こんばんは。眼鏡は顔の一部じゃない、全部だ! 雨琴と申します。『約束のネバーランド』2期を担当させていただいております。
※コメント欄でのネタバレも厳禁でお願いします!
総集編を挟んで、前回はシェルターから逃げ延びて一年近く経ち、半ば廃墟となった神殿で暮らすエマたち。
一日一日の食料にも難儀する暮らしの中、鬼の町と行き来するうち、鬼にも家族や生活があることを知りました。
町中で食用児であることがバレて、逃走。窮地を救ってくれたのはまさかのノーマンというところ。
出荷されたはずのノーマンがどのように過ごしたかを聞くのもそこそこに、ノーマンは鬼たちを絶滅させる企てを計画していました。
急展開についていくのがやっとですが、今回も気づいたこと感じたこと思ったこと考えたことをふり返っていこうと思います。
生きていたノーマン
出荷されたノーマンはラムダと呼ばれる研究施設に移送されテストを受けていたそうです。
ラムダは良質な食用児を量産するための研究をする施設とのことで、人体実験もくり返されていたようですね。
鬼をも倒せる身体能力を持った人間がいながら、ノーマンが合流するまで脱走できていなかった辺り、ノーマンは鬼からも知力を高く買われていたのでしょうね。
他のハウスの食用児の解放も、鬼の仕業に見せかけて成功させているようです。
「ボス」と呼ばれるノーマンの姿はエマやレイの知るやさしい少年のイメージと変化しているように感じます。
なぜ鬼は人を食べるのか
ノーマンの口から鬼が人を食べる理由についても明かされました。
鬼は食べたものの姿や能力を反映するようです。つまり知能の高い人間の脳を食べることで知性を維持していた、と。
食べずにいると退化するということですから、例の退化自体は自然現象なのでしょう。
ということはノーマンが作った鬼を退化させる薬品は、それを促進する薬ということでしょうか。
鬼を絶滅させる計画についてエマが思うこと
ノーマンは鬼を退化させ絶滅させることで、人間の世界を作ると言います。
エマと誓いあった世界を変える脱獄をノーマンはこういう形で実現させようとしています。
一方エマは外の世界での生活の中で、鬼にも家族や生活や個人名があるということを知りました。
争いたくないけど、食べられるのはいやで、鬼も絶滅させたくない。
虫のいい話かもしれませんが、鬼の友達だってできた今となっては理解できる気持ちです。
レイと改めて「後悔しない未来を作る」と決意していました。
今現在の自分が未来を作っているという自覚があるのなら、納得のいく行動をとれるものだと期待しています。
人を食べないムジカとソンジュは退化しないのか
鬼は人を食べないと退化するという情報の反証として、ムジカとソンジュの存在が挙がりました。
ソンジュに関しては過去に人を食べたことを示唆する台詞がありましたが、ムジカはどうでしょう。
ノーマンはムジカの話を聞いて大きく狼狽え、「ジャケツの少女はまだ生きていたのか」と言いました。
「ジャケツ」とはエマたちが暮らしている廃墟の神殿の名前でもあります。
神殿に祀られている像も、紫の布がムジカの髪に似ていて、正直初見でムジカの置物を子供たちがこしらえたのかと思ったくらいです。
ジャケツの神殿で祀られている像とムジカに関連があったとして、ムジカたちの原初信仰とあの神殿を参拝する鬼の信仰が一致していないことも気になります。
参拝に来た年老いた鬼は人を食べないわけじゃなさそうでしたし。
逆算してムジカが人を食べなくても退化しない特別な鬼の可能性はあるのかもしれません。
ノーマンの知っている情報が気になります。
約束のネバーランド2期6話感想
ノーマン再登場でテンションも最高潮ですが、物騒な発想の人物に変わっているところが不穏ですね。
エマの意志と対立する形になってどう動くのか。
ラムダでできた仲間との関係も気になるところですし。今回顔を見せなかったザジというメンバーにも何かあるのかもしれません。
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