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約束のネバーランド4話感想・考察・解説!ノーマンの罠の内容【約ネバ】

※本記事は“約束のネバーランド”原作未読者による考察記事であり、ネタバレの心配はございません。初見勢による考察をお楽しみください。

やっぱお前か……!!

シスタークローネ劇場に謎の安堵を感じる、約束のネバーランド考察担当の模造紙です。

さて前回は▼ママに情報を流している内通者は誰なのか?について考えたのですが

約束のネバーランド3話感想・考察!内通者は誰なのか?【約ネバ】
※本記事は“約束のネバーランド”原作未読者による考察記事であり、ネタバレの心配はございません。初見勢による考察をお楽しみくだ...

出荷現場目撃組の協力者(を装っていた?)であるレイがママのスパイである事が判明してしまいました…!!!

個人的には「何やらノーマンが罠を張ったのか…?んん…?なんだ…?」という頭の悪いことを考えつつ見ていたわけですが、真面目にノーマンがレイに仕掛けた罠について&ノーマンとレイそれぞれの意図について考察したいと思います。

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ノーマンはレイに何を仕掛けたのか?

今回、脱獄計画用のロープの在り処を、“レイ”、“ギルダ”、“ドン”の3人に明かすことで内通者の炙り出しを画策したノーマン。

内通者であれば、当然ママにこの件を密告した上で脱獄計画を破たんさせるためにロープを回収するだろうと考えたのでしょうね。

結果的に無くなっていたのはノーマンのベッド裏に仕込まれたロープでした。

我々視聴者は、ノーマンとレイの会話において

「ドンには僕のベッドの裏、ギルダには2階トイレの天井裏に脱獄用のロープを隠すと伝える」

と聞いているので、ノーマンのベッド裏のロープが消える=ドンが内通者との解が自然に導かれます。

当然ながら、ノーマンと一緒にロープの確認に赴いたレイも「内通者はドンで決まりだ」と言う訳ですが、それに対するノーマンの切り返しは「内通者は君だったんだね」でした。

約束のネバーランド レイ

©白井カイウ・出水ぽすか/集英社・約束のネバーランド製作委員会

それぞれに別の情報を流したのか?

ロープの在り処についての描写ですが、まず今回冒頭でノーマンがベッド裏に仕込むシーンが挟まれています。

そして2階トイレの天井裏からも仕込んだであろう袋が回収されたので、元々この2か所には間違いなくロープが隠されていたのだと思います。

そして前述したように【ドン→ノーマンのベッド裏】【ギルダ→2階トイレの天井裏】が隠し場所と伝えておきます。

消えたのは、ノーマンのベッド裏のロープ。

しかしこの事実をもとに導き出された内通者の正体がレイとすると、自ずと真相は見えてきます。

つまり、レイに対しては【ドンにノーマンのベッド裏、ギルダに2階トイレの天井裏に隠したと伝える】と言い、ドンには【レイにAの場所、ギルダにはBの場所に隠した】、同様にギルダにも【レイにCの場所、ドンにはDの場所に隠した】と告げていたのではないでしょうか。

計6か所にトラップを仕込むことにより、忽然とロープが消えていた場所から内通者を割り出そうとしたと推察できます。

ただこれは内通者が1人な場合には有効ですが複数犯だとあまり功を奏さない罠かもしれませんね。

まぁ、ノーマンのことですから、元より内通者の正体に確信に近い見当を付けていて、今回の裏をかいた仕掛けは言い逃れのできない状況にスパイを追い込むための作戦だったのでしょうね。

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裏をかいたノーマン

今回、出荷サイクルが2カ月間隔なことから“よもやこんな直近で脱獄計画を実行に移すハズはない”という敵の心理の裏をかいて、10日後の2045年11月8日に件の計画決行を決めたノーマン。

ここにも当然レイとエマは居合わせていて、脱獄計画の全てを知っていました。

この時点でもレイが非常に苦々しい表情をしていたため少し疑問ではあったのですが、自分の考えの斜め上を突っ切るノーマンの頭脳に嫉妬したゆえの複雑な心情から来る表情かと思っていたんですよね。

