他人の関係
どうも! 皆さんかみはま~! ロシアスキーでございます!
さてさて、マギレコ2期も7話目となりましたね。
展開もグワングワン進んでいるのではございますが。
……私、前回の記事で、『2期も中盤ですな~』とか言っていたのですが。
管理人の小鳥遊さんに『2期、12話構成じゃなくって8話構成ですよ~』なんて言われちゃいました~!w
知らなかったよそんなん!w もう2期だけで言ったらクライマックスじゃーん!?w
そんなお間抜けな私ですが、めげずに語っていきたいと思います!
ではでは、今回もまいりましょう!
既プレイの方は初見の考察にニヤニヤしながら読んでいただければと思います。
マギアレコード 2nd SEASON 第7話 あらすじ
まどかたち『見滝原魔法少女チーム』メンバー。
合流した二つのチームの魔法少女たちだったが、その前にマミと鶴乃が立ちはだかる。
二人の強さに、いろはたちは一時撤退をすることになる。
声も届かず、操られているとも暴走しているとも取れる状態の二人をどう助ければいいのか。
その手がかりもなく、困ってしまういろはたち。
そんな一同に、みふゆから連絡が入る。
二人を助ける方法を知っていると思われる人物に話を聞くというみふゆ。
その人物とは、他でもない。調整屋であるみたまであった……。
と、いった感じで。
今回は今まで重要キャラっぽい位置にこそいたものの、多くは語られなかった。
そんなみたまについて語られつつ、マミ・鶴乃コンビをどうするか、という。
そんな部分にスポットが当たった回でございましたね。
なんというか、前回同様。『盛り上げるぞ~』っていう雰囲気を感じますよねぇ。
と、いう風に感じ入りつつ今回も語っていくといたしましょう!
鶴乃という人物について
まず語りますはこちら。
『由比 鶴乃という人物について改めて考える』ということで。
今回ウワサと融合しちゃってる的な状況だということが判明してしまった鶴乃なのですが。
みたま曰く『コネクトを利用して攻撃すれば救出できる』ということで。
ただそのためには『対象となる人物の人格についてしっかりとイメージをしなくてはいけない』という条件もあるらしいんですよ。
と、いうことで。改めてその鶴乃という人物について考えていこうと思います。
……っていうことなんですが。
まぁ正直、鶴乃の表向きっていうのは視聴者の皆さんもやちよ同様。
『明るく前向きで元気で強い少女』っていう印象だと思うんですよ。
実際私もそう思いますし、それは間違ってはいないと思います。
ただそれはあくまでも表向きの話。言ったら鶴乃という人物の表面の話でしかないわけですよ。
思えば鶴乃はみかづき荘メンバーの中でもムードメーカー的側面が強いんですよね。
でも鶴乃だって魔法少女とはいえ普通の少女なわけですから。
強いとか明るいとかそういう部分だけじゃなく、弱い部分や悩みだってあるはずなんですよね。
それを余り他人には見せない、っていうのは。それはもう強いってことだとは思うんですが。
逆に考えると、それだけ鶴乃は他のメンバーに対して弱みを見せないようにしていた。
いわゆる、無理をしていた部分が他のメンバー以上に大きいんではないかと思うんですよ。
そういう意味では、ある意味その弱い部分こそ。
鶴乃という人物の『根源』とも言えるのではないか、と。
そういう考え方も出来るんではないかと思うんですよ。
そして、そういう考え方を基準とするのであれば。
『人一倍弱い部分を隠している少女』だからこそ『人の為に動ける少女』でもあると思うんですよ。
そういう意味で鶴乃の『表面』と『内面』っていうのはもう密接に繋がっているんだと思います。
そして、今回敵として登場したからこそ。その鶴乃の『弱さ』なんかが重要な部分になってくるのではないか。
と、私はそう考えております!
救出失敗?
さて、続いて語りますはこちら。
『やちよによる鶴乃救出が失敗した理由について』ということで……。
これについてまず私が考えたのが、上で語った部分。
『そもそもやちよによる鶴乃の人格把握が不足していた』っていう説で考えたんですよ。
多分普通に考えるとそういうことだと思うんですよね。
みたまの説明でも、対象の人格をしっかりイメージしないと対象にダメージ入っちゃうよ、っていう話もありましたしね。
だからまぁ、普通に。シンプルに考えたらそういうことだよね? っても思うんですよ。
ただしかし、本当にそうなのでしょうか?
