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重神機パンドーラ11話感想・考察!ロンが差し出した黒い箱の中身

え~、6月とは思えない暑さの中、皆さんいかがお過ごしでしょうか?

パンドーラ担当、ロシアスキーでございます。どうもどうも。いやぁ暑い

私の住まう土地は現在非常に暑くなっておりますね。おぅ太陽さんもうちっと手加減してくれねぇとオレぶっ倒れるぞ。暑さにゃあ弱いんだよw

さてさて、そんな暑さに負けず劣らず熱いパンドーラ第11話でございますが。

いやぁ……予想通りと予想外を叩き込んできおるわ、本当に……。

まぁまぁ今回はまずは本当に「まぁ見てくれよ」と言いたくなる内容でしたわ……。

ということでざっくりあらすじですが。

押収したダークドライブの起動実験を行うパンドーラメンバーであったが、実験は失敗。

ダークドライブについて考えるレオンやジェイであったがその会話の中、ジェイの追及がレオンに向く。

そうしてレオンの口から語られる、リアクター事故の真実、そして秘密とは。

一方クロエはレオンに「行きたい場所がある」と言い。共にとある場所へと向かうのであった……。

ってことでクロエ回どころかロン回だったじゃあねぇかよ!

ここまでの謎だったものを明らかにしつつも、新たな疑問も生んだ今回11話。

解説・考察やっていきたいと思います!!

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ロンの手にしていた黒い箱

レオンが回想した過去。その中でロンが最後に差し出していた黒い箱。あの箱の正体とは?

パン 11話 黒い箱

©2017 Shoji Kawamori, Satelight / Xiamen Skyloong Media

これなんですけどねぇ……私の考察というか予想というかですと……。

ただの今までの実験データ」だったんじゃねぇのかなと思っておりますw

いや確かにね? ジェイの予想通りジークがリアクター実験のいわゆるキモとなるデータを持っていったってのは自然な予想ですよ。

でもそれだとジークのそもそもの天才っぷりが埋もれちゃわない? っていう感情がですね?w

まぁ~、あのあれですけどね。自分の予想した「ジークは別世界のロン」説を推したいだけだろ、と言われればそれまでなんですけどねw

まぁ私の予想としてはあくまでも「ジークは別世界のロン」であり「作中世界のロンがどこまで研究を進めていたか」を知るために「研究データを一応回収した」という感じではないかな、と思います。

例えばですけどね。ロンの実験データのどれだけ重要な部分を回収したとしてもですよ。

そんっじょそこらの天才程度のレベルの人間がそれを解析してダークドライブを作れるかな? と。

私はそう思うわけですよ。だからこそのこの予想ですよ。

いやぁ、持論を補強するのに懸命だなぁオレw

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ダークドライブの起動因子とは

レオンたちは押収したダークドライブを起動しようと実験をしましたが。残念ながらその実験は失敗に終わりました。

そこでレオンはそもそもの問題点。「ダークドライブとハイパードライブの起動因子が違う」という点へと思考を伸ばし。その起動因子そのものについて考えます。

思考するパンドーラ首脳陣(って書くとサッカーとかみたいだな)。そこで生まれた結論は……。

ダークドライブの起動因子とはB.R.A.Iなのではないか」と。

これについてなのですが……まぁほぼほぼこの予想で間違いないと思います。鶏と卵みたいな話ですけど。

ダークドライブはそもそもが「B.R.A.Iの進化を促すために作った」のであり……。

だからこそ起動因子にB.R.A.Iを想定する」というのは当たり前といえます。

まぁこの文脈だからこそ無理無理に差し込む訳ではないんですがね?

ジークが別世界のロンだとすれば、ダークドライブを作成するに当たりロス少なく作成ができるのではないか、と。

あるいはもう逆説的に「ジークは別世界のロンだけど作中世界のロンと面識があった」とかとんでもなこと言っておくと面白いかも。

いや、さすがにそれは無いか。まぁなにはともあれ……。

ダークドライブはその目的の関係上、起動因子をB.R.A.Iに設定している、と。

こう予想してるとなんですけど、そのドライブシリーズは起動因子を設定して作れるってことか……?

……これ、この項目は余分な謎を生みそうなんで、この辺で話切っておきましょうw

クロエの置かれていた環境

さて今回ついに、クロエの兄はロンであったということが明らかになりました。

まぁまぁ、こりゃあ予想的にはラクでしたよ。多分自分以外でもっていうか……。

視聴者は多分皆気づいてましたよ、えぇ。なんでそこが問題じゃないんですよ。

重神機パンドーラ4話感想・考察・解説!クロエの本当の兄とは?
どうも。ロシアスキーと申します。 この度、NETFLIX先行配信。人類存亡の未来を賭けて戦うロボットアクション『重神機パン...

