『BNA ビー・エヌ・エー』の感想・考察・解説記事を毎話更新していきます。
どうも! ロシアスキーです!
この度、『TRIGGER』の最新作!
監督はリトルウィッチアカデミアの吉成 曜監督! 脚本にグレンラガン、プロメアの中島 かずき先生!
この二人の初タッグ作品である『BNA ビー・エヌ・エー』の記事を担当させていただくことになりました!
こちらの記事では、BNA ビー・エヌ・エーの各話について考察・解説をした記事をまとめていきます。
以降は放送開始に先駆け、現段階で出ている情報および、今後の展開により考察に重きを置く可能性がありそうなポイントについて綴っています。
当然ですが、ネタバレなどは含まれておりませんので安心してお楽しみください!
BNA ビー・エヌ・エーのあらすじ
まずはあらすじの前にPVをどうぞ!
“人類”と“獣人”が共存する社会。
獣化遺伝子・獣因子を持つ獣人たちは、近現代の自然の消失により住処を追われ、人類の前に姿を現した。
各国が共存のための対応に追われるなか、日本では獣人が獣人らしく生きるための獣人特区『アニマシティ』が設置される。
それから10年の月日が経ち、『アニマシティ』に17歳のタヌキ獣人・影森みちるがやってくる。
普通の人間だったが、ある日突然タヌキ獣人になった彼女は「ここなら自由に生きられる!」と喜ぶが、ひょんなことからオオカミ獣人・大神士郎と出会い、『アニマシティ』にもこの街にしかない危険がたくさん潜んでいることを知る。
頑固な性格で過剰に人間を嫌う士郎とは衝突を繰り返しながら、みちるは怪しい女のマリーや、市長のロゼ、獣人生活協同組合のジェムとメリッサなど、たくさんの人々に出会い、それまで知らなかった“獣人”たちの生き様を学んでいく。
そして、タヌキの少女とオオカミ男に生まれた絆は、やがて世界を変える鍵になる。
なぜ、みちるは獣人になってしまったのか。その謎を追ううちに、予想もしていなかった大きな出来事に巻き込まれていくのだった。
出典:TVアニメ『BNA ビー・エヌ・エー』公式サイト STORYより
ということで! 実に分かりやすいストーリー解説にさまざまな要素を感じさせるPVでございましたねー!
ではではこちらのあらすじを踏まえまして……。
本編放送開始前の段階での情報から。見所などなどについて語っていきましょう!
みちると士郎の関係に注目!
まず注目点といたしましてはこちら!
魅力的なキャラクターたちが多数登場することが予想されるのですがその中でも『みちると士郎のコンビっぷり』が見所ではないかと!
ざっくりと言うのなら『ボーイ・ミーツ・ガール』ならぬ『ガール・ミーツ・ミドル』ということでしょうか。
(まぁ士郎はミドル……中年ってほどの歳ではないでしょうがw)
若くて元気で活動的なみちると、堅物っぽさのある士郎。
あらすじにもあったように衝突しつつも絆を深めていくその触れあい。
この辺りはTRIGGERの作風といいましょうか。
重きを置かぬように魅せつつも実に丁寧に……ただし心地よいリズム感で描いてくることが予想されますので。
おそらくは見ていて非常に楽しめる要素の一つであろうことは間違いがないでしょう。
またこの二人を取り巻く他の魅力的なキャラクターも重要な要素でしてね。
そもそも立ち位置としてみちるは物語の舞台となるアニマシティへの来訪者なわけですね。
それに対して士郎はみちるよりもアニマシティ慣れしている住人であると。
その二人の知識差や常識格差というものがある以上すれ違いや衝突があるわけで。
その二人の衝突やトラブルに周りのキャラがスパイスを加えていくと。
あるいはその周りのキャラによってみちるがトラブルに巻き込まれ……。
それを士郎が助ける、なんて展開も考えられます。
更に言うならTRIGGERはこの手の『ダブルヒーロー』スタイルが得意なんですよねぇ。
キルラの流子と皐月。プロメアのガロとリオ。ラガンのカミナとシモンみたいにね。
(え? ラガンはTRIGGER名義じゃないだろって? 細かいことはいいじゃないですか。そこ掘り下げると暗い話題も出ますし)
あとは、ダリフラのヒロとゼロツーとかですか。
(え? ダリフラは厳密に言えばTRIGGERの作品というのは違うって? いいじゃないですか、テイストが混じってるわけですし)
なのでやはりこのみちると士郎の関係については目の離せぬ注目ポイントと言っていいでしょうね!
