どろろ1話感想・考察・解説!百鬼丸が奪い返した物について

齢十六。百鬼丸、出立の時──。

どうも、どろろ担当のロシアスキーです。

いやぁ、ついに始まりました。おおよそ50年ぶりのアニメ化、どろろ!

正直期待してた。期待しまくっていた。そしてそれゆえに……。

信じてはいたけど、ちょっと出来に不安が無いでもなかった!

そんな不安を一気に吹き飛ばしてくれましたなぁ……。

では、早速語って参りましょう!

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どろろ 1話あらすじ

さて、今回第1話のあらすじですが……。

いやぁ、実に素晴らしい1話でございましたね。

以下、あらすじでございます。

時は戦国。醍醐の国の領主、醍醐景光は衰退していく領地を守るため、鬼神と取引を行う。

その後生まれた我が子を対価として差し出し、景光は見事領地に繁栄をもたらした。

時は流れ、幼き盗賊、どろろは、仕事の失敗から窮地に追い詰められることになる。

そこへ姿を現した謎の少年。そして現われたる怪しい存在。

少年の正体とは。その体の秘密とは……?

ということで。トータル24分ほどなのですが、すっごく濃密な1話でございました。

では、要点を語って参りましょう。

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百鬼丸と泥鬼の戦いについて

今回、第1話からいきなりバトル描写ががっちりあったどろろですが。

泥鬼との戦いについて、少々解説ポイントが。

百鬼丸が奪い返したもの

今回泥鬼を見事撃退し、自身の体の一部を取り戻した百鬼丸。

今回手に入れたのは『』となるのですが……。

このシーン、良く見ていただくとわかるのですが。

どろろ 1話 顔

©手塚プロダクション/ツインエンジン

あくまでも手に入れたのは『顔』。いわば『顔の皮膚』でございます。

色合いの違いからお分かりかと思いますが、『鼻』や『耳』は今回奪い返したものには含まれていないんですよね。

これ、明確な説明は無いけど、パッ、と見れば分かる。非常に上手い描写だと思いますね。

おそらくは『目』もまだ取り返していない扱いでしょうし、『舌』もしくは『喉』あたりも取り返せてはいない感じですかね~……。

今回、顔を取り戻したことを描くことにより、その辺りを一気に明らかにしているんですよね。

非常に上手い手法だと思います。というのも、顔という目立つパーツを使って描くことにより、これらの情報を一気に視聴者に与えられるんですよね。

と、技術的なことはさておいて。敵たる鬼神は12体。今回1体倒して11体になったとはいえ、結構多いですね。

残された体のパーツで考えると……。目、鼻、耳、手、足……。これはほぼほぼ確定でしょうが。

残り6個の奪われたパーツはどうなっているのか……。あるいは、腕や足は左右で別カウントなのか。

何にせよ、百鬼丸の戦いはまだ始まったばかり、というのが今回の描写だけでも十分に分かりますね。

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百鬼丸と景光の関係性について

今回ラストの方で描かれた部分についてなのですが。

百鬼丸が見事泥鬼を倒したことにより、顔を取り戻した一方……。

景光は地獄堂の像が一つ、両断されているのを見ました。

どろろ 1話 両断

©手塚プロダクション/ツインエンジン

それに呼応するかのように起こった土砂崩れ。これが何を意味しているのか……。

まぁ、これは素直に考えれば。『鬼神が倒されたことにより災害が起きた』ということでしょうね。

そもそも、景光は鬼神に百鬼丸を捧げたことにより、自分の領地の繁栄を勝ち取りました。

