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ブギーポップは笑わない18話(最終回)感想・考察・解説!続編2期の可能性&歪曲王と寺月の関係

皆様こんにちは、『ブギーポップは笑わない』担当のgatoです。

前回はラストで田中が急変するという衝撃的な展開で終わりましたね。

これまで人畜無害な、むしろいい奴だった田中が急にブラックな表情を露わにしたことに衝撃を受けた方も多いのではないでしょうか。

あの様子だと田中=歪曲王という感じになりそうでしたが…。

さて、今回は『ブギーポップは笑わない』第18話、最終回を振り返ってみましょう。

ついに正体が発覚した歪曲王と対峙するブギーポップ。

ブギーポップは歪曲王の全てを暴き出します。

果たしてその結末は…?

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田中=歪曲王

『ブギーポップは笑わない』 第18話 歪曲王こと田中

©2018 上遠野浩平/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/ブギーポップは笑わない製作委員会

前回予想した通り、やはり歪曲王の正体は田中でした。

ブギーポップは笑わない17話感想・考察・解説!歪曲王&寺月を始末した者の正体とは?
皆様こんにちは、『ブギーポップは笑わない』担当のgatoです。 前回はゾーラギというとんでもない奴が出てきましたが、ブギー...

ちょっと唐突感は否めなかったけども(笑)。

ただ、歪曲王の目的である「多重人格の根底にある『願望』を本人に見つけ出させ、その過程で得る苦しみを『黄金』に変えさせること」と、田中の経歴は多少なりとも重なる部分がありますね。

それでは、今回発覚した田中こと歪曲王の全貌を振り返っていきましょう。

歪曲王は悲劇から生まれた

ブギーポップ  志郎 (歪曲王)

©2018 上遠野浩平/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/ブギーポップは笑わない製作委員会

これまで散々暴れ回ってきた歪曲王ですが、実は彼が誕生したのは田中がムーンテンプルを訪れた時でした。

つまり生まれてからほんの少ししか経っていないわけです。

だから自分の能力を上手く扱いきれず、ゾーラギという不確定要素が出てきたわけですね。

また、主人格と完全に記憶や精神が隔絶しているブギーポップと違い、歪曲王は田中と記憶や精神が同調しているような一面がありました。

これも未熟な「自動的な」存在であるからこそでしょう。

そして歪曲王が生まれた最大のきっかけがマンティコアによって命を落とした紙木城でした。

元々紙木城に好意を寄せられ、告白を受けていた田中ですが、それにちゃんと応える前に彼女を喪うことになりました。

田中は突然この世を去ってしまった紙木城の考えていたことがわからず、そして彼女の好意に応えられなかったことに悩んでいました。

そのことが田中の中で「歪み」となっていた残っていた、そしてそれが歪曲王を生み出すきっかけになったということですね。

…そう考えると歪曲王ってちょっと悲しい存在ですね。

人様の歪みにつけこんで好き勝手やってきた(笑)歪曲王ですが、ほかならぬ彼に、そして主人格である田中自身に決定的に「歪み」があったわけです。

好意に応えられず、おまけに紙木城が手の届かないところで逝ってしまったことが田中の中で罪悪感に代わり、それが歪みになったのでしょうね。

そして歪曲王はそんな田中の想いを受け、「苦しみを黄金に変える」、つまり「歪みの癒す」術を探すために今回の事件を起こしました。

田中自身の歪みを癒すために他の人間の歪みを暴き出し、それが癒される過程を観察することにより、田中自身が歪みを癒す術を見つけようとしたわけですね。

そう考えると歪曲王はとことん田中のために動いていたということになりますね。

歪曲王はちょっと独りよがりで極端な奴でしたが、田中のために頑張っていたと考えると、結構いい奴に見えてくるな(笑)。

ブギーポップはなぜ歪曲王を始末しなかったのか?

第18話 ブギーポップ

©2018 上遠野浩平/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/ブギーポップは笑わない製作委員会

これまで「世界の敵」を容赦なく始末してきたブギーポップですが、今回は歪曲王をおとがめなしにしただけでなく、むしろ歪曲王の、田中の苦しみを解き明かし、新刻と彼が救済されるきっかけを作りました。

そもそも歪曲王がブギーポップを敵視していたのは、ブギーポップが「世界の敵の敵」となる存在だからでしょう。

確かに人の精神に介入できる歪曲王のような存在は人間の域を超えていますし、彼のおかげで多くの人間が訳のわからない状況に巻き込まれたことは自明です。

動機はともかく、やっていることはかなり極端ですからね(笑)。

ただ、歪曲王がブギーポップを敵視していたのは、別の感情があったからかもしれません。

田中は紙木城の命が奪われたことによって罪悪感を抱いていましたが、それは田中に「贖罪」という願望を持たせたのかもしれません。

それを踏まえると、もしかしたら歪曲王の本当の目的は周囲の人間を巻き込み、「世界の敵」のような振る舞いをすることでブギーポップを呼び寄せ、彼に始末されることだったのかもしれません。

つまり罪悪感に駆られて「贖罪したい」と願う田中のために歪曲王が「ブギーポップに裁かれる」シチュエーションを作ったというわけですね。

実際、ブギーポップは歪曲王が実験への執着を失くしていると指摘していましたしね。

でも、ブギーポップはそれに乗らず、歪曲王のことを「世界の敵」とはみなしませんでした。

確かに未熟とはいえ、歪曲王はあくまで田中の罪悪感、いうなれば自分自身への絶望から生まれた存在であり、世界に絶望して暴れている他の「世界の敵」とは決定的に異なっています。