仕組まれた謎に注目!
続いての注目点としてはこちら。
ずばりこのBNA ビー・エヌ・エーの世界に仕組まれた謎が見所であるというお話です!
っていうのもですね、これも私が思うTRIGGERの特徴の一つなのですが。
カジュアルな作風の中に割と重かったり、深かったりする謎なんかを仕組んでくるんですよね。
なのでここでは私が気になっている『謎として効果を発揮してきそうな要素』について少々語りたいと思います。
獣因子について
まず気になるのは獣化遺伝子とされる獣因子についてなのですが。
要するにそれを持ってるのが獣人って訳ですよね。
そもそもその獣因子ってのはどんなものなのか?
そしてその獣因子とはどのように生じたものなのか?
これは本当に物語の重要なキーになってくるでしょうね!
例えば獣因子が自然発生ではなく、何者かによって後天的に付与されるものだとすれば……。
誰かが何らかの意図で獣人を作り上げているわけで。
じゃあそこに何の目的があるの? っていう謎が生まれますよね。
逆に先天的なものだとすれば、なぜそんな因子が生まれたのか。
そこには神の意思が関わっているのか否か。そういった疑問も生じます。
とにかく、この獣因子とそれに関わる謎に関しては絶対重要になるので、注目ですよ!
みちるについて
あと気になる点としてはみちるの出自といいますか。
あらすじによりますとみちるは『元人間』ってことなんですよね。
もしもそれがミスリードを狙うような情報ではなく、本当だとすれば。
『元々人間だった存在も獣人になることがある』ってことなんですよね。
これは先の項目でも語った獣因子の正体というか。それによってまた話が変わってくると思うんですけど。
あるいはみちるが元人間だっていうのがウソって可能性も少し考えたんですけど。
ただですねぇ、あらすじにわざわざ明記してるってことは多分本当なんですよね。
じゃあそうなると人間が獣人になる。獣人化しちゃうっていうのは何をきっかけにそうなるのかって部分ですよね。
ある日突然なのか。それとも明確な理由があるのか。
獣人になった場合人間には戻ることができないのか? 戻ることが出来るとすれば、自分の意思で変化をコントロールできるのか。
他でもない主人公であるみちるの立場がそういう立場であるからこそ。
恐らくそういった人間と獣人の狭間の存在っていうのについては上手く語られると思いますので。
その描写、そして狭間であるからこそのみちるの悩みや葛藤がまた物語に深みを与えるのではないか、と私は思いますね。
なのでそこのところは注目……というか、楽しみにしていける部分だと思いますね!
アニマシティの闇
続いてはこちら。
PVなどでもちらと見えた『アニマシティの闇』と言いますか……。
正確にはアニマシティに迫る危機と、背後に見え隠れする闇について語りたいと思います。
というのもですね。あらすじなんかからも見え隠れしてるんですけれども。
どうにも人間と獣人の間にはかなり確執があるようで。
多分ですけど、アニマシティって獣人が暮らすための特区と言われてはいますけど。
実際のところハッキリ言っちゃえば『隔離地域』だと思うんですよ。
恐らくなのですが、人間はわりと獣人を嫌悪というか忌避してて。
獣人もまた人間を忌避してるんだと思うんですよね。
そうなると……アニマシティをどうにかしようとする人間の暗躍!
そして逆にそれに反抗する獣人の感情の爆発!
こういったものが描かれてくると思うんですよね!
キャラクター紹介のページで言えば、アランをはじめとして気になるキャラクターもちらほら見受けられます。
物語の中核となると私が予想している『人間と獣人の生き方の違い、そして共存か争いか』というテーマ。
その中で『誰が信頼できる存在で誰が暗躍しているのか』という部分。
みちると士郎の仲間と敵とは? アニマシティと獣人の運命は? 人間はどのように獣人と接していくのか?
ここはかなりヘヴィなテーマであり、おそらくはそれこそがこの作品の最重要テーマ!
あるいはこれって現代社会における世界的問題をアニメに落としこんだ部分かと思われますので!
おそらくはすんなりと人間と獣人が手を取り合うってことはないでしょうから。
どんな悲劇が待ち受けるのか。人間と獣人の選択とは?
みちると士郎はその壁にどう立ち向かっていくのか!