やちよは鶴乃との付き合いはかなり長いと思いますし。
関係の深さとしても、仲間として一緒に戦ってきたわけですから。
案外、内心では鶴乃の弱さとかそういう部分にも気づいていた可能性だってあるのではないか、と。
そういう考え方だってできるのではないかとも思うのですよ。
……と、そこまで考えて。もう一つの可能性についても考えたんですが。
もしかしたら『みたまがそもそも救出方法について嘘をついた』可能性もあるのか? と……。
もちろん、話の流れ的には今回の流れからみたまを疑うっていうのは、ちょっと考えすぎかな、とも思うのですが。
ただ可能性だけの話ならこの線もあるとは思うんですよ。
まぁそれについてはまた次の項目でお話したいと思うのですが。
とりあえず、どちらの理由であったにしろ。
今回の結果として、やちよは鶴乃を助けることができませんでした。
さてさて、問題はここからリカバリーができるのか。
つまり『ここからでも再挑戦して鶴乃を救出することはできるのか』っていう部分なのですが。
……まぁ~、正直に言って私としては厳しいんじゃないかなぁ、って思ってます。
というのも、パッと見ただけでも鶴乃へのダメージが深刻なんですよね。
(TRPGにおいて落下ダメージが強烈なのは自明の理、不文律ですからねw)
当然この状態では次に失敗した時のリスクを考えると……。
やちよとしてはやり辛い、っていうのはあるでしょうから。
精神的負担。プレッシャーによる失敗率の上昇はあるでしょうね。
それだけではなく、一回失敗しているということは……。
マミを助けようとしてる見滝原チームへの動揺もかなり大きいでしょう。
となれば、やちよとしては二度目のミスは絶対回避したいところ。
共闘状態にある見滝原チームの信頼を失ってしまうという恐れもありますから。
そういうプレッシャーもあるというプレッシャーの二重苦。
更には鶴乃もまだまだ戦闘続行する気満々でしょうから。
当然そういう意味での難易度っていうのももちろん有りますよね。
……と。つらつら語ってきましたけど。
そもそもこの大ダメージっぷりだと。
鶴乃が今生存してるのって、ウワサと融合しているからなんじゃないの? とも思ってしまうんですよねぇ……。
そういう観点から考えると『鶴乃を救出するのは既に不可能なのではないか』と。
私としてはそう思ってしまうんですよねぇ……。
実際のところ、次回どんな結果を迎えるのか……。
……まぁね~。この作品、まどマギの系譜だしねぇ……。
どんな絶望が襲い掛かってきてもおかしくないですしね……。
そういう意味では、次回は覚悟が必要かもしれないですね……。
みたまという人物について
続いて語りますはこちら。
『みたまという人物について』色々と考えてみる、ということで。
今回、みたまは色々と秘密を語っておりましたが……。
みたまはそもそも魔法少女に憧れていたということ。
そして、みたま本人には戦闘能力がほとんど無い、ということでした。
更に本人曰く、唯一とも言える能力を活かした調整屋の仕事。
ソウルジェムの調整はリスクが高く、持ち主である魔法少女の闇を直視することになってしまうとか。
更には調整中に魔女化した魔法少女もいたとか。
そ~んな調整屋の仕事を続けるうちに、みたまもまた精神が磨耗してしまい。
中立を名乗り、積極的に物事に干渉しなくなった、と。
まぁ、みたまの言葉を信じるならそんな感じですね。
そんなみたまなのですが、ももことの対話、そして説得を受けて心変わり。
鶴乃やマミを助けるための方法を教え、さらにドッペル暴走状態になったかえでを助けようとしていました。
……と。今回のお話を見ればまぁそう思えるような描写だったと思うのですが。
ですがここで私はちょっとした違和感を覚えました。
そもそもみたまによると、みたまは魔法少女になって『誰かの力になりたい』とか『誰かを助けたい』とかではなく。
『自身の力で皆に笑顔や平等を届けたい』という風なことを言っていました。
……この言葉。なんかおかしいと思いません?
笑顔はともかく、平等って何? っていう感じで。
なんだか、そら寒さを感じるんですよ。
で……そういう違和感を感じた後だと……。
ももこの説得にすんなりと応じたっていうのもなんか……。
『胡散臭い』っていう印象があるんですよ。
例えば。例えばですよ?
