そして男は再度過去へ飛ぶ。
どーもっ! ISLAND(アイランド)担当のロシアスキーです!
今回、早くも未来編が終了ということで。見ていて展開の速さ、そして展開そのものにびっくりしておりました。
前回のラストからどう動いてくるかと思いましたが……まさかこう来るとは思わなかった。
↑前回の記事はこちらです~。
次回以降、更に激しい動きが予想されますので、今回もビシッと語りましょう。
スポンサーリンクISLAND第10話 あらすじ
実際、もうちょっと未来編引っ張ると思ってたんだよ。
それがこんなにあっさり進むとはなぁ。
というこって、以下あらすじでおじゃる。
そんな中、カレンの仲間たちが囚われ、救出へと向かう切那たち。
罠に嵌められ、処刑されそうになるもリンネの機転で脱出することに成功。
しかし、サラが倒れ、さらにカレンまでも煤紋病の症状に倒れてしまう。
深い絶望と悲哀に襲われる切那だが。リンネの提案により過去へと旅立つことになり……。
という感じで。この1話だけでも相当状況が動きましたねー。
ではでは、今回の気になるポイントを語ってまいりましょうか!
スポンサーリンク存在していた煤紋病
今回個人的に気になったのはまずコレですね。
だいぶ時間の経った未来にも存在していた、煤紋病。これについてですね。
切那が一目見てその症状に気づけた点からも、これが間違いなく煤紋病そのものであることは間違いないでしょう。
問題は未来世界において煤紋病がどれだけ蔓延しているか、という点なのですが……。
恐らくなのですが、煤紋病は未来世界では世界中に広まってしまっているのではないでしょうか?
アイランドの外にあるというヴァルハラを探しにいった探索隊が全滅したのは……。
もしかしたら。何か外敵などに襲われたとか、そういうことではなく。煤紋病の症状にやられてしまったのではないでしょうか?
こう考えると、人々がアイランドという狭い世界でしか生きていないのも納得ができます。
日光に当たってしまえば命を落としてしまう。だからこそ人々はシェルターで暮らすようになった。
それが時が流れるにつれ、煤紋病についての情報は失われていき。人々は『そもそもシェルターの外で暮らす』という発想を失った。
シェルター内で暮らすだけの人々は外に行こうなどと考えないので、そこを教会が統率した。
教会が煤紋病について知っていたかどうかは不明ですが……いや、もしも予想が当たっているなら煤紋病については知らないかもしれませんね。
もしも知っているなら、むしろ煤紋病の治し方とかを利用して、人の信頼などを勝ち得た方が楽でしょうからね。
話が反れましたが、問題は煤紋病そのものです。煤紋病が未来世界にて蔓延しているとすれば……過去に何があったのか。
……浦島にしか存在しなかったっぽいその病気が。なぜ世界を包んだのか……。
不明瞭な点は多いですが。もしかすると、凛音を救えないという事実が、その最悪の結果を引き起こすのかもしれませんね。
そもそも凛音は浦島の御三家の一人。凛音が生存していた場合、凛音が煤紋病対策を確立するとしても不思議はありません。
過去で切那が凛音を救えなかったから、その未来が確定できなかった……というのは十分ありえるかもしれませんね。
あるいは、凛音が救えない場合、玖音が研究や調査を打ち切り、それにより煤紋病への対策も確立されない、とかでしょうか。
そのパターンの場合、凛音を救えず、玖音が煤紋病への対策を打ちたてられない。未来世界の住人の切那は未来の状況を変えようと過去に飛ぶ。
しかしそれでも凛音を救う方法がわからなかったため切那は失敗。未来は変わらないままでしたが……。
今回、明確に凛音を救う必要があるということに気づいた切那は、以前とは違う状況で過去に飛べる、ということでしょうか?
何にせよ、凛音を救うということと、未来の煤紋病は深い関係がありそうですね!
