南の島で一月くらいのんびりと過ごしつつアロハオエしたい。
すみません、欲望が素直にエスカレートしてました。ISLAND(アイランド)担当のロシアスキーです。
いやぁいやぁ長かったですよこの一週間! ISLAND2話! 待ってた!
前回の導入がかなりグッドでしたからねぇ。ワクワクして待ち遠しかった!
↑前回、第1話の記事はこちらになります! こちらも見ていただけると嬉しいです!
今回もかなり考察し甲斐のありそうなお話だったので。ぶわぁりぶわぁり語っていきますよー!
スポンサーリンク目次
ISLAND第2話 あらすじ
今回も結構話は展開したんじゃないかなーと思いつつ。原作的にどこまで進んだのかはちょっとわからないのですがっ!
第2話のあらすじは、こちら。
凛音の語る秘密。島に伝わる風土病について調べようとする切那。
その調べ物の最中、紗羅の言葉により浦島御三家について知る切那。
次第に島について知る中、凛音の母たる玖音が語る事実が切那に取らせた行動とは……。
てな感じで。PVにもあった重要っぽいシーンがぽんぽん入ってきて「おいおい、どうなっちゃうんだぁい?」と目が離せませんでしたね。
では、解説考察参りましょうか!
スポンサーリンク煤紋(バイモン)病についての考察
前回凛音ちゃんがラストに語った、『日の光に当たるとタヒぬ』という言葉。
これは浦島に根付く風土病、『煤紋病』が原因ということでした。
(ただし、どうやら玖音さん曰く凛音ちゃんは煤紋病ではないらしいのですが……?)
この煤紋病。島のお医者様によると、重度の症状の患者さんだと……。
『日光に晒されると全身が焼け爛れ、早ければ五分で絶命する』という恐ろしい病気らしいです。
未だ治療法無し。しかも浦島にのみ存在するというこの煤紋病。
どうやら物語の重要なキーになりそうなので、考察する必要がありそうですね……。
類似の病気
現実においてこの煤紋病に近しい病気としては、二つの病気があります。
一つは『ポルフィリン症』。そしてもう一つは『色素性乾皮症』という病気です。
ですがこの二つの病気は煤紋病のように日光を浴びたら即座に命に関わるという病気ではありません。
ポルフィリン症は皮膚型と急性型に区分されますが、似ているのは急性型の方。
診断が遅れたり、処置を誤ると20%程の患者さんが呼吸筋麻痺などでなくなられるということで。
なかなか恐ろしい病気ですね……。
もう一つの色素性乾皮症は、紫外線に当たると皮膚が火傷のようになり、皮膚がんになりやすいという病気。
こちらは日の光が直接命に関わるのではなく、『重大な病気を引き起こしやすい』という病気ですね。
どちらもなかなかに大変な病気ではありますが、煤紋病のような凄まじい危険性を持ち続けている病気ではありません。
(どちらも治療は難しいですが、対応策なども今ではしっかりとあるそうです)
これがどういうことかというと、煤紋病は本土にもある病気ではない、ということが確定します。
現実世界において同一症状の病気が無いという事は、この煤紋病が本土にあって、治療法が伝わっていないだけ、という線を否定できるわけですね。
病気としての区分
この煤紋病が浦島独特の病気であると分かったなら、次はその病気そのものについて考えなくてはいけません。
ウイルス性なのか細菌性なのか。遺伝性なのか感染性なのか……。
ここでは作中の情報だけでの推理になりますが。恐らく煤紋病は遺伝性・ウイルス性の病気だと思われます。
というのは、もしも細菌性・感染性の病気なら本土でも発症があってもおかしくないと思うんですよね。
切那は島の人間ではないため、強制退去されそうになっていました。その際の一連のやりとりから、恐らくそういった余所者の排除は今回が初めてではないと想像できます。
つまり余所者が島に入ってきたことは以前にもあった。なのに本土では煤紋病の情報は無い……『ぽい』です。あくまでも『ぽい』ですが。
となれば、感染力が著しく低い。もしくは突然変異のように発症し、遺伝する病気なのではないかと推測できます。
それに、狭い島というコミュニティで感染力が高い病気であったなら、あっという間に島の人たち全員が発症しているでしょうから。
まぁこの辺は医学知識の無い素人考えなので。あまり本気にしないでいただくほうがよろしいかもしれません。
結論
結局のところ、煤紋病そのものについての正体や、発症条件などは謎のままです。
しかし、この病気が物語の舞台、浦島にとって重要なファクターであるのは疑う余地がありません。
この後別項目でも語りますが、浦島御三家や、伝承にも関わる重要なキーである煤紋病。
もしかすると、切那が救おうとしている世界。その脅威という様なものは、この病気自体なのかもしれませんね……!
