前回のスキップのタヒでも大分ゴリゴリ精神削られたのに……なのに!!!!
ガーベイのアッシュへの仕打ちがもう……しんどみが……ウウッ……辛さしかありません!!!!
3話にしてこれだけショック与えてくるんだ……そっか……と目からハイライトが消えました。
どうも、BANANA FISH担当の汐川です。
心底しんどいけど、マックスからかなり“バナナフィッシュ”の情報が得られました!
そこをまとめつつ考察していきたいと思います。
そして、アッシュは鉄石の意志と矜持を持った人間だと強く思ったので、そこもお話ししていきます……!
スポンサーリンク目次
アッシュがガーベイに従った原因と理由
勝ち気っていうか、しっかりした自分の意志を持っているアッシュだし、ガーベイみたいなヤツにケンカふっかけたのはまぁあるか……って感じなんですが、最終的にガーベイとその仲間たちに乱暴されてしまったし、それを抵抗することなく受け入れたんですよね。
従った理由を、アッシュ本人が「多勢に無勢だったし、コ口されたら元も子もない」と言っていましたが、ああした乱暴を素直に受け入れられるか?って思ったんですね……。
というわけで、アッシュが素直に従ったことには、彼のセリフ以上の理由があるんじゃないか?というのと、受け入れること(我慢すること)ができたのには原因があるんじゃないか?と考えました。
原因、理由の順番でお話ししていきますね。
考えられる原因
まず、受け入れるにはかなりの忍耐力が必要・もしくはどうあっても受け入れられないと考えられることに“大人しく”従ったというのには、それをこなせてしまえるだけの背景があると思いました。
そうするとやっぱりアッシュの過去に原因があるのでは?ってとこに辿り着きます。
その原因を2つ考えてみました。
ディノに捕まった過去が関係している
アッシュは11歳で捕まった(!)
ディノは「おまえ(アッシュ)を拾ってやった」と言っていましたが、これだとお互いの認識がまったく違ってることになりますよね?
1話記事で考察した「家族の安全を条件に身を売った」っていうのは、ディノの拾ってやったというセリフを考えてのものです。
でも、アッシュは捕まったと思ってるわけなので、自らの意思でディノの元にいたわけではないんでしょう。
そしてこれまでずっと、自由になるためには戦う必要があると考えてきたし、そのことが自分が生き抜くための道だと思っている。
アッシュが今まで(一応)ある程度のことはディノに従っていたのは、自分が力をつけて必ず勝てるという勝算を得るに必要なことだからだったんじゃないでしょうか。
つまり、そうして乗り切ってきた経験も原因の一つとして考えられるかな?と思います。
これは従った理由の話にも関係するので、そこで詳しくやりますね!
ディノの組織での経験のせい
アッシュは捕まってから、ディノの組織で“仕事”をしていたらしい。
これについては、2話での取り調べシーンでエヴァンスタインの口から出た“客引き”という単語、そしてその時に出された“フィルムムービー”の内容からして、身を売ることを強制されていたと考えていいと思います。
そうすると、1話でのディノの「仕事のたびにヒーヒー泣きわめいた」というセリフも、どうしてこういった表現をしたのか?っていうのに合点がいくので。
こう考えると非常にしんどいんですが……子どもの頃にこうしたことを強制されていたことが、そのうちアッシュの感覚を麻痺させてしまったとも考えられるんじゃないかと。
これも一つの可能性としてはありえなくはないと思います。
従った理由
ガーベイたちの乱暴を受け入れた原因として、ディノに捕まった過去の経験があるんじゃないか?ってのを先にやりました。
そこで触れた、勝算を得るために従うという選択。
アッシュは自由になること=自分が生き抜くためには、絶対的な勝算がなければ叶わないと知っているし、そのためには相手の懐に飛び込むこと、従う(フリ)をしていて油断させるのは有効な手段だと分かっているのでは?と思います。
自分に主導権があると思い込ませていれば、相手がそのうち墓穴を掘る可能性が高いってことです。