スポンサーリンク大司教の目的
今回、サラのお父さんである枢機卿はなぜか罠にかけられ、命を落としてしまいました。
しかもその犯人は切那、カレン、サラが仕立て上げられる念の入り様。
状況から判断するに、これらの絵図を引いていたのは間違いなく大司教でしょうが……その目的とは何でしょうか?
枢機卿は撃たれる寸前、人々に何かを告白しようとしていました。
これは恐らく、外に出た調査隊が帰ってこなかったのではなく全滅したのだ、ということか……。
あるいは、教会が人々を支配していることについての秘密を暴露するつもりだったのではないかと思われます。
それは教会にとってはかなり都合の悪い出来事です。それまで築き上げてきた信頼や尊敬が一気に無くなってしまいますからね。
ですがその告白を阻止するだけなら枢機卿を排除するまでの必要は無いと思われます。
おそらくは教会の、いや大司教の目的はさらにその先にあるのでしょう。
切那たちをテロリストと仕立て上げ、処罰することにより教会への信頼をさらに磐石にする。
そうすることで、教会は狭い世界の支配者として存在することが出来る。
ただ、それをするメリットがあまりにも薄い様な気がするんですよね……。
お宝ざっくりな国とかを支配するならまだしも、緩やかに終わりへと向かって進む世界を支配しても何の旨みも無い気がするんですよね。
次回からまた現代編に戻る以上、大司教の目的は明らかにならなさそうな気もするんですが……。
あるいは、実は未来世界にはまだまだ視聴者が気づいていない凄まじい秘密がある、とか……?
可能性はなくもないけど……どうだろ。単純に支配欲に駆られた大マヌケって線もあるのかなと思うんですよねぇ。
だって分かりやすい悪人面してたしw
謎のCDの正体
第1話で登場して以来ずっと忘れ去られていたあのCD。
今回、久々に登場した上にその内容が分かりました。
それはオハラ家に伝わっていた古文書、ということなのですが。
ん~? それって、あれぇ~?
前回切那が過去に飛んだときも恐らく一緒に持っていったのでしょうが。だとすれば、そのCD自体が謎を呼ぶ気がするんですよね。
オハラ家が御原家だとして、古文書が入ったCDが未来に残される。
それを持って切那が過去に飛んだとして、誰もそれを見ることをしなかったのでしょうか?
もしかすると、そこに煤紋病への対策や、タイムマシンについてなどの情報が入っているのに?
そして、そのCDがありながら、何故切那は凛音を救えなかった?
前回の記事で仮定した、切那は3度以上タイムトラベルをしているという説で計算した場合。
1度目は切那は『ただ未来を救うため過去を変えに行った』。もしくは『サラ、カレンの運命だけを変えに行った』のではないでしょうか?
それが失敗し、2度目の跳躍。『未来を変えるためには誰か少女を救わないといけない』とは覚えていたが、具体案までは持っていけなかった。
そして今回が3度目。『凛音を救えば、未来が大きく変わるのでは』という状況での跳躍なのではないでしょうか?
つまるところ、切那はあのCDを持って過去に飛んではいますが、『それを適切に利用しなくては未来が変わらない』というアイテム。
それこそがあのCDの持つ意味なのではないか、と私は考えております。
タイムマシンの製造法をはじめとする、未来の人間しか知りえない、未来までに積み重ねられた膨大な知識。
それこそが切那がタイムトラベラーである証拠になりえるのですから。それを現代で効果的に使えれば……。
もしかしたら、過去を改変することができるのではないでしょうか?