浦島に伝わる伝承
今回紗羅ちゃんが語った浦島の伝承。それは『よくある御伽噺』と切り捨てていいような物ではありませんでした。
大昔島に居たとされる三人の娘の名前は、御原凛音、枢都夏蓮、伽藍堂紗羅。そう、切那が知り合った少女たちと同じ名前です。
それどころか、その『昔の凛音』には『切那』という兄がいたとのこと……!
禁断の恋に落ちる凛音と切那。切那を愛していた夏蓮は『面隠しの黒巫女』という存在に頼み、凛音を化物に変えてしまいます。
悲しんだ凛音は自ら命を絶ち、悲しんだ切那は紗羅からの助言に従い、黒巫女と契約を交わします。
いつかの未来、凛音と出会い結ばれたのなら、凛音の呪いが解けるように、と。
その後切那は氷の中で眠り続けることになる……というのがこの伝承ですが。
この伝承もまた、重要なキーになっている気がします!
重要なポイントまとめ
ここで重要なのは、三人の少女の名前と、切那が時を超え凛音に出会おうと眠り続けたということです。
紗羅ちゃん曰く、御三家は周期的に娘に伝承の女性の名を付けたらしいのですが……その名前の三人に切那が出会うとは。偶然にしても随分と都合がいいことです。
そして、切那は自称タイムトラベラーなのですが……伝承の切那が氷の中で眠る、とは。
いわゆる『コールドスリープ』のことなのではないでしょうか?
私はこの作品の事前情報をまとめていたとき、切那が未来からやってきたタイムトラベラーだと勝手に思い込んでいました。
ですが、実は切那は未来ではなく、過去からやってきたタイムトラベラーなのではないでしょうか?
切那が時折思い出す映像は、過去、伝承の三人と過ごした日々なのでは?
そう考えれば、映像に差異が生じているのにも納得がいきます。
もちろん、この仮定が真実だとしても、まだまだ謎は残っているのですが……。
前回の推理から引き継ぎまして、私は『切那は間違いなくタイムトラベラーであり、過去からやってきた存在である』と予想を修正したいと思います!
スポンサーリンク御三家の謎
続く謎ですが、今回紗羅ちゃんと夏蓮ちゃんが語ったことに、御三家による伝説の捏造があります。
曰く、煤紋病患者を伝承の凛音に見立て、御三家がそれぞれ島に貢献したという伝説を捏造し。
煤紋病患者の出た御三家が、迫害に抗えるようにするため、とのことなのですが。
私はこの一連の言葉に、少し違和感を覚えました。
紗羅ちゃんの家の事件
御三家は島の住人のために大きなことをなした、というような伝説があるという話でしたが。
それなら何故紗羅ちゃんの家は放火されたのでしょうか。
島の中には、御三家を良く思わない人々も少なからずいるそうなのですが。
もしも紗羅ちゃんの言うとおり。伝説がしっかりと受け継がれてきたのであれば、御三家の人々が恨まれたりすることなんてあるはずがないのです。
なのに紗羅ちゃんの家は放火の被害にあった。……矛盾、とまではいいませんが。情報がすれ違っている気がします。
考えられるのは、御三家の伝説が捏造だと人々にばれている。
あるいは、御三家が島に貢献したこと自体が恨みを買っているか、でしょうか……。
御三家の歴史
紗羅ちゃん曰く、御三家は神代の時からの歴史があるということでしたが。
(補足説明:神代とは神様の時代という意味。日本神話においては紀元前660年より前のことを指すらしいです)
それほどの由緒正しき歴史を持つ御三家が、なぜ悪意を向けられるのでしょうか。
基本、この日本という国において狭いコミュニティの中で力を持つ家というのは崇拝の対象になるのが普通です。
もちろん、例外もありますが。この浦島御三家は島を悪く統治していたという感じではなさそうです。
それどころか、作中の時代まで家が続いているのですからいわゆる『名家』と呼ばれてもいいくらいでしょう。
なのに何故、人々の内悪意を持つ存在が少なからずいるのか……。
御三家の闇
今のところこれについては情報が少なすぎて断定などが出来ないのですが。
考えられるのは二つくらいかな、と思います。一つ、御三家は煤紋病を発症した人を見捨てたのではないか?
そしてもう一つ。煤紋病は御三家こそが広めたのではないか?
