こんにちは、鬼滅の刃の考察・解説記事を担当している光銘です!
鬼滅の刃4話が放映されましたね。
藤の花描写や水の型のエフェクトなど映像美が素晴らしい回でしたね。
そして、鱗滝さんと因縁の鬼も登場しました。
炭治朗は無事最終選抜試験に合格できるのでしょうか?
そんな鬼滅の刃の4話でいくつか気になる点があったので、考察・解説していきます。
※原作未読の状態で考察しているのでネタバレの心配はありません。初見勢の考察を楽しんでいただければと思います。
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最終選抜
見事岩を切り、鬼狩りの部隊の最終選抜試験に挑戦できるようになった炭治朗。
最終選抜内容について情報をまとめ解説いたします。
場所:藤襲山
最終選抜内容:生け捕りの鬼たちが潜んでいる山の中で7日間生き残り
参加者:この映像を見る限り、ぱっと見30人前後
「鬼を何匹倒せ」ではなく、「生き残れ」という試験内容に鬼狩りの考え方が見えてきました。
相討ち覚悟で戦っても、鬼はいくらでも増やすことができる。
対して、鬼を狩れる人間はほんの一握り。
生存を最優先にして、兵力を一定数保っているように感じられました。
また最終選抜試験で気になる点が2つあります。
1つ大量に咲き誇っている藤の花
2つ生け捕りにされた鬼たちが山に閉じ込められている
正直、藤の花の維持も鬼たちを生け捕りにするのもかなり労力がかかっています。
審査員と一緒に実地での鬼狩り試験のほうが、手っ取り早いはずです。
それでもわざわざ試験会場を設けているのは、この最終選抜試験にもっと深い理由がある気がします。
炭治朗の成長
第2話では、鬼を倒すことに躊躇していた炭治朗。
2年の修行の歳月を経て、鬼を退治することができました。
また鬼を退治した後、手を合わしている場面があり、炭治朗の優しさ・思いやりを感じました。
この後、炭治朗の嗅覚や修行内容の成果について一部ふれたいと思います。
隙の糸の匂い
《誰かと戦ってる時俺がその匂いに気付くと糸は見える。糸は俺の刃から相手の隙に繋がっていて見えた瞬間ぴんと張る》
このセリフから、嗅覚を視覚的に表現しているのが隙の糸
個人的には、嗅覚だけでないと思います。
修行の末、感覚が研ぎ澄まされ観察力も培われたのかな?
総合的な力と特に優れた嗅覚から相手の隙(隙の糸)が分かると考えています。
水の型
水の型の描写がすごくきれいですね。
おそらくこの描写は型のイメージを表現していて、実際に水を出しているわけではないと私は解釈しています。
鱗滝左近次と因縁の鬼
今まで登場した鬼はまだ人型をしていましたが、選抜に現れた鬼は異形の姿をしています。
50人は喰ったと発言していることから、それだけ力をつけたことがわかります。
弱点である首を手で守っていることから、ある程度の知性も感じられます。
鱗滝さんが現役の時に生け捕りにした鬼らしく、鱗滝さんに並々ならぬ執念・恨みを感じます。
錆兎と真菰の正体
前回第3話で登場した錆兎と真菰は鱗滝さんの弟子だったということが判明しました。
そして、最終選抜試験で鱗滝さんに恨みを持っている鬼に喰われてしまったようです。
前回、炭治朗が岩を切ったときに真菰が「あいつに負けないで」と言っていましたが、あいつは最終選抜試験にいたこの鬼の事だったんですね。
スポンサーリンク1話から4話で判明したこと
鬼の特徴①:人を喰らった分だけ強くなる
鱗滝さんは、人を喰らった分だけ鬼は強くなると説明していました。
人から鬼に変貌した異形は、人を喰った分だけ鬼の性質に近づくということなのでしょうか。
となると、禰豆子はまだ誰も人を喰らっていないので、人に戻れる可能性が高いのかな?