というわけで、ディノに捕まってからのこれまでの経験によって、“相手に主導権があると思わせて油断させる。そこから生まれた隙をつくために必要”だから従うことを選んだ、とも言えるんじゃないかと。
アッシュは11歳で捕まってからずっと、自由になってやるという決意を抱いていた。
そのためにはディノと対峙することになるし、絶対に勝たなければ生き残ることはできないということも分かっていたんですよね。
だからこそ、たとえポーズであれどもディノには大きく逆らわずにきていたんでしょうし、ディノもアッシュには甘い態度でいたんだと思われます。
アッシュの最大の目的は自由になること・生き残ることです。
本人が、ガーベイに従った理由として「コ口されちゃ元も子もない」と言っていました。
多勢に無勢の状況では従うことを選ぶしかなかった、と言うのはもちろんそうでしょう。
でも、アッシュはその後ケロッとしたような様子でしたよね。
それまでの経験によるものかと思いますが、彼は強靭な精神力の持ち主と言っていいと思います。
それこそ、17歳という年齢には不釣り合いなくらいに。
その背景にあるのは、彼にとって何より重要なのが自由になること・生き残ることだから。
アッシュの言うコ口されちゃ元も子もないというのは、逆に生きてさえいればなんとでもできると思ってる、って考え方もできませんか?
結果的に医務室でカプセルを手に入れて、それを使って奥村少年に伝言を頼むこともできましたしね。
まとめると、アッシュがガーベイに従った理由には、刑務所を出ることを確実にやり遂げるために必要だからというのも加えていいかな?という結論です。
スポンサーリンク“バナナフィッシュ”について判明したこと
アッシュが路地で出会い、問題のカプセルを受け取ったあの男性の正体が記者だった・彼がマックスのことを知っていたおかげで、“バナナフィッシュ”についての情報をいくつかゲットできましたね!
というわけで、今回分かったことをまとめつつ、考察していきます~!
“バナナフィッシュ”は人間
前回2話の記事でした“バナナフィッシュ”の正体の考察ですが・・・
医者という線はこれで消えたってことになりますかね……笑
うーん、【処方】というところに引っかかったのは考えすぎ?
さて!
アッシュが路地で出会った男性(記者)がディノの組織に消されたということは、彼は“バナナフィッシュ”の正体にあと少しというところまで調べがついていた・もしくは正体を暴いていたのかも。
だからこそ、あのカプセルをアッシュに託した。
アッシュは「自分でも気づかないうちに、ヤバイとこまで足を踏み入れたんだろ」と言っていましたが、彼はもう自分だけではどうにもできない・もしかしたら消されてしまうということは分かっていたのかも……と思います。
だからあのカプセルが“バナナフィッシュ”への手がかり・または証拠となる重要物だとして、タヒぬまでに誰かに託さなければと思い、カプセルと最期の言葉をアッシュに伝えた。
そう考えると、ディノのところからカプセルを盗み出したのもこの記者の男性、ってことでいいのかなと。
そして“バナナフィッシュ”と関わりがあるらしいディノが彼を始末させたということは、彼が持っていた情報の信憑性もかなり高いんじゃないでしょうか?
というわけで、“バナナフィッシュ”が人を指しているということは、これで確定としてもよさそうだなと思います。
“バナナフィッシュ”の拠点はロス?
コ口されてしまった記者は、“バナナフィッシュ”が「ある特定の危ない薬の輸入・輸出ルートと関係があるのでは?」ってところまで辿り着いたらしい。
そして彼はアッシュにカプセルを託すと同時に、「ロスアンジェルス、ウエストウッド42」という言葉も残していました。
これはマックスの話と合わせれば、暗号などの類いではなく、そのまんま住所と捉えていいんじゃないでしょうか。
しかもこの記者の男性は「ロスで何か情報を掴んだらしい」し、アッシュに伝えた住所もロスなわけなので、ロスに“バナナフィッシュ”本人(もしくは組織)・もしくはその関係者の手がかりがあるのでは……?
