兄弟の縁はもはやどうしようもなく縺れて。
どうも、ロシアスキーです!
大変長らくお待たせいたしました! どろろの記事、更新でございます!
最後に書いたのが? 6話っすか。いやぁ、間が空いてしまって申し訳ないです。
ようやっと落ち着いて記事が書ける状態になりましたので!
第23話。語って参りましょう!
スポンサーリンクどろろ 23話 あらすじ
道中どろろを醍醐の兵に攫われたことにより半ば暴走のような状態で単身醍醐の国へと向かう。
その侵攻を阻むのは他でもない、多宝丸と兵庫、陸奥であった。
最後の鬼神からそれぞれが百鬼丸の目、右腕、左腕を借り受けた三人。
それを見た百鬼丸は激昂し、三人へと戦いを挑んでいく……。
といった按配で。まさにクライマックスという感じでしたねー。
ではでは、要点について語って参りましょう。
スポンサーリンクどろろや醍醐の民はどう生きるべきなのか
今回描かれた部分で自分が特に気になった点なんですけれども……。
醍醐・朝倉の戦に巻き込まれた醍醐の民や、どろろは、今後どう生きていくべきなのか。そこが気になってしまったんですよねー。
というのも、百鬼丸のせいって部分もあるのですが。醍醐の国は現状朝倉との戦が勃発しております。
更に、様々な災害などに襲われており。正直、醍醐の国は国としてみた場合もはや長くはないでしょう。
となると例え朝倉との戦に勝とうと、百鬼丸が倒れることになろうと。国が一気に状況改善・回復するとは思えません。
そもそもお縫さんも言っていましたが。自らの力で勝ち得たものでない、与えられたものなど脆いものですゆえに。
一度崩れてしまった平穏は、すぐに戻ってくるわけではない、ということですね……。
さて、問題点としてはそんな正直終わっている国に生きる民や、ひたむきに百鬼丸を追ってきたどろろが、どう生きるべきか、でしたね。
つまるところ、国を捨てるか否か、という部分がまず第一の分岐点。
そしてもしも国を捨てたとして、どうやって生きていくのかが続いての問題となるわけですよねー。
まぁ、長々と語ってきましたけど。要するに武士階級にない一般の民は国を出れば生きるのが難しいっていうのが現実なんですよね。
今回語られていたように。力があれば話は別だけれども、という所ですが……。
となったところで。多分皆さんもある程度物語の展開については読めたのでは無いでしょうか。
力と一言で言っても様々な物があります。兵力に腕力、知識に病気への抵抗力など……。
そして、そう。資本力もまた力です。
どろろが託された大金。それがあれば民達もどろろも生きていけるのではないでしょうか?
そのお金を元に、国を興せば……。
というのはちょっと安直な読みかもしれませんが。でも現状だとストレートな展開はこういう展開になるのかな、と思いますね。
ただし、群雄割拠の戦国時代において興されたばかりの小国なんていうのは正直餌でしかありません。
周辺国から自国を守るためにはやはり武力が必要になりますから……。
そういう意味でも、どろろや民が興す国には百鬼丸のような力を持つ者が必要なのですが。
最後の戦いを経て、百鬼丸はどろろの傍に立てるのか。そういう観点からも注目でしょうね。
スポンサーリンク百鬼丸の成長
今回気付いた、というよりは今回強く描かれた点として、百鬼丸の成長がありましたね。
いやぁ1話から考えるとかなりの成長を果たしておりますよね。
喋れるようになった当初はたどたどしかったその口調。
へちまを知らないという世間知らずな一面も見せていましたっけね。
そんな百鬼丸ですが、多宝丸と切り結ぶ前の口上では感情豊かということだけではなく。
様々な言葉を使い、自身の感情、内心を吐露してたんですよねぇ。ホントそこに成長を感じた。
『勝手な事を!』とか。『それは、俺のものだ!』とか。単語じゃなくなってきてるんですよねー。
この百鬼丸の成長なんですけど、これって別に急成長したとか、鬼神から体を取り返したからとかそういうことじゃないと思うんですよね。
もともと百鬼丸って体を奪われていたとはいえ、ちゃんと生きてきてたんですよ。
その人としての色々を、声とかで発露することはできなかったけど、少なくとも様々なことを考えてたはずなんですよね。
だって、脳までは奪われてなかったはずですから。日々の生活の中で、百鬼丸は百鬼丸なりに思考して生きてきてたハズなんですよ。
それを様々な肉体を奪い返し、形容できるようになってきて、学んでいって……。
そして多宝丸との感情のぶつかり合いでそれが爆発して、あんな言葉になっていった、って感じですかね……。
その成長の裏にある、百鬼丸が取り返したものとか、学んだことっていうのを感じ取ると、非常に深いんですよ……。
ただ単純に成長したよ、じゃないんですよ。百鬼丸は旅したり、どろろと一緒にいたり、戦ったりするなかで成長していったし。
成長せざるを得なかったということなんですよ……!