約束のネバーランド レイ エマ

©白井カイウ・出水ぽすか/集英社・約束のネバーランド製作委員会

しかしながら、ノーマンが結論付けたようにレイが内通者であるならば、こうやって脱獄計画の話し合いをしている時点ですでにレイがスパイであるとほぼ確信しているように思えます。

“裏をかく”発言もレイの考えや行動の裏もかいてやるぞというノーマンの無言の圧力だったのかもしれませんね。

レイに疑惑をかけつつ処遇をエマに委ねたのか?

もう1点、子どもたちの中に内通者がいたとして、脱獄の際にもスパイの子を伴って逃げるのかをノーマンはエマに問います。

生きてハウスを出るために共に育ってきた仲間を売るような輩を、エマは裏切者だから切り捨てるとは一蹴せずに、置いて行ったらその子の身の安全が保障されないから連れて行くという答えを出します。

エマが聖人すぎて本作品の清涼剤としか称せない域に達していますが、この一件を見てもノーマンは内通者の正体に関して確信を持っているのだと考えられます。

脱獄計画の中枢に深く食い込み過ぎているレイがママのスパイであるなら、自分たちが出荷現場を目撃したこともハウスの秘密やママの正体に気付いていることも筒抜けであることは明らかです。

ノーマンならきっと裏をかいて逆にレイを利用することにより、たとえば脱獄決行の間際でレイを嵌めて囮にし他の子どもたちを逃がすとかしそうじゃないですか?

非情にもそれをしなかったのは、レイが本当にママに全て加担し切れておらず自分の立場に迷いがあるからと見抜いていたのではないでしょうか。

ゆえに、エマに内通者の処遇を尋ねることで自分が次に打つ一手を定めようと考えたのだと思います。

約束のネバーランド ノーマン エマ

©白井カイウ・出水ぽすか/集英社・約束のネバーランド製作委員会

▲このノーマンの表情…!エマに惚れ直したって感じでたまりませんね…!!!尊い…

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レイの真意

ノーマンが言うんだから内通者はレイで間違いないんだと思います(勘違いだったなんてオチはないでしょうし笑)

とすると、レイがママの手先として情報を流していたのはいつからで、何のためにという疑問が生まれます。

一朝一夕に仕立てたスパイではなさそう

ノーマンとレイの会話でも何度が触れられてはいますが、あのママが悠然と構えていられるほどですから内通者はママにとって最も使い勝手が良い立ち位置に居て、エマやノーマンの動きを監視・けん制するのに最も適したポジションにいます。

レイであれば、作戦そのものに口を挟める位置にいますし、何より子どもサイドから見ると裏切者だった場合かなり困る人物ですよね。

普通ならそんな立場の人物が情報源かつ内通者として活用できるのであれば敵としては手放しで喜ぶかと思いますが、そこは切れ者揃いのGFハウスの子どもたちとそれを統括するママ。

一朝一夕で仕立て上げたスパイだとしたら、ママがここまでのんびりと傍観しているハズはないでしょう。

つまり、レイは今回の脱獄計画を阻止するために即席で仕込んだ内通者ではなく、もっとずっと前からママとハウスの秘密を知っているスパイだったのだと考えられます。

即席の内通者ではないからこそ、簡単に寝返るわけはないという確証がママにはあるのでしょうね。

命の保障を得るために内通者になった?