各話サブタイトルの意味
次回のタイトルを見た瞬間、不安が一気に増大したんですよ。えぇ。
よくよく考えれば、各話のタイトルは全てがセリフのようでした。
なので、次回の展開を予想するに当たり、ここまでのタイトルについてちょっと考えてみたいと思います。
第1話:またあえたねあなたと
これは凛音が切那をセツナと勘違いしたことを示すタイトルでしょう。ここは捻る必要は無いでしょうね。
第2話:くやまないでほしいから
2話の内容とはどこかずれているんですよね。これはもしかすると……。
凛音と切那の別れ、あの嵐の中、凛音が切那に対して思った言葉なのかもしれません。
第3話:ただしいゆめのつむぎかた
かなり抽象的な一言です。これはセリフとして考えるよりはナレーション。つまり外の世界から作中世界を見た時の一言と考えたほうがいいかもしれません。
乱暴な予想ですが、煤紋病をなんとかできないまま未来を迎えるのは、正しくない夢。
正しい夢を紡ぐには、絶対に世界を救わなくてはいけないことの暗示、とか……?
第4話:このせかいはひみつだらけ
これはそのまま。世界には秘密があり、それが未来世界からのオーバーテクノロジーであることの暗喩でしょう。
第5話:だからあなたをしんじてる
これもそのまま。これは紗羅の言葉であり、サラの言葉でもありそうですね。
切那が世界を変えてくれること、もしくは変えてくれたからこそ未来も変えてくれるという信頼の言葉ではないでしょうか?
第6話:そこにあなたがいればいい
凛音の言葉でしょうが、ここから物語が一気に変わるぞ、という事実を指摘している感じです。
あるいは、切那が凛音の傍にいる必要がある、という玖音の想いそのもの……?
第7話:ずっとすきでいたいのに
セツナについて思い出した凛音の葛藤。またはリンネが過去に旅立つ切那へと抱いた感情でしょうか。
第8話:またあえたらあいしてね
これも凛音の別れ際の一言のようでもあり、リンネの別れ際の一言のようでもありますね……。
どちらかといえば、リンネこそこの言葉を言っている気がするんですよね。
第9話:マタアエタナオマエト
ここから未来編。これは切那の言葉ですね。凛音との再開を果たしていない以上。
これはリンネとの再会。つまり切那がもともと未来世界の人間であるということの象徴ではないでしょうか?
リンネとの時間軸に戻ってきたことを表している、的な?
第10話:モウクヤミタクナイカラ
再度過去へ飛び立つ切那の決意そのもの。そして、『もう』悔やみたくない、というのは、やはり複数回のタイムトラベルの証拠?
そして問題の第11話は『またあえたけどアナタは』……。なんだよ。会えた『けど』なんなんだよ!?
考えられるのは、切那が前回までと違い、大きく変質してしまっている。もしくは、タイムトラベラーという証拠があるからこそ信用してもらえない感じ?
なんにせよ、タイトルだけだとかなり不安が大きいんですよね。多分すんなり凛音は救えないぞ、ということなのでしょうけど。
あと気になったのは、過去、つまり現代編は『全て平仮名』。未来編は『全てカタカナ』という中、11話は『平仮名とカタカナの混同』なんですよね。
……二つの時間軸が交わっている、物語の核心に迫る、ってことでしょうか。
あと、過去編は『Stage●●』というエピソード表記なのですが、未来編は『Recursion●●』という表記。
Stageとは『ステージ』。つまり舞台や『段階』という意味です。切那が一つ一つ浦島やヒロインたちの問題を解決していたことに起因する表現?
対してRecursionは『再帰』という意味。再度未来に帰ってきたこと。そして再度過去に帰ることを象徴している?
う~ん。考えれば考えるほど、各タイトルに意味がある気がする……。全部が全部、全ての物事が終わった後のセリフのようにも感じられるし……。
ただ、まったく無意味、ってことは無いと思うんすよね~。うぬぬ、ぬ?
スポンサーリンクISLAND10話 感想
展開が速すぎて開いた口がふさがらなかった。
なんでしょうね。未来世界の、そして未来編の絶望っぷり。救いが無ぇ。
そして、いくらバタフライエフェクトがあったとして。
ほんの小さな島の、たった一人の少女を救っただけで本当に世界が救えるのかが分からない。
いや、もしかしたら凛音にはとてつもなく重要な秘密があるのかもしれないですけど!