どちらにせよ、この浦島の人間が恨みを抱くなら、そこに煤紋病という物がかかわってくるのではないか、と言うのが私の予想です。
平穏無事な生活を病気で脅かされたのだとしたら……人々に悪意が根付いても不思議ではないですからね。
ただ、これは完全に当て推量での予想ですので。そこの所はご了承いただければ、と思います。
切那の瞳
これはおまけといいますか、些細なことなのですが。
紗羅ちゃんと夏蓮ちゃんと話しているとき。この瞬間の切那の瞳ですが。
やけに紅くありません?普段の切那の瞳の色は、茶色っぽいんですが……このシーンでは見事な赤に見えます。
もしかすると部屋の照明による色の変化ってだけかもしれないのですが……このシーンで切那は何かに気づいた……あるいは思い出しかけているかのようなことを呟いているんですよね。
上では切那はタイムトラベラーであると言いましたが。これは保険として……。
『三人の女の子と切那は、伝承の四人の生まれ変わりである』という線についても考えておく必要があるかもしれません……!
まぁ、可能性については常々持っておくほうが安心ですのでね!w
スポンサーリンクISLAND2話 感想
さってさて。ISANDの2話の感想なのですが。
面白い! 面白い、ん、だけどぉぉぉおぉお↑?
なんでしょう。早速不穏な空気が溢れてきていませんか。
御三家の謎とか。凛音ちゃんが自分自身が煤紋病ではないと分かってるっぽいのに日中行動しないこととか。
その煤紋病についての治療法の無さとか。浦島の伝承が作中の時代まで息づいて、四人と変にシンクロしてるっぽい所とか。
おかしい。もう二、三話くらいはほのぼのできると思ったのに。
まぁとはいえ、その分記事の書き応えがあるってもんではあるので。そこはいいんですけどね。
個人的には、切那のキャラがすっかりお気に入りですね。
年長者としての余裕もありながら、記憶喪失であることを不安に思う部分もあり。
少女たちにアドバイスとかしながらも自分もまだまだちょっと子供な部分もあり。
いやぁ、非常に魅力的な主人公だと思いますね。
今回の情報収集で切那自身思うところもあったようですが、その思いは凛音ちゃんに伝わるのか。
また伝わったとしてそれはハッピーエンドのための布石になり得るのか!
まだまだ不穏っつーか不安が山積みなのですが! このまま中だるみしないでラストまでいってくれればかなり面白い作品として名を残せるのではないでしょうか!
次回辺り切那と島の人々の間で一悶着ありそうかな? なんて思いつつ。
御三家、切那、凛音の内どれか一つでもいいから、謎を解き明かす大きなヒントが欲しいなーなんて思うのでした。
と、ここで宣伝を。
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もしかすると自分もゲストで呼んでいただけるかも? いや、まだ分からないんですけど!w
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ということで、また次回の記事でお会いしましょう! ロシアスキーでした!
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コメント
こんばんは。
連日の猛暑で、ゆかり姫のCMにハレーションが掛かってる……。いや、冗談です。ごめんなさい。
えーと…、煤紋病って小生病じゃないか?、と思っている。(いや、突拍子もない妄想だと解ってますよ!?。)
紗羅の一族は余所者を島の人間にするために、煤紋病に感染させてきた。そんな通過儀礼的な仕来たりを行っていたのでは?。
これなら、元余所者が紗羅の一族を恨む、とは思う。
ただ、煤紋病の病原体、単独では無害ではないか?、と思う。(本土に煤紋病が無いため。紗羅が煤紋病を発症してないため)
「煤紋病」+「浦島の水のミネラル(鉱物)、もしくは島特有の海産物、それ以外の何か」で病気が発症するのかなと思う。これだと、「煤紋病」のキャリアーで在りながら、病気を発症させなくて済むしね。
そうすると、「紗羅の一族」=「黒巫女」なのかなーと、私などは思ってしまう。(注:個人の妄想です。)
それと、切那が未来から来た。と言っているが、島の名前が浦島太郎を連想させる浦島なので、ヤッパリ過去から来てるよなー。それとも、浦島はミスリードで本当に未来から来たのか?。
まあ、私の予想では、1982年頃から来たのかなと?。
なんか、取り留めの無い、長文になって、すいません。
それでは、さようなら。
てけり・りさん
コメントありがとうございます!
おぉ……おぉ……これは実に興味深いご意見!
煤紋病が人為的発病かつ島の人間のそういった思惑があるとすれば。
紗羅ちゃんにヘイトが集まっても不思議ではないですな……!
発病へのトリガーも、複数条件っていうのは考え付きませんでした!
切那に関しては過去からのタイムトラベラー(もしくはコールドスリープされていた)説が強まってきましたが。
それもミスリードだっ! っていう可能性も頭の中に残しておいたほうがいいかもですねーw
コメントいただけると、活力になりますので!
長文なんか特に、気づきの原材料ですので!
またコメントいただけると非常に嬉しいです~!