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銀河英雄伝説(新銀英伝)8話感想・考察・比較!皇帝は目的を知ってる?

ゼッフルゼッフル……!!!(;´Д`)

ごきげんよう。銀河英雄伝説ノイエ版担当の模造紙です。

いや~…確かに原作小説ではカストロプの動乱はサラッと風味だったけど、まさか10分でカストロプ公があぽんしちゃうとは想定外でした!

旧OVAでは1話分の尺を使っていたところを、新アニメでは「冷徹なる義眼」と合わせて前半+後半で構成したら、そりゃあっと言う間の鎮圧になりますよね。

キルヒアイス推しの私としては、物足りなさや虚無感を抱えながらの8話観賞でした…しょぼん…。

ラインハルト元帥府の提督たちや、国務尚書のリヒテンラーデ候マリーンドルフ伯オーベルシュタインなど。

ラインハルト覇業の道に深く関わる人物たちが数多く登場した今回。

なかでも特段気になったのが、皇帝・フリードリヒ4世

今回は、皇帝はラインハルトの野望について知っているのか否かについて考察を進めたいと思います。

宜しくお付き合い下さいませ!

【 注意!!!! 】

この記事は、銀河英雄伝説の旧作OVA(石黒版)本伝&外伝を視聴済み原作小説は途中で挫折(笑)した私が、旧アニメと原作小説との比較や、今後の展開やキャラの行く末などのネタバレも交えつつ、銀河英雄伝説 Die Neue Theseを視聴した感想および考察を記しています。

初見の方やネタバレ食らいたくないという方は回れ右でお戻り下さい。

ちなみに、銀英伝に対する愛は十二分にあるものの信者の域に達してはいませんので、ライトなファンによる駄文として考えて頂ければ幸いです。

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皇帝・フリードリヒ4世とは

銀河帝国ゴールデンバウム王朝の第36代皇帝かつ、事実上の最後の皇帝である人物です。

そして、ラインハルトの姉のアンネローゼを寵姫として迎えた人物でもあります。

この件がラインハルトに反ゴールデンバウム王朝の野望を植え付けた最大のファクターでしたよね。

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▲3話で詳しく紹介されていました。

8話終盤、バラ温室(バラ庭園じゃなかった!)にて宰相であるリヒンテンラーデ候から、ラインハルトに権力を与え過ぎではないか、彼が王朝に対して簒奪の意思を持つ恐れがあるとの注意を促かされたのに対しての、皇帝の発言。

これにはリヒテンラーデ候同様に、戦慄を覚えた方も少なくないでしょう。

(私も知っていながら、おぉぉぉうっ!となってました)

皇帝はゴールデンバウム王朝の終焉を予期していた?

人類の創成と共にゴールデンバウム王朝があった訳ではない

不死の人間がおらぬと同様、不滅の国家もない。余の代で銀河帝国が絶えて悪い道理がなかろう

どうせ滅びるなら、せいぜい華麗に滅びるがよいのだ

今回のカストロプ公を始めとした門閥貴族、軍上層部のお偉い方は地位と名誉と権力に固執しています。

その中にあって、フリードリヒ4世のこの発言。

皇帝の口から出るには、おおよそらしくない発言です。

フリードリヒ4世の憐れさから出た言葉だったのかも

フリードリヒ4世は、本来は帝位継承を持つ立場ではありませんでした。

若いころ、まったく国の在り様に興味がなく、放浪者同然で遊び歩いていたフリードリヒ4世。

先帝からは勘当寸前の扱いを受けており、周囲も彼のことを皇帝の血筋として接しては来なかったんですね。

フリードリヒ4世には優秀な兄と弟がいて、次期皇帝の座を争っていました。しかし、共倒れで2人ともタヒんでしまったため、唯一生き残った先帝の息子である彼が棚ぼた状態で皇帝の座を継ぐことになったわけです。

皇帝になっても国政への関心の無さは変わりません。

趣味の庭いじりに没頭したり、女好きは変わることなく、周囲からも凡庸な皇帝と見られていました。

(まぁ、頂点に立つ者としてある程度の好色は良しとされますが)

だからこそ、上記のあの戦慄の発言が飛び出したのでしょうね。

地位や権力にはこだわりがない

自分が皇帝になった途端、私利私欲のためにすりよる貴族や、軍上層部。

そんな諸々に嫌気がさして…というわけではなく、むしろどうでもいいって思っていそう。

▲フリードリヒ4世の比較画像で、面白いのがあったので貼っておきますね!

