こんにちは。くらむBONです。
この記事は東京リベンジャーズのアニメ24話について、原作未読アニメ勢が考察していくシリーズです。
2クール24話なので今回が最終回。
24話では2017年世界のタケミチがトーマン最高幹部となった未来で、新たなキャラクターが登場しつつ、キサキによる内部粛清でタケミチがピンチに陥るところで幕を閉じました。
タケミチの泣き虫のヒーローとしての戦いはもう終わってしまったのでしょうか。
否、これからも続くのであろうタケミチの戦いについて考察しつつ、キサキの放った謎の言葉「俺のヒーロー」の真意を探ります。
原作を読んでいる皆さんは、未読ライターの妄想混じりの考察をお楽しみください。
目次
タケミチと2017年世界
タケミチは2005年世界でトーマンの一番隊隊長に就任して、2017年世界では最高幹部という地位に就任している模様です。
溝中5人衆も修羅場を潜り抜けてたくましくなり、タケミチの部下としてトーマンに入っていました。
今回はタケミチの粛清にキサキが直接手を下しているので、姿の見えないアックンはキサキと縁を切って、美容師として幸せな家庭を持っていて欲しいなあ。
まずは新たなキャラと、現在のトーマンの主要メンバーを整理してみましょう。
この記事はネット上の原作考察などを入れない形で、アニメ作品初見の所感のみで考察を進めますので、考察部分に関しては個人的な意見としてとらえていただければ幸いです。
2017年世界トーマンの内情
トーマンの組織は勢力意拡大して巨悪となったままで、タケミチはその最高幹部に就任しているようです。
2017年世界のトーマンはバルハラの他に黒龍(ブラックドラゴン)のメンバーもいる事から、2005年世界で黒龍との抗争があったのでしょう。
黒龍に絡んだ新キャラクターも登場しているので、活躍が期待されます。
最終話でキサキの内部粛清によって千冬が56され、タケミチもピンチに陥りました。
最終話での各キャラクターまとめ
24話の時点でタケミチ以外のキャラクターたちは2017年世界ではそれぞれどうなっていると考えられるのでしょうか?
作品内の情報からまとめてみましょう。
(記事のコンセプトがアニメ初見での考察なので、原作や設定資料などの記述はしないのであらかじめご了承ください。)
名前 | 所属・役職 | 備考 |
マイキー | 総長 | 幹部会に姿を見せない。以前同様姿を隠している。 |
キサキ | 総長代理 | 実質トーマンを仕切る巨悪の根源。 |
ドラケン | 元副総長 | 4刑囚として収監中。 |
千冬 | タケミチの部下 | ユダとしてキサキにより処刑。タケミチの相棒。 |
ミツヤ | 最高幹部 | 幹部会に姿を見せない。何か事情がありそう。 |
パーちん | 最高幹部 | 傷害事件後に出所。脳みそ空気でも幹部。 |
ペーやん | 幹部 | パーちんの部下?補佐役として幹部会に出席。 |
ナホヤ | 最高幹部 | 相変わらず童顔。 |
武藤 | 最高幹部 | 落ち着いた様子のビジネスマン風になった。 |
柴八戒 | 最高幹部 | 経営している会社にガサ入れが入る。 |
乾青宗 | 最高幹部 | 元黒龍出身。顔に大きな傷跡がある。 |
九井一 | 最高幹部 | 元黒龍出身。白メッシュがおしゃれ。 |
山岸 | タケミチの部下 | 元溝中5人衆。タケミチの秘書っぽい。 |
マコト | タケミチの部下 | 元溝中5人衆。いかついニーチャンになっている。 |
タクヤ | タケミチの部下 | 元溝中5人衆。相変わらずイケメン。 |
直人 | ? | タケミチは連絡が取れない。千冬と連携している? |
アックン | ? | 元溝中5人衆。美容師?それともキサキの兵隊のまま? |
ヒナ | ? | タケミチと別れて、教師のまま? |
一虎 | ? | 前回考察の通り出所している? |
気になるキャラ柴八戒
今回紹介されたキャラクターで気になるのは、黒龍出身の新参組とつるんでいる柴八戒です。
黒龍がトーマンに飲み込まれているということは黒龍とはやはり抗争があるのでしょう。
過去記事で黒龍との抗争について考察しています。
黒龍組っぽく紹介されていますが、八戒はトーマンの一員として8・3抗争でバルハラとケンカしています。
八戒はキサキに取り入って今の地位にいるように捉えられますが、いったいいつからキサキとつるんでいるのでしょうか。
バルハラ抗争時点で、廃工場でのパーちん傷害事件や8・3抗争でトーマンの内情をキサキにリークしていたのは、ひょっとすると八戒なのかもしれません。
古参組を「うぜえ」と感じているようで、上昇志向丸出しな八戒は2期で活躍する気がします。
直人と千冬
キャラクターの登場状況などをまとめてみると、「ミツヤ・直人・ヒナ・一虎」の動向が不明で、現段階では予測がつかない状況です。
千冬はキサキの拷問で自分がユダだと自白していますが、千冬というキャラの性格からこの行動は腑に落ちません。
バジの裏切りの際に踏み絵と称する私刑をあえて受けた千冬の性格から、キサキへの反抗勢力のボス、タケミチをかばってのモノと推測されます。
タケミチと千冬は12年の間に密かにキサキへの反抗勢力を構築していたのではないでしょうか。
キサキは奇しくも「バジのリベンジ」という言葉を口にしており、タイトル「東京リベンジャーズ」がここで回収されていたのは上手い演出ですね。
ガサ入れの指揮は直人?
