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青ブタ11話感想・考察!かえでの記憶喪失の理由とは【青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない】

な…なんだってー!!!?(白目)

AパートBパート共にリア充イチャコラカップルにニマニマしつつ、兄妹&姉妹の平和なWデート(?)にほっこりしながら凪のような心境で視聴していましたが、一転、心がざわりと波立つ驚きの急展開…!!

ごきげんよう。青ブタ』こと「青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない」担当の模造紙です。

梓川兄妹も麻衣&のどか姉妹もめちゃめちゃいい感じでしたよね…(親は不在だけど)両家族水入らずでおでかけするとか、え、何これ結婚秒読みじゃないのっていうな!

冒頭の完全無欠の麻衣さん記者会見といい、咲太と麻衣さんの「こっちの方が好きなんだから」という甘酸っぱい応酬といい本当心底どっちでもいいよ!(褒め言葉)

からの引きでの一気に急降下させる話運びの巧みさといったらもう…!!やっぱり主人公周りは一筋縄では行かないですよね…!!

というわけで、今回はかえでの思春期症候群の原因と現状について、そして牧之原翔子についても考えていきたいと思います。

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梓川かえでの思春期症候群まとめ【11話終了時点】

1話からずっと兄・咲太の傍らで献身的に真の妹道を極めるため勤しんでいたかえで。

いじらしく愛らしい姿はまさにTHE・萌えが大集結した妹ちゃんって感じで、かえでの存在は過酷なエピソードのなかでの一種の清涼剤のようでした。

故に忘れがちになってしまうのですが、かえでも思春期症候群の当事者であり今現在も完全に克服したわけではなかったのです。

思春期症候群が治癒したわけではなく…

1話より咲太が出会い、不可思議な現象に巻き込まれた“桜島麻衣”、“古賀朋絵”、“双葉理央”、“豊浜のどか”の4人の少女は、心の奥底に抱えた難題と対峙し思春期症候群を打ち破ることに成功します。

一方、かえでの現状は「治癒した」という表現は適切ではなく、どちらかというと今現在は一時的に症状が治まっている「寛解」や「好転」が妥当だと思います。

ちなみに「寛解」は聞きなれない言葉ですが、精神疾患の分野において心の病が改善に向かい普通の生活や社会的に問題なく過ごせる状態になった時に用いられる用語です。

心の病を患っている人の症状が落ち着き、服薬しなくても就労したり生活できるレベルに至ると「寛解状態」と言われますが、実はこの調子が凄く良くて物事がうまく行きそうに感じる時期というのが特に要注意だとされています。

かえでの今回の様子も精神疾患(主にうつ病など)が快方に向かい社会復帰に目を向けた時と似通っていて、心の状態が安定し調子よく過ごせるようになると何事も障壁なく事が運ぶような気持ちになります。

それは人間の本来持っている心理としては至極自然なことであり、やる気や希望がないと人は前には進めません。

かえでが今のまま停滞することに躊躇し、外の世界に一歩踏み出すことを考え始めたのも、兄の周囲で他の少女たちが変わっていく様子を目の当たりにしたからですよね。

青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない かえで

©2018 鴨志田 一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/青ブタ Project

極めつけは冒頭の麻衣さんの記者会見です。

兄やおそらく将来義理の姉になるであろう女性も、後ろを振り向かず直面した困難からも目を逸らさず常に歩みを止めずに生きている。

そんな強さを持つ人々と自分の対比に、このままではいけないと思ったから。

けれど、かえでの受けた心の傷の大きさから考えると、短期間で一気に進み過ぎた故に再発してしまった…といったところでしょうか。

精神疾患の分野では特段『再発防止』を重要に考えます。

普通の人でもふとしたきっかけで心に傷を負い生きにくくなるリスクは十二分にありますが、一度発症してしまうと非常に調子が良くて治ってしまった(=寛解の状態)になっても再発する可能性がすこぶる高いのが事実です。

私はもう大丈夫と思っていても、うまくコントロールできているだけで再発に陥る危険性を孕んでいるんですね。

原因から考える

かえでの思春期症候群の原因は、クラスのグループメッセージの既読無視から由来するイジメでした。

年代的にはかえでの親世代に近い私としては、「え?そんなことがイジメの原因に??」と思うわけですが、これだけネットやスマホが普及した時代ですから…驚きと同時に恐ろしさが上回ります。

当時の事象からはネット環境やメディアから遠ざかることで症状は改善しましたが、辛辣な見方をすると外界刺激をシャットアウトするという措置対策をとったに過ぎません。問題を先送りにしたに過ぎないという…。

しかしながら、その時は何よりもかえでの心を守り実体に外傷を受けないようにすることが最優先事項だったでしょうから、対応が正しかったのも確かです。

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なぜ再びかえでに痣が現れた?

