こんにちは、鬼滅の刃の考察・解説記事を担当している光銘です!
鬼滅の刃19話放送されましたね!
今回は作者が20回近く見て感動して泣いたというコメントを見ていたので、期待度をあげてみていましたが、遥かに上回りました。
制作陣の原作に対するリスペクトや愛が伝わってきました、このレベルでアニメ化してくれたら本当原作者は本当に嬉しかったと思います。
そして情報量が多かった回でもあったので、まとめていきますね。
義勇さんと伊之助、しのぶさんと善逸に関して触れたいけど今回は割愛して、累と呼ばれる鬼の特徴や竈門家のこと、炭治朗と禰豆子の共闘について主に考察していきたいと思います。
※原作未読の状態で考察しているのでネタバレの心配はありません。初見勢の考察を楽しんでいただければと思います。
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十二鬼月 下伍 累
やっぱり累が十二鬼月でしたね。
そして半端なく強いけど、性格がだいぶ歪んでいますね。
累の歪んだ性格
炭治朗が絶対絶命の場面で、禰豆子は身を挺して庇いました。
その様子を見た累は、驚愕し次のように言いました。
「妹は兄を庇った・・・、身を挺して・・・本物の絆だ!欲しい!!!」
はいっ?!私は君の発言に驚愕したよ…。
その後「姉」鬼に対して暴力を振るったり、今日から禰豆子は僕の妹になる発言。相当驚きました。
前回の考察でも言ったように、この子が言っている家族の絆は、暴力で自分にとって都合よく動くように支配している恐怖の絆なんですよね。
炭治朗と禰豆子の絆とは到底違うもので、手に入ったとしても、累の期待している役割を禰豆子はしないと思います。
この子は、おままごとがしたいのかな?家族に飢えているけど、人間だった頃、そんな不遇に思いをしたのでしょうか?
累の能力
そして厄介なことにとても強い。
本来鬼は群れないのに家族として一緒にいたのは、あまりにも累が強すぎて逆らえなかったんでしょうね。
鬼が群れてる時点で、鬼舞辻無惨が見逃しているのが気になる点ですが、累の性格を知ったうえで見逃しているのかな?
累の能力についてまとめました。
番号 | 累の能力 | 特徴 |
---|---|---|
1 | 鋼鉄の蜘蛛の糸 | 人体(人間・鬼)を簡単に切断できる |
2 | 血鬼術による蜘蛛の糸強化 | 全集中の呼吸による最強の方でも糸を切断できない硬度をもつ |
3 | 身体能力 | 蜘蛛の糸以上に固い首 |
4 | 肉弾戦 | 肉弾戦も得意な炭治朗が簡単に吹っ飛ばされる |
日輪等で首を切らないと、鬼は倒せません。
これ本当に絶体絶命でしょと思いながら、視聴していました。
スポンサーリンクヒノカミ神楽
竈門家が継承したものについて
一番精度の高い型「水の呼吸拾ノ型・生生流転」で炭治朗は反撃に転じます。
上の表1の通常の蜘蛛の糸は切ることができましたが、2の血鬼術を使用した蜘蛛の糸は切断できず、炭治朗は命の危機に直面します。
そんな時、走馬灯が流れてきました。
家族との思い出の中で、重要なことを2つ思い出します。
竈門家が継承していかなければいけないものについて、その2つについてまとめました。
1.耳飾り
鬼舞辻無惨が炭治朗に刺客を送ってくるのは、耳飾りを見たからですよね。
鬼舞辻無惨は耳飾りを付けた剣士と因縁があるようです。
鬼舞辻無惨は耳飾りを付けた剣士を恐れているのでしょうか?
この耳飾り太陽の陽の柄ですよね。
竈門家は火を扱う仕事をしていたため、重要な要素なのでしょうか?
