皆々様こんにちは。
『ロード・エルメロイⅡ世の事件簿』担当のgatoです。
前回は死徒の巣窟である「腑海林(アインナッシュ)の仔」に魔眼蒐集列車が誘導されるという衝撃的な展開がありましたが、カラボー達の活躍で無事に脱出。
しかし途中で出現したヘファイスティオンと戦うため、グレイが取り残されることに…。
さらにラストではオルガマリーが虚数魔術で隠されたトリシャの首を発見!
一気に事件が進展していった感じがしましたね。
そして今回はようやくロード・エルメロイⅡ世が復活!
しかしある人物が犯人として名指しされる展開に…。
一体何があったのか、おさらいしていきましょう!
スポンサーリンク目次
犯人はカラボー?
ロード・エルメロイⅡ世のお株を奪って推理を披露した化野ですが、その推理によると犯人の可能性が高いのはなんとカラボー!
7年前の事件を調査していたカラボーが犯人の過去と同調してしまい、見たものを事実として浮かび上がらせる「泡影の魔眼」を駆使してトリシャの首を刎ね飛ばした…というわけです。
発見されたトリシャの生首の最期の言葉が「カラボー」だった、おまけに摘出された魔眼が化野の推理したこともあってなかなか説得力ですが…。
さらにちょうどいいタイミングで魔眼が摘出されて能力が確定され、さらに過去視によるチェックができなくなったために既成事実的にカラボー犯人説が立証されてしまいました(正しいかどうかは別にして)…。
魔眼の影響でカラボーの記憶が曖昧なために余計に真実味が増してしまったのも拍車をかけていますね。
ただ、個人的にはロード・エルメロイⅡ世に同調したいところ。
根拠は微妙ですが、7年前の事件の犯人に同調していたのなら、カラボーは首を持ち去るところまでやらないとおかしい気がします。
犯人が首を切り落としていたのも頭部を、ひいては魔眼を持ち去るためだった可能性が高かったわけですからね。
つまり目的のためにその手段を用いたわけですから、化野の推理通りだと手段ばかりが先行して目的がごっそり抜けてしまっています。
第一トリシャが予防策を講じていたために首を持ち去れない状況になったことに対してカラボーが平然としていたのは、いくら記憶が混濁しているとはいえちょっと不自然。
だからカラボーは犯人じゃない!…といいたいところですが、いかがでしょうか(笑)。
まぁロード・エルメロイⅡ世が色々推理してくれるでしょうから、後は彼に任せましょう(笑)。
ところで、今回出てきた「直タヒの魔眼」ですが、『空の境界』とかに出てくるワードのようですね。
私はアニメ版を大分前に見た程度ですが、どっか聞いたことあると思ったらそれだったか…。
小粋なクロスオーバーですね(笑)。
スポンサーリンク7年前の事件とトリシャと聖杯戦争
今回は1か月前にトリシャが7年前の事件を調べていたことが久々登場のメアリの口から語られました。
どうやら7年前の事件と今回の事件は無関係ではないようですね。
おまけにトリシャの調べによると7年前にオルガマリーの父であるロード・アニムスフィアが聖杯戦争について調べていたことが発覚。
さらにロード・アニムスフィアは聖杯戦争を調査した結果「聖杯戦争では一族の願いはかなえられない」と結論付け、さらにオルガマリーに興味をもたなくなったとのこと。
つまり7年前の事件とアニスムフィア、そして聖杯戦争の3つのファクターは関係している可能性が高いというわけです。
さらにこの点を踏まえると、今回オルガマリーが事件に巻き込まれたことが必然、あるいは事件の核心にオルガマリーが関係している可能性が出てきます。
そう考えると、トリシャがあらかじめ自身の末路を予見し、甘んじて受け入れたうえで虚数魔術で首を隠す仕掛けを作ったのも、何らかの理由でオルガマリーを守るため…だった可能性もあるのではないでしょうか。
うーん、背景が一気に複雑になってきたな(笑)。
ただ、これで魔眼蒐集列車での事件の「動機」に魔眼だけでなく、「7年前の事件」と「アニムスフィア」、「聖杯戦争」が絡んでいることが判明しました。
そういえばトリシャがつけていた卑猥な(笑)ペンダント(歓喜仏)について今回初めて触れられましたが、それを聞いたロード・エルメロイⅡ世が「別の使い方がある」と語っていました。
どうやらトリシャが犯人に対してまだカウンターを残している可能性がありそうですね。
スポンサーリンク心臓のない男