平等っていう意味であれば……。
『平等に滅びを与える』っていうのも平等だと思うんですよね。
まぁ要するにですね。私としては全然みたまのことまだまだ疑って見てるってことなんですよ。
そもそもみたまの抱えていた悩みや闇っていうのがどれほどのものかは不明なのですが。
それを知らずに説得してきたももこに対して怒りを覚えて。
『あ~、だったらもう中立辞めて神浜の魔法少女とか全部酷い目遭わせちゃおうかな~』
とか考え始めたんじゃあないかな、と。
そんな感じのことをチラッとねw 考えてしまったのですよw
まぁこれに関しては私がみたまを今や完全に疑いまくって見てるからこそっていうのはありますけど。
(人それを偏見と言います)
そもそもこのタイミングで動くってのも、ある意味ではチームみかづき荘、チーム見滝原。
その両方を一網打尽にもできる話だと思うんですよね。
ということで。私としてはその辺りを考えると。
『そもそもみたまは鶴乃とマミを助ける方法はウソを教えたのではないか』と。
そういうところに繋がってくるわけですよ。
それらを全て踏まえますと。
『みたまは心変わりなどしておらず、中立を辞めて自ら主導的ポジションで物事を操ろうとしている』
という。みたまは今そういう状態なのではないか、と。
私としては思っております!
……これでみたまが本当に善人だったら逆に驚きますよ、私w
マギアレコード 2nd SEASON 第7話 感想
さて、ここまでマギアレコード 2nd SEASONの7話について語ってまいりましたが。
その7話の個人的感想といたしましては……
……不穏、不穏です!
もうすぐそこに絶望が迫ってますよ~! っていうのをまざまざと見せ付けられる。
そんな回でございましたねぇ……。
絶望からスタートし、希望が見出せてその後また絶望、という。
まさに見事なジェットコースター的展開。
見ている側としてはまぁ翻弄されまくりの混乱しまくりってぇヤツでございましたが。
実際のところ、もう全体を通してもクライマックスなのは間違いないんですよね。
なーのーで。当然ここからは衝撃展開の目白押しというのはわかりきっているところ。
そういう意味では今回『あ、ヤヴァい!』っていうのが肌に伝わってきたのは。
なんでしょうね。次回以降の覚悟を今回で決めろ的な。
そういう心の準備をさせてくれる回でした、とも言えるのではないでしょうかw
……とはいえ、既に軽くブン殴られてる気もするんですけれどもねw
一応、2期は来週で最終回ってことなので。
そういう意味でも注目でしょうね! 必見でございます!
ということで、以上ロシアスキーでした! 次回の記事でもよろしくお願い致します!
▼当サイトでは他にも多数のアニメを考察しています!
最新情報をお届けします
Twitter で2017春夏秋冬アニメ考察・解説ブログをフォローしよう!
Follow @anideep11
コメント
ネタバレにならない線でコメントしますと(たぶん本編では触れられることないだろうし)、
実はロシアンスキーさん、このブログの1期1話でみたまの願いについてコメントしていらっしゃいます。
読み返すと、あ、これか、と思われるのではないかなと思いました。
enokiさん
コメントありがとうございます。
あれ、そんな感じの部分書いてましたっけ?w
ちょっと、あとで見直してみたいと思います~。
一気にホーリーマミさんとウワサの鶴乃の両面攻略を行わないといけないという超ハードモードに入ってしまいました。
さて鶴乃で失敗したのは確かですが、見て欲しいのはマミさんの方も失敗しているのです。
仰る様に鶴乃は確かに自分の弱音、弱味を見せない様に振舞ってきた子ですね。
それはマミさんも同様で、更に付け加えるならやちよさんもなのですよ。
だからさやかも失敗したのはマミさんの弱音を理解しきっていないからですし、こちらはまどかがその事に思い至るかでしょうね。一方の鶴乃の方はやちよさんも鶴乃の全てを理解してると思っていたけどもそうではなかったという事になります。
何故かというとやちよさん自身も弱音の部分を隠して強くあろうとしてきた人だからです。それなら自分の事の様に理解できるんじゃないか?と思われるかもしれませんが、そこが却ってある部分を盲目にしちゃう事もあるんですよね。
前回から続くドッペル不要論なんかはフェリシアはやちよさんと魔女化という形でお別れしたくないからこそマギウスの翼に身を寄せる選択をしたんです。だけどもやちよさんは自分がこの子達の分も背負いこむって覚悟でいますから、その気持ちを受け入れてあげる事は出来ない。こういう場合、他にも同じような気持ちで動いてる人間がいるとは案外気が付かないものです。特にそれが身近な人間だと尚更気が付かない事が多いですね。
そしてみたまさん黒幕説(?)ですが、これは自分としてはノーを突き付けざるをえません。