今後注目していきたいと思います。
▼鬼滅の刃第8話に鬼舞辻無惨と耳飾りの剣士の回想についてまとめております。
2.ヒノカミ神楽
もう一つは、炭治朗が反撃に転じられた重要な舞 ”ヒノカミ神楽”
鬼滅の刃のEDでも描写があったのでとても重要ですね、ヒノカミについて調べてみました。
ヒノカミで連想できる日本の神は2柱います。
まず1柱目の迦具土(カグツチ)についてまとめました。
迦具土(カグツチ)
火を司る神であるカグツチはその誕生の時から火をまとっていたとされ、母であるイザナミから生まれる際にイザナミの陰部をカグツチの火の熱で火傷させた事から、母の命を奪ってしまうという悲劇が起こります。
妻が命を落とし、これに激怒したイザナギは原因となったカグツチを切ってしまいますが、切られた際に噴出したカグツチの血から、岩石の神、火の神、水の神、雨の神、雷神、そして多数の山の神が生まれました。
火は昔から「脅威と恩恵」の象徴的な存在であり、以前は日本のどこの家の台所にも火の神が祀られていました。これは火が人々に恩恵をもたらしていた根拠と言えるものですが、別の側面としては火は人間にとって大事ななものを焼き尽くし、灰にしてしまう脅威でもありました。 この両方の意味を持つ火の代表的な神であるカグツチは人々に感謝と恐怖を感じさせる、威厳のある神であったと言えるでしょう。
また、カグツチは鍛冶の神、焼き物の神としての側面も持ち、これらの仕事も火と非常に関係が深いものであり、どんなに人が手を尽くしても火は完全には制御できず、最後は神頼みであった事から火の神を尊敬し、敬うという信仰が生まれました。
出典:日本神話の世界
竈門家の仕事が炭作りだったので、カグツチのことをヒノカミ(火の神)と呼んでいるのかなと思いますが、そうすると耳飾りと関連性が見えなくなります。
もう1柱ヒノカミの候補に挙がったのが天照大御神です。
天照(アマテラス)
天照は数多いる日本の神々の中でも最も高い位にいる女神で、有名な「天岩戸神話」の主役としても知られています。
名前の「天照(アマテラス)」とは「天に照り輝く太陽」を意味しており、その名の通り、天照大神は太陽神であり、日本の皇室の祖神としても祀られています。天照大神はイザナギが日向(現在の宮崎県)の阿波岐原(あわきはら)の海で全身を清め、最後に左目を清めた際に生まれたとされる女神で、この時に夜を支配するツキヨミと青海原を支配するスサノオも一緒に生まれたとされています。
この美しい女神の誕生に大いに喜んだイザナギは自分の首にあった玉飾りを天照大神の首にかけてやり、「高天原(たかまがはら)を支配しなさい」と命じました。こうして、天照大神は高天原を治める事となったのです。出典:日本神話の世界
ヒノカミ(日の神)とも意味が取れるんですよね。
耳飾りが太陽の模様が描かれているので、このヒノカミは天照大御神をさしているのでしょうか?
今後注目して考察していきたいと思います。
炭治朗は複数の型が使える剣士?
最初鱗滝さんに指導して習得したのが、水の呼吸です。
以前刀鍛冶の鎧塚は、髪の色が赤みがかった髪をした者は赫灼(カクシャク)の子と呼ばれ火を扱う仕事をしていることを見抜きました。
本来炭治朗に向いているのは、火関連の呼吸なのでしょうか?
水の呼吸もヒノカミの呼吸もできるのは、炭治朗にとってプラスになるのでしょうか。
今後注目していきます。
スポンサーリンク禰豆子の血鬼術が開花 「爆血」
禰豆子は、炭治朗の危機に血鬼術の能力を開花することで助けました。
累が言っていたように、禰豆子は他の鬼と違うと言っています。
炭治朗だけでなく禰豆子も特殊な能力を持っている事から、竈門家に秘密がありそうです。
禰豆子の能力は爆血なので、自分の血を爆発させているのかな?
ここでも火が関連した能力が出ました、竈門家は火に関連したものが得意なのでしょうか。
今までの鬼達の血鬼術は、鼓鬼は趣味で扱っていた鼓を血鬼術に使っていました。蹴鞠鬼も蹴鞠などかなり自分自身に関連のあるものが血鬼術になっている傾向が多いです。
(もちろん、関連なさそうな能力もあります。)
スポンサーリンク鬼滅の刃19話感想
第19話は、作画、音響、挿入歌、話のテンポ、声優の演技、全てがきれいに合わさっていて、あれ今日最終回かなと思いながら見ていました。(←まだ続きます)
私はてっきり、義勇さんが助けに来て累を倒すのかと思っていました…。
炭治朗の圧倒的な主人公感がすごいです、刀が折れても諦めない主人公…。
とても応援したくなる主人公ですね。
今後の伏線に繋がりそうな話題もあり、見どころが本当に満載です!
今後の展開から目が離せません…!!
それでは次回もまたお会いできますように!
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コメント
>>このヒノカミは天照大御神をさしているのでしょうか?
自分はこっちじゃないかと思います
この作品の鬼って太陽の光が弱点で吸血鬼っぽいですし
火の呼吸というよりも太陽、日の呼吸なのかもです
シロさんコメントありがとうございます!確かに火の呼吸だとすでに誰かが使えそうですね。耳飾りとの関連や鬼の弱点を考慮すると、ヒノカミ=天照大御神なのかなという感じがしますね。ただ鬼滅の刃での神様って、どんな立ち位置なのでしょうか?気になりますね。今後注目していきたいと思います。