ロード・エルメロイⅡ世の事件簿4話感想・考察・解説!獅子劫界離の目的【アニメ】

皆々様こんにちは。

『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』担当のgatoです。

前回は兎の化け物で好き勝手研究していた魔術師を弟子と一緒に捕まえたロード・エルメロイⅡ世。

今回は降霊科で起こったイザコザにロード・エルメロイⅡ世は関わる模様。

意地悪な義妹のライネスと一緒にいわくつきの工房に向かったロード・エルメロイⅡ世とグレイ。

そこでは一体何が待ち受けているのか…。

新キャラに加え、他シリーズからあのキャラクターも登場した第4話。

早速振り返っていきましょう。

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マーベリー工房を巡る謎

ロード・エルメロイⅡ世の事件簿、第4話、ロード・エルメロイⅡ世とウィルズ

© 三田誠・TYPE-MOON / LEMPC

今回の舞台はネクロマンサーとして名高いトレヴァー・ぺラム・コドリントンが残した魔術工房であるマーベリー工房。

そんなマーベリー工房が暴走したために、トレヴァーを含め多くの人間が犠牲になったことが発端でした

しかしマーベリー工房の所有権を巡ってコドリントン本家とトレヴァーの息子のウィルズが対立関係に。

そしてそんなイザコザを解決するロード・エルメロイⅡ世が駆り出されたわけですね。

早速化野はウィルズがトレヴァーを始末したと判断して嫌疑をかけてきていますが、恐らく肝は「なぜ事故が起こったのか」、「なぜトレヴァー卿はなくなったのか」、「なぜトレヴァー卿の降霊が失敗したのか」という点でしょう。

それこそ「ホワイダニット」が重要な感じがします。

いくらマーベリー工房が凄まじいものだからといっても、名うてのネクロマンサーであり、工房の設計者であるトレヴァーが暴走を止められずに、おまけに雷に打たれてなくなってしまうのはいささか都合がいい感じがします。

ただ「事故当時マーベリー工房にいた」、「残留思念が消せるのはネクロマンサーだけ」という理由でウィルズを疑うのは少々安直な気がしますね。

それに妖精がわざわざウィルズに警告しているというのも気になるポイントです。

何を言っているかはさっぱりわかりませんでしたが、わざわざ警告してきているということはウィルズは犯人ではない可能性が高いでしょう(妖精が口にしていることが警告である+ウィルズの自作自演ではないという前提込みですが)

まぁだからといって犯人が誰かはわからないんですけど!(笑)。

個人的に別の犯人を見出したいところですが、今回のラストでワレッタが雷に打たれてしまったようなので彼女は容疑者から外れそう…(自作自演の可能性はありますけどね)。

実はトレヴァーが何らかの目的で自らやった…だと第2話の焼き増しですから、それはないでしょう。

となると犯人候補はウィルズと化野…そして後々触れるもう一人の人物に絞られますね。

ただ、今回は二週にわたって描かれるようなので、もう少し様子を見た方がいいかもしれません。

後、お披露目だけで終わっちゃいましたが、ロード・エルメロイⅡ世が見つけた変なマークが刻まれた石碑…。

これも何か重大な伏線になっている気がしますね。

ロード・エルメロイⅡ世の事件簿3話感想・考察・解説!聖杯戦争の協会参加枠2人【アニメ】
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事件を巡る権謀術数

ロード・エルメロイⅡ世の事件簿、第4話、化野

© 三田誠・TYPE-MOON / LEMPC

前回もそうでしたが、今回の事件も時計塔の魔術師達のイザコザが絡み、なかなか複雑なことになっています。

マーベリー工房がコドリントン本家に接収されることは降霊科次期学部長であるブラム(『Zero』に登場するソラウの兄)にとっては大きな痛手。

古代ローマ遺跡の利用した工房ですから、降霊科としては手放したくないものです。

しかしコドリントン本家の相続争いに降霊科が組織として介入するのは後味が悪いもの…。

それを防ぐためにブラムはライネスを通じてロード・エルメロイⅡ世に解決を依頼したわけです。

ただコドリントン本家も法政科に協力を依頼し、本家のワレッタと法政科の化野菱理を召喚。

そのため「ロード・エルメロイⅡ世+ライネス+ブラム+ウィルズVSコドリントン本家+化野」という構図が出来たわけです。

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聖杯戦争への執着

ロード・エルメロイⅡ世、第4話、バゼットとアトラム

© 三田誠・TYPE-MOON / LEMPC

そもそも、今回の事件にロード・エルメロイⅡ世が首を突っ込んだのは「聖杯戦争の参加枠」を獲得するためでした。

前回のラストで聖杯戦争における魔術協会の参加枠が締め切られてしまいましたが(予想通りバゼットとアトラムでしたね)、どうやらブラムの権力を使えばバゼットの枠には入れる模様。

