こんちゃ。くらむBONです。放送が開始された「東京リベンジャーズ」を担当します。夜露。
原作タイトルは「東京卍リベンジャーズ」なのですが、アニメではタイトルの「卍」が抜けていることに関する反応が多かった気がします。
おそらく、全世界ストリーミング配信という方法をとっているため、WW2を思い浮かべる人も多いだろうと、さすがに制作側も配慮せざるを得なかったのでしょう。
第一話で2017年から2005年までさかのぼるタイムリープが起きた後、再び現代に戻っていることから、特異点を経るごとに未来が変わっていくタイプのタイムリープですね。
原作は未読になりますが、第一回目のタイムリープを振り返りながら、考察していきます。
目次
一度目のタイムリープをおさらい
【キャラクター設定公開①】
花垣武道(CV:新祐樹)
人生どん底のダメフリーター。中学時代が人生のピークで、当時付き合っていた唯一の恋人の橘日向(ヒナタ)が殺されたことをニュースで知る。ある日、突如12年前へタイムリープすることになる。https://t.co/IC16LF9EZp#toman_anime pic.twitter.com/Dn1wFlbDVg
— TVアニメ『東京リベンジャーズ』公式@4月10日より放送開始! (@anime_toman) December 16, 2020
まずは主人公のタケミチとあらすじです。
時系列がわかりにくくなるので第1回目のタイムリープを、ざっくりと表で振り返ってみましょう。
日付 | 場所 | 内容 |
---|---|---|
2017/7/1 | 渋谷 | ヒナタ、直人の事件発生。タケミチはニュースで知る |
2017/7/4 | 新宿 | タケミチ、ホームに転落後、過去へタイムリープ |
2005/7/4 | 渋谷 | 直人に忠告後、握手。現代へ戻る。 |
2017/7/4 | 病院?駅医務室? | タケミチ、直人と再会。ヒナタの事件回避未達成。 |
ポイント1:タケミチを突き落としたのは男性。
第1回目のタイムリープは2017年7月4日に発生しました。
ミスリードかも知れませんが、ごつごつとした手の大きさ、節くれた感じから、タケミチと同年代らしい手であることが画面からわかります。
現在の処、この男性の手が何者なのかは不明です。
情報が少なすぎますが、1話の登場人物で考えられる人物像を妄想、もとい考察してみましょう。
タイムリープを扱った作品で「ハウダニット」を問うても仕方がないので、「ワイダニット」から犯人像を考察してみます。
結論として、私が一番怪しいと考えたのは、中学時代の友人4人のうちの誰か?です。
理由はどうあれ、タケミチは中学卒業から街を逃げ出してしまっていますので、いなくなったタケミチの分まで卍会のパシリとして扱われていたと考えられる彼。
たまたま新宿でタケミチを見つけて、背後から背中を押すチャンスを得た彼は、衝動のままにタケミチの背中を押した。
というのがしっくりくるのですが、推理小説として発表したらあまりの駄作ぶりに炎上しそうですね。
ポイント2:直人との握手。2つの可能性
タイムリープに至るきっかけは、時間遡行を扱う作品にとっては重要なファクターなのですが、まだ「東京リベンジャーズ」ではまだ描写がありません。
いわゆる「タヒに戻り」、「ラベンダーの香り」、「Dメール」といった発動のスイッチがありますが、どんなパターンになるのでしょうか。
キッカケがないパターンのタイムリープだとおおむね2つのパターンかなと予想。
一つ目はタームリープが発動するきっかけ「特異点」のフラグを踏んだことで、現在へ戻ってくるパターンで、この場合は未来の改変が行われる。
したがって、タケミチがタイムリープのことを直人に話したことで、特異点のフラグを踏んだことになる。
二つ目は、タケミチと直人との接触でタイムリープのスイッチが入る場合。
このタイプでは、タケミチがリープ能力者である、もしくは直人が能力者である、あるいは第三者が能力者の場合が考えられるのですが、情報が少ないのでこちらは保留しますね。
タケミチってどんな不良少年?