「ネットやSNSから発せられる誹謗中傷から受ける傷が実体化する」というのが、かえでの思春期症候群でした。

それが外界に目を向け始めた今になって現れたのは何故でしょうか?

青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない かえで

©2018 鴨志田 一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/青ブタ Project

今現在、かえでを批判したり傷つける相手は誰もいません。咲太の周りに集まる女子は不思議なほどに女子特有の陰湿さがありませんしね 笑

ゆえにかえでの接触する人間(咲太が家に連れて来た少女たち)が心無い言葉浴びせると考え辛いです。

考えられるのは、過去のトラウマを思い返したり夢に見てしまったから。

または今回頑張り過ぎて知恵熱を出してしまったりなど、肉体が耐えうるキャパ以上に頑張ってしまったが故にカラダが警告を発している

もしくは、かえで自身が観測する人格がひとつではない場合です。

▲以上の点に関しては、今回の引きでかえで編の肝となる「記憶がない」ことに関与するので下でまとめて考察していきます。

「かえでは記憶がない」の意味

このまま徐々に外に慣れていき不登校も克服しちゃって大団円…といきませんよね。

じつは「記憶がない」というとんでもない爆弾を抱えていたかえで。

青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない かえで 咲太 麻衣 のどか

©2018 鴨志田 一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/青ブタ Project

11話の双葉との会話で「麻衣にも話していない秘密」は、かえでの記憶喪失の件でしょうから、かえでがさらに一歩進むためには記憶喪失と向き合い何らかの対策をするのが不可欠でしょう。

では「記憶がない」発言から実際に考えられるパターンはなんでしょうか。

単なる記憶喪失か

韓流ドラマでお決まりの盛り上げ展開のアレ。

実体化して受けた傷や怪我が酷すぎて脳に何らかの損傷が発生してしまったパターンです。

もしくは、心を守るために記憶を抹消してしまったとか。

多重人格・解離性同一性障害

おそらくは解離性同一性障害である可能性が高いと思います。

この説を補強する考えとなるのが、双葉の思春期症候群です。

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ある少女の話で登場した用語や仮説が、次のケースの伏線だったという流れが今までもありましたよね。

双葉編では、肉体にコンプレックスを持った双葉が2つの人格と実体を観測したことで同一人物が2人いる状態になりました。

私がこの考えに至ったベースに、多重人格――解離性同一性障害を述べています。

この解離性同一性障害を連想させる双葉のケースがかえで編の伏線だったのではと考えていて、双葉の場合は自身の外見が大きく起因していたため、人格と同時に肉体も分離してしまいました。

ですが、かえでのケースは心理的な外傷がそのまま実体に反映されています。

逆に言うと、本来の自分を安全な場所に置いて心が傷つかないようにすれば実体は害を受けず安全です。

これは実際には、咲太がかえでに対して行った処置(前述した物理的に外界とシャットアウトする)と同じですが、かえでも心の内で同じことを行っていたのではないでしょうか。

“表のかえで”は心無い誹謗中傷から大きく深いトラウマを負ってしまい、外の世界や人の目が怖くなってこれ以上の抑圧には耐えられないと心の奥底に隠れてしまった。代わりに出て来たのが、何も知らない“もうひとりのかえで”だったとしたら?

今現在、過ごしているかえでは本来のかえでの人格ではない、トラウマから逃れるために出現した別人格なのではないでしょうか。

睡眠をとって意識が途切れることで症状が進行する、というのも思春期症候群の特徴のようですし、ある日目覚めたらイジメのことも不可解な事象のことを何も覚えていないかえでになっていた――というのは有りえそうです。

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牧之原翔子の現象も似通っている?

