえると、かなり多面的な人物だと思われます。

      >自分からすると、何だかシビュラと朱ちゃんが手を組んだように見えます。

      >更に言うと、シビュラと朱ちゃん、もしかしたら、ここにアラタの父親も入るかも知れない。

      最終的にシビュラシステムの電源を落とすことを目標としている朱が簡単にシビュラシステムと結託するとは考えづらいですが…。

      ただ、今回に関してはシビュラシステムと何らかの取引を行っている感じはしますね。

      あの様子を見ると朱がシビュラシステムを利用している印象もあります。

      そう考えるとシビュラシステムが朱に対しては絶対的な管理者という地位ではならなくなっている…と見えるので、そう考えるとなかなか興味深い点ではありますね。

      後、篤志が朱とシビュラシステムの取引に関わっている可能性は多いにあるかと思います。

      篤志は厚生省の役人ですし、朱と関係があったのなら彼女と何らかの形で連携していた、あるいはどちらかがどちらかを利用していたことは十分にあり得るでしょう。

      >それをより完璧なビジネスとする為に、移民を大量に入れ、それを統治、管理する。

      シビュラシステムの上昇志向を考えると、最終的に日本人のみならずあらゆる民族を統合し、その管理を実現しようとしていることは大いにあり得ると思います。

      実際2015年の劇場版でのシビュラシステムは軍閥の指導者であるチュアン・ハンを始末し、影武者を立てることでSEAUnの実質的な統治権を手に入れてますしね。

      苔むす。さんの予測は結構現実味があるのではないかな…。

      >そして愛人枠として如月ちゃんを推したいです(*´ω`*)

      そうなると炯と舞子の幸せが危ういことになるかも(笑)

      >かつての自分の相棒に関節技を掛ける姿をもう一度・・・・・・。

      僕もあのシーン結構好きなんですよね(笑)

      それにしても朱には浮いた話がありませんねー。

      狡噛に対して恋愛感情はありませんし、宜野座に対しても信頼し合える仲間という感じの方が強いですし。

      恋に落ちた朱を見てみたいけどなぁ(笑)

      >最後まで、お付き合いしたいと思います。

      ありがとうございます、ぜひとも!

  4. くろえ より:

    とりあえず、須郷と宜野座に伝言を断られてブーたれる霜月が可愛かった(小並)

    経験を積んで角が取れたというか、学生時代に見せていた感情豊かな部分が2期の頃よりも描かれてて嬉しい。

    • gato より:

      くろえさんコメントありがとうございます!

      >とりあえず、須郷と宜野座に伝言を断られてブーたれる霜月が可愛かった(小並)

      そ れ な!(笑)

      あれだけコロコロと表情を変える霜月も新鮮ですよね。

      『サイコパス2』ではバットエンドめいた結末を迎えた霜月ですが、今回の変化は何がきっかけなのか気になるところです。