ノーマンがすべてお見通し過ぎて天才どころが鬼才の域に達している件ww
“俺は人間だ!ザマァ見ろ!”の名言っぷりに鳥肌が立った、約ネバ担当の模造紙です。
いや~本当にレイが焼けタヒんじゃったのかとヒヤヒヤしてしまいました!
友達のために犠牲となったノーマン、そんなノーマンとの約束を守るためにコツコツと準備を続けたエマ。そしてレイの決死の覚悟と報復。
どの子からも執念めいた行動理念が感じられて、強い想いに共感せずにはいられませんでした。
という訳で今回も気になったポイントについて語って参りましょう。
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エマの計画とノーマンの約束
エマは“何もしないこと”で逆に不気味さを煽り、イザベラの監視を自身に引きつけることで、着々と脱獄計画の準備を進めていました。
脱獄を成功させたいという想いは勿論でしょうが、ノーマンとの約束を必ず守るという決死の覚悟があったからこそ、2カ月もの間まるで抜け殻のように生気のない状態を演じ続けられたのでしょうね。
前回はノーマンの生存フラグとしか思えない演出に希望を見出していたのですが
▲前回記事はこちらです!
今回のエマに託す形でのノーマンの後押しや、最後の塀の前で彼の幻がエマの背中を押すシーンを見てしまうと、「この描かれ方だとノーマンはもう…?」とも考えられますね。
レイの自滅を見通していたノーマン
「お前ら2人をコ口させないため」というレイの言葉から、早い段階から彼の真意や思考を読みノーマンはそれを逆に利用した綿密な作戦を練っていました。
たったあれだけのやり取りでレイの言葉の裏や彼の取るであろう作戦、行動やタイミングをすべて推測していたノーマンはやはり常人では遥かに及ばない天才と言うよりほかないでしょう。
5話でレイが内通者だとノーマンにバレた後、別れてからノーマンがハッと何かに気付く描写が挟まれていたのですが、この時点でもうノーマンはレイが最終的に取る行動を思い至っていたというわけですよね。
どんだけすごいのノーマン…!
スポンサーリンクフィルはなぜハウスに残っていたのか?
燃え盛るハウスを前に不気味な笑みを湛えるイザベラ。
エマとレイにしてやられた事を悟りつつも、生きてさえいれば捕獲のチャンスは必ずやってくると反撃開始の姿勢を新たにしていた時、なんと傍らにフィルが!
え、逃げたんじゃなかったの?
なぜ計画を知っていて残った?
エマの回想から考えるに、意志疎通に乏しい乳児以外のすべての子どもに脱獄計画を知らせていたことでしょう。
背格好から察するにフィルは3~4歳の年少児なので、勿論、計画の全部を伝えていたはずです。
それがなぜエマ達に伴わずハウスの前に居たのか――?
脱獄組と待機組を分けた?
まず考えられるのは、元から連れて行かない計画だったパターン。
途中でレイも全員が居ないことに気付いていましたし、そもそも彼は計画の初めの段階から「全員で脱出なんて不可能だ」と声高に言っていたほどです。
つまりそういう事で、まずはある程度成長した子ども達だけで先行組として脱獄を決行したのだと思われます。
連れて行けない子には、「必ず迎えに来るから待っていて欲しい」と伝えていたのでは。
これまでのイザベラの動向やレイの知る情報から、たとえハウスの仲間が逃げたとしても、ママが価値ある商品に危害を加えたり進んで排除することはしないだろうという確信もあったのでしょう。
フィルが裏切者の可能性も
同じく残留という選択でも、まったく別の意志が働いているパターンも残っています。
それはフィル自ら望んで残った――実は内通者であり元々がイザベラ側の人間――つまり裏切者という真相の場合です。
これまでモールス符号の件やドアを開けるタイミングの良さなど、何かと鋭さを発揮していたフィルですが、まさかイザベラと通じていたとすると…背筋が凍りますね。
1話記事でメタ的理由から、フィルってキーパーソンなんじゃないの?とチラッと書いているのですが
実はフィルの正体が、レイのような第2の内通者だとしたらどうでしょう?
エマ達の脱獄計画の全貌がフィルからママに筒抜けになり、途中で妨害されるという可能性もあります。でもさすがに次回で終わるしそれはないか。
イザベラの足止め役として?
「エマのことが大好き」と公式プロフィールに書かれているくらいなので、大好きなエマの役に立つためにイザベラの足止め役を担っていることもありそう。
何かと鋭く切れ者としての頭角を現しているフィルなので、嘘の情報を伝えてイザベラの反撃を攪乱するとかなかなか爽快な展開ではないでしょうか。
スポンサーリンク約束のネバーランド11話感想
ノーマンが帰らぬ人扱いされていて涙…。
▲「後を頼む」とかイケメン過ぎるよ…ノーマン!!
彼自身、脱獄計画達成には自分の犠牲が織り込み済みではあるでしょう。
しかし綿密な計画の範疇外である意外な事態(実は生存)が発生していて欲しいです…。
前回とにかくどうしようもない詰んだ感満載で、ほんまこれ脱獄できるの?って心配だったんですが、いやほんとさすがだなノーマン。
エマの根気と粘り強さ、そして耳を切り落としちゃう潔さなんて、ジャンプ主人公のそれでしかない!
そしてレイは傷心のツンデレヒロインみたいになってましたね 笑
次回最終回は寂しいですが、どんな締め括りになるか本当に楽しみです。
きっと我々を唸らせてくれるクライマックスに違いありません。
それでは最終回記事でもお会いできますように!
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コメント
こんにちは ひろです。いよいよクライマックスになってきました。
エマたちは逃げ切れるのでしょうか。最終回が楽しみです。
それとフィルはなぜ残ったのか、私は、イザベラとなんらかのつながりがあったのではと思っています。鬼たちはどのような対応をするのか興味が尽きません。
来週もまたよろしくお願いします。
>ひろさん
いつもコメントありがとうございます。
ハラハラドキドキの緊張感溢れる展開になって参りましたね。
カメラワークや演出、劇伴も手伝って本当に面白い作品だと思います。
フィルの立ち位置は本当に謎で今後の動向が気になります。
今さら感あるけど、opの何かが燃えるシーンが、neverlandに読めなくもない
>名無しさん
そうですね!おっしゃるとおり読める気がします。
約ネバはOPED共に、色々と面白い仕掛けや謎が仕組まれていて、見ているだけで楽しめますね!