当記事に先の展開のネタバレは含まれていないのでご安心下さい。
皆々様こんにちは。
『グレートプリテンダー(以下『グレプリ』)』担当のgatoです。
前回はエダマメの過去を挟みつつ、彼がローラン、アビーを出し抜いて真価を発揮する様が描かれました。
一見ヘタレでとっぽいエダマメですが、意外と辛い過去を持っていましたね…。
それに、前回の終盤ではコンフィデンスマンの才能の片鱗も見せていました。
そして今回はいよいよカッサーノを本格的にコンゲームに巻き込んでいく模様。
しかし色々波乱が起こるようで…。
早速振り返ってみましょう。
映画を愛する男
今回はエダマメがカッサーノの信頼を得る過程が描かれていましたが、そこにおいて重要なファクターとなったのが映画でした。
「映画の良し悪しがわからない」と映画プロデューサーが一番受けちゃいけない批判を食らっているカッサーノでしたが、彼の映画愛は本物のようですね。
一見ゴミ映画に見えるものも、彼なりのポリシーが詰まったものであり、世間からの評価のギャップに苛立ちを覚える様はただの映画人にしか見えません。
ただ、そんな彼の姿と第2話で語られた犯罪者としての姿はどうにも結びつきませんね。
映画好きでありながら、新人の女優を廃人にしてしまうところは全く重ならない…。
ちょっとカッサーノのバックボーンが気になるところです。
ちなみに余談になりますが、作中に出てきた『灼熱シリーズ』はスティーブン・セガールの『沈黙シリーズ』がモデルっぽいですね。
原題と全く関係ない邦題、「要塞」や「暴走列車」という言葉、主演俳優の外見、声優が大塚明夫、シリーズでやたらラジー賞やたら取っている…などなど、セガール要素しか感じない(笑)
まぁさすがに割りばしで200人倒すような映画ではないようですけど(残念ながらチラ見でしか見た事ない笑)
こういう小ネタが入ってくるのは個人的に好きです(笑)
ポーラ登場
後半ではFBI捜査官であり、『グレプリ』の主要人物の一人であるポーラが登場しました。
仕事熱心に見えてカッサーノとズブズブだったアンダーソンと違い、屈強な男揃いのロス市警相手に物おじせずに顎で使うあたり、ポーラはかなり強気で自信家であることがうかがえます。
他方で、嫌われようもえげつない(笑)
アンダーソンを含めたロス市警全員に中指立てられていましたね(笑)
あの場面を見る限り、ポーラは結構孤立している…もとい、ワンマンな人なんでしょうね。
そんなポーラですが、エダマメの素性をいち早く付き止める、アンダーソンとカッサーノとの関係をそれとなく見抜いているなどかなりの凄腕であることがうかがえます。
ポーラはローランを狙っているとの前情報が入っていますが、この段階でかなり準備を進めていそうですね。
前回書いた記事でローランが気まぐれで動ている一面があることを指摘しましたが、そんなローランの動きについてこれる段階でポーラは只者ではないことは自明…。
そんなポーラがこの先どのようにシナリオに絡んでいくかは注目していきたいところです。
『グレプリ』第3話感想
第2話まではエダマメを掘り下げるような内容でしたが、今回はエダマメがローラン、アビーと共にコンゲームを進めていく過程が描かれた印象でした。
個人的にカッサーノが一気にエダマメを信頼する様は一周回って可愛く見えました(笑)
他方で、ポーラが登場したり、終盤ではエダマメがまさかのサラザールの家にホームステイするなど、意外な展開が出てきましたね。
これまでカッサーノの寡黙な右腕として描かれていたサラザールですが、思えば元々名うての犯罪者だった彼が、単なる脇役に留まるはずはなかったですね…。
サラザールとエダマメ…意外な取り合わせですが、これが次回どんなケミストリーを起こすのか注目です。
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