鬼の特徴②:奇妙な術を用いる鬼がいる
人を喰らった分だけ鬼は強くなる、その中には
・体が巨大化する鬼
・素早い鬼
・奇妙な術を使用する鬼
などいろんな種類の鬼たちがいるとのこと。
今まで見た鬼は、そこまで強くなかったということですね。
今後戦いが激しくなるようですね。
鬼の特徴③:特殊な武器でしか倒せない
第2話で、お堂にいた鬼に斧で切りかかってダメージを与えても倒せませんでした。
鱗滝さん曰く、「特殊な鋼」でできた武器でないと倒せないとの事。
特別な素材でできているのでしょうか。
私の予想は、日の光に関連する鉱物だと思っています。
鬼の特徴④:弱点「藤の花」
「日光」が鬼にとっての弱点ということは以前から判明していましたが、新たに「藤の花」が苦手であることが判明しました。
藤の花は何か魔よけ的な要素があるのか調べてみました。
そしたら、興味深いことが分かったので解説していきます。
藤の特徴①魔除け
山梨甲州市に藤切り祭(柏尾山 ぶどう寺 大善寺)という祭りがあります。
その藤切り祭りは、大蛇を形どった藤の根を争奪する勇壮な祭りだそうです。
気になる方は調べてみてください!
ここでキーワードになるのが「藤蔓」ですが以下に効験があるそうです。
・果実豊作
・開運成就
・魔除け (「破邪顕正の守護藤」)
藤の特徴②霊が近寄らない?
昔ある霊能者の方がこんなことを言っていたそうです。
「藤の花に近づくと霊が見えなくなる」
藤の花に近づくと気が楽になるそうです。
魔除け的な意味もあるようですし、関係があるのでしょうか?
藤の特徴③マメ科植物で毒性がある
藤
花は天ぷらなどにすることができる。ただし他のマメ科植物同様にレクチンを中心とした配糖体の毒性が含まれており、多量に摂取すると吐き気、嘔吐、眩暈、下痢、胃痛などを起こすおそれもあるためあまり食用には適していない
(出典:Wikipedia)
まとめると、
1.マメ科植物
2.毒性がある
マメと鬼というと、節分を連想しますね。
そのため、節分に対しても調べてみました。
そもそも『鬼が豆を嫌い』というわけでは無く、古くから穀物には穀霊が宿るとされており、魔除けのチカラがあるとされていました。
そして豆(大豆)はお米よりも大きかったというのと、魔(鬼)を滅するという意味の『魔滅(まめ)』にかけて大豆を撒くようになったのです。
さらに豆を使い鬼を退治したという伝説もあり、豆を撒くというのが浸透したのでしょう。炒った大豆を使うのも語呂合わせですね。
炒ると射るをかけているようです。(出典:東雲のネットニュース https://shino2me.com/648.html)
基本的に日本は、語呂合わせや漢字の意味を大事にしている印象があります。
今回藤の花について解説しましたが、今後話にもっと関連するのでしょうか。
今後の話に期待ですね。
スポンサーリンク鬼滅の刃4話感想
第4話は、鱗滝さんの優しさを感じた回でした。
鱗滝さんが「最終選抜試験に行かせるつもりがなかった」と言っていたことや錆兎が「あいつは誰よりも大きい岩を切った」ということから、鱗滝さんは炭治朗を大事にしていたんだなと思いました。(無茶ぶりの大きさの岩を用意していたということですね。)
それでも炭治朗が岩を切ったら、「お前はすごい子だ」と認め、ごちそうをふるまったところが、とても優しさを感じました。
よく考えたら、あの鬼に13人弟子を喰われているんですよね。
そりゃ行かせたくないでしょう。
それでも炭治朗の覚悟を大事にしたわけですね。
最終選抜試験はどうなるのでしょうか。
来週の5話が楽しみですね。
それでは次回もまたお会いできますように!
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コメント
こんにちは ひろです。
鬼の特徴ですが、西洋の吸血鬼と似ているなとおもいました。日光に弱いところもいっしょですし、藤の花は、吸血鬼にとっての「にんにく」なのではないでしょうか。
倒せる武器も特別の刀が銀の弾と呼応していると思います。
最終選抜方法が、凝ったことをしているとの話ですが、私の考えは鬼を退治するための定石みたいな正解があるわけではなくそれぞれ個人の力量に依存するので、手っ取り早く、一定期間生き残れるだけの力量をもった人材を選別するための方法なのではと思います。
それから、鬼も貴重な存在ですぐに鬼と対峙できるだけの鬼が少ないので、一か所に集めたほうが都合がいいのではと思いました。
こんにちはひろさん!
藤の花が吸血鬼にとっての「にんにく」みたいだという考えは、確かに一理ありますね。
特別の刀が「銀の弾」というのも聞いてみると納得です。
作者は吸血鬼も話作りに参考にしているのかもしれませんね。
今後の考察に活かしてみます。ありがとうございます。
藤は、諏訪大明神の武器(藤鎰)となったもので、相当古くから伝説に登場するものですよ。
諏訪明神は蛇や龍を信仰対象としており、水を操ります。