ごきげんよう。模造紙です。
頭の回転も速く仕事も出来るカエラさん、カッコいいですね!
これが萌え系アニメなら、ツンでデレなキャラ設定にされちゃうんだろうな…それじゃあカエラさんの持ち味が台無しだ…とか考えてたら、あっと言う間に2話が終わっていました 笑
B: The Beginningは脇キャラの人物像も細かく練られていて、それが見ていて伝わってくるのが素晴らしいですね!
2話は特にマリオやカエラが魅力的に描かれていて、キースどこいった状態でした 笑
個人的には脇キャラの設定が丁寧に肉付けされている作品が好きなので、この点はかなり好感触です。
2話もまだまだ導入パートな雰囲気ですが、所々の気になるポイントについて考察を進めて参りますね!
スポンサーリンクサイコパス…むしろサイコスリラー?
2話の時点で、なかなか頭おかしい感じの犯人が登場しましたね 笑
悪質な事件の加害者として歴史に名を残す事に喜びを感じるとか…作中でも言われていましたが、まさしくサイコパス。
しかしながら、犯行の残ギャク性や頭のネジが2.3本ぶっ飛んだ感じの狂気に満たされた様子から、サイコパスとか生易しい感じではなく、サイコスリラーという表現がしっくり来ますね。
一段階上のサイコっていうの?サイコホラーとはまた違う、人の凶悪な部分が穿った方向に暴走している感がありますね。
鳥かごを落とす
セキレイ捕獲完了
など。大勢の人間の命を、まるでおもちゃのように弄び、ゲーム感覚で楽しんでいるというのが胸糞悪いとしか言えません。
自分の欲望(自身は異質な犯罪者として名を残すが、被害者は名も無く埋もれていく)に関係のない居合わせただけの他人を巻き込むっていうのが、犯行に計画性はあっても、人の心はまるで通っていないというのが丸わかりです。
セキレイって?
ちなみにセキレイっていうのは鳥の分類で、日本ではハクセキレイやキセキレイなどがよく見られます。
緑の多い公園なんかで見かけることもあり、スズメと比較すると大きくて体の色は白黒。
都会のスズメの数は減って行っていますが(巣を作り辛くなったため)、セキレイは都会でも生きていける鳥なので、環境の変化に適合して生きていけるセキレイ=人間という例えなのでしょう。
外部から完全に遮断し閉じ込めた状態を、まるで鳥かごに捕まえたセキレイのようだと、犯人たちは表現しているということですね。
スポンサーリンク探しているのは犯人?それとも…?
キースとギルバートとの会話で
「7年も経っている。まだ探しているのか」
「犯人の手かがりは見つけた」
このやり取りが気になっています。
キースが過去にRISを離れることになったある事件。それに絡んだ内容であるのは確かでしょう。
7年前にキースの失いたくない人物がなくなり、その犯人をキースは探している?
恐らく犯人の手がかりはキラーBということでしょうか。
最終的に探し出したいのは、大切な人の仇(犯人)であり、その犯人に辿り着く重要人物がキラーBである可能性は高い。
犯人=キラーBという可能性もゼロではありませんが、1話2話と見ていて、法の手を逃れた犯罪者に制裁を与える彼の行動を見ていると、キースの大切な相手がそれに当たる人物とは思い難いです。
そもそも7年前の彼は、もっと幼いでしょうし、人の命を奪ったというのはピンと来ませんね。
皆月サイドが狙っているのは黒羽の肉体?
意味深なことをイザナミが言っていましたね。
「狙っているのはキラーBの命ではなくて、きみの体」という内容。
異形に変身できる黒羽の肉体のみを欲していて、中身や命は必要ないということでしょうか?
いわゆる生まれ変わりや、他人の体を乗っ取り続けて生き続けるよくある展開の物語では、精神(魂)はそのままで入れ物(肉体)を乗り換えていくイメージです。
イザナミの発言から辿り着く考えは、異形に変身できる特殊能力を持ったキラーBの肉体のみに価値を見出していて、肉体自体はかなり永い年月を過ごし続けているのではないかということ。
2話序盤のバイオリン工房の場面でも、ずっと昔に生まれたバイオリンも修復を繰り返すことで、朽ちることなく美しい音色を奏で続けていました。
このバイオリンの修復の歴史が黒羽の体の伏線になっているとしたら、黒羽(キラーB)の肉体は、魂を入れ替えることで永く生き続けてきたと考えられます。
1話で「黒羽の王」「本当にいたんだ」とクエンに言われていましたし、異能力持ちの間では伝説級のすごい人物(肉体)なのかもしれません。
だからこそ、その体を手に入れる=強大な戦闘能力を手中におさめられるということなので、それで皆月は執拗にキラーBを狙っているのかと予測しました。
皆月はキラーBを深く憎んでいる様子ですが、もしこの仮説が正しいなら、圧倒的過ぎる力そのものを嫌悪しているとも考えられますね。
スポンサーリンクB: The Beginning2話の感想
多分、こういった小さい事件をパズルのピースのように組み合わせていって、大筋の真相に辿り着く流れなんでしょうね。
ですが真相がなんなのか、それぞれの人物の目的や真意も現時点ではさっぱりわかりません…!!
もっとこう、本格サスペンスというか推理で犯人を追い詰めていくテイストなのかと思っていましたが、推理のプロセスはキースの脳内で完了してしまうので(笑)犯行の手段やトリック云々を考える必要はなさそう。
むしろそれよりも、もっと大きな力の流れがあって、それに翻弄された主要人物たちの動向を見守りつつ、真実を暴いていくのが物語の肝なんでしょうね。
次回あたり、キースと黒羽が対面することになるのでしょうか…。
うーん…まだまだ情報が足りなくてもやもやします!いや、情報量自体は毎回多すぎるんだけど、真相に辿り着くための要素の提示が足りないなー。
では次回3話の記事でまたお会いできますように!
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コメント
考察楽しみにしてます。
セキレイについては私も疑問に思いました。
毒ガス絡みなら寧ろカナリア(バカ犯人黄色いし)自然な気がしますし…
最初から毒ガスまく気なかった愉快犯なのかな?と思いました。毒ガスはただの実験、恐怖を煽るためのブラフ。資金調達のための小遣い稼ぎ等と想像してみました。
あとコレ、ツイッターに書いた方がいいですか?
>morukotetuさん
はじめまして。コメントありがとうございます!
物語中で、毒ガスで果てるタヒに方は綺麗じゃないので実行犯的には端から撒く気がない…という内容をキースが言っていましたね。
実行犯の彼らとしては、舞台装置・演出的な意味合いの毒ガス設定だったのでは?
セキレイよりもカナリアは確かにそうですね!なるほどです!
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