それにしたっても、何がどう繋がるかが分からない。故にモヤモヤする。
あと、この直近2話の流れのせいで忘れがちですけど。
切那は本編開始時点のタイムトラベルで、『セツナをコ口す』という使命を抱いていたんですよね。
おそらくは凛音を救うためにそれが必要。もしくは別に、その目的を果たす必要もあるのかと思うんですけど。
……これがどういう意味なのかも分からないんですよね~。
考えられるのは、切那は本名じゃないっぽい訳だから……。
ヒロインたちを救った後、自分自身を犠牲にする必要がある、とか?
なんにせよ、凄く面白いことになってきているので。次回が楽しみですなぁ。
……頼むから、ハッピーエンドになって欲しい。それこそ、完全無欠のハッピーエンドになってほしい。
心の底からそう思うよ……。
さて、宣伝にございやすっ。
▼当サイトでは他多数の作品も考察しています!
「みんなのアニメ語り場」配信中
視聴したアニメは1000作品以上!当サイト運営者小鳥遊さんがYouTubeチャンネル「みんなのアニメ語り場」を配信中です。
コメント・ネット通話・PC画面共有を通して、誰でも気軽にアニメトークができる視聴者参加型の生配信なので、是非遊びに来て下さい!
アニメに関係する話であれば、テーマはなんでもOKです!
私もちょこちょこ進行役としてゲスト参加する予定なので、是非一緒にアニメを語らいましょう!
チャンネル登録お願いします!(通知が届くようになります。)
▼配信についての詳細はこちら
▼生配信についてのお知らせはTwitterで行いますので、合わせてフォローしていただければと思います!
こちらのTwitterアカウントで、YouTube生配信に関する情報を逐一お伝えしていきます。
フォローお願いします!— アニメ考察ブログ@みんなのアニメ語り場チャンネル (@anideep11) June 25, 2018
以上、ロシアスキーでした。次回もどうぞ、よろしくお願いいたします!
スポンサーリンク
最新情報をお届けします
Twitter で2017春夏秋冬アニメ考察・解説ブログをフォローしよう!
Follow @anideep11
コメント
どうも。そろそろ終わりなので、これから先の考察はロシアスキーさんにお任せします。(私はここの記事を読みながら、のんびりストーリーを見ようと思います。)
>緩やかに終わりへと向かって進む世界を支配
支配しても意味無いね~。結局、行き着く先は、滅びだからね。人類最後の一人が、切那の入っていたコールドスリープカプセルを使い、宇宙人がやって来て救出されるまで永劫の時を待つ。とかもあるけどね。(宇宙人では無く、次世代新人類もありか!?。)
>第1話で登場して以来ずっと忘れ去られていたあのCD。
そうですね~。切那のCD=未来のリンネのCDだと、このCDを作ったのは誰?。って言う疑問が湧くよね。まさにタイムパラドックスの産物。更にいえばCDを、現在⇔未来へと循環させていた切那も、もしかするとタイムパラドックスの産物?。とか妄想してしまう。
う~ん。アッサリとしたコメントをするつもりが、やっぱり長文になってしまった…。
これから、ストーリーがかなり激しく動いていく。と思うので、それに負けず濃い内容の考察記事を期待してます。最後まで頑張って下さい!。
これにて失礼致します。
さようなら~。
てけり・りさん
今回もコメントありがとうございます!
いよいよ物語も佳境ですね。
もしかすると教会は世界を救う方法を独自に持っていて、人口を減らしてそれを実行するつもりか、とかもありそうですけど。
今のところは正直、未来世界を支配する意味ってあんまりなさそうですよね~。
CDに関しては、そのCDを誰が最初に作ったのかがキモになりそうですよね。
いわゆるすべての物語の基点って、何回前の時間軸なの、って感じで。
たぶん次回もとんでもない展開がありそうなので。
ストーリーに負けぬよう、考察がんばります!
応援ありがとうございます!