ここからは目が離せませんねぇ!
タイトルから読み解く
続いて語りたいのはこちら。
『BNAというタイトルの持つ意味』ですね!
この『BNA ビー・エヌ・エー』というタイトルなのですが。
まず基本としていわゆる遺伝子である『DNA』と獣を意味する『ビースト』をかけた造語であるということは想像できるかと思います。
ただですね、公式サイトのタイトルロゴを見ると横に……。
『BRAND NEW ANIMAL』って書いてあるんですよね。
これを翻訳にかけますと『真新しい動物』となりまして。
どういう意味かな~、って考えたんですけど。
獣人っていう新たな存在自体のことを意味しているのかな? って思うんですよね。
人間でもなく動物でもない、まさに新しい存在である獣人を意味するのではないかと。
そんな新たな生命とも言える獣人が主人公ということになるアニメなので……。
あるいはこの獣人という存在は人間だけではなく『動物からの反発』などもあるのかなぁ……とか?
あとは物語の展開しだいなんですけれども。
獣人たちが人間に対して『我々こそが新たな支配者である』とか言い出しちゃって?
それに対してみちるが反発しちゃったりなんてことも考えられるのではないでしょうか?
……とここまで書いてて思ったんですけれどもね。
やっぱりこの作品。どうしても『獣人という存在とは?』っていうのがどの要素にも絡んでくるんですよね。
その中でこの『真新しい』っていう言葉がどれだけの意味を持つのか。
どれだけのウェイトがあるのかと。
そこもまた注目していった方がいいのではないかと私は思いますね!
BNA ビー・エヌ・エー 結末予想
さて放送前のBNA ビー・エヌ・エーの結末についての予想なのですが。
正直予想としては難しいんですよねぇ。
なにせどういった作品になってくるのかがある程度予想できないので……。
ただまぁ現時点での情報や要素・素材からの予想となりますと。
『みちると士郎は人間と獣人の争いを見事に止め、人間と獣人は完全なる共存の道を歩むことになった』
って感じになってくるんじゃないかと思うんですよね。
こういった作品で人間もしくは獣人が舞台から降りて終わるってのはちょっと考えにくいですし。
その終わり方じゃあスッキリしませんよねぇ?
あるいはそれも考えられるのかなと思ったんですけど。
ちょっとそれは個人的には考えたくない。
やっぱりね。ハッピーエンドであってほしいじゃないですか。
あるいはせめてトゥルーエンドで……お願いしたい……!
もしくは……もしくは獣人がみんな人間になる路線も考えましたけど。
獣人が人間になりたがってない限りそれも幸せじゃないわけで……!
ですからね! とりあえずみんな幸せになっていただきたい!
私としてはそう思っております! っていうかそれだけですよ! 願いは!
……頼むからハッピーエンドになってね……?
BNA ビー・エヌ・エー 放送前感想
さて放送前ではありますがこのBNA ビー・エヌ・エーについて語ってきたのですが。
放送前の感想といたしましては……。
うん! 安定して面白そう!
なにせ私も好きなTRIGGERの作品なのでね!
コメディ・ギャグもあるでしょうし物語が進むにつれて深く重いシナリオにもなるでしょう。
あとはTRIGGERの作品は本当にテンポが良いですし……。
あとはみちるちゃんが可愛いですよね! タヌキ娘バンザーイ!
今のところ不安材料も感じられないですし……。
下手すると今期の覇権狙える可能性すらあると思いますよ!
あと気になるのは話数なんですけど……。
まだこれ不明ですか……。
TRIGGERの作品ですとキルラが24+1話。リトルウィッチが25話でグリッドマンが12話ですね。
あと一応ニンジャスレイヤーが13話ですかw
BNA ビー・エヌ・エーに関しては、なんでも6話までNetflixで先行配信ということで?
……そう考えると12~13話なのかなぁ。
24~25話だったとして6話まで先行配信っていうのはちょっと考えにくいかなぁ、と思いますので。
仮定として12話か13話だとすると、どんな感じに展開してくるかが懸念点ですが。
ただまぁTRIGGERですから? ダレたり性急になるってことはまずないでしょう。
ホント、私としては正直かなり安定した出来になってくるのではないかと思いますので!
ぜひともじっくり腰を据えて見ていきたいですね!
以上、ロシアスキーでした。本放送開始後も、どうぞよろしくお願いいたします!
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