約束のネバーランド2期11話(最終回)感想・考察・解説!ソンジュは何を思うのか【約ネバ】

こんばんは。眼鏡は顔の一部じゃない、全部だ! ライターの雨琴です。『約束のネバーランド』2期を担当しております。

原作未読者によるネタバレなし初見考察です。原作ファンの方は初見勢の考察にニヤニヤしながら読んで頂ければと思います。

※コメント欄でのネタバレも厳禁でお願いします!

前回は気球と情報操作を用いてのグレイスフィールドへの奇襲。食用児を解放しフィルたちと再会。

民衆の鬼たちも蜂起して、長く続いた農園の支配がいよいよ終わる。

そのとき追いつめられた門番、ピーター・ラートリーに対して「自由になろう」と手を差し伸べたエマというところで。

それを受けての今回はピーターの回想から始まり、人間と鬼の約束とミネルヴァ氏の真実が明かされ。

イザベラたちシスターとの和解。そしてついに人間の世界への扉にたどり着く。

駆け足ではありましたが、エマたちが目指した”後悔しない未来”への道筋を描いた最終回でした。

今回も気づいたこと感じたこと思ったこと考えたことをまとめていきたいと思います。

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ラートリーの真実

ピーターの回想の中で、兄ジェームスが立派な人物であったことが描写されると同時に、門番の家系であるラートリー家の先祖がしたことも明らかになりました。

世界を住み分けるにあたって食用児の祖先として鬼たちに人間を差し出す、いわば必要な犠牲となった人たちがいたわけですが。

それが”ラートリーの戦友だった”ということにジェームスとピーターは動揺を隠せなかったようです。

でも政敵である”和平に反対する派閥の人間”を犠牲にしていたとしても、それはそれで生々しく後味の悪い話ではあります。

政治家の役割はいかに納得ずくで民衆に犠牲を払わせるかですから、犠牲になった人の祖先が誰であって、どのような経緯で決まったのかというのは連作可能性を感じますね。

ピーターは「人間は人を食わない鬼だ」と言い残してこの世を去りました。

どこまでの犠牲を許容するのかという程度の問題が重要ということだと思うので、エマたちの置かれた状況からすれば「人を食わない」ならまだマシでしょうね。

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イザベラは子供たちを本当に愛していたか

人間の世界に渡るに際し、イザベラたちシスターは鬼の世界への残留を申し出ました。

これをエマたちは却下。特にイザベラの実子であるレイにより強く引き止められます。

というか「生きて償う」道を示すことはレイにしかできない役割ですよね。

脱走計画でも自らを燃やしてしまうつもりだったレイが、責任を持って生き抜くことを主張するようになりました。成長を感じます。

「ママに愛されていた」故にイザベラの行いを許す、というのは実際の虐待事件における共依存的にも見えて危ういバランスですが。

「せめて出荷されるまでは幸せに過ごさせたい」という理念を貫いていたイザベラだからこそ成立する話だと思いました。

そも家族の形は千差万別ですから、当人同士の納得を越えるものはありませんが。イザベラは子供たちを本当に愛していたのでしょう。

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結びなおされた約束

全食用児を救うまでは人間の世界に行かないというエマの決意。確かに以前そういう台詞はあったけれど、土壇場で来たので驚きました。

レイの言う通り追手が来ないとも限らないし、おそらくイザベラたちもその任を負うつもりだったのでしょう。

再会もつかの間、フィルと再びの別れ。ですがここで”約束”です。

この作品において、ラートリーが鬼と交わした約束と同じくらい、エマとフィルが交わす約束も重要です。

鬼の世界はジャケツによって退化の恐怖から救われる。同時に食用児を必要としない世界に作り変えることができるのではないか。

支配階層の貴族の抵抗はあるだろうし、ジャケツの血が行き渡るまでにも時間はかかる。

それでもエマたちは鬼との約束を結びなおせたことが、ラストシーンから理解できます。

他方、人間の世界に子供たちが順応するのには苦労はなかったのか気になりますね。

レイの集めていたガラクタや図書館の本のことを考慮すると人間の世界とは門を通じて貿易などしていたのかもしれません。

人間側の歴史で鬼との約束がどう伝えられていたかはわかりませんが、スムーズに馴染んでいるところから事情を知るものがいたのだと考察します。

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残された謎と続編の可能性

前述したラートリーの約束が交わされた時代のお話や、鬼の世界に残ったエマたちの約束を結びなおすまでの話。

あとは人間の世界に食用児たちが適応していく話など、描かれていないミッシングリンクを埋める話は作れそうです。

でも物語としてはきれいに終わっているから3期はなさそうですね。

一方残された謎というか気になるのはムジカとソンジュです。

ムジカの血は本人も意味づけできてなかったみたいですから突然変異的に得た体質なのでしょうけれど。

ソンジュは原初信仰であって絶対に人間を食べないポリシーではなかったし、「また腹いっぱい食べたい」という台詞もありました。

ソンジュに限らず退化の恐れはなくても嗜好として人間を食べたがる鬼はいくらでもいるのでは? というのが気になる点です。

実際我々もジビエとか言って食肉用に品種改良してもいない生き物の肉をわざわざ食べます。

鯨肉なんかも懐かしいかもしれないけれど、牛豚鶏と比べたらわざわざ食べるほど美味しくないのではとも思います。

最後まで私にはソンジュの心情を推し量ることができませんでした。

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『約束のネバーランド』2期11話(最終話)感想

1期のペース配分と比べると2期がカロリーオーバーで消化不良起こしている感は否めません。

原作のファンの方が憤るのも無理はないのだろうなあ。

▼改変された箇所から原作漫画を読みたいと思っている方は、こちらの記事を参考にして下さい!

【約束のネバーランド】アニメは何巻何話まで?無料で最終回の続きを読む方法を紹介【約ネバ】
【2期放送終了につき記事を修正しました】 この記事では、アニメ「約束のネバーランド」が原作漫画の何巻まで放送したかについて書いてい...

現代の寓話として楽しく見ることができたし、反出生主義みたいな現代的な課題にリーチする面白みもありました。

人間の世界で成長したギルダを見てきれいになったと思いつ、首に刻印された数字は一生残るのかもしれないと思うと、これから先の人生が必ずしも明るくないのかもと不安になります。

けれど後悔しない未来であることは間違いないでしょう。

グレイスフィールドの出身者は、自己打開ができる人たちです。

『約束のネバーランド』シリーズのふり返りはこちらで

約束のネバーランド感想・考察・解説記事まとめ【約ネバ】
『約束のネバーランド』の記事を毎話更新していきます。 ...
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