そしてその悲しき成長がですね。次回最終回でどんな形に結実するか! そこがまた見所!
なにせ今はどろろが傍にいない状態で多宝丸との最終決戦に挑んでいるので。その勝負の結果にたどり着いたときに傍にどろろがいて欲しいんですよね……。
どろろが傍にいるかいないか。それが最後の百鬼丸の成長に影響を及ぼす気がするぅ……。
最終話の百鬼丸の振る舞い。これは要注目ですよ!
どろろ 最終話の結末予想
いよいよ次回が最終話となるどろろですが。その結末を私なりに予想してみようと思います。
ちなみにですが。事前記事での私の予想は『体を取り戻した百鬼丸は、家族とも決別し、旅を続ける。どろろもまた成長し、百鬼丸とは違う道を歩む』でしたね。
……う~ん。まだこの結末の目も残ってはいそうですけど。どうでしょうかねぇ。
現状から考えられる結末は大きく分ければ二種類なのかな、と思います。
1:百鬼丸は倒れ、醍醐の国は復興する
多宝丸、あるいは景光に倒され百鬼丸の旅は終焉を迎えるパターン。
当然こっちのパターンもなくはないとは思うんですよね。物語的には相当後味悪いですけど。
もしも百鬼丸が倒れたのであれば、時間はかかるでしょうが醍醐の国は復興していくでしょう。
ただ、今回の一件で民としての在り方に気付いた民たちは醍醐の国から離れたりするんじゃないでしょうかね。
どろろも民達と一緒に暮らすようになり、成長した後に百鬼丸のことを思い出す。
なんて感じだとしんみりしていい感じかもしれませんねぇ。
2:百鬼丸が多宝丸や景光に勝利するパターン
まぁ普通に考えればこっちのパターンだと思うんですよねぇ。だってほら。百鬼丸主人公だし。
ただ事前の予想のようにどろろと別れるのではなく、どろろと共に新たな国で一緒に過ごす、って可能性はあるかもしれません。
それで最後の最後で成長した二人の姿とか見れたらもう感動ですよね~。
まぁ、あるいは事前予想のように二人は違う道を歩む、って可能性もあるんでしょうけど。
どちらにせよ、戦いとは無縁の生活が訪れるっていうのはハッピーでいいエンディングなんではないでしょうか。
どちらになりそうか
個人的にはやっぱりパターン2。百鬼丸が勝つパターンですね。そっちを強く望みます。
ここまで長い旅をしてきた二人だからこそ。最後の最後は幸せであってほしいですよね。
できれば、そんな二人の傍にお縫さんとか琵琶丸さんとかいれば、もう最高。文句なしなんですけどねーw
最後の最後。誰が生き残っているのか。これはまぁ予想できませんが……。
個人的には! ハッピーエンドが訪れるのではないかと思っております!
スポンサーリンクどろろ 23話 感想
さて、今回の感想なんですけれども。
……いや~。クライマックスだなぁ……。
もうホント、ここまで積み上げてきて広げてきてってやったのがどんどん畳まれていく間隔。
寂しいと思う反面、その畳み方に思わず唸ってしまう……。
色々と予想したり推理したものが、あるいは当たって納得。あるいは正しい答えを突きつけられ納得。
なんでしょうね……ほんと、いいアニメだな、って。ただただそう思いますよね……。
ってしんみりするのは早いんですけど! 最終回は次回ですからね!
ただ次回最終回となるとやはり注目すべき点は、百鬼丸や多宝丸。景光などの内誰が生き残るか。
そして、最後のエンディングはどのような物になるか。
そこに尽きますよね……。生存組の面々によってエンディングがガラッと変わってくると思うので。
本当に最後の最後まで、気が抜けないかと思われます!
いや、ホントハッピーエンドでお願いします……! お願いします……!
以上、ロシアスキーでした。次回もよろしくお願いいたします!
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