今回は新たなキーマンとして「心臓のない男」が出てきました。
7年前にロード・アニムスフィアの依頼で聖杯戦争を調べていた人物とのことです。
ルヴィア曰く、「妖精に心臓を盗まれた危険な魔術師」ということですが…一体誰なのか(笑)。
ただ、ルヴィアは彼の義理の妹についても把握していました。
今の所情報がほとんどないので「心臓のない男」が誰なのか皆目見当はつきませんが…。
でも、ふと思ったのが以前途中までしか語られなかった「先代の現代魔術科学部長」。
もしかしたら「心臓のない男」は彼のことなのかもしれません。
まぁ流れを見ただけの、何の根拠もない意見ですけどね!(笑)。
でもルヴィアは先代の現代魔術科学部長についてもよく知っているようでしたからね。
というか流れ的にそれでしょ!(笑)。
そしてトリシャの事件の犯人もきっと「心臓のない男」なんだー!という飛躍も流れ的にあり得るわけで(笑)。
だって事件の動機に絡み得るファクター4つの内、心臓のない男は3つに絡んでいますからね!(7年前の事件との関係はまだ推測の域を出ませんが)
さらにもし「心臓のない男」が7年前の事件の関係者だったらパーフェクトですからね!(笑)。
まぁ根拠がこれくらいしかないのでこれはここまでにしておきましょう(笑)。
でも、「心臓のない男」が聖杯戦争を熟知した人物ならヘファイスティオンのマスターである可能性は高そうですね。
聖杯がなくても抜け道を使ってサーヴァントを召喚するくらいのことはできそうな気が…。
何はともあれ、ロード・エルメロイⅡ世以外で聖杯戦争に密接に絡んでいるのは「心臓のない男」だけですからね。
これの推理はきっとあたっているはず(笑)。
そういえば今回のエピソードを見ていると、これまであった1話完結の事件って全て今回の事件のキーワードが絡んでいるんですよね(魔眼、妖精、アニムスフィアetc.)。
そう考えると良く出来ているよなー。
化野は「心臓のない男」の義理の妹?
ルヴィアが「心臓のない男」の義理の妹が魔眼蒐集列車に搭乗していると話した直後、次の場面で映し出されたのは化野でした。
まぁ流れを見る限り「心臓のない男」の義理の妹は化野である可能性が一番高いでしょう。
そう考えると化野が魔眼蒐集列車で色々暗躍していたのは「心臓のない男」と接触するため…という推測も成り立ちます。
そうなると魔眼蒐集列車での化野の行動の一部に関して色々推理ができそうですが…。
というか「心臓のない男」=事件の犯人(+ヘファイスティオンのマスター)という前提に立った方がすんなりいくんですけどね(笑)。
義理の兄である「心臓のない男」が事件を起こすことを知り、ロード・エルメロイⅡ世を囮にしつつカラボーを犯人に仕立て上げて事件を終息(ちょうどカラボーの魔眼が摘出されるタイミングなので確認ができなくなる)、騒動が収まったところでじっくり接触…みたいな(笑)。
グレイとヘファイスティオン
意外にもヘファイスティオンは魔眼蒐集列車から取り残されたグレイを助けていましたね。
グレイは警戒心出しまくりでしたが、ヘファイスティオンはグレイに対して「自分と似ている」と評していました。
ヘファイスティオンは「偉大な英雄の宝具の模倣を使っていること」や「写し身」、「贋作」という部分に触れていましたが、彼女がグレイにシンパシーを感じたのはこの辺なのでしょうね。
そして「贋作であっても己の望みを以て戦っている」という点でヘファイスティオンはグレイと同じだと語っています。
どうやらヘファイスティオンの正体はこの辺りに絡んでいるようですね。
うーん、まぁ「神威の車輪」を使っていたあたりを見ると、ヘファイスティオンはイスカンダルの「贋作」という立場だった…という推測ができそうですね。
そうであれば「ロンゴミニアト」を使い、アルトリアと瓜二つの容姿を持つグレイと重なりますが…。
ただ、グレイの夢に出てきた時の言動を指摘された際にヘファイスティオンは激怒していました。
自身をイスカンダルの腹心をいって憚らないヘファイスティオンですが、どうやらあれが本音なのかもしれません。
それに一瞬描写されたイスカンダルが戦に臨む場面にヘファイスティオンは登場せず…というか彼女とイスカンダルが並んでいる場面自体まだ出てきていません。
彼女はイスカンダルに近しい立場にいながらも、あまり従軍できなかった事情があったのでしょうか?
