無能なナナ 感想・考察・解説記事まとめ【アニメ】

『無能なナナ』の感想・考察・解説記事を毎話更新していきます。

どうも！　ロシアスキーです！

この度、少年ガンガンで連載中の人気漫画のアニメ化！

知略サスペンスと銘打たれた『無能なナナ』の記事を担当させていただくことになりました！

こちらの記事では、無能なナナの各話について考察・解説をした記事をまとめていきます。

以降は放送開始に先駆け、現段階で出ている情報および、今後の展開により考察に重きを置く可能性がありそうなポイントについて綴っています。

無能なナナのあらすじと制作スタッフ

監督にアニメ版FAIRY TAILシリーズの石平 信司監督！　シリーズ構成にダンベル何キロ持てる？　の志茂 文彦先生！

更にキャラクターデザインにはめだかボックスなどで作画監督を務めた佐野 聡彦先生！

そんな布陣でアニメ化されることになった無能なナナ。

まずはあらすじの前にＰＶをどうぞ！

「わたし、人の心が読めます！でも、ちょっと空気は読めません！よろしくお願いします！」

孤島にある奇妙な学園。生徒、中島ナナオの前にあらわれたのは、転校生の柊ナナ。

ここは、さまざまな能力を持つ少年少女が集う施設。

炎や氷をあやつる者。自在に宙を飛べる者。空気を刃にして攻撃できる者——。

生徒たちは、「人類の敵」と呼ばれる怪物と戦うために訓練を受けているのだ。

だが、島にはいくつもの秘密が隠され、おそるべき罠が牙をむく。

続発する怪事件。学園にひそむ殺人鬼。一人、また一人と姿を消してゆく同級生。

予想を裏切る展開。知力、能力の限りを尽くした頭脳戦。そして友情。

熱いドラマにいろどられた、「人類の敵」との死闘が、いま、始まる！

出展：ＴＶアニメ『無能なナナ』公式ＨＰ　『INTRODUCTION』ページより

ということで！　

ではではこちらのあらすじを踏まえまして……。

本編放送開始前の段階での情報から。見所などなどについて語っていきましょう！

タイトルから読み解く

まず私が気になった点はこちら。

『この作品のタイトル』でございますね。