いわば鬼神は文字通りの、醍醐の国の守り神となったわけですね。

その鬼神がたった1体とはいえ、斬られてしまったが故……。その守護の力が弱まり、土砂崩れが起きた、ということでしょう。

そしてこれはつまり、百鬼丸と景光が完全に敵対することになった、ということをも示しています。

景光にしてみれば、今後百鬼丸が鬼神を討伐し、領地に被害が出るというのは美味しくない。

百鬼丸にしてみれば、鬼神を倒して自身の体を取り戻したい。

つまり、この二人の目的や主張は完全に平行線であり、いずれ戦うことは不可避だ、ということですね~。

もしも景光が百鬼丸の存在を知れば、百鬼丸を排除しようと動くのは間違いないでしょうね。

景光は例え我が子であろうと、百鬼丸に対しての情とかは持ち得ないでしょうから。

百鬼丸の弟くんたる多宝丸くんは……出会ったらどうなるかは分からないですが。

お母さんたるお縫さんは、未だに百鬼丸のことを想っているみたいですが……。

どろろ 1話 お縫

©手塚プロダクション/ツインエンジン

まぁ、それに関しては罪悪感や良心の呵責もあるんでしょうけど。

ただ、景光はその辺の慈悲はまぁ無いでしょうね。まず領地ありき、っていう人っぽいですし。

なので、このどろろという作品においては、百鬼丸と景光は最後まで対立関係を維持することになる、と私は予想しております。

OPに出た謎の女性

まさかの、というとおかしな感じですが。

最近のアニメにしては珍しく、どろろは1話からOPとEDが流れました。いやぁ、逆にびっくりした……。

で、このOPで気になる点が一つ。

様々な登場人物が映し出され、当然キャラクター情報が出ていない人も多かったのですが。

その中でも気になったのはコチラの女性。

どろろ 1話 OP

©手塚プロダクション/ツインエンジン

なんとも……強く惹かれるんですよね、このシーン。距離感、雰囲気、空気。そういったものが。

この女性、直感ですがキーキャラクターなのではないか、と思うのですが。

どうにも、お縫さんでもないし、どろろが成長した姿とも思えない。

と、なると全くの別人だということだと思うのですが……なにせ情報が無いので、完全に予想でしかないのですが。

もしかすると、百鬼丸と恋仲になるキャラクター、なのではないか、と思いますね!

この、この描き方よ。これね、この雰囲気から何か、愛とか恋とかみたいな雰囲気を感じる……!

どろろ 1話 距離

©手塚プロダクション/ツインエンジン

しかも、なんていうか、悲恋……悲恋の臭いがするの……。

考えてみれば、百鬼丸は戦いに身を投じる男。恋や愛などはいわば余分事……。

百鬼丸が戦い続ける以上、いわば普通の幸せ、というものとは距離を取らなくてはいけない……。

この謎の女性が百鬼丸に心惹かれようと。あるいは、百鬼丸が心惹かれようと……。

その恋は、きっと成就していかない。

っていう感じだと盛り上がるんじゃあないですかなー! 心が苦しいけど!w

まぁ、あれですけどね。これも私の願望が多分に入っているんですけど!

ただ、こう大々的に描かれているキャラクターがまったくのモブ、ってことは無いと思うので。

今後、この女性に関しては要注目だと思いますね!

今週のどろろちゃん

いや、本当にどろろちゃん可愛過ぎかよ……!

どろろ 1話 どろろ

©手塚プロダクション/ツインエンジン

現状、百鬼丸が一言も喋っていないので、物語を動かす役目もあるのですが。

それを差し引いても、本当に可愛い! 魅力的!

特に今週のどろろちゃんのベストショットはココですね!

どろろ 1話 腕

©手塚プロダクション/ツインエンジン

可愛らしさ、感謝の気持ち、百鬼丸との体格差などなど。

様々な要素がバシッ、と出てるワンシーンです。ここ本当に可愛い!