レイが内通者になったきっかけや理由なんかは次回以降に語られるかと思いますが、彼自身が内通者について“生きてハウスを出る保障のために通じているのでは”というようなことを今回言っているんですよね。

何かのきっかけで今回のエマやノーマンのように子どもたちが食糧人間として出荷されている事実を知ってしまったのか、それともママから故意に聞かされたのかは定かではありませんが、このまま成長しても出荷されて鬼の食糧になるだけの将来に絶望し、少しでも生き抜ける希望があるならと内通者の道を承諾したのだと思われます。

選択肢があるようでない脅迫に近いものがありますよね…タヒにたくなかったら内側から他の子どもたちの動きを制御しろってことですもんね。

今よりもっとずっと前の幼い頃に持ちかけられたのだとしたら、抗うことは愚かで自らの身を危険にさらすことでしかないと考えても無理ありません。

自分可愛さというよりは他に選択肢がなくて…というのが近いかもしれません。

しかしながら脱獄計画を謀る彼を見ていると、本当にママに伝わるとヤバい情報は渡していないのではないか?とも考えられます。

ママも子どもたちも上手く制御しながら、上手く立ち回りつつ、最終的に自分はどちらにつくべきなのか迷っているようにも見えるんですが果たして――?

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約束のネバーランド4話感想

シスタークローネ安定の面白さ…!!!

ヌイグルミがズタボロにされちゃってちょっと悲しくなっちゃいましたが、愛玩兼ストレス発散用に新しいヌイグルミが登場するのでしょうか…?

あと、気になったのがイザベラのクローネに対する「私がママにしてあげる」という台詞。

シスタークローネやイザベラも元は出荷対象であった農園出身者ということが、これまでの会話内容から推察できますが、食糧人間として出荷されずに大人になる道がいくつか存在するという裏打ちでもあります。

イザベラは農園を管理するママになる(ママ候補?)ことで出荷を逃れたのは容易に想像できるものの、クローネは現在ママの立場ではなさそうなんですよね。

イザベラに対する先輩発言から、同じ農園出身者であるとかママ候補として同じ養成所のような施設で過ごしたことがあるとか考えられますが、「私がママにしてあげる」ということはママの推薦や口添えがないと正式なママにはなれない…ということなのかなと。

外界がどんな状況なのか想像が及びませんが農園の数も限られているでしょうから、たとえ出荷されずに大人になったとしても生き長らえようと思うと存命するに足る理由が必要になってくるのでしょうね。

シスタークローネとしては、自分が補佐として入っているタイミングでイザベラの失態が発覚すれば繰り上げ(?)措置として自分がママに…という思惑なのかもしれませんが、そうは上手くいかないでしょうね!だってクローネだし…笑

同時に、いま現在農園でママが年長女子たち(エマやギルダ)に小さい子たちのお世話をさせているのも、ママ候補を見定める目的があるのかもしれませんよね。

本当に毎回面白いです!(語彙力)初見でアニメ見るからこその高揚感が味わえて幸せです!

それでは次回もお会いできますように!

約束のネバーランド感想・考察・解説記事まとめ【約ネバ】
『約束のネバーランド』の記事を毎話更新していきます。 ...
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コメント

  1. ひろ より:

    こんにちは ひろです。
    レイが内通者だったですね。予想外れてしまいました。
    今後の展開ですが、ノーマンは、レイに2重スパイになるように説得するのではないでしょうか。ノーマン達に都合のいい情報をレイ経由でママたちに流すことで、裏をかく作戦だとおもいます。また、ギルダ経由でシスタークローネに情報を流し、かく乱することもできるのではないでしょうか。
     次回、レイはどうでるか楽しみです。
    それではまた来週よろしくお願いします。

    • mozoushi より:

      >ひろさん
      こんにちは!いつもコメントありがとうございます!
      限りなく主人公に近い人物が内通者だと物語は盛り上がるものの、やはりその事実を突きつけられると複雑に感じますね…エマ&ノーマン&レイの均整のとれたタッグが好きだっただけに、このことで関係性にズレが生じて後々大きな亀裂が生まれそうでなりません。
      ひろさんのおっしゃるように二重スパイ展開は十二分に有りえそうですね。
      とすると、子ども達vsイザベラvsクローネという三すくみの図式が完成することになりさらに波乱が予想されます。
      次回も楽しみですね~!!

  2. 名無し より:

    ロープの隠し場所をママに教える必要ってあったんですかね?