青 春 が 爆 発 し て い る … !!!
ごきげんよう。青ブタこと『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』考察担当の模造紙です。
あーもぅ!!朋絵も麻衣先輩も可愛すぎてですね…!!!
朋絵ちゃんの思考が苦手なんつーことをのたまわっていた私ですが、彼女の気持ちもわかりみ過ぎるし、どこにも行き所の無い気持ちに踏ん切りをつけようともがく様には共感せずにはいられませんでした。
放課後海デートに制服で江ノ島散策とかね…なんかもぅ甘すぎて…口の中がジャリジャリします(震え)
やっぱ高校時代って一番輝く時期ですよねぇ…しみじみ。まぁ、私は自転車の後ろに男子を乗っけて山道をえっちらおっちら登っていたしょっぱい記憶がww(どう考えても逆ですよねー!)
というわけで、古賀朋絵編も今回で収束しましたので、気になったポイントについて綴って参りましょう!
スポンサーリンク目次
古賀朋絵の思春期症候群まとめ【6話終了時点】
ループ脱却のカギは『自分についた嘘』と『本音』
どうしたら朋絵が思春期症候群から抜け出せるのかについては
▲以前の記事でも考察してきました!
『ラプラスの悪魔』が絡んでいるだけに朋絵に未来予知は不可能と認知させること、今までの自分を脱ぎ捨てて空気を読まない行動に出る事こそが、思春期症候群脱出の突破口になるんじゃないかと予想していたのですが…。
いや~!まさかああくるとはね!!
平たく言うと、自分でも認めたくない自分を認めてあげること、自信がなくコンプレックスの塊だった過去の自分をも受け入れることが必要だったんですね。
今思い返して見ても5話サブタイも「ありったけの嘘を君に」でしたし、『嘘と本音』が脱却のカギだったとは…!!
外見は洗練されてカースト上位グループのイケてるJKになっていても、いつか冴えない過去の自分が顔を出して友達に愛想を尽かされるのではないかと恐怖を感じていたようです。
その懸念が友達の想い人からの告白で辛くも現実になってしまい思春期症候群を発症してしまったと。
咲太とは周りを騙した嘘の恋人関係でしたが、一方の気持ちは「本当」になり、もう一方の気持ちは偽りのままだというシニカルさ。
「嘘から出たまこと」や「虚は実を引く」という諺もありますし、はじめは冗談半分であったり嘘を貫くはずの事が次第に真実味を帯びてくる――朋絵の気持ちの変化はまさにそれでしたね。
本音を隠し続けた嘘
周囲に合わせるために空気を読み続け、自分の本音を隠し続けた嘘が、結局は自分自身の首を絞めてしまったという…表現は過激かもしれませんが、咲太に振り向いてもらえなかったのも巡り巡った一種の罰だったのかもしれません。
たとえば普通に咲太と出会っていて先輩後輩として関係を育んでいたとしたら、もう少し咲太の気持ちを揺さぶれたのではないかなと思うんですよね…。
もし思春期症候群絡みじゃなくて、ごく普通に距離を詰めていたとすれば…でもループと恋人ごっこの経緯があってからこその本物の恋へ移行ですから、最初から朋絵は分が悪かったとも言えるんですよね。
そして特筆すべきは朋絵の嘘演技…▼
これはね…彼女の立場としては認めたくないし嘘演技するしか道はないわけですが、白を切るにしてもすぐに論破されると思わなかったのか。
本人は気持ちに折り合いをつけたようでいても、積み重なった想いのコントロールなんて理屈でどうにかできるもんじゃないってことを思い知らされたループ展開だったのではないでしょぅか。
勇気を振り絞った告白
本音に何重も頑丈に頑なに鍵をかけていた朋絵が、やっとの思いで解き放った本音を爆発させた『大好きーー!!!』の告白。
ありったけの想いと共に、自らの想い以外のすべてを白紙に戻して再スタートを切ったわけですね…あぁぁぁぁ切ない。
恋を諦めたくないという本音がループの原因ではありますが、孤独を羞恥と感じていた朋絵ですから、咲太が麻衣の元へ行ってしまうと「世界中でただ1人」の咲太が他の人のモノになり自分が1人になるのを恐れたから…というのも2度目のループ要因のひとつではないでしょうか。
1度目はグループから追い出されて孤独になるのが嫌で、そして2度目は本当の自分を理解してくれた彼氏の咲太を失って孤独になるのを恐れてループしたと考えるとしっくりきます。
ハッピーエンド…だったのか?
夏休み突入目前7月18日を繰り返すというのは想定の範囲内でしたが…、まさか6月27日まで戻っちゃうとはね…!!!
朋絵ちゃんすごいなー!!この幕引きは同じ女としてはかなり好感度アップでしたね!