さらにブギーポップは歪曲王には「柔軟さ」があると指摘しています。

これは恐らく歪曲王が他の「世界の敵」のように、世界への絶望によって独善的になっていないことを指しているのでしょう。

歪曲王の行為は少々極端ではあるものの、根底には田中を救いたい気持ちや紙木城への贖罪のニュアンスが強く、新刻や道元に接触した際も、彼女達と対話しながら、結局「苦しみを黄金にする」ことに成功しています

いってしまえば歪曲王は世界を憎まず、他者の気持ちを理解することができるからこそ、「世界の敵」にならなかったのでしょうね。

そしてこれは裏を返せばブギーポップが認知する「敵」は世界を憎み、他者を無闇に否定し、そしてとことん独善的になっている存在…ということができます。

結局歪曲王と寺月の関係は?

第18話 寺月

©2018 上遠野浩平/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/ブギーポップは笑わない製作委員会

結局歪曲王の正体でもなんでもなかった寺月ですが、恐らく歪曲王の出現を見越したうえでムーンテンプルを建設したことが窺えます。

前回「寺月の目的に歪曲王が便乗している」と語りましたが、実際はその逆なんでしょうね。

そもそも寺月の目的は『「統和機構の敵になり得る存在」をおびき出し、警告すること」でした。

そしてこの「統和機構の敵になり得る存在」が歪曲王、正確には「自動的な」存在だったのでしょう。

つまり寺月は歪曲王の出現をあらかじめ見越したうえで、ムーンテンプルを建設し、中の人間を追い込む仕掛けを施したわけです

もしかしたら何かとかかっていた謎の音楽もその目的のためでしょうね。

ミュージックセラピーなんてもがあるように、音楽は人の精神に何かと作用するものです。

恐らく通気口が塞がれた極限的な状況に加え、音楽で精神を揺るがすことで歪曲王ないし、それに類似する存在を呼び起こそうとしたんでしょう。

どんだけ先が見えているんだよって話ですが(笑)、寺月なりのお節介なんでしょうね。

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ブギーポップは笑わない続編2期制作の可能性

全18話という微妙な話数で終了した『ブギーポップは笑わない』ですが、続編はあるんでしょうかね?

何かと敵役として立ちはだかる統和機構はスプーキーEや寺月のようなメンバーが出てくるものの、その全貌はイマイチ明らかになっていませんし、ブギーポップと竹田が一緒にいた空間も結局よくわからなかった(笑)。

そもそも歪曲王編もこれまでの話にいったんけじめをつけるような感じで、話の根底にある謎を解決してくれるものではありませんでしたし。

色々謎を残しているところを見ると、どうやら続編を作る余地はありそうですね。

個人的には何かのきっかけで続編が出てきそうな予感がするけど…(笑)。

売上面から続編2期の可能性を予想

どうも、当サイト運営者の小鳥遊です。加筆させていただきます。

アニメも結局はビジネスで作られているものなので、アニメ制作に出資をした製作委員会にそれなりの利益が出ていなければ続編を制作することはできません。

製作委員会が儲けるためには、ブギーポップは笑わないで言うと、BD/DVD、書籍、配信、グッズ、音楽、イベントの売上が大きく関わってくるわけですが…

ネットの盛り上がり具合や評判を見た感じ、微妙そうですね。

そして、円盤1巻の売上も約400枚と伸びきらず。

2015冬~2017秋アニメにおいては、円盤売上が1000枚以下の作品で続編が作られたのは3%(133作品中5作品)なので、円盤売上の結果だけで考えると続編制作は厳しいでしょう。

そうなると気になるのが円盤以外の売上ですが、特に何かが売れまくっているという話題は見当たりませんでした…

配信は約20サービスと結構多くのところで行われているので、それで売上が出ているかどうかですかね。

今の感じだと続編制作にはあまり期待できなそうなので、続編を希望する方はより一層応援を強めていきたいところです。

関連商品を調べてみて、欲しい商品があれば積極的に購入していきましょう!

▼円盤1巻の内容や値段の確認はこちらから

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ブギーポップは笑わない18話感想

第18話 新刻

©2018 上遠野浩平/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/ブギーポップは笑わない製作委員会

なんていうか、歪曲王編は全体的に「苦しみや悲しみを乗り越える」ということがテーマになっている印象でした。

これまで『ブギーポップは笑わない』では様々な事件が起き、新刻や田中のように苦しみや悲しみ…それこそ「歪み」を抱える結末を迎える結果になっていることも珍しくありませんでした。

それ以前に、様々な事件のきっかけには誰かが抱えている歪みがあるように思えます。

しかし、今回の事件ではその歪みを乗り越える可能性を示唆してくれている感じがします。

それこそ新刻が田中に告げたように、「自分を思いやる」ことはその一つでしょう。

ただ自罰的に自分を追い詰めるのではなく、自分の苦しみに自分で労わってあげる…という感じですかね。

なんていうか、ブギーポップらしからぬ優しい終わり方ですね(笑)。

でも個人的には嫌いじゃない(笑)。

これにて『ブギーポップは笑わない』の感想・考察・解説は終わりです。

ここまでお付き合いいただきありがとうございました!

来季は「ULTRAMAN」と「キャロル&チューズデイ」を担当するので、そちらもよろしくお願い致します。

ブギーポップは笑わない17話感想・考察・解説!歪曲王&寺月を始末した者の正体とは?
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