↑クロエの兄がロン博士である、と予想していたのは私が最初に書いた記事の時でしたね。もう懐かしいんですけどw

この項目で語りたいのは『クロエがリアクター事故当時どうしていたのか』です。

今回レオンの回想でロンは『妹がちょうどこの街に来ている』というようなことを話していました。

つまりクロエは当時幼い頃ネオ翔龍にはいなかった、ということになるかと思います。

これについてクロエの当時の生活についての考えを少々。

1:ロンはネオ翔龍に働きに出ていた

ロンとクロエは一緒に暮らしてはいたものの、ロンがいわゆる遠距離通勤していた説。

う~ん。ありえなくはないんでしょうけどね。それだとわざわざクロエがネオ翔龍にくる理由が分からない……。

というかネオ翔龍の当時の周りの状況は分からないけど。リアクター実験・研究に関わる人間がいちいち遠距離通勤とかは考えにくいなぁ。

だってそんな稀代の天才が無防備にも通勤していたら色々危険だもの。

2:ロンはネオ翔龍に住んでいてクロエは街の外に住んでいた

まぁ普通に考えたらこうですよね。いわゆる出稼ぎに出てるスタイル。

ただ当然この予想をする以上は、『当時クロエは親族と暮らしていたのか?』という謎。

そして『なぜネオ翔龍に来たのか』という謎が生じる訳ですが。

これに関しても様々な予想はできると思います。ただメタ視点も込み込みで考えますと……。

ロンとクロエは兄弟だけで暮らしている』可能性は高いんじゃないかな、と思います。

これまでの11話の間まったく親族の話題も出ませんし、慰霊碑に行くときもクロエは別段親族への思いも語られませんでした。

互い以外に頼るべき人が居ないからこそ。クロエはこまめにロンの様子を見にネオ翔龍にきていた

そしてあの運命の日……不幸にもネオ翔龍に居たが故に事故に巻き込まれてしまった……。

と、こんな所ですかね。まぁもちょい細分化して分析する必要もあるかな、と思うんですけど。

多分これ本編的にもカットされる部分なんで……。あの、疑問とかご意見あれば。

コメントいただければ! そこでまた語りたいな、と思います!

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ロン・ウーという人物

今回かなり描写されたロン・ウーという人物。その人物像についてなのですが。

ざっくりとまぁ、まとめてみましょうか。

パン 11話 ゲーム

©2017 Shoji Kawamori, Satelight / Xiamen Skyloong Media

1:レオン以上の天才

まずここですかね。レオンもかなりの天才なのですが。それを上回る大天才といってもいい能力の持ち主です。

少なくともレオンに対しチェス・将棋・麻雀・電子ゲームで完勝できる能力を持ち、レオンに対して『キミがいなくてもリアクターは完成した』と言ってのけるほどの天才っぷり余裕っぷりです。