青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない 牧之原翔子

©2018 鴨志田 一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/青ブタ Project

もう一点、牧之原翔子のケースも観測者が実体を2人認識したことによる現象なのかもしれません。

青ブタでは全編通して、“観測者”が“肉体(実体)”をどのように認識するかによって様々な事象が発生しています。

麻衣さんのように、学校生徒を筆頭とした他人を観測者とするケースもあれば、朋絵の場合は自分自身が観測者となり実体を移動させることでループ現象をおこしていました。

双葉やおそらくは今回のかえでの場合も、異なる2つの人格を自分自身で観測することによって引き起こされた事象です。

翔子のケースは年齢的な外見は違っていても同一人物だと認識できる程度に酷似している――よく似た姉妹だと言えるレベルで似ています。

しかしながら、中学生の外見の翔子は同姓同名のそんな人物知らないというのですから謎は深まるばかり…。

そして高校に在籍しているハズの牧之原翔子は存在すらしていなかった――。

それらが示す考えうる答えは、この2人は観測者が周囲に認識させている実体であり“本来の牧之原翔子”は別にいるのではないのかということです。

何がどうなって外見年齢の異なる自分を実体化しているのかは不明ですが、これまでの少女たちの事例を考えると何らおかしくありません。

肉体年齢を自在に操れるケースも

もしくは老いや若返りを無自覚or自分の意思でコントロールできるパターンもありそうです。

ただ、これだと咲太のことを一切覚えていないので記憶が一旦リセットされているのは何故かとか、普通に生活する上で困ったことになるため非常に不可解なんですよね。

牧之原翔子に関しては、来年公開される劇場版「青春ブタ野郎はゆめ見る少女の夢を見ない」でピックアップされるそうなので、彼女の真実が判明するのはまだ先になりそうです…!

しかしながら、アニメ本編中にも劇場版に向けての伏線が散りばめられていそうなので「あそこのくだりがここに生きるのか」とか「あれが伏線だったのか」と驚かせてくれる部分も多そうなので、しっかりと復習しておきたいですね!

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青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない 11話感想

▼ぶり大根作る麻衣さん最強過ぎませんか…!!!

青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない ぶり大根

©2018 鴨志田 一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/青ブタ Project

ぶり大根は身がパサパサになりがちなんですが麻衣さんの料理スキルどうなってんの…完璧超人すぎる。

そして糖度が!すさまじいことに!!!なっていましたね…!!!!(落ち着け)普通に見ながら口元緩んでいましたよ← そんな甘ったるい物語進行で次回へ…かと思いきやの大どんでん返しで続きが気になり過ぎるというもので…

あのかえでの幼馴染のメガネ女子…彼女が今後のキーパーソンになったりするのでしょうか。

にしても、かえでが転校してから危害を加えていた側の生徒が吊し上げられて制裁を加えられたとか、さらっと挟んでいましたが実に恐ろしいですよね…イジメの連鎖怖い。

それではTwitterの声も見ていきますね!

▲麻衣さんは本当に出来た正妻ですよね…!! まだ若いし何がきっかけでぽしゃるかわからないし、とりあえずお付き合いは否定するのかと思っていたら何という正々堂々さ!良い意味で強かだし逞しいうえに貞操観念は固めという圧倒的ヒロイン力…ゴクリ。

客観的には急激な妹の変化に良くない兆候を感じつつも、やる気の見え始めた妹をバッサリ否定はできないですよね。悪い予感を感じていても見守るしかない心境辛い…。

▲かえでが目標を作って外に出ようとするくだりは本当に胸に詰まるものがありますね…。

今回の考察では、かなり精神疾患を引き合いにだして掘り下げましたが、当時のかえでの状況も実体化した傷や痣以外はPTSDやうつ状態って感じで周囲の大人は見たでしょうから、自分でやった(自傷行為)んじゃないかとか厳しい言葉も浴びせられたんじゃないかなと。

クラスメイトのイジメだけではなく、周囲の大人の冷ややかな対応や理解してくれない両親の態度もかえでに大きく影響してしまったのではないでしょうか…。

今後の展開、きっと涙腺決壊するに違いありません。

かえでに救いがあらんことを願いつつ…次回記事でもお会いできまように!!