この辺りが彼女の正体につながるポイントになりそうですね。
久々に復活!ケイネス・エルメロイ!
今回『fate』シリーズファンをニヤリとさせたのが冒頭のケイネス復活でしたね(もちろん夢オチですが…)。
『Zero』では嫌味ったらしい奴でしたが、なぜか今回はロード・エルメロイⅡ世を詰問調で発奮させるというなかなかおいしい役目を担っていました。
『Zero』ではあまり濃い絡みはなかったケイネスですが、ロード・エルメロイⅡ世にとって彼は乗り越えるべき壁の一つと感じているのかもしれません。
ケイネスの末路にロード・エルメロイⅡ世は責任を感じると同時に、彼の魔術師しての生き方や自信のある振る舞いは常に劣等感を抱えてきたロード・エルメロイⅡ世にとって、ある意味目標になり得る…という感じでしょうか。
何はともあれ山崎たくみのねちっこい演技を久しぶりに聞けてちょっとうれしかった(笑)。
スポンサーリンクロード・エルメロイⅡ世の事件簿第10話感想
ロード・エルメロイⅡ世が復活し、いよいよ本格的な折り返し地点に入ってきました。
どんどん新しい伏線が出てくるのでメチャクチャ複雑になってきましたね…。
ちゃんと整理できているか不安(笑)。
それにしても魔眼蒐集列車の支配人代行ですけど、明らかに人間じゃないですよね(笑)。
誰も触れなかったけどあれはいいのか(笑)。
頭が象やカエルになっている人もいたけど、本当に放置でいいのか(笑)。
あの辺の謎の方がよっぽどややこしそうですね…。
後、どうでもいいけどグレイの魔眼蒐集列車への戻り方がクールすぎる(笑)。
彼女の身体能力には脱帽ですね(笑)。
さて、次回は核心に迫っていく“名探偵”ロード・エルメロイⅡ世が見られそうですね。
要注目です!
最新情報をお届けします
Twitter で2017春夏秋冬アニメ考察・解説ブログをフォローしよう!
Follow @anideep11
コメント
ども!、ヨロシク。
「真実は何時も一つ!、ジッチャンの名にかけて、お前のやった事は、(マルッとスルッと)全部お見通しだ!…。」
と、言う訳で、自分なりに犯人当てをしようかな。でも、その前に、
>だからカラボーは犯人じゃない!…といいたいところですが、いかがでしょうか(笑)。
うんうん、そう思いますよ。
もしカラボーが犯人なら、七年前の事件の犯人とは別人になるし、トリシャは魔眼を守る為、彼女自身の首を隠す必要もない。
トリシャ自身が首を隠すと言う行為の動機が、トリシャ事件と七年前の事件が同一犯である事を示していないだろうか?。
今回の化野さんは、私と同じく???間抜けな刑事役を、わざと受け持っているよね。しかも今までの彼女の行動のタイミングが絶妙に良い!。
これはトリシャが化野に、蒐集列車で起きる出来事を前もって教えているからじゃないかな?。ただ、アインナッシュの出来事だけは、トリシャにも見えなかった為、化野のセリフ「突発的な出来事は見えないか。」になったと思う。
さてと、名探偵も復活したし、私も迷推理を…。
そもそも、トリシャ事件と聖遺物盗難事件は、同一犯なのか?。
私には、違う様に思える。
トリシャ事件と七年前の事件は同一犯(と仮定)。七年前にはへファは居なかった。七年前の事件の犯人はサーバントに頼らずとも、被害者の首を奪う事が出来たのだ。つまり、聖遺物を盗み出す動機が薄いのだ。まぁ仮に、何かの理由でこの犯人が聖遺物を盗みサーバントを召還したとしても、Ⅱ世に蒐集列車の招待状を贈る動機が解らん。魔眼持ちのライネスに贈るならまだ解るのだけど…。
よって、トリシャ事件と盗難事件の犯人は別人(だと思いますねぇ)。