ふっつーに7月19日に移行しちゃうより断然いい流れですし、気持ちの整理もつくんじゃないのかな…と。
麻衣先輩とラブラブな恋人関係成立し咲太的にはハッピーエンド。
しかし朋絵の立場とすると…バッド寄りのグッドエンドだったのかなと思います。
周囲の空気を読み続けたために精神的に追い詰められ思春期症候群を発症するくらいです。
イケメン先輩の告白イベントを発生させて友人と険悪な仲になり、クラスの居場所がなくなることは、朋絵としてはかなり勇気のいる行動に違いないでしょう。
従来までの彼女なら選び得なかった行動をとれたのは、咲太の存在がゆえなのですが…。
結果的には、時間は巻き戻ったものの記憶は据え置き。
7月18日の繰り返しの際に朋絵本人も言っていたように『毎日どんどん好きになる』とのことなので、咲太にありったけの告白をしたとしても朋絵の心の内では継続的に恋心は育っているのではないでしょうか。
ですが、一度きっぱりと振られていることで恋心は昇華してるとも考えられます。
まぁ、麻衣先輩から略奪してやろうとかの恋心ではなく、見守り愛というか…静かに温めている想いという感じかもしれません。
相手に告白してOKもらえて付き合うだけが恋じゃないんですよね。
気持ちに踏ん切りをつけて、実を結ばない恋心と気長に付き合うことを学んだからこその『大人にした』発言だったのでしょう。
というか実を結ばない恋なんて現実には腐るほどあるので、朋絵はこのタイミングで身を持って学べたことは彼女のかけがえのないない財産になりますよね…。
少なくとも薄っぺらい恋をしている同年代よりも一歩リードしたと思います!
▲この涙は朋絵の糧になること間違いなし!にしてもなんという神作画…!!
スポンサーリンク量子もつれとは?
私めちゃめちゃ文系なんで、青ブタで度々登場する物理学?数理学?関連はナンゾコレって感じなんですけどね←
今回も上手に全てを集約してくれた双葉が大好きです…!!
咲太がなぜ朋絵と一緒にループしていたのかという疑問の答えが、量子もつれの現象ではないかということでした。
双葉が言うには
離れた位置にある二つの粒子が何かの媒介を必要とせずに瞬時に情報を共有して動く奇妙な現象のこと
らしいです。
つまりは何かの拍子に2人がもつれてしまったが故に、咲太と朋絵は情報を共有し合う間柄になったということでしょうか。
かみ砕いてみてもよく分からないのですが、結局はあの尻の蹴り合いが今回のループに引きずり込まれた真相とのこと。
…とまぁ、う~ん…しかしながら「量子もつれのせいでループに巻き込まれちゃったよ☆」というオチはさすがに納得しがたいので、ここでは暫定的に量子もつれを持ち出したのかな~と捉えておきます。
個人的には、何らかの根拠があっての巻き込まれ体質、咲太も実は思春期症候群だから少女たちの問題に関与してまうという流れのほうがしっくりくるので、量子もつれも咲太だったから適用した不可解な現象程度に今は考えておきます。
スポンサーリンク咲太と国見の会話は伏線か?
今回、私的に結構印象に残ったのが電車内での咲太と国見の会話でした。
彼女持ちの国見に他に想いを寄せる女子がいたとして、気持ちに気付いてしまったらどう行動するか質問するシーンです。
「俺が気付いてんのバレてんのか」「まだバレていない」の会話の流れから…この想いを寄せる女子って絶対双葉のことを指してるじゃんね?とハラハラしてしまいました…!!
前回も突然現れた国見に戸惑ったり挙動不審になったりと、普段の冷静さを欠いた可愛さ爆発の行動の双葉ですから、まぁ気付くなというのが無理なのかもしれません。
今回の男同士の会話が朋絵だけではなく、双葉も込みで展開されているとするなら、国見は双葉の気持ちに気付いていて傍観している状態ってことになりますよね…。
何が正解かわからないと動きあぐねている節もありますし、国見がこのまま双葉の気持ちに気付いていないフリを続けるなら咲太を交えての友好関係は持続するでしょう。
ですが何かのタイミングでその不安定な均衡が崩れたとしたら…例えば国見の彼女が「私の彼氏に色目使ってんじゃねーよ!」とか「あんたの気持ちなんて国見も気付いてんだからね!」とか言ったら、双葉が大ダメージを受けて深い傷を負うのは目に見えてますよね。
今回の朋絵のように、本人に対して正式に告白をして玉砕するなら明るい再スタートが切れますが、外野から予期せぬデッドボールを食らったとしたら…かなり拗らせてしまうのではないかなぁ…と。
双葉も自身の恋愛絡みで思春期症候群を発症してしまうかも…と感じさせる描写がこれまでも挟まれていましたし、双葉の想いに国見が気付いていることを知らされてどう出るのか…冷静沈着なクールな表情がどう変化していくのかも今後の大きな見どころになるでしょう。
ネタバレが怖くてあまりネットで情報収集できていないのですが、咲太と国見の会話をここで挟んでくるあたり(朋絵も麻衣編で尻の蹴り合いシーンが導入されましたし)、次回は双葉編に移っていくのが予想されますね!(違ったら恥ずかしい!!)