これネオ翔龍すげぇよなぁ……天才を二人も擁していた、と……。すごい話ですよ。

2:チャレンジ精神

そんな天才なのに餃子作ってました。しかもすげぇ上手に。他にもランニングや筋トレなど様々なことをしていましたね。

それどころかレオンに対し様々なことに挑戦しろといいますか。興味を持つように促している節もありましたね。

つまり当時のレオンに比べますと非常にコミュニケーション能力もあり、様々なことに挑戦する開拓者精神とでも言うべき物を持っていた、と。

いわゆるレオンのような『科学者としてのテンプレート』としてのキャラクター造形からはだいぶ外れたキャラだと言えますね。

3:歪んだ一面

レオンはリアクターの実験に際し、その危険性を考慮して姫に匿名での告発を行いました。

それを受けてロンはレオンに対して今までに見せなかった一面を見せます。

失望した、がっかりだ、というそのロンの表情はどこか……狂気を感じるようなものでしたね。

パン 11話 狂気

©2017 Shoji Kawamori, Satelight / Xiamen Skyloong Media

これに関してはロンが作中言っていたように、レオンが選択から逃げたことを失望しているんでしょうけれども。

他にも、自分と同じ高みの座に来れるだけの人間だと見ていたのに、というのもまぁあるんでしょう。

この辺りはなんだか闇というか業が深いっつ~か……そんなのを感じましたね。

天才ゆえの孤独から、レオンに目をかけていたという部分もあるのかもしれません。

4:総じて

このロン・ウーという人物なのですが。今回の話を見るに……。

天才としての能力とそれに対しての自負がある

しかして様々なことに手を出す側面もあり、いわゆる万能型天才の気がある

まだ本格的には判明していないが、明らかな善人ではないようだ。危険があることは承知で実験を行っている節があった

という感じ。まとめますと私的には「非常に優秀なのだけれども扱いの難しいタイプ」という感じの印象ですかね。

ちょっとした事で独断行動、謀反を起こしかねないタイプ、と言いますか……。

飼われた犬のフリをした狼みたいな印象を受けました。

カンブリア大爆発

今回ちょっと出てきた単語、『カンブリア大爆発』について解説を。

こちらはざっくりと言いますと。

それまで緩やかに進化を遂げていたはずの生命が、カンブリア紀にいきなり多様化。

 今日の生物の基礎とも言えるような体制が出揃った」という現象……。という感じ。

え、どういうこと? と私も頭がスパゲッチィになるような言葉と現象なんですけど。

まさしく文字通り。カンブリア紀に生物のパターンが急速に増えた、位に思っておいていただければと思います。

この作中においてはまさしく、進化という部分においてこのカンブリア爆発を引き合いにだし、視聴者にダークドライブでの進化やリアクター事故でのB.R.A.Iの発生とのシンクロを印象付けるために使われたのだと思うのですが。

今現在ですと、カンブリア爆発は最初の提唱からは否定され気味らしいです。

現状ですと「カンブリア紀になると生物の化石情報が急速に増えた」という感じに捉えられているらしく。

まぁその辺はイメージ先行ということで一つ。あながち間違った使用法でもないですしね?w

おまけ

無理やりにでもおまけをねじ込むスタイルw

えー、本日は久々にお料理で、『餃子』についてです。

パン 11話 餃子

©2017 Shoji Kawamori, Satelight / Xiamen Skyloong Media

中国での餃子の食べ方は水餃子が主流。主に焼き餃子が主流の日本とは違う、というのは有名なお話ですね。

主食として食す場合は大量に作って大量に食うのがスタイルらしいです。

他にも蒸し・揚げ・焼きなど様々なスタイルで食すのは日本と同一ではあるものの。

子を授かるという単語と発音が一緒らしく、縁起物としても重宝されるとのこと。

まさに中国の国民食というべき存在のひとつというわけですね。

ちなみにニンニクは入れるのは習慣はなくその代わりを務めるのはニラだとか。もっと言うとテーブルに生ニンニク置いとくから勝手に一緒に食えぃスタイルもあるとか。

えー、あのニンニクが美味しいんだけどなぁ(と、いうのは日本式餃子で育った私だから思うんでしょうね~)

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重神機パンドーラ11話 感想

さてさて、今回も早くも感想を書いてる方が居ますね~。

↑今回はなんというか、クッション回のような雰囲気はありましたね。

分かりやすい謎は解決しとくけどまた謎は置いとくぜ、みたいな。

↑石田さんってだけで怪しく見えてくる。あると思います

↑今回は確かに。作画に疎い私でもちょっと気づくシーン多かったですねぇ……。

以下、私の感想でございます。

さてさて今まで謎に包まれていたロン博士の人物像の描写回とでもいうべき今回。

物語の展開としては一旦スピードダウンとなりますが、まぁ必要な回でしょう、うん。

個人的には見事な胡散臭さを披露してくれたロン博士のおかげで、ジークの正体はやっぱり……? と確信しましたが

レオンがクロエを大切に思っているのはやはり、ロン博士とのつながりのこともあるし……。

ロン博士を止められなかった。その負い目もあるんでしょうね。

事故の原因もぶっちゃけロン博士のせいだと言い切っていいくらいのものでしたし。だからこそクロエに真実を伝えられずにいる、と。

レオン優しい男だなぁ。そして餃子を作るの上手くなったんだなぁ……。

なんにせよ、ロン博士の言動を振り返るとリアクターとは手放しですばらしい発明だとは言えない様な気がしてきましたね。

いや、むしろ人間の手には余るものですら……?

