【推しの子】の記事を毎話更新していきます。(1話の記事を読みたい方は下にスクロール)
芸能界の闇の中で。
どうも、ロシアスキーでございます!
今回私は、単行本の販売部数が累計500万部突破している大人気作品。
『かぐや様は告らせたい』、の赤坂アカ先生が原作を担当し、『クズの本懐』の横槍メンゴ先生が作画を担当している、という。
まさに盤石の体制の布陣の『青年漫画』である『推しの子』の担当をさせていただくことになりました!
私、この作品は名前を知っていたくらいだったのですが……。
……惹きつける力強っ……!?
なるほど、これは人気も出るわけだ……。
ではでは、まずは語っていくといたしましょう!
既読の方は初見の考察にニヤニヤしながら読んでいただければと思います。
【推しの子】 第1話 あらすじ
ゴローの前に現れた患者は、まさに推していたアイドル、星野アイであった。
衝撃を受けつつも、星野アイの振る舞いを受け、アイの出産に力を貸すことを決めるゴロー。
しかし、アイの出産のタイミングでゴローは何者かに襲われ、命を落とすことになる。
だが、なんの奇跡かゴローはアイの子供、『星野 愛久愛海』として転生した。
同じく転生したらしい双子の妹、『星野 瑠美衣』と共に、推しの子としての生活を送るゴロー。
アイドルの子供として、芸能界に関わりつつ育っていくゴロー(アクア)であったが。
ある日、とてつもない事件が起き……。
といった感じで、気づけば物語に引き込まれ。
クライマックスの展開にゾクゾクすることになった第1話だったのですが……。
いや、本当にすさまじかったですねぇ。
では、ここから詳しく語ってまいりましょう。
アクアとルビーの父について
まず語りますはこちら。
『アクアとルビーの父について』ということで……。
いわゆる、アイの元カレの正体について推測したいと思います。
これについては、1話本編内でアクアも推理をしていましたが。
アイの交友関係の狭さや、身の上から考えて芸能界に関係している人物ではないか、というのは間違いないのではないか、と思われます。
そうなってくると、あり得るのは『俳優』や『どこかのプロダクションの社員』。あるいは『ほかのアイドルのマネージャー』辺りが自然かとは思います。
ただ気になるのは、アイは元カレと連絡を取っていたのが確認できましたし。
その会話の様子から、不仲であるとか、険悪であるという様子ではなさそうでしたが……。
アイが元カレと別れたのには、どうやら『事情』もあるようなので。
単純に、性格の不一致だとか、分かりやすい男女が別れる理由がある、っていう感じではなさそうなんですよね……。
ただ、アクアの推理はあくまでも『アイを襲わせた犯人=父親では?』という予想が根元にあってのものなので。
アイの事件は父親が関係していない可能性も0ではないかとは思うのですが……。
ただ、アクアはアイと親子として生活していた上でアイの交友関係も把握はしているでしょうから。
父親=犯人説というのは、かなり固いのではないかとは思うんですよね。
そこまでを考えると、やはりアクアとルビーの父は芸能界にいる人間。
しかも、アイが当初からメチャクチャ売れっ子のソロアイドルでなかった、という部分を加味して考えると。
『どっかの事務所の社長』とかの線は薄いのかな、と思いますね。
ドラマなどの仕事も当初は受けていなかったことを加味すると……。
ありそうなのは『他のアイドルのマネージャー』とかか、あるいは『まだ売れていなかった俳優』。
もしくは『男性アイドル』だったのではないか、と……。
私としては、そう予想しております!