その枠に入るために、ロード・エルメロイⅡ世はブラムに頭を下げてまでわざわざ面倒な事件を引き受けたわけです。

いやーロード・エルメロイⅡ世、やっぱりイスカンダルへの想いを忘れられていなかったんですね…。

冒頭でイスカンダルのマントの切れ端を持って想いを語るシーンでは切なさを覚えました。

まぁ第四次聖杯戦争ではギルガメッシュに破れるイスカンダルをただ見届けることしかできなかった以上、悔いが残っても仕方ありません。

未熟だった自分の力では叶えてあげられなかったイスカンダルの願いを、今度こそ…。

そんな気持ちがあるからロード・エルメロイⅡ世は聖杯戦争に執着するのでしょう。

ただ、個人的にロード・エルメロイⅡ世の想いはイスカンダルの本意に沿っていない感じがします。

確かに志半ばで敗れ、受肉して再度世界征服に乗り出す(結構ムチャクチャだけど笑)という願いは実現できませんでしたが、イスカンダルは消滅する直前に、憧れた「最果ての海(オケアノス)」を見出すような言葉をつぶやいていました。

つまり、敗れたとはいえイスカンダルはもう十分満足しているのかもしれません。

でもそんな気持ちを伝える前に彼は消滅してしまいましたからね。

そのすれ違いが、ロード・エルメロイⅡ世の執着を招いてしまったのかもしれません。

集まる魔眼持ち

ロード・エルメロイⅡ世、第4話、ライネス

© 三田誠・TYPE-MOON / LEMPC

今回印象的だったのが、魔眼持ちが集まっているという点です

やっぱり魔眼持ちだったライネス、魔眼の一種である妖精眼を持つウィルズがそうですね。

また不安定な霊脈やそこからは発する膨大な魔力が原因とはいえ、マーベリー工房や、ベースになっている遺跡の墓所が魔眼に影響を与えているかのような描写も多くあります。

どうやらそもそも今作のタイトルにも入っている「魔眼」ですが、今回の事件は魔眼がキーワードになっていそうですね。

それにしても魔眼の痛みって目薬で治るんですね…。

そりゃ特別な目薬なんでしょうけど、何かドライアイを治しているような感じがしますね(笑)。

ロード・エルメロイⅡ世の事件簿1話感想・考察・解説!ウェイバーがロード・エルメロイⅡ世になった理由【-魔眼蒐集列車 Grace note-】
皆々様こんにちは。 『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』の担当になりましたgatoです。 早速始まった極上の魔術ミステ...

暗躍する獅子劫界理

ロード・エルメロイⅡ世、第4話、界離

© 三田誠・TYPE-MOON / LEMPC

もはや毎回登場しているような感じがしますが、今回も他シリーズからキャラクターが出てきました。

今回明らかにキーパーソンっぽく登場したのは獅子劫界離。

『Apocrypha』でモルドレッドとの名コンビを見せてくれた名うてのネクロマンサーです。

『Apocrypha』ではリアリストでありながらも、かつての「娘」の悲劇を引きずっている悲しい一面を持つ複雑なキャラクターでしたが…。

今回はちょっと不気味なナイスミドルって感じですね(笑)。

なくなったトレヴァー卿と友人ということで弔問に来たといっていますが、絶対それだけじゃないだろう(笑)。

墓所が隠し通路だと知っていましたし、独自に色々調べていた様子ですし…。

ロード・エルメロイⅡ世や化野とは別路線で調査をしているというところなんでしょうけど、ここまでくると容疑者の一人と思いたくもなってきますけど(笑)。

だって降霊に必要な痕跡を消せるのがネクロマンサーなら、彼もまたそうですからね。

もし彼が犯人だったら、結構意外な結末で面白いですけど(笑)。

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ロード・エルメロイⅡ世第4話感想

ロード・エルメロイⅡ世、第4話、ブラム

© 三田誠・TYPE-MOON / LEMPC

放送開始から初めての前・後編ものとなりましたが、今後の本筋につながる謎が出てきている感じですね。

個人的には界離に注目したいところです(笑)。

後、個人的に好きだったシーンがロード・エルメロイⅡ世を誘惑するライネスと、サウナで密談する化野とワレッタ。

ライネスはまだまだ小さい少女なのに、やたら誘惑が堂に入ってましたよね(笑)。

あれは手慣れているのか…?!