恐らく今後もロン博士の影はレオンやネオ翔龍に影響を及ぼすことになるでしょう。

善人か悪人か。今はまだ判断が付きませんが……。なんにせよ、このエピソードで完全退場とは考えにくいですね。

そしてクロエちゃん……あぁぁ可愛い。健気だ、可憐だ……。

クロエちゃんが事故の真実を知る日も来るんでしょうけど、今それを考えるだけで胸が痛い!!w

さてさて次回はもう12話ですってぇ。早いなー。

次回はちょっとどんな話になるかは想像できないですが。節目も節目ですし……。

ここは、『ネオ翔龍はゴールド一派に奪われ、レオンたちは撤退を余儀なくされる。反撃のために動き出すパンドーラ部隊!』

とかそんな内容になると面白いんじゃないかなー、なんて無責任なことを言っておきましょうかw

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ということで、今回はこの辺りで、また次回お会いいたしましょう!

パンドーラ担当、ロシアスキーでした! ばいば~い!

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コメント

  1. 名無し より:

    いつも素敵な考察ありがとうございます。
    今回も楽しく拝見させていただきました。
    私個人的な意見としてはレオンさんの回想が1話(と2話)の回想と違う事に違和感を感じました。
    1話だと機動実験の時レオンさんリアクターを笑って観ていたんですよね。
    2話ではロンとの出会い方も違うように感じます。
    2話ではかなり若い段階でレオンはリアクター前に連れて行かれ量子リアクターの説明?うけてましたが
    11話では勝負に完敗してロンが名乗るまで
    彼をロン・ウーとは知らなかったようです。
    1話(と2話)と11話の回想の食い違いや
    ロンの性格の二面性
    ついでにレオンも性格が色々と変化しているので
    やはり別次元(多重次元?)の何かしらは混じっているような気がします。
    あくまでそうじゃないかという予想ですがw

    • rosiasuki より:

      コメント、ありがとうございますー!

      なるほどなるほど……言われると確かに。
      後ほど改めて1話、2話の回想シーンを確認したいと思いますが。
      感じていた違和感の正体はそれだったか……!?

      時系列的に現在の違和感を無視して並べるのであれば。
      ロン、リアクターについてレオンに説明(ただし名乗ってはいない)

      リアクター起動実験(あくまで軽く起動するだけ)

      ロン、レオンと深く知り合い観察開始して名乗る。

      リアクター本格起動、事故発生。

      こう考えればまだ矛盾は減りそうですが……はてさて。

      なんにせよ、コメントで頂いている通りこのリアクター事故の一件はストレートに語れることではなさそうなんですよね~。
      次回以降、恐らくキーになるタイミングで驚愕の事実が明らかになるであろうことは間違いないでしょうね!

  2. 名無し より:

    1話の起動実験で笑うレオンは
    カニブライとの戦闘中のモノローグで
    「守らなきゃ!」ってところです
    一番始めの量子リアクターの説明のところは笑ってないんですよね
    謎が多いです^^;
    あ、こちらのコメントにお返事不要です
    何度も同じ事にお返事大変でしょうから

    • rosiasuki より:

      コメントありがとうございます!

      まだ確認作業が出来ていないのですが、ご指摘とてもありがたいです!

      この作品、結構似たシーンが多いからこんがらがるんですよね~。

      本編視聴中も「バンクが……バンクが……」って言いながら見てますw

      頂いたご指摘を参考に、改めて確認いたしたいと思います!

  3. 名無し より:

    レオンとクロエは本当の兄妹じゃないが、家族契約により本当の兄妹のような感じになってだらしない兄を妹が支えるって感じでいいな…と思ったが、もしこの先の展開でクロエが実の兄のロンの真相を知ってレオンから離れる展開とかがありそうでちょっと怖いな…
    それでゴールドら一味に捕らえられたりとかで…

    • rosiasuki より:

      コメントありがとうございます!

      おぉぉぉぉ……そいつは、ありそうな展開ですね……!
      もしそうなったら、見てるこっちのハートがブレイクしそうです……。
      でも、もしそうなったとしても、きっとレオンとクロエなら乗り越えていけると思います!
      あの二人の絆は深いですから!

  4. 名無し より:

    余談ですが麻花のお店が無くなった話は総監督の河森さんの話からきてるかもしれませんね。
    河森さんは香港に行った時、レトロなお店が無くなって寂しくなったとおっしゃいましたし。
    グレメカももうそろそろ発売されると思いますがパンドーラの河森さんの記事があったら読んでみようと思います。

    • rosiasuki より:

      コメント、ありがとうございます!

      おぉ、そんなことがあったのですね! だとすれば、その経験を元にした、ということもありえるかもしれないですね。
      馴染みの店、知ってたけどいったことのなかった店。
      そんな店が閉店してしまったりするのって、結構さびしいんですよね~。