トーマンの組織解明のために警察によるガサ入れがあったということは、警察組織へのリークがあった事になります。
ユダは千冬となっていますが、リープ前の直人との繋がりから、記憶保持者である直人とタケミチのコネクションが続いているのは明白です。
キサキが直接タケミチと千冬の粛清に乗り出していることから、警察によるトーマンの組織解明がだいぶ進んでいて、トーマン潰しが開始されるものと推定されます。
タケミチは実質潜入捜査官で、スマホに直人の連絡先があってはまずいという理由で、直人の連絡先が登録されておらず、千冬が直人との窓口になっているのではないでしょうか。
潜入捜査の場合だと定時連絡がなかったり、千冬に盗聴マイクなどが付けられていたりなどの展開があってもいいのかなと思います。
ヒナが目撃した未来へのタイムリープ
直人に絡んでついて回ることになる、タケミチのタイムリープでヒナは今回怪訝そうな顔をしていました。
名探偵ヒナはこれまで何度かタケミチがタイムリープするシーンを目撃しています。
そしてそのたびに2017年世界のタケミチが未来へ帰った後の、本来の2005年世界のタケミチに人が変わったような印象を持っているはず。
タケミチが2人いると感じているヒナは、2017年世界のタケミチと、2005年タケミチとの間で気持が揺れ動くのではないかと予想します。
これがクリスマスでの別れへと繋がることになるのか、第2シーズンに期待したいところです。
タケミチ救出は誰が適任?
キサキがタケミチに銃口を向けて、銃撃音が響いて終わりを告げた東京リベンジャーズですが、タケミチが撃たれた描写が無いことから何者か救出にきて銃声がしたと考えられます。
残念なことに千冬の救出は間に合わなかったものの、タケミチの人脈からいくつか妄想されるパターンを考えてみました。
登場していないキャラクターが、タケミチ救出のカギを握りそうです。
あくまでも私の妄想で「こうだったら面白そう」というルートなことをご承知おきください。
①アックン親衛隊ルート
これまでキサキの兵隊としてタケミチを56すための駒だったアックンは、東京卍会内キサキの派閥のへの反抗勢力をまとめてタケミチのSPというか親衛隊となっていた。
幹部会を密かに監視していたアックンは、キサキとの会談に不穏な空気を察知して、溝中5人衆を指揮しながらキサキのビルに潜入して、タケミチの救出をするべくカチコミをかけた。
救出されたタケミチはキサキに狙われ続けるが、直人と連絡を取りフラッシュバック能力で情報を得て、新たなミッション遂行のために2005年世界にリープする。
②ミツヤ暗躍ルート
幹部会に出席していなかったミツヤはマイキーの指示で暗躍しつつ、密かにキサキを監視していた。
タケミチと千冬が幹部会後にキサキにとらわれたことを、独自の情報網でキャッチしたミツヤはタケミチの救出を敢行する。
救出後、ミツヤはマイキーの元へタケミチを連れていくことになる。
タケミチはマイキーが何故姿を隠しているのか、マイキーから過去の真実を明かされて、改めて総長となるべく2005年へリープする。
③直人突入ルート
トーマンの組織壊滅に向けて準備を進めていた直人は、潜入捜査している千冬とタケミチの危機を知って、救出部隊を編成する。
千冬銃撃の銃声で現行犯逮捕が可能となったので、キサキのビルに突入した。
タケミチを救出する最中、新たなミッションを発動してタケミチは2005年世界へと戻っていく。
ブラックドラゴンとの抗争が始まり、タケミチはトーマントップへの足掛かりとしてキサキの排除と、不良少年としての活躍が始まる。
④一虎復讐ルート
キサキの口車でバジを始末させられた一虎は改心したものの、キサキへの復讐の機会を狙っていた。
タケミチや千冬ともつるんで連絡を取り合っていた一虎は、タケミチや千冬がキサキに実質的に拐われたことを知り救出に乗り出す。
トーマン壊滅のために情報提供者として警察に協力する、またはIWGPのマコトのような形で情報屋というか探偵のような立ち位置で登場しそう。
救出されたタケミチは、2005年世界へ戻る前にキサキの過去を一虎から聞き出す。
2期で明かされるルートが気になり、ざっくりと考えてみましたが、どうなるのか楽しみですね。
謎のセリフ「俺のヒーロー」
ラストでキサキは「俺のヒーロー」という謎のセリフを口にしました。