もうめっきり「ボンタン」というものを見かけなくなったのでざっくり解説しますね。
これを理解すると、タケミチがどんな不良少年で、他校の3年がどういう不良なのかがなんとなく分かります。
「ボンタン」とは改造学生服のスラックス、オラオラなお兄ちゃんたちが愛好していたもので、流行は1980~2000年台くらいまでで、彼らが「イケてる」と思い込んでいた黒歴史アイテムの一つ。
イメージはとび職人の作業ズボンですね。
シルエットは「バナナ」みたいな形をしていて、膝のあたりが膨らんで、裾に向かってしぼられるタイプになり、そのサイズの落差でだいたい不良少年の格がわかります。
膝の部分の太さで威嚇のための格が決まるので、鹿の角や、ライオンのたてがみ、オットセイの牙みたいなものです。
しょぼい不良少年、いわゆる「ファッションヤンキー」は「改造学生服メーカーの規格品…」という訳の分からないものを購入していました。
だいたい定価で7000円前後だったかな?現在もメーカー通販が行われているようで、おもにコスプレなどで着るように販売されている模様。
「イケてる」お兄ちゃんたちの「ボンタン」は、オーダーメイドの特注品で、生地、裏地、刺繍、太さにこだわっていて3万~12万くらいで購入していたはず。
不良グループ所属の人で幹部クラスはこのあたりのモノを穿いています。
東京リベンジャーズ第1話感想
今回のタイムリープでは助けられなかったヒナタでしたが、来週もヒナタを救う未来に向けてタケミチがどんな行動をするのか見守っていきます。
ヒナタのことを忘れてしまっていたタケミチが、玄関のチャイムを鳴らした時の気持ちってどんな感じだったんでしょうね。
後悔?懐かしさ?愛おしさ?情けなさ?様々な感情があふれちゃったんだと思います。
わかるぜ。
第一話はタケミチの過去、タイムリープ、3人のキャラクター紹介がメインの回だったのですが、来週からは直人が味方になって、現代のヒナタの事件の詳細がわかることを期待しています。
何故、ヒナタが事件に巻き込まれたのか?
そこにこそ、タイムリープの謎を解く更なるヒントがあるのではないでしょうか。
来週もよろしくです。
ばいばい。
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コメント
さっそくのUPお疲れ様ですw(じつはついさっき前記事にコメント付けたところw)
タケミチを突き落としたのは男性>情報無しだと正直判断付きませんね、「中学時代の友人4人のうちの誰か?」事件当日は当時から12年後?確かに彼らには動機は有りそうなのですが何故このタイミング?って疑問が出てきちゃいますよね!それに変わり果てたタケミチを認識できたのか?って疑問も出てきます、恨んでたとしてもブッチャケ面と向かって文句を言うなら分かりますがイキナリ突き落とす可能性は低そうですかね、ちなみに直人もあの時間軸ではシボウしてるので容疑者にはなり得ませんので本命に成りそうなのは未登場人物で対抗は車を傷つけられたオッチャン(ネタです)wと成りそうですw
直人との握手。2つの可能性>現状だとタームリープが発動するきっかけはシに瀕した時で戻るスイッチは日向を救うための手順を一つ以上クリアした時っての妥当かな?今回だと一緒にシぬハズだった弟を救ったってとこかな?
不良ファッションに何故か詳しいクラムさん>なぜそんなに詳しいんだろ?!これに関しては続報が待たれます!とだけコメントしておきますw
東京リベンジャーズ1話感想>なかなか良く出来た導入だったと思いますb
しかしこれ何気に珍しいタイプのタイムリープ物ですよね!12年前に戻る訳ですが主人公が愚連隊で活動できるのは6年のみ(成人すると警察の管轄がマル暴に代わるので排除される?)おそらく話のメインは愚連隊での成り上がりが主に成ると思われるが引退してから事件が起こるまでに5~6年のブランクが存在するってのは珍しい!たぶん愚連隊で原因を排除した時点で現在に戻ってハッピーエンドって事には成るんでしょうけど
そしてこの作品最大の謎に成りそうなのはタイムリープ能力ですよね!なぜ主人公はそんな力を持つに至ったのか?もしくは第三者がいるのならそれは何者なのか?!って点
現状だと人生を失敗した主人公がやり直しを望んだ?日向自身が何か特別な存在だった?辺りが本命かな?
では次回も楽しみに待ってます
妄想気味さん。
事前記事に引き続きコメントありがとうございます。
本命に成りそうなのは未登場人物>まだ情報が不足していて考察まで至るピースが不足していましたので、最も現実的なパターンについて考察しました。ガバガバ推理でしたがまさか反応していただけるとはwこの考察ととよく似たシチュエーションのお話の小説(映画・アニメ化済)もありますので読んでみると面白いかもしれません。
弟を救ったってとこかな?>私もそう思います。未来が変わる経験を過ぎたときに現代へ戻るというのが現状では可能性があるのかな。
これに関しては続報が待たれます>若かりし頃、アルバイトで改造制服の裾上げをやっていたのでお客さんの様子などからわかる経験談です。
原作未読なので今後の展開を見つつ、楽しんで読んでいただけたら嬉しいです。
取り敢えず現状は貸し切り状態なのでチョット私物化させてもらいますw
日向のシはホントに事故なのか?>直人はタケミチの話から事件の日時を知っておりしかも警察官に成っている、起こると分かっている事故の回避は簡単なはずなのに何故防げなかった?何をどう変更しても結局事故に遭うって因果的な事情?それとも事故ではなく日向は狙われてた?