化野とワレッタの密談も、サウナでやるあたりなんかオッサンくさい(笑)。

お淑やかそうな化野がサウナでくつろいでいる姿もどこか新鮮でしたね(笑)。

さて、何はともあれ次回は解決編…なのかな?

マーベリー工房を巡る事件の真相に注目です。

【ロード・エルメロイⅡ世の事件簿】感想・考察・解説記事まとめ【-魔眼蒐集列車 Grace note-】
『ロード・エルメロイII世の事件簿 -魔眼蒐集列車 Grace note-』の感想・考察・解説記事を毎話更新していきます。 ...
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コメント

  1. てけり・り より:

    どうも、また来てしまいました。
    いやー、やっぱりミステリーは謎解きだよねぇ。
    多分、前後編の二回の内の前編。今の所、正解は解らないのだから、「正解が観測されるまで、どんな解答でも許される。」と思う。この推理が楽しいんだなぁ。
    それに、gatoさんの記事が良くまとまっていて、「探偵手帳」の様に使えて、とっても便利!。これからも記事の方、宜しく御願いします。
    私の独断ですがねぇ、作者はこの話で、マーベリー工房を「嵐の山荘」状態にして、今の状況の中に「犯人」が居る事を示している気がします。(魔術がある限り、「嵐の山荘」状態は成り立たないのは、解ってますよ。リレミト唱えて、ルーラで移動できるのだから。)
    私が気になる点は二つ。
    「ウィルズの魔眼は妖精眼だけか?。」と、「マーベリー工房のカタコンベ(地下墓地)の正体」ですね。
    まず、「ウィルズの魔眼」ですが、女学生の迫り方や、ワレッタの求婚から見て、おそらく「魅了の魔眼」の能力がありますね。ただ、ウィルズの魅了の魔眼の力事態は、さほど強く無いと思います。
    次に「カタコンベ」の正体ですけど、通常ヨーロッパのカタコンベは、殆どがキリスト教の様式です。
    しかし、このカタコンベは古代ローマ時代のもの。イギリス南部はBC50年頃、ガリア戦記終末から領土を広げつつ、AD450年頃のガリア地域撤退まで、ローマ帝国が支配していました。(え~と、ね。そこまで歴史に詳しく無いので、間違っていたら御免なさい。)
    さらに、ローマ帝国がキリスト教を公認したのがAD313年、国教としたのがAD379年です。
    つまり、このカタコンベはキリスト教のものでは無い可能性がある。いや、そもそも、カタコンベですら無いと思う。
    古代ローマ帝国はギリシャ文明の影響を色濃く受けている。ならば、マーベリー工房の地下に在るものは、ギリシャ神話のもの、おそらく「神殿」なのではないだろうか。
    では、仮に神殿として誰の神殿か?。「地下(冥界)」と「タヒ者」から、ハデスとペルセポーネを思い浮かべるが、それは違う。
    マーベリー工房には、「妖精」がいたね。この妖精=ニンフ(ランパス)を従える冥界の神といえば、根源を目指す魔術師なら会いたいであろう「女神ヘカテー」しかいない。
    まとめると、古代ローマ帝国時代の「冥界の女神ヘカテー」の神殿を発見したトレヴァー卿は、ここにマーベリー工房を施設する。ヘカテーを降霊するために。(さすがに、召還は無理だよね。でも、…FGOなら可能か…。)
    トレヴァー卿は、息子ウィルズの魅了の魔眼をもって、降霊したヘカテーを制御する事を思い付く。その為に、地下神殿に魔眼の力を増幅する術式を施工し、それに成功する。
    また、トレヴァー卿は、降霊魔術に失敗(つまり、卿のタヒ亡)した時の事も考え、その後始末(神殿の破壊など)を獅子劫に依頼しておく。(獅子劫がマーベリー工房にいる理由。)
    準備が整い、複数の術者とトレヴァー卿、ウィルズで降霊魔術を実施、冥界のニンフ「ランパス」を降霊し魅了するも、ヘカテー降霊に失敗。霊脈を乱し、女神の呪いの如く、ウィルズ意外の術者の魂、全てを消滅させる。(それこそ、残留思念をも消滅させるくらいのね。)
    ウィルズが生き残ったのは、ランパスを魅了したからだろうなぁ。だが、そのためにワレッタがランパスの「嫉妬」により、コロされたと、思う。
    妖精のウィルズへのささやきは、「愛」の言葉かもしれない。(なんか恥ずかしいなぁ~。)