聖遺物盗難についての私の考えは、Ⅱ世を蒐集列車に呼び出し(半強制)、彼と一緒に三日間列車旅行を楽しみ、イスカンダルを召還し(結局、すり抜けでへファ召還)、それをⅡ世に見せて誉めて貰いたい人物。更に、身内である事。これらが動機になる人物は一人しかいない…。第七話でもチョットおかしな発言してたし(でも、今は名前言わないでおこう。外れてるかもだし)。
次はトリシャ事件なんだけど……。
今までの虹の魔眼とか動機を、でっちあげてきたけど、正直、犯人の動機が解らん!?。
が、犯人だけは解るかも?。
虚数ポケットに首と一緒にしまわれた「卑猥なペンダント」、あれがトリシャのダイイング メッセージだとしたら、蒐集列車の乗客に一人、該当する人物がいますね。でも、いいのか、あの人が犯人で?。
まぁ、どのみちⅡ世が事件の犯人の動機を明かしてくれるでしょう(丸投げ)。
更なる謎としましては、レールツェッペリンの支配人は誰か?、と言うところですかね。それは、トリシャ事件の犯人?、聖遺物盗難の犯人?、それとも、心臓の無い男の妹?、支配人代理は出て来ましたが、まだまだ謎は深まるばかりです。
この物語も残り二話か~。
もう解答篇だろうから、推理を書いて見たけれど、少しでも当たっているといいなぁ~。
では、これにて、さようなら~。
てけり・りさんコメントありがとうございます!
>「真実は何時も一つ!、ジッチャンの名にかけて、お前のやった事は、(マルッとスルッと)全部お見通しだ!…。」
個人的には『探偵学園Q』も入れてほしかった(笑)。
でもコナンとちょっと被るか…。
>トリシャ自身が首を隠すと言う行為の動機が、トリシャ事件と七年前の事件が同一犯である事を示していないだろうか?。
まさにホワイダニットですね。
トリシャが7年前の事件の真犯人と対峙することをわかっていたからこそ、首を隠すという選択をしたのでしょう。
>これはトリシャが化野に、蒐集列車で起きる出来事を前もって教えているからじゃないかな?
あー、トリシャと化野がつながっていた可能性ですね。
確かに化野が7年前の事件を調べていたのなら、どこかしらでトリシャと接触する可能性はありますね。
だからこそ化野がトリシャの首の隠し場所に目星をつけていたともいえますし。
まぁでも化野はオルガマリーに色々してあげるキャラではないし…あくまで利害の一致で結託していたんでしょうね。
>トリシャ事件と聖遺物盗難事件は、同一犯なのか?。
それは考えたこともなかった…(笑)。
確かに7年前とトリシャ事件が同一犯なら、聖遺物を盗む必然性はあまり高くないですね。
そもそも聖遺物を盗むことで様々な事件を解決した実績を持つロード・エルメロイⅡ世を呼び寄せることはリスクを上げるだけですし。
犯行にヘファイスティオンの力が不要なら、わざわざ彼女を召喚する動機も薄くなりますしね。
ただ、ヘファイスティオンが魔眼の持ち主であることを踏まえると、同一の可能性もまだ残っているような気はします。
根拠は全然ないけど(笑)。
>聖遺物盗難についての私の考えは、Ⅱ世を蒐集列車に呼び出し(半強制)、彼と一緒に三日間列車旅行を楽しみ、イスカンダルを召還し(結局、すり抜けでへファ召還)、それをⅡ世に見せて誉めて貰いたい人物。
あーそっちか(笑)。
多分同じ人を想像しています(笑)。
彼女のパーソナリティを考えると、それはそれでありえそうなんだよなぁ(笑)。
>
>虚数ポケットに首と一緒にしまわれた「卑猥なペンダント」、あれがトリシャのダイイングメッセージだとしたら、蒐集列車の乗客に一人、該当する人物がいますね。
これはわかんなかった(笑)。
誰…?!