おまけ:咲太の砂の城まとめ
都合7月18日を4回過ごした咲太ですが、海デートで作った砂の城が毎回ハイクオリティなので貼っておきます 笑
1回目
▲砂の城を作って流された方が敗け対決をします
▲朋絵のおおきなお尻が功を奏し朋絵の勝利
2回目
▲しれっと違う城を作っている咲太
3回目
▲え、これってバベルの塔?
4回目
4回目は江ノ島に行ったのでナシ
スポンサーリンク青春ブタ野郎はバニーガール先輩夢を見ない 6話感想
7話に繋がる今回引きは、雨の日に捨て猫というそれ何の少女漫画シチュエーション…?からの「牧之原翔子」。
彼女はかえでの問題の際に咲太の大きな精神的支えになってくれた「牧之原翔子」と同姓同名…。しかし見た目は明らかに幼く中学の制服を着ているようでしたね…!!
公式のキャラ紹介でもビフォーアフターのように並んで紹介されていたので、単なる同じ名前の別人物というわけではなさそう。
存在自体が大きな謎のベールに包まれた彼女こそ、思春期症候群の事象そのものに深く関わっている気がしますが果たして…。
さてさて、朋絵編も終わりましたのでTwitterの声も見ていきますね!
#青ブタ 6話
やっぱりループ入りましたねw夏休みとループする毎日がくると
うっ・・・頭がっ・・・!
エンドレスエイトにならなくて
本当によかった・・・ループ終わったと思ったら
まさかの6月27日まで遡って草。そこらのスタンド使いより
よっぽどやっかいだぜ— ひで (@hide0543) November 8, 2018
▲そうそう。元祖エンドレスエイトに比べると回数的には全然なんですけどね 笑 確か元祖は途方もない回数だったと思います。
そして厄介なスタンド使いも同意です!まさか6月27日まで遡ると思わずで驚きましたが、最善の選択でしたよね。女を上げたね朋絵ちゃん!!
✔青ブタ 6話
負けヒロイン…。
わかっていても、心がついてこない。
「好き」で雨が晴れる演出、
古賀の心が晴れたようで良き
でも、晴れると同時に”諦め”だね。
だからこそ”繰り返し”が終わる。
あー良き回、
やはり麻衣先輩デレたら最強はい!終わり方が最高!
次回から原作未読や…たのしみ— はづき (@soranomisuka) November 8, 2018
▲なるほど…負けヒロインでもあるのかぁ。
まぁ麻衣先輩という正妻がいるからして、途中からハッピーエンドは微塵も予想できませんでしたけど、晴れ晴れしい終わりで良かったですよね。
大きな声では言えませんが、高校生で付き合った2人が添い遂げるかどうかというと、駄目になっちゃうパターンの方が圧倒的に多いと思うんですよ実際。
だからこそ現在は諦めても、たとえ未練タラタラで想いを引きずったとしても絶対に無駄じゃない恋と言い切れるんじゃないかなと!
青春ブタ野郎はバニーガール先 第6話
何この居心地悪い通学路。「~前に卒業しといて良かった」ランキングにゆとり前で良かったとかSNSが発達前でよかったとか色々あったけど、そこそこ空気のいい学校出れて良かったというのは中々。これ古賀の記憶もループしてたら詰んでたなとふと思った。#青ブタ— Ckrywh (@Ckrywh) November 8, 2018
▲これも超わかりみ。青ブタみたいなイマドキの高校生事情を見せつけられると私の豆腐メンタルじゃ通い続けられないなと思います(真剣)
今回、演出もすごく素敵でしたね…!!!
告白したら雨が上がるとかさー本当いい仕事してますよね!
キャラの心理を仄めかすのに天候はたびたび使われますが、告白シーンからの雨上がり描写はまさしく神だと思っています。
周囲から浮くことを嫌っていた朋絵が、過去の自分も今の背伸びした自分もひっるめて大事にしてあげたことで、浮くことを個性もしくは美しさとして認知してあげられたからこそ切り開けた未来だったのかなと思います。
結果的にカースト上位のグループからはハブられても、朋絵の事を認めてくれた子が他にもいて良かったね…
にしても前話の海で落とし物した彼女も伏線だったんですね…目立つグループにいても何かこの子は系統が違って気が合うかも?!って子がなぜかいて、それが彼女にとっての朋絵だったんですよね。うん良かった。
牧之原翔子の正体、そして双葉の恋の行方など今後も目が離せません!
それでは次回もお会いできますように!
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コメント
こんにちはひろです。
いい終わり方でした。
次は双葉編です。次回は、国見をめぐる女の闘いを予想しています。(笑)
それではまた
いつもコメントありがとうございます!
すっきりする終わり方で良かったですね。
やはり次回は双葉編ですか!!
双葉が傷ついて疲弊しそうでかなりドキドキではあるのですが、辛い恋を経て成長して欲しいと思います!
けれど国見の彼女も良い子ってわけでもなさそうなのでもしかしたらもしかするのかも…?
期待して7話を待ちましょう!!