と、どろろちゃんの魅力については今後も語っていくかもしれませんが。

どろろちゃん自身の過去とかにも謎はありますよね。なんで泥棒とかしてるの? とか。

そもそもどこ出身で、家族はどうしたの? とか。

この辺りは、当然今後描かれていくのでしょうが。私の予想としては……。

醍醐の国を取り巻く戦に巻き込まれ、ご両親はもう……って感じなのかなー。

だからこそ、身寄りが無いから泥棒をしている、って感じなんじゃないかと思うんですけど。

恐らく、どろろちゃんの謎に関しては、割と早い段階で明らかになるのではないか、と私は予想しております。

スムーズに物語を展開するのだったら、百鬼丸の旅に同行することになった段階でどろろちゃんの自己紹介がてら謎を解き明かす。

っていう風にすれば、ロス少なく物語も進められるし、どろろちゃんについても語れますからね!

まぁ、次回。もしくは遅くとも3話にはその辺は軽く触れられるのではないかと思いますね。

あまり長々と引っ張っても、だれるだけでしょうからねぇ……。

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どろろ 1話感想

https://twitter.com/tancidokutmuzes/status/1083177968938115073

↑いや、本当に。そういう『魅せ方』が上手いんですよ。

↑OPに関しては私も結構スキなんですけどね。

案外酷評もちらほら見たので、まぁ、うん、人それぞれってことでw

↑そう。原作はいろいろあって完璧な完結をしていないらしいんですよね。

なので、今回のアニメ版のラスト、どうなるか非常に楽しみです。

↑こういうご意見もありましたね。個人的には守りに入ってる、とは思いませんでしたが……。

だって小林靖子脚本でしょ? こっからどんどん悲惨になるんでしょワシ知ってる。

あと、泥鬼のやられ方に関しては、『泥を本体にしていたため、百鬼丸を追いかけるうちに体が伸びてしまい、そのまま水面に叩き落されてしまったので体が千切れてしまった』のだと脳内保管しております。私は、ですけどね。

で、こんな情報も。

↑これね、私も調べたんですけど、詳細な情報が見つからないんですよ。

クール数に関して、情報お持ちの方。お教えいただけるとありがたいです。

で、私個人の感想ですが。

いやぁ……素晴らしい1話だった。

導入、バトル、情報の視聴者への伝え方。全てがハイレベルだった……。

まさに、無駄が一切無い。かつ、駆け足感もまったく感じない。

本当に完璧な1話だったと言えるのではないでしょうか。

このたった1話で必要な情報や、作品の雰囲気を伝えきることにより、次回以降、テンポ良く物語を進めることができるわけですから。

あとは、冒頭、OP、本編、EDに至るまで、絵がキレイ!

和のテイスト、手塚味、そういったものをとことんまで画面に出してくるこの感じ!

いや、本当に素晴らしいとしか言えませんなぁ……。

次回は、百鬼丸とどろろが旅の最中、立ち寄った村でトラブルに巻き込まれる、という回らしいのですが。

私の予想では、百鬼丸の心に抱えしものがチラ、と見えるかもしれません。

なんでも、百鬼丸が村の人相手に刀を抜いちゃう、ということなので。

百鬼丸の行動に振り回されるどろろ、という感じで。少しずつ『百鬼丸ってどんなヤツなの?』っていう掘り下げが行われていくんじゃないですかねー。

いやまぁ、なんにしてもまずは楽しみですよ。ホント、次回が楽しみになってしまう1話でございました……!

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以上、ロシアスキーでした。次回もよろしくお願いいたします!

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コメント

  1. ひろ より:

    こんにちは ひろです。どろろは、名前だけ知っていて未読だったのですが、今回1話みて引き込まれました。
     OP ED もいいですね。話としては、化け物を退治していって自分の生身を取り戻すということなのですね。今後1話ごとに化け物を倒していって最後に完全な生身になるのでしょうか。
     ちなみに、タイトルが百鬼丸でなくて「どろろ」なんでしょうかね。
     次回以降もよろしくお願いします。

    • rosiasuki より:

      ひろさん

      コメント、ありがとうございます!