薬と関係があると思われるのであれば、これは住所と言っても家とかその居場所と言うより、薬を輸入・輸出する拠点かもしれないですね。
“バナナフィッシュ”に繋がる謎の粉
アッシュがDr.メレディスに分析を頼んでいた“謎の粉”。
この謎の粉の正体、というか主成分は“幻覚を見せる薬”だと判明しました。
メレディスが言った「リゼルジックアシッドジエチルアミド」というのは、この薬の英称です。
でも、粉を投与したラットの実験では、突発的・凶暴性・攻撃型・破壊行動が見られたという結果が出た。
そしてメレディスが言うには、主成分となっている薬がもたらす例として、これらはないらしい。
つまり、主な成分ではないけど含まれている“何か”こそが、粉の正体と言えるんじゃないですかね?
ここで思い出したいのが、ディノのところから盗み出されたサンプルは、処方箋があっても再現は不可能という話。
ってことは、主成分の幻覚を見せる薬というのはカバーで、解析できなかった成分こそがメイン=サンプルってことになるのでは。
処方箋があっても再現が不可能なのであれば、普通の分析方法では検出されないんじゃ?と思うので。
スポンサーリンクBANANA FISH3話感想
しんどみと闇の深さがどう考えても限度超えてるというか、少なくとも私が受け止めるには容量足りてないです!!!!と思いつつ、アッシュのこと見てたら何ぬるいこと言ってんだよ汐川!!!!と自分で自分を引っ叩く気持ち。
本当に誇りのある人って、自分の信念を強く持ってるし、そのためには泥水すすることだってできるんだと思います。
今回のアッシュの姿はものすごい辛かったんですが、アッシュ自身は誰かにそうした同情めいたものを向けられることこそ、プライドを傷つけられたりするんじゃないかなとも思いまして……めちゃくちゃ感情を揺さぶられた3話でした……。
アッシュがグリフの弟だと知ったマックスも、グリフを撃って置いてった(裏切った)男がマックスと知ったアッシュのシーンも胸にくるものがありました……。
どっちの気持ちも分かるじゃん……っていう……。
そうして気が沈みまくった3話ですが、奥村少年が大ピンチやぞ!!!!沈んでる場合じゃねえ!!!!
危険だと分かっていてもアッシュのために連絡係を引き受けたところに、2話の大ジャンプの時のような強さを感じましたが、バックに組織がついてるオーサー相手じゃ……ってなるじゃないですか……。
ただショーターの名前が出たわけですから、どうにか彼が助けてくれんかなという希望。
今は隠れていても、ショーターが何もしてないってことはないと思うんですね。
あの中華屋さんではメレディスの話もしてたわけだから、そこからショーターに情報が渡らないかな~~( ; ; )
――と、今回は色々しんどかったですが、今季はPhantom in the Twilightも担当しておりますので、こちらのいい男たちと胸キュン要素で心を癒せるのでオススメです!!
思いっきり語らせていただいているので、ぜひこちらの記事もよろしくお願いします~!笑
https://animedeeply.com/shiokawa/phantowa/16012/
そしてここでお知らせです!
サイト管理人・小鳥遊さんがYouTubeチャンネルを開設されました!
アニメが大好きな人たちで、大好きなアニメを語りまくろう!という夢のような生配信をするようです!!!!
自分がハマるアニメを周りが観ていない結果、なかなか語れない汐川はすごく!はちゃめちゃに最高なチャンネルやんけ……と思います。
ここでなら同士を見つけられるかも……?というわけで、皆さんぜひぜひチャンネル登録お願いします!!
詳細はこちら▼
というわけで、とにかく一刻も早く安心したいです!
それではまた、4話の記事でお会いしましょう~!汐川でした~~。
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