アイが襲われた理由について
続いて語りますはこちら。
『アイが襲われた理由について』ですが……。
これに関しては、やはり父親が犯人である、というアクアの予想が当たっているのが前提となってくるのですが。
これはもう単純に、『アクアとルビーの存在』こそが鍵なのではないかと思います。
そもそもアイはアイドルであり、1話の時点でもいろいろなことがあり順調に知名度や人気が育っていました。
そうなってくると、アクアやルビーの存在というもの自体がいわゆる爆弾というか。
『売れっ子アイドルに子供がいた』というスキャンダルの衝撃の大きさも比例して育っていくことになるんですよね。
そして、それは単純にアイ自身へのスキャンダルということだけではなく。
父親にも、スキャンダルの大きさがかかってくると思うんですよね。
もしも父親が芸能界にいて。父親自身もアイ同様、人気や知名度。
あるいは、地位が向上していたとしたら……。
自身を脅かす可能性のあるアイ、そして二人の子供を消してしまおう、という考えたのではないか。
という、素直な予想になりますよね~。
上手くいけば、自身にたどり着くという目を潰せるわけなので。
まずはこの予想で間違いないと思いますね。
ただ、このストレートな予想をひっくり返してほしいという思いもあるので。
ここに関してはちょっとした期待も込めての予想となります。
先行上映について
続いて語りますはこちら。
『1話先行上映』という仕組みについて、ということで。
今回、【推しの子】の1話は90分拡大版。
正直、アニメの1話の放送時間としては異例の長さです。
まずこの時間に関しては、間違いなく「ここまでのプロローグをきっちり描き切るための長さ」であることは間違いありません。
この1話の怒涛の展開を、30分や45分では、かなり駆け足になるのは予想に難しくありません。
かといって、このエピソードに関しては、2話までを使うのもちょっと違うかな、っていうのはありますよね。
やはりここまでは、一息に行って次回に続けたい。
そうなると、この放送時間の長さは納得なわけです。
そして、この1話をなぜ劇場で「先行上映」したのか、についてですが。
まずは、やはり作画などの素晴らしさを大画面で味わってほしい、というものが一つあると思います。
正直、要所要所の作画はかなりエグいレベルのものだったので。
劇場映えする1話だったと思うんですよね。
ただ、先行上映を選んだ理由としては、おそらくそこは本域ではなくって。
『呪術廻戦0』のように、この1話こそがプロローグだからこそ、一つの「本編の前日譚」として見てもらおうとした、ということ。
さらに、『劇場』という場所でこの物語を見た上で、『劇場を出て街並みに戻ったときに、アイドルの出る広告などを見た時』……。
その瞬間の『現実と作品の空気感のリンク』などが狙いとしてあったのではないか、と。
私としては、そういう風に読んでおります。
この辺りは、『空の境界』という私が好きな作品が劇場でレイトショー上映だったのが。
『夜の空気を見た後に夜の街へと戻る』というリンクが味わえる要素だった、という推察を見た過去があるので。
そういうことなのでは? という知識ありきの予想なのではあるのですが。
これ、案外に的外れではないのではないかと思うのですが……。
ただこれってかなりの冒険だった部分もあると思うんですよねー。
ただ、製作サイド的には、反響とかについては自信があったのではないか、とも思いますね。
実際、かなり良い出来でしたしねー……。
今後、こういう1話に力を入れた作品も増えていくかもしれないですねぇ……。
【推しの子】 第1話 感想
ということで、ここまで語ってきた【推しの子】の1話の個人的な感想なのですが……。
いや……正直、喰らった~……!
自分は本当にこの作品は、名前を知ってるくらいで。
後は、あぁ、アイドルと芸能界を主軸に置いたコメディ物なのかな、って思っていたんですよね。
それがもう、この1話で覆されてすさまじい衝撃。
頭ガツーン! 殴られたような、ってやつですねぇ。
クライマックスのアイの言葉には、思わず原作未読勢なのにウルッと来ちゃいましたからねぇ……。
正直な話、本当にこれは記事を書かせて貰えて嬉しい、という気持ちですよね……。
自身が予想していたのとは全く違う作品のテイスト。
そして、クオリティが高い……!
はやくも次回が楽しみで、ソワッソワしちゃってるんですがw
いやー、しかし次回以降どうなるのか。
予想以上に芸能界について深く語られてる部分とかもあるので。
これは本当に、『エグい』作品だな、って感想もあるのですが……。
アクアがどのように芸能界で生き抜くのか、という部分も気になってきますし……。
いや、本当に気になることが多すぎるんですよね!
なので、とにかく次回を楽しみにしていきたいと思います!
では、今回はこの辺りで。
また次回の記事でお会いいたしましょう!
お付き合いありがとうございました! ロシアスキーでした!
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