フジリュー版あかん。

おっと、ノイエ版に話を戻しましょう。

演出なのか中の人の技量なのか、不思議なことに愚かな皇帝や暴君とは感じられません。

自分、政治とかイゼルローンとか全然興味ないもん

精魂込めて育てたバラしか興味わかないんで

みたいな無気力さ?凄くいいですね←

もしや隠れた名君なのではないか?実は賢帝なのかも?とさえ感じさせられます。

王朝の終焉を予期していたが、自分ではそれを押し留める力量がないのをわかっていた。ならば現王朝に変わる新たな体制を作り変える英雄を…と考えたのかもしれませんね。

状況を判断できる能力はあっても、国を立て直すだけの力はなかった。

現実から目をそらしたくて帝位継承から逃げたのに転がり込んで来てしまった皇帝の座…。

しかし、皇帝になっても内部から改革するだけのやる気もなければ、王朝に対する思い入れもない…

(多分、皇帝が改革しようとしたら貴族連中がクーデター起こして、おじゃんになりそう…という予感もあったのでは)

以上のような未来を予想できる才覚があっただけに、ゴールデンバウム王朝を終わらせる自分ではない誰か=ラインハルトにやらせたのでしょう。

原作や旧OVAでは、皇帝は王朝の終わりを予見していて、そのために意図的にラインハルトを引き上げたのではと、暗に臭わせています。

まぁ、ラインハルトの覇業がフリードリヒ4世の描いたシナリオに沿ったものだとすれば、かなり底の深い人物だと言えますね。

意図してラインハルトに権力を与えているとしたら…

終焉に向かっている王朝を、新たな英雄の登場という幕引きで華麗に散らせるために、ラインハルトに白羽の矢を立てたとしたなら…。

フリードリヒ4世は、ラインハルトの野望をわかっていながら、権力を与え、引き上げているということになります。

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オーベルシュタインを旗下に加えたか…

三長官にイゼルローン失墜のお咎めなしを進言することで貸しを作り、オーベルシュタインを元帥府に招き入れることに成功したラインハルト。

オーベルシュタインの逆圧迫面接、凄まじかったですね…!!

銀貨英雄伝説 オーベルシュタイン

©田中芳樹/松竹・Production I.G

ラインハルトは、謀略など汚い方面を一手に担ってもらう算段でオーベルシュタインを手に入れたわけですが、どうやらキルヒアイスは納得していない様子。

頭脳明晰だし、参謀としても使いどころは豊富なオーベルシュタインですが、なんせ曲者すぎて腹の底では何を考えているか分からない…といったところでしょうか。

幼馴染として親友として、そして野望を誓い合った同志のラインハルトとキルヒアイス。

これまでは同じ方向を見ていた2人ですが、お互いの考えが大きくすれ違ったのがこの時点。

オーベルシュタイン…確かにラインハルト陣営には超必要な人物なんですけど…キルヒアイスの気持ちを考えるとやるせなくなります…。

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銀河英雄伝説8話の感想

ラインハルト陣営の提督たちが登場しましたね!とりあえず、ルッツとワーレンの見分けがつくようになって良かった…!!!

ルッツ若いなー。そして、ワーレンの顎がものすごいことになってるww

カストロプ公がギリシャ設定ではなく、ロシア歌劇の登場人物っぽくなったのも笑いました。

旧版のアニオリだと分かりつつも、強烈なイメージを植え付けたのは凄すぎですね…!!

また、今回は双璧が喋ったのでSNSも沸いてました!!

双璧が喋るまでは見続けようってファンもいたでしょうね。

というか、ミッターマイヤーは安定したミッターマイヤーで安心(どの媒体でもちゃんとミッターマイヤーってわかる風貌)

提督たちがキルアイスに勅命が下りて、非難とヤッカミで悔しそうにしている描写も良かったですね。

皇帝直々の出撃の命令を請けたってだけで、軍人にとっては誉高くハクがつきますからね。ラインハルト旗下の面々の性格や個性がよくわかるシーンだと思いました。

そして、ラインハルトの赤毛ノッポさんの前髪サッサ…ありがとうございます!

ところで、初見さん的にノイエ銀英伝はどんな感じなんでしょう?ネット上では、原作からのファンの声は多く見かけるものの、あまり初見さんの感想って見つからないんですよね…。

というわけで、ノイエ版から銀英伝に入ったよって方のコメントもお待ちしています!!

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それでは次回記事で、またお会いできますように!