【青ブタ】青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない感想・考察・解説記事まとめ
"青ブタ"こと『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』の記事を毎話更新していきます。 ...
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コメント

  1. ひろ より:

    こんにちは ひろです。
    今回は、かえで編したね。 いままで、かえでが引きこもりなのに比較的明るいキャラでいたのに少し違和感があったのですが、過去の記憶がなくなっていることでふに落ちました。記憶をなくしたのは、模造紙さんは解離性同一性障害ではないかと考察されていますが、私はもう少し単純で、過去の強いストレスから人格を守るために、無意識に過去の記憶を封印したのではないかと考えています。もしかしたら、自分の父親母親のことも忘れてしまったのではないでしょうか。肉親は咲太しかいないと思っているかもしれません。
    それをかえでの母親はうけいれることができなかったのではないでしょうか。
     今後、過去の記憶を取り戻す過程で、思春期症候群が再発し、その影響で咲太の体にも異変がおきるのではないでしょうか。
     最後は、牧之原翔子さんとのふれあいの中でかえで本人が過去を吹っ切れることで、思春期症候群から脱却できるのではと想像しています。
     ちなみに、翔子さんのほうが、2つの人格(高校生の翔子と中学生の翔子)が一つの実体を共有していて、時々入れ替わてしまっているのではないかと思っています。ここら辺は劇場版で明らかにされると期待しています。
     かえで編もハッピーエンドでおわってほしいですね。
    来週もよろしくお願いします。

    • mozoushi より:

      >ひろさん
      いつも丁寧なコメントありがとうございます!
      毎回かなり見込んで鋭い切り口のご意見を頂戴できてとても参考になります。
      確かに、もっと単純な辛い過去から逃れるための記憶改変の可能性も大いにありそうですよね。
      あるいは、かえでが何らかの理由で故意に忘れたフリをしているとか…も考えたのですが、さすがにそれは荒れそうなのでないでしょう(笑)
      咲太の胸の傷の件も、あわせてかえで編で謎が解き明かされる流れでしょうし残り2話ですが見どころ満載で楽しみです!

  2. ひろ より:

    こんにちは ひろです。
     もうひとつ思いついたことがあったので、追加でコメントさせていただきます。
     咲太と双葉の関係ですが、今回 かえでが記憶をなくていることは 双葉は知っていたと見受けられます。自分の彼女にも打ち明けていない家族の秘密を、双葉には相談していたとしたら、それほど双葉を信頼するに足りる咲太と双葉のそもそもの知り合うきっかけはなんだったのでしょうか。かえでの思春期症候群騒動のときは、咲太はまだ中学生で、双葉や国見とはまだ知り合ってなかったような気もしますが、もしかして、咲太と双葉は中学の時からの知り合いで、かえでの騒動の時も双葉も絡んでいたのでしょうか。あと2話で咲太と双葉の出会いは描かれないと思いますが、原作にはそこらへんも書かれているのかなと思っています。
     本来なら、咲太は麻衣さんに恋をする前に、双葉に恋心を抱いてもおかしくないはずなのですが、いつもの双葉のそっけない態度とかえでの騒動以後他人と関わることに興味をなくした結果、双葉とは友達以上 恋人未満の関係になってしまったのかもしれませんね。もしかしたら過去に咲太は双葉に告白したが、双葉がふった展開があったのかと妄想してしまいます。
     劇場版までみてから、原作一気読みしてみたいと思います。
    それではまた来週お願いします。

    • mozoushi より:

      確か双葉編において、咲太と双葉の出会いの描写が挟まれていました。
      変わり者と噂が広まっている咲太に対して「梓川は人目が気にならないなんて変わっている」というニュアンスで話しかけるのが、2人の距離が近づくきっかけだったと記憶しています。
      高校からの友人なら親密になって1年ちょっと…。友情の尺度を歳月だけで決して計ることはできませんから、日常の関わりから双葉は信頼できる人物だと咲太の第六感が告げたのかなと勝手に納得していました。
      大切過ぎる相手だからこそ、安易に重大な秘密を打ち明けられないことってありますし。咲太が麻衣さんに明かすのを躊躇したのもその理由があったからなのでは。
      ですが、双葉←咲太もなかなかに創作意欲をかき立てる面白い関係ですよね。
      私も原作一気読みしちゃうと思います笑
      劇場版も楽しみですね!

  3. 名無し より:

     原作既読の者ですが、大変丁寧な考察にかなり驚きました。ここまでの話でここまで読み取れるとは…ぜひ見習いたいアニメの見方です。ありがとうございます。

    • mozoushi より:

      >名無しさん
      コメントありがとうございます。
      原作既読の方なんですね!有り難いお言葉いたみいります…!!
      初見の稚拙な深読みに過ぎませんが、そういって頂けると憂いです。
      噂ではかなり元のエピソードや会話を端折っていると聞くので、アニメ終了後には是非原作を読破したいと考えています。
      貴重なご意見ありがとうございます。よろしければまた覗いてやってください!