最後にかえでのドッペル症の治癒に危険と知りながらもかかってる以上は、あそこで嘘を吐く必然性は全くありませんからね。みたまさんの〇〇は〇に〇〇〇でも〇〇〇〇ます。ただ今回みたまさんが吐露した理想の魔法少女像は実はそこには関係してないと思うのですよ。〇〇を肯定できる魔法少女なら魔女と戦えないなんて事はある訳がないからです。それ故、みたまさんも触れるのが恐いからこそドッペルに対しては警鐘を鳴らしていたんだと納得できましたし、ここで新たな悪意を働かす余地は無いと判断してます。
それに仰る様な予想だと3期まで入れてもまず尺が足りませんw
だって灯花とねむでどうも考えが違っていてとか、アリナ先輩は本当は何を考えて何が狙いなのかとかまだ解決する兆しが見えてないでしょ?ここでみたまさんが実はラスボスでなどという展開を入れられる尺は無いと判断しておりますw
まあ善人よりは腹黒い人に見えるのは確かですが、言ってしまうと調整屋というのはみたまさんに限らずあんなのなんです。
でも原作になかった設定も今回出て来たのも確かでした。
調整の最中に魔女化した魔法少女とか、内面の闇をみたまさんが語る事はありませんでしたから。
でもこれを口にしたからこそ原作とは別方向ですが、今回のみたまさんの行動は信じられると思うのですよ。
実際、ウワサを剥がす方法をレクチャーするの、ここも原作から改変されてますからね。
名無しさん
コメント、ありがとうございます。
あー、確かに。
思い込み、ではないですが。
自身の経験や思いからのバイアスかかっちゃうことってありますよねぇ。
この辺は現実での人間関係でも一緒かなー、とか思ったり。
で、みたまさんですが。
確かに、ここからの尺の長さを考えると。
あんまり話を盛るのは無理っぽいですかねw
ただ、結末に関してはどうなってくるか……。
やっぱり、原作と同じエンディングを迎えるんですかねぇ。
そうなると黒江の存在が気になったりするんですがw
ネタバレにならない様に気を付けたいですが、出るもの出るもの注意してみると同じエンディングへの帰結はまだまだ充分可能なラインだと思いますよ。
特にねむ、改変されてるのは間違いないですが、自分の思う通りなら原作よりも分かり易くなったかと思っています。言動・行動の基本にあるものが灯花との対比で見えてきて灯花の行動に苦言を呈しながらも計画の遂行を目指すのは誰の為か?
ここまで来るとそれは間違いないと思いますので。
黒江については何を見せようとしているか?がまだ確かに分からないですね。
でも納得のいく何かを見せてくれるんだろうとそれに期待です。
逆に言うと、黒江については本当にそういうことなのかもしれませんね。
『黒江というキャラを加えることにより、ゲーム版では描けなかったプラスアルファを描きたい。描いていきたい』と。
そういう部分に重きを置いているのではないか、ということなのかも……。
そういう意味では、それもまた楽しみにしていきたいところですね。
マギアレコード第2期はアニメオリジナルの展開となっていますが、問題点や最終到達点は原作から変わっていないように感じます。
ただ、問題のひとつである「ワルプルギスの夜が神浜に向かっている」ことについてですが、第3期に持ち越しても尺が足りるか微妙です。
もしかしたら『マギアレコード』と『劇場版まどか☆マギカ ワルプルギスの廻天』の時間軸がリンクしていて、ワルプルギスの夜に関しての問題解決は『ワルプルギスの廻天』に引き継ぐ可能性もあるかもしれません。
◆
私は『まどか☆マギカ』に絶望のイメージはあまりありません。
マギアレコード第1期の感想記事でもコメントしましたが、私の『まどか☆マギカ』との出会いは「おおよそのあらすじを感想記事で読んで興味を持ったから」です。
最後は一応のハッピーエンドを迎えると視聴前から知ってから見ていたのです。
私は『まどか☆マギカ』はハッピーエンドでもバッドエンドでもなく「そもそもまだ終わっていない」と考えています。
テレビアニメのラストから「世界が改変されたまま、まどかも概念のまま」で完結するのならバッドエンドだと思いますが、続編でまどかが戻れるかもしれないという希望は残されています。だから、テレビアニメのラストは「ハッピーエンドあるいはバッドエンドへの過程に過ぎず、まだ途中で止まっていて終わってなんていない」と考えています。
まどかが概念になったのは間違いだと思いますが、最終的には戻れるのであれば「続編での真のハッピーエンドへと導く布石」となりえるので、展開としては悪くないと思っています。
私は「この世に間違いなんてない」と思っています。まどかが概念になったのを間違いと言ったのは、現状のままでは好ましくないという意味です。私は「全てのものごとは最終的には良い方向に向かうので、過程で何が起ころうと間違いではない」と信じております。
タツミさん
コメント、ありがとうございます。
あ~、なるほど。
そういう変則系な繋がりもありえるんでしょうかね。
なにせ、まどマギって今まさにアレなアレですからね。
確かに。まだまどマギという作品は中途である、と。
そう考えられる部分もあるんですよね。
っていうか、そういう意味での完全完結を期待してる、って人も。
かなり多そうですもんねぇw