ごきげんよう。模造紙です。
おぉぉぉぉ!!平安寺のアクションパート、動きが滑らかで作画崩れないとか凄すぎませんか…?!
スマホやパソコンのモニターではなく、劇場版スクリーンで見るに相応しいカメラワークと立ち回りでしたね。
さて、キースと黒羽が邂逅したことにより、ストーリーの根幹に関わる諸々の設定が明らかになって参りました。
かなりガッツリめにファンタジー要素を入れてきたのは驚きですが、この複雑怪奇な設定が最終的にどういった形で収束するのか…今から非常に楽しみです。
今回はキースが語った超重要な物語の基盤――黒羽とユナが生を受けた経緯や皆月が率いる組織・マーケットメイカーについて、現時点の状況整理および考察を進めていきたいと思います。
注意!
この記事では、B: The Beginning6話までを視聴した感想、およびストーリー展開の予想を始めとした考察を記しています。
最終話まで一度視聴した末に、振り返って内容を考察しているわけではありません。
あくまでも初見の立場からの.見解になりますので、ご了承いただければ幸いです。
キースと黒羽がとうとう対話することに!
カノープス=キース
やはりキースが黒羽のカノープスで間違いなかったようですね!
私は、カノープスってギリシャ神話の水先案内人から来るワードなのかと推測していたのですが、黒羽いわく「道を示す老いた存在」とのこと。
発見するのが困難でレアな星なので、中国ではカノープスを見つけたら幸運が訪れるという意味合いから「南極老人星」とも呼ばれているそうですよ!
なぜ黒羽がキースをカノープスだと察知できたのかは、イザナミからの天のお告げ的な…第6感的なアレなのでしょうか…。
ちょっとこのへんの展開が唐突でわかり辛かったのですが、何か見落としているのかも。もしくは、理由が今後語られたりするのかな…。
スポンサーリンク黒羽やユナは神の復興計画から生まれた存在
黒羽や「彼女」、そして皆月率いる謎の組織――これまでは彼らが一体どういった存在なのか明確に語られておらず、目的や真意を計るのが非常に困難でした。
しかし今回、人間を超越した能力を有する彼らの出自がどういったものか明らかになりました。
群島国家ゆえの独自の文化と文明で発展を遂げてきた王国にとって、翼を持った人類の始祖と考えられる化石は、国内外に王国の強大な力を誇示する意味で非常に便利なツールだったのでしょうね。
異形の骨の発見~神の子の誕生までを整理
キースの話でも十分分かり易かったのですが、自分の頭がこんがらかって来そうなので、ちょっと簡単に整理しておきます 笑
- 16世紀末にジェットブラック山頂の遺跡から13体の人骨が発見される
- 翼を持った異形の姿形は、人類の始祖もしくは神の化石ではないかと考えられた
- 王と政府は「神の復興計画」をスタートさせ、政治利用を目論んだ
- 枯渇した政治資金調達のために、神の再生を理由にスポンサーを募り、巨大な研究施設ファウラ・ブランカ研究所を建設
- 高名な研究者や学者を集めて神を復興する計画を進めていた…はずだが、実態は巨額の寄付に目が曇り目的を見失って腐敗した研究者達と、形式的に意味なく近親交配により狂気を帯びた廃人(失敗作?)を作り出しては処分するという、怠惰な繰り返しが数世紀に渡って続いていた
- 良い研究結果が出ないことで、研究所の存続が危ぶまれたが、神になり損ねた失敗作の廃人=兆しの子を政府御用達の特殊諜報員・マーケットメイカー(国内外の平穏と恐怖を意図的に操作する)として育成し、王国政府に送り込むことでファウラ・ブランカ研究所は永らえることとなった
- 神の復興計画は頓挫したかに思われたが、ジェットブラックの碑文の解読(12歳のキースによって解読)と日本から来た3人の細胞生物学者(内1人がキースの父親)の手により研究は大いに進歩することとなる→神の子・黒羽と守護者の誕生?
- 黒羽とユナをはじめ子供たちの育成途中段階で、研究所が謎の焼失→ユナの手を引いて去っていく人物の描写(手を引くのは皆月?)
以後、残された黒羽はユナを探し続けるため「ここにいる」という意味で犯行現場にBの刻印を残し続けるに至ります。
「B」の刻印の意味は、13と4
やはりサーティーンは研究所でつけられた識別番号だったようですね。
13が黒羽で4がユナ。
はじめ、フォースってスターウォーズに登場するエネルギー体のほうかと思っていて(笑)forthのほうだったんですね!
6話の最後、恐らく碑文の内容の一部分をキースがそらんじています。
この中にもフォースが出てきますが、これもユナという解釈でいいのかな?
結構意味深なワードが散りばめられていて、今後の展開に関わって来そうな内容ですね。
ちなみにファーストは1番目の守護者…ということなのでしょうが、予言のようにも取れますが果たして――。
スポンサーリンクB: The Beginning6話の感想
会話の間に登場した手帳。
あれはキースの書いたものか、それとも父親のものなのか?
中身はなかなか濃密な内容でしたが(それこそ暗号みたいなポエムみたいな)、これも今後きちんと説明があって欲しい!
実はサラッとイザナミ(十六那美)が5番目というのも判明し、願わくばこの手帳もっと隅々までガン見したいというか(笑)
マーケットメイカーが王国に認められた国の秩序を守る集団なら、彼らのしていることは国内外の平穏の均衡を保つためで、言うなれば警察の手が届かないアングラな部分を補っているわけでもあり、手段は過激ではあっても完全な悪とは言い難いですよね。
立ち位置的には王国か政府直属っぽいですし、むしろRISのほうが立場としては弱いのでは…?
キースも黒羽もかなり危ういポジションにいるのは確かなようですね。
そして何がしたいんだ皆月…!言ってることもやってることも意味不明だな!
ユナには心を許しているのかと思ったらそうでもないみたいだし…。
まだまだ二転三転しそうな気配がプンプンしますね。
それではまた7話の記事でお会いできますように!
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