以前の考察でキサキのことを考察した際に「月は一人じゃ輝けない」というセリフを取りあげました。
キサキを考察した過去記事はこちらです。
このセリフは相反する内容で少しおかしいので、内容を改めて考えてみます。
キサキにとってマイキーの作った組織の№2に収まることが、目的だったと解釈していましたが、マイキーこそがキサキにとっての「太陽=ヒーロー」のハズです。
過去話をざっと当たった所、タケミチをキサキがヒーローとして崇拝する理由は見当たりませんでした。
何故キサキはタケミチの事をヒーローと呼んでいるのでしょうか。
ヒーローという言葉の意味
タケミチを「東京リベンジャーズ」の作中でヒーローと呼んでいるのは、幼なじみのアックンとキサキの2名のみです。
タケミチはキサキの事を覚えていませんが、ひょっとしたら河原ですれ違う以前にタケミチとキサキは出会っていて、子供達が良くやる「ヒーローゴッコ」を一緒にしていたのではないでしょうか。
子供のころやるヒーローゴッコでは、ガキ大将がヒーロー役をやることが多く、取り巻きの子供達は敵役の怪人や戦闘員としての役が割り当てられますね。
ヒーローは子供達のなりたい憧れであり、小さな世界の王様のようなポジションです。
キサキが最後に苛立ちを覚えてタケミチに言った「そんなもんかよ」はかつてのヒーロー役を射止めたタケミチに対するガッカリ感と当てつけなのかもしれません。
いわゆるモブキャラだったキサキはタケミチを56スことで、かつての自分を乗り越えられると考えていて、過去何度もタケミチの命を狙っていたのでしょう。
東京リベンジャーズ第24話感想まとめ&続編2期について
最終話となった東京リベンジャーズでは、何故か知らないうちに成功しちゃって浮かれているタケミチが絶体絶命の中、響く銃声によって幕が引かれました。
本編は一見デッドエンドのような終わり方ですが、今回はタケミチを救出するトーマンに反抗する勢力の登場を考察。
これからの内容について考えています。
ここまでを通してタイムリープサスペンスとしての面白さと、不良少年アニメとしての2つの面白さを感じられる作品だったと思います。
鬼滅、呪術に続いて大ブームが起こっている作品ですし、複数の配信サイトでランキング上位だったりとアニメの配信も好調そうなので、続編となる2期にも期待できそうですね。
「第2シーズンはよ」な気持ちになるのは私だけでしょうか。
▼2期まで待てない方は原作に手を出すのもいいかもしれませんね
今回印象的なのはヒナがタイムリープの現場を目撃していたことで、ここは後々重要な伏線となっていくことでしょうね。
2クール24話にわたって考察してきましたが、長かった過去記事考察を振りかえると穴だらけの考察ばかりで赤面する内容でした。
よく考えたらこのサイトでいくつかの作品を担当していて、タイムリープ物の考察しか書いていないことに気付いて苦笑い。
これまで記事を見てくださっていた皆さんに、未読ライターの妄想がちょっとでも面白かったと思っていただけたら幸いです。
ではまた機会があればお会いしましょう。
またね。
▼東京リベンジャーズの記事はこちらにまとめてあります
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コメント
すごい⤴❗
マコヤさん。
コメントありがとうございます。
現在次の作品記事の準備に入ってます。良かったらまた見てください。
はじめまして!
自分もアニメしか見ておらず予備情報は一切見ない派です!
個人的に自分は一虎くんが助けに来るのかなぁと思っています。
根拠としては10年の懲役は覚悟しろというセリフがあったことから12年後では
出所していてもおかしくない気がしますね あとは三ツ谷くんもなんか考えてそうですよね
マイキーにとって ばじさん ドラケンくんがいないと考えると一番、頼りになりそうなのはおそらく彼でしょうからね
なおやかんさん。
コメントありがとうございます。
お互いに原作未読勢だと妄想と考察はかどりますね。
原作はかなり先まであるそうですが、アニメ作品として面白くまとめられているので、私はアニメ完結まで原作は読まないつもりです。
2期で新たなリープでトーマンのディストピアを無かったことにできる未来になるといいなあと考えています。
>個人的に自分は一虎くんが助けに来るのかなぁと思っています。
2期が待ち遠しい作品なので、決定するといいですね。
では。