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コメント

  1. 名無し より:

    またお邪魔します。6話で今迄で一番出来が良かったと書き込みをした者です。ご指摘通り早かったですねーカストロプ動乱。駆け足しの展開には馴れたつもりでしたが、さすがにこれには驚きました。

    今回笑わせてもらったのが、カストロプが命令を下す→周囲の者が進言して諌める→怒ったカストロプが発言者を殴る。これを3回も繰り返した所ですね。思わず「コントかどつき漫才かよ」と言いたくなりました。諫言すると殴るのがお約束ってマクシミリアンあなたはいったい…。

    真面目に書くと新作はキャラクターの人となりを描くのがやっぱり上手くないですね。7話のシェーンコップの時もそうですが、女たらしとしてのキャラを出す為にわざわざ「口説かなきゃならない女性」とか発言させたり、はっきり言うと浅はかなんですよ。

    カストロプのキャラも「部下をどつき回す=悪い人」に見せる為の単純な意図にしか見えません。まあ主様も仰ってる10分で終わる動乱だからキャラクター性も何もあった物じゃありませんけど。

    ご指摘の初見の方の感想ですが確かに少ないですね。残念ですが8話まで来てこの反応の少なさは、初見さんが喰い付いてないからだと思います。主様も今まで見てお分かりだと思いますが、これだけ詰め込んで駆け足でやって初見さんが理解するのはかなり高いハードルではないでしょうか。数少ない初見さんの「見てて単純に面白くない、何を伝えたいのか分からない」と言う感想は見た事がありますし。

    まあ初見さんの実際の反響が確認出来るのは来年の映画版でしょうね。自分は下手すると製作中止になると見ています。旧作ファンが高い入館料を払って見に行くとも思えませんし、そうなると頼みの綱は初見さんだけでしょうから。

    • mozoushi より:

      >名無しさん
      またまたコメントありがとうございます!
      10分で終了する動乱って…キルヒアイスの見せ場も何もあったものじゃなかったですね。
      マリーンドルフ伯が拘束された理由や、いきなり艦隊戦に突入した点など、省略しすぎた故にテンポも悪く残念でした。
      カストロプ公の部下が何か言ったらとにかく殴るという動作、わかりやすい馬鹿のボンボンの演出でしょうが、面白くても世界観ぶち壊しで上手くはなかったですね。

      >数少ない初見さんの「見てて単純に面白くない、何を伝えたいのか分からない」と言う感想

      そうなんですね!まだ序盤3話くらいまではチラホラとSNSで感想を見かけたのですが、最近はさっぱりで…
      やはり初見さんは離れてるか、見てたとしても呟いたりネットに感想をあげるほどには響いてないってことなんでしょうね。
      また、来年映画のご意見については成程納得です!
      対価をはらってまで見る価値があるかどうか…結構露骨に数字に現れそうではありますね。
      ただ、ここまで旧作ファンの反応しか拾えないとなると果たして…(震え)
      丁寧なご意見ありがとうございました!今後も当サイトをよろしくおねがいいたします!

  2. はるよし より:

    こんにちは! 今週も人物を含め作画レベルが高かったので楽しめました。
    バルバロッサも細部までカッコよかったです。

    個人的には、ラインハルトが三長官職就任を辞退した際のリヒテンラーデ侯の名ゼリフ「若さに似合わぬ伯の見識、臣は感服いたしました・・・」のくだりがカットされていた事が残念です。

    • mozoushi より:

      >はるよしさん
      またまたコメントありがとうございます!
      バルバロッサ!格好良かったですね…!!人物描写は残念な点が目につきますが、メカニックは素敵だと思います。

      意外なセリフがバッサリカットされていたりと、地味にショックを受けますよね。
      ノイエ版はリヒテンラーデ候よりも皇帝に深みを持たせたいのかなとも受け取れますし、それがセリフの省略にも繋がっているのかも…。
      来週も楽しみですね!また覗きにきていただければ幸いです。ありがとうございました!

  3. ヤマネ より:

    銀英伝は少し前に原作1巻だけ読み(面白かったけど本編全10巻という分量に気圧されて続きは読めてない)、旧OVAは某所で無料配信されている1話だけ見たほぼ初見の者です。

    新版は毎週楽しみに追ってますよ。下手したら今期のアニメで一番楽しみなくらいです。粗を探すほうが難しいレベルに良くできていると個人的には思っています。昔からのファンの感想を見ても「そこ叩くところ!?」と驚くことが多いです。

    ヤンのイゼルローン陥落後の台詞とか人間味が薄いと言われていましたが、個人的にはむしろ珍しくキレててヤンが人間臭くなってきたと感じましたから。

    あとキャラデザの問題で、ラインハルトが絶世の美青年というよりただのイケメンになってしまっているというような意見も見たことがありますが、男性の私でもドキッとするくらいには美青年だと思うんですけどね。別にBL趣味はないのですが。
    キャラデザに文句があるとすれば、ヤンが若すぎるというのと、横顔に少し違和感があるぐらいでしょうか。

