世界再誕の時、来たれり。
どうも、ロシアスキーでございます!
今回、『TRIGUN STAMPEDE』の第11話が放送されましたが……。
もはや、予想の埒外……!
自分の想像を思いっきり超越した展開に口が開きっぱなしでした……。
こうなってくると、この先がどうなるのか、というのも予想不可能な状態ではあるのですが……!
ではでは、まずは語っていくといたしましょう!
原作コミック・前作アニメなどのネタバレが含まれている可能性があります。
あらかじめご了承くださいませ。
TRIGUN STAMPEDE 第11話 あらすじ
ロベルトから銃を授かったメリルはその現場に到着する。
コンラッドに対し、融合の中断を要請するメリル。しかしコンラッドは聞き入れない。
ヴァッシュの精神にゆさぶりをかけ、記憶の改竄までを行おうとするナイヴズ。
ヴァッシュは懸命に抵抗するが、次第に追い詰められていく。
過去の忌まわしい記憶、そしてレムの存在にまで干渉されることになるヴァッシュ。
融合が進む中、ヴァッシュの体からは植物のようなものが広がり始め……。
といった感じで、今回は原作や前作アニメともまったく違った展開を見せてきたわけなのですが……。
いやぁ……本当にすさまじいという言葉に尽きますね……。
では、ここから詳しく語ってまいりましょう。
シナリオ全体の構成について
最初に語りますはこちら。
『今回のシナリオの構成について』ということで……。
今回のお話全編を通して、思ったことを語っていきたいと思います。
今回のお話なのですが、基本的に要素要素については原作から持ってきている部分もあるのですが。
かなりオリジナルの展開になっていました。
これについては、さすがに再編集というか、再構成版だな、という感じですよね。
例えば、ナイヴズがヴァッシュと融合しようとする展開に関しては。
原作では、単純にヴァッシュの力を取り込もうとする感じだったのですが。
今作では、ヴァッシュの力を利用し、プラントの力の源の存在する高次元にたどり着く、というのが目的となっていました。
プラントの仕組みっていうのは、結構謎の多い作りになっていたので。
それを今回のような形で掘り下げていくのはなかなか興味深い展開でしたね。
後は、その際にヴァッシュの体から植物じみたものが生み出されていましたが。
これも原作には無い描写でしたね。
ただ、コレの元になったのではないか、と思われる描写がクライマックスに存在していましたので……。
もしかすると、そのシーンが差し込まれる可能性はあるのかな、と思ったり。
それに伴って、まるで巨人じみた植物が誕生していましたが……。
これまた原作ではなかった展開ですね。
この植物がどんなアクションを起こすのか、というのは気になるポイントではありますが……。
ここまでくると、かなり原作とかけ離れた展開になっているので。
正直なところ、最終話の展開は予想できないっていうのが本音ですね……。
とはいえ、ここまでのストーリーでしっかりと原作などを踏襲している部分もありますので。
まったくのオリジナルなエンディングを迎える、ということもないのではないか、と。
私としてはそう予想しております!
レムとゼラニウムについて
続いて語りますはこちら。
『レムとゼラニウムの花について』ということで……。
個人的には、レム関連のエピソードでかなり好きなのがこのゼラニウムの花の会話なので。
今回、過去について振り返るという形であれど出てきてくれたのは嬉しかったですねぇ。
で、このレムが花について語るというエピソードは。
ヴァッシュの象徴でもある赤いコートに関連しているエピソードなんですよね。
今作ではそこの部分についてはカットされていますが。
原作ではレムは、ゼラニウムの花。特に赤いゼラニウムがお気に入りだとヴァッシュに語っています。
その理由は赤いゼラニウムの花の花言葉にあるのですが……。
その花言葉とは『決意』ということで。
それが、原作ではヴァッシュの精神に影響を与えている、という描写が成される。
実に見事な構成のエピソードなんですよね。
……なのですが、実は赤いゼラニウムの花言葉は『あなたがいて幸せ』なんですよね~。
これについては、花言葉っていろいろとあるから、ってことで。
おそらくは、内藤先生の調べたところでは赤いゼラニウムの花言葉が決意だったのではないか、と推測されます。
(実際、国が変わると花言葉が変わったりしますので)
今回描写された、花が食べられるのか、というのも原作でもしっかりとあったヴァッシュのセリフなので。
このエピソードをしっかりと入れてくれたのは本当にありがたいですねぇ……。
テスラについて
続いて語りますはこちら。
『テスラという少女について』ということで……。
今回、少しだけ描写のあったテスラというインディペンデンツの少女なのですが。
原作では、詳細が語られていたのですが、今作では最低限の情報しか開示されなかったので。
ここで説明をしていきたいと思います。
テスラなのですが、ヴァッシュとナイヴズより先に誕生したインディペンデンツの少女であり。
レムやコンラッドたちに、宇宙船内で発見というか、出会うことになります。
しかし、今作では描写はなかったのですが。宇宙船内のメンバーたちは、レム、コンラッドも含め。
このテスラという特別な存在に対し、研究者としての感情が勝ってしまい。
さまざまな実験などを行うという結果になってしまいます。
最後に、テスラはその肉体を保存されてしまうこととなり。
原作でも今作でも、その姿を見たヴァッシュとナイヴズは、人間の闇を知ることになってしまいます。
この一件が、ナイヴズに大墜落を引き起こさせる原因となるわけなのですが……。
今作では、それ以外の事情もいろいろとナイヴズの精神面に影響を及ぼしているようですね。
そしてこのテスラの一件こそ、TRIGUNの中でも最大級に重いエピソード、と。
私がここ最近の記事でずっと言ってきていたものなのですが……。
いやぁ……やっぱり今見ても重い……。
そんなテスラなのですが、このヴァッシュとナイヴズという二人の運命。
それを大きく変えてしまった存在なので、やはり出番があったか、という感じなのですが……。
個人的には、描写が少なめで良かった、という安堵感があったりしますね……。
この辺りの詳しい描写が見たい人は、ぜひとも原作コミックを手に取ってみてくださいね!
TRIGUN STAMPEDE 第11話 感想
ここまで語ってきた『TRIGUN STAMPEDE』第11話の個人的な感想なのですが……。
いやぁ……本当にこれ、どうなっちゃうんだ……?
ここまででも、シナリオの展開で驚かされることは多くあったのですが。
今回はもう、これまでの比じゃない驚愕……。
こうなってくると本当に、どんな最終回を迎えるのかっていうのが予想できないくらいなんですよね。
ただこれに関しては、原作のラストがこうだから、こうなんじゃないか? という読みはしてはいるので……。
後は、そこからどれだけ変化しているのか、っていうところで。
その結末が非常に楽しみですね!
後は、やっぱりこのSTUMPEDE版は、スタッフさんの愛が感じられて。
ちゃんと拾うべきエピソードはしっかりと拾ってる、っていうのを実感しますよねー。
このエピソードは外せないよね! っていうのは本当にしっかりと描かれているので。
あぁ、やっぱりTRIGUNよなぁ、っていうのを強く感じましたねぇ。
……ただ、本当にこの後の展開は予測不能なので。
次回最終回、私としてはとても楽しみですね!
ということで、今回はこの辺りで。
また次の記事でお会いいたしましょう!
お付き合いありがとうございました! ロシアスキーでした!
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