    う~~ぅ、こんな処かなぁ。
    次回の答え合わせが楽しみ。けっこう、ウィルズの「魅了の魔眼」と、カタコンベは実は「神殿」は自信ある!?。(外れるのも、また楽しい。)
    兎に角、次回までサヨウナラ~。

  2. てけり・り より:

    どうも、度々スイマセン。
    ちょっと、訂正したい事がありまして…。
    古代ローマ帝国がイギリス、つまりブリタニアから撤退したのは、AD409年らしいです。ガリア撤退は、AD486年 クロービスがフランク族の王を名乗る以前から始まっていたようです。ちょっと、大雑把過ぎました御免なさい。(たぶん、間違って無いと思う…。)

    ついでに追記、犯人と犯人の動機について書いておきます。
    トレヴァー卿は事故。ワレッタさつ害はウィルズ(と、妖精の共犯)。ウィルズ自身も妖精に魅了されたため(つまり、相思相愛)、妖精と暮らすためマーベリー工房を相続したかったから。
    と、推理しましたが、「当たらなければ、どうと言う事はない!。」ですよね。
    「当たるも八卦、当たらぬも八卦」の精神です。
    それでは、再び、さようなら~。

    • gato より:

      てけり・りさんコメントありがとうございます。

      2つのコメントにまとめて返信させて頂きますね。

      >どうも、また来てしまいました。

      いえいえ、いつでもお越しください!

      こちらこそ1週間に1回しか返信できなくて申し訳ありません。。。

      >それに、gatoさんの記事が良くまとまっていて、「探偵手帳」の様に使えて、とっても便利!。これからも記事の方、宜しく御願いします。

      ありがとうございます!

      正直ミステリー系の作品の記事はあまり経験がないので(過去に別の仕事で『氷菓』をやったことはありますが…)、正直おっかなビックリで書いていますが…。

      それでもそのようにお役立て頂けるとありがたいです!

      ひとまず伏線っぽいものを片っ端からまとめているような雑多な記事ですが、それでも役に立つ余地があるならありがたいorz

      >「ウィルズの魔眼」ですが、女学生の迫り方や、ワレッタの求婚から見て、おそらく「魅了の魔眼」の能力がありますね。

      なるほど、それなら彼がやたらモテている理由がハッキリしますね。

      イメージとしては『Zero』に登場したディルムッドの黒子と同じような感じでしょうか。

      それこそ後半で触れている妖精(ランパス)が魅了されているという仮説も説得力があります。

      だとしたら妖精を操っているウィルズはなかなかの強者ですけどね(笑)。

      >つまり、このカタコンベはキリスト教のものでは無い可能性がある。いや、そもそも、カタコンベですら無いと思う。

      カタコンベに注目するとはさすがですね(笑)。

      自分じゃ出てこない発想でした…。

      個人的にカタコンベというとローマにある奴をイメージしますが、なるほど、キリスト教と古代ローマ帝国の関係で考えるとあのカタコンベがキリスト教の様式とは異なっている可能性は高いですね。

      それに古代ギリシャの文化へのリスペクトがあった古代ローマ帝国の歴史を考えると、あのカタコンベがその実「神殿」だったという可能性もあると思います。

      それこそヘカテー降霊のためにトレヴァーが利用する可能性は高いでしょう。

      余談ですが、一神教のキリスト教は勢力が増した時期に多神教だったギリシャ文化を攻撃したことがありました(『アレクサンドリア』という映画が描かれている話です)。

      そんな時代を経ているからこそ、カタコンベに擬装された古代ローマ時代の神殿があった…ということもありそう(笑)。

      >トレヴァー卿は、降霊魔術に失敗(つまり、卿のタヒ亡)した時の事も考え、その後始末(神殿の破壊など)を獅子劫に依頼しておく。

      なるほど、獅子劫に後始末を依頼しているなら、彼がいることが説明できますね。

      実際、獅子劫はあの地下墓地で明確に何かしらの目的があって行動している素振りを見せていますし。

      >ウィルズが生き残ったのは、ランパスを魅了したからだろうなぁ。

      「嵐の山荘」というシチュエーションを考えると、あの妖精も当然容疑者に含めて当然ですよね。

      人間じゃないけど(笑)。

      個人的には妖精の単独犯の方が好みですね。

      妖精がウィルズを独占するためにトレヴァーやワレッタを手にかけた…っていうのが個人的にツボです(笑)。

      マーベリー工房を守るために邪魔者を排斥するという筋立てだと、ファーゴ家の事件とどこか被っちゃいますからね。