>根拠は微妙ですが、7年前の事件の犯人に同調していたのなら、カラボーは首を持ち去るところまでやらないとおかしい気がします。
トリシャが自分の首を虚数空間に隠してしまったのだから首を持ち去れなかったのは別に不自然ではないのでは?
>義理の兄である「心臓のない男」が事件を起こすことを知り、ロード・エルメロイⅡ世を囮にしつつカラボーを犯人に仕立て上げて事件を終息(ちょうどカラボーの魔眼が摘出されるタイミングなので確認ができなくなる)、騒動が収まったところでじっくり接触…みたいな(笑)。
そもそも化野さんは今回に限らず、本気で真相を暴く気が無いと思いますしね
第4~5話の時とも、自分と法政科のメリットのためにウェルズに強引に冤罪を被せようとしてましたし
カラボーは魔術協会の敵対組織の人間なわけですし、真犯人(仮)の義兄を庇う意図が有るにせよ無いにせよ化野さんは単にカラボーに濡れ衣を着せたくて適当な動機をでっち上げただけなのは確実だと思います
まあ、月姫関連の作品に実際に過去視の能力が原因で殺人鬼になった人がいましたが
>それにしても魔眼蒐集列車の支配人代行ですけど、明らかに人間じゃないですよね(笑)
調べたところによると、魔眼蒐集列車の本来の支配人は上位の死徒で、あの代行は支配人が残した影(つまり分身)なのだそうです
あの列車に乗ってる人はみんなそれを承知の上なのだか
敵対してる死徒の世話になってまで魔眼を摘出したかったカラボー
やっと摘出できたのに「今こそあの魔眼があれば・・・・・・」と思ってしまう辺りに悲哀を感じます
名無しさんコメントありがとうございます!
>トリシャが自分の首を虚数空間に隠してしまったのだから首を持ち去れなかったのは別に不自然ではないのでは?
ちょっと言葉が足りなかったですね…。
もちろんトリシャが首を隠したためにカラボーは持ち去れなかったわけですが、だったら持ち去れない状況に対して何らかのアクションがあって然るべきだと思ったのです。
例えば首の行方を探したり、それこそ化野のように色々暗躍したりとか。
7年前の事件もそうですが、被害者の首を切断したのは「首を持ち去りたかった」という理由があるわけですしね。
首を切断することで終わっていたら意味がなくなってしまうでしょう。
ただ、カラボーがそれをやらない時点で彼に「首を持ち去りたい」動機がないところだけはハッキリしますね。
>そもそも化野さんは今回に限らず、本気で真相を暴く気が無いと思いますしね
まぁ化野は基本トリックスターというか、事件を利用して目的を果たすタイプですからね。
ただ敵対する組織の人間に濡れ衣を着せるって、なかなかえげつない火種ぶち込んでいる気がしますけど(笑)。
>調べたところによると、魔眼蒐集列車の本来の支配人は上位のタヒ徒で、あの代行は支配人が残した影(つまり分身)なのだそうです
そういうことだったんですね!
いやーどうりで非人間的なわけだ(笑)。
ただ人外が魔眼蒐集列車の支配人というのもなかなかすさまじいですね…。
この辺りにどんなドラマがあるのかちょっと気になります。
>やっと摘出できたのに「今こそあの魔眼があれば・・・・・・」と思ってしまう辺りに悲哀を感じます
全くの同意です。
視覚に囚われることが苦痛だった男が、視覚で救われる機会を逃してしまう…この辺りがなんとも皮肉です。
カラボーにとって、本来優先すべきは制御できない魔眼と向き合い続けることだったのかもしれません。