タケミチを突き落としたのは誰?>人とはあまり関わらない逃げる様な生活でコロされるほどの恨みをかうのかな?恨みをかったのは12年以上前?だとしたらやはり引き金に成ったのは日向のシ?
タイムパラドックスの解釈次第の話に成るが過去に戻ったタケミチ自身が誰かに依頼した可能性も?
タイムリープ能力の持ち主は誰?>本命はやはりタケミチだが第三者だとしたら誰だろうか?東京卍會の人?日向のシという餌をぶら下げてタケミチが逃げなかった未来を望んでる?
中学時代に組んでた4人はタケミチをどう思っている?>恨んでいる?見限っている?どちらにしてもリープでリセットされるだろうからあまり考える必要は無いのかな?有るとすれば過去の怨恨によって線路に突き落とし偶然にもリープ能力を発現させる事に成ったある意味ファインプレー的な可能性ぐらいかな?w
リープ能力者がタケミチだった場合>不良やってたんだから過去にもシにそうに成った事ぐらい有ったと思うのだが何故今まで発現しなかったのだろう?発動条件はシに瀕しただけではダメ?考えられるのは強い思い?条件がいくつか有るってのは有りそうかな?
日向はタケミチをどう思っている?>割と好きだったのではないかと思われる、進学のタイミングで別れたっぽいので自然消滅?それともその後も何らかの付き合いが続いてた?って言うか何となくヒロインポジに成っているが逃げなかったタケミチの未来だと二人の関係はどうなるのかは気になるところw日向を救うために成りあがっていくと思われるがそれとは関係なくアッサリ別れてしまうw可能性も無きにしも非ずw
現状の情報だとこんな所かな
妄想気味さん
引き続きコメントありがとうございます。すごい考察の量ですね。(負けそうw)やはり面白い作品というのは語りたくなっちゃいますね。
私も何度か見返していますが、いろいろと謎な部分が整理されてきましたので、次回以降に反映したいと思います。
>それとも事故ではなく日向は狙われてた?
姉弟そろって事件に巻き込まれているので、私は何らかの意図があるのではと考えています。偶然という必然だと面白みに欠けちゃうので、展開に期待しています。
>タイムリープ能力の持ち主は誰?
2話の情報次第ですが、記事内の3パターンの補足として、「タケミチの背中を押したのは第三者の能力者」ではないか?というのが、目下の私の予想です。タケミチがリープ能力者と仮定して、能力者が2人存在していれば、それぞれに干渉しあって未来の改変が可能だと思います。この場合はタケミチの意図する未来と、第三者の意図する未来が対立して拮抗したら面白いなあ。(希望的観測)
>日向はタケミチをどう思っている?
たぶん最初は「ちょっと気になる人気のある男子」と、いうだけのきっかけだったんじゃないかなあと予想します。でもきっかけは些細なものでも、人の気持ちはどう転ぶかはわからないものです。自分を振り帰ってですが。
私の視聴している配信プラットフォームでは「東京リベンジャーズ」がかなり推されているみたいで、見逃し配信が多いから視聴者がもっと増えると思うので第二話以降が楽しみです。
また記事もご覧ください。
少し考えてみました
リープ能力者が二人いる可能性>設定としてはいても不思議はない訳ですが問題に成るのはこの能力は同じ能力を持つ者が増えるほど価値が低くなる可能性が高い能力だという点ですかね、何せこの能力の利点はやり直しによって望む未来をつかみ取れるって点なのですが複数いた場合は苦労してつかみ取った未来をチャラにされる危険が発生します、なので少なくとも線路に突き飛ばした男が能力者であった可能性は低いかな?
大きなか変革を起こしたい場合二人の方が良いのは確かですがやはりデメリットの方が大きい気がする、ワンチャン有るとすれば変革が成った後に速やかに排除する気でいるって可能性ですが反撃される可能性を生んでまでそうする価値は正直無いかな
ただ突き飛ばした男も能力者って点を除けば能力者は二人いる説は面白いと思います、その場合二人の関係は完全な敵対関係って事に成りますかね、正直リープ能力者どうしのバトルってのはチョット見てみたいかもb
妄想気味さん。
正直リープ能力者どうしのバトルってのはチョット見てみたいかもb>まだ情報は出そろっていませんが、いろいろと想像が膨らんできますね。明日の2話目放送が楽しみになってきました。