    今回は動乱鎮圧があっさりしすぎと仰られていますが、あっさり終わったのはキルヒアイスがそれだけ優秀だからだろうと勝手に納得してました。旧版は1話使っていたんですね。

    話を聞いていると、旧版はテンポを犠牲にして徹底的に深さに拘ったという印象を持ちます。政治劇は嫌いじゃないので、いつかは触れたいと思っていますが……本編全110話か……。

    • mozoushi より:

      >ヤマネさん
      コメントありがとうございます!
      当サイトの色々な考察記事を読んで下さっているみたいで、本当にありがとうございます。
      また、新銀英伝初見の方の貴重なご意見…待ってました!本当に貴重過ぎて感動しています(笑)
      ネット界隈では、どうしても古参ファンの意見が目立ってしまって、根っこの部分には作品に対する愛かあるのは判っていても行き過ぎた批判にも感じますね。
      別作品として捉えたいとは思いつつも、原作や旧版が偉大過ぎてなかなか難しいです。
      ですが、ヤマネさんのように毎週楽しみに追ってくれている初見の方もいらっしゃるようで安心致しました。

      仰るように、旧版は淡々と歴史が刻まれていく感じで人間ドラマと政治劇を徹底的に追求しています。
      故に、物語の深さと長さで途中脱落する方も多いとも聞きますが、ハマる人はとことんハマるので是非!

  4. オーベルシュタインの猫 より:

    初めまして。
    原作未読、前アニメシリーズ1~3期まで見て4期はトビトビだった者です。
    4期トビトビの理由は対立構造の変化にテンションが持ちませんでした(新規の方のために詳細は伏せます)

    他の方ご指摘のシェーンコップの台詞の件ですが、今作は単に表現の配分が違うからじゃないでしょうか。さほど女垂らしを前面に押し出す気ないとか。
    もっともジェシカに詫びるポーズで「あ、この人たらしだw」と思いましたがw

    でもカストロプ公は同意です。
    “部下に裏切られて当然な人”の表現方法はもっと別の方法があったんではないかと思います。
    例えば横領=金に汚い家ということで、戦闘の最中艦橋で側近の目の前で彼の妻に札束チラつかせて不貞働かせようとするとか。

    というか、前作(もしくは原作)でこうだったのに表現が不十分だ、は逆にそうじゃなければならないんですか?
    声多ければ多いほど「古参うぜぇ」って新規離れると思うのですが。

    「見てて単純に面白くない、何を伝えたいのか分からない」は、しょうがないとも鋭いとも思います。
    3話程度ではまだ序章で舞台整ってませんし、戦場のやり取りが主題じゃありませんし。
    それを見抜いたせっかちな発言とも取れますし。
    結論を急ぐ現代人には冒頭でラインハルトが過去を振り返るまとめ的なモノローグという安直な方法のほうが良かったのかも知れません。
    ※小説などで冒頭回想から入り過去へ飛ぶのは安直な手でどんなに内容面白くてもコンテストでは必ず落ちると聞きました。

    各所で古参の方の比較した声が聞こえてきますが、副題の意味が新説だそうなのであまり違う違う騒がず気楽に楽しむという体でいいんじゃないかと思います。でないと新規云々より古参ファンがこの新作を潰す事になると思います。
    もっとも前作サイコーな方には願ったり叶ったりかもしれませんが。

    • mozoushi より:

      >オーベルシュタインの猫さん
      コメントありがとうございます。

      小説の冒頭回想は安直な手とされているんですね!初耳でした。
      使い古された表現方法と見做されるからってことなんでしょうかね?
      まぁ、これだけ様々な媒体で多くの作品がありますから、表現方法がかぶったり物語が似たり寄ったりになるのはある程度無理もありませんが、銀英伝のような根強い昔ながらのファンがいる作品では、いかような手法や演出をとっても、批判はつきもので比較されて当たり前とも言えますよね。
      逆に反応がなかったり、全方位から絶賛の嵐なのも違和感しかないですが 笑

      古参ファンが新作を潰す…は同意ですね。
      温かい目でというのも加減が難しいですが、愛あるからこその発言ですから、制作側も大変なのでしょう。
      新規の方も、古参のウザいコメントが目に付くなら呟き感想ブログを見ないなどの自衛も必要でしょうし
      見る本人が割り切って視聴する態度が一番重要なのかも…。

      ご意見とても興味深く拝読しました。私もこうやって様々な立場の方のご意見がうかがえて勉強になります。
      ありがとうございました。