      自分も原作は未読なのですが、流石に時代に名を残すだけはありますよね。

      恐らく、展開的にはそういう展開になるのではないか、と思いますが。
      景光たちとの戦いもあるでしょうから。
      どこかの話で、鬼神二体を同時討伐、とかもあるかもしれません。
      あと、個人的にはワタシもOPもEDも大好きですw

      タイトルに関しては、原作からして「どろろ」だったわけですが。
      初代アニメ版では、途中から「どろろと百鬼丸」に変わったみたいですね。
      この辺は分かりやすさ重視なんでしょうけど。

      これは、いわゆる百鬼丸は主人公でこそあれど、その出自から、メインのストーリーテラー足りえないから、ではないかと思います。
      あくまでもこの作品は、どろろの視点から描かれている、ということではないでしょうか?

      ではでは、次回以降もよろしくお願いいたします!

  2. みー より:

    OPの女性は原作には出てる人とだけ

    • rosiasuki より:

      みーさん

      コメント、ありがとうございます!

      ほほぅ、このリメイク版のオリジナルキャラではない、ってことですね?
      だとすれば、余計に出番が気になりますね!

  3. H20 より:

    こんにちは
    どろろ面白いですね

    2クールあるかも?という話について、
    EDアニメの絵コンテ等の小林氏がTwitterにて15話のコンテ演出をするとツイートしていました(2019年1月6日)

    • rosiasuki より:

      H20さん

      コメント、ありがとうございます!

      どろろ、丁寧な出来で面白いですよね!

      で、クールについての情報、ありがとうございます!
      どやら、その情報が最有力みたいですよね。
      真実なのか、それとも呟き間違いなのか。

      ただ、どうにも2クールやるのは確定っぽい空気を感じますね。
      そう言う意味でも、どうなるか楽しみです!

  4. ナナシノゲノム より:

    コメントの順序が逆になりましたが<ネタバレにつき修正>
    今リメイク実はオリジナルが色々改変されています。
    時系列を変更し<ネタバレにつき修正>と云う事にするのでは無いでしょうか?

    原作では最初に百鬼丸が取り戻したのは「眼」です。見えず聞こえず話せずとも、
    テレパスで他人との意思疎通は可能、それがオリジナル、退治する=奪われた部位を
    取り戻すでした。欠けた部分を奪還するのが原作の行跡。リメイクは部位の奪還では
    無く人形が人を取り戻す旅だと思慮してます。「顔」を「痛み」を取り戻し、部位
    で無く「感情」とか形而上の部分(抽象的だと云われるのであれば脳の中の感情を司る
    部分)を含めての人に戻って行くのでは無いでしょうか?

    退治する毎に国が荒れて行く…百鬼丸一人がスケープゴートになって居れば万民は
    安寧でいれるのに…実に小林靖子らしい残酷な設定。中ボス級の万代をあっさりと
    退治したのは己は痛みを感じる事無く敵か否かを正確に見抜き何の躊躇無く弱点を
    突く事が出来たから、<ネタバレにつき修正>
    原作へのリスペクトを残しつつ見事な設定の改変、今の処理想的なリメイクと
    なって居ります。

    • rosiasuki より:

      ナナシノゲノムさん

      コメント、ありがとうございます!

      顕著なのは、鬼神の数がかなり減っている点、などなどですよね。
      まぁ、時代に合わせて、物語を変えていくのは当然ですが。
      それが、どの様な結末に繋がるか、という部分が興味深いですね。

      ……ほうほう(梟)。
      だいぶ違うんですねー。人を取り戻す旅、ですか。確かに……。

      感情、ってのは良い読みだと思います! 成長という形で、感情を取り戻す、っていうのは私も考えたのですが。
      感情すらも取り戻すもの、として考えると凄く面白いかも!

      小林脚本的な残酷さもありますが。
      それがまた作中の時代に合うんですよねー。
      領地を守る、って。ある意味当たり前だった時代ですし。

      原作を見た方に認められる、ということは。
      リメイクとしては成功と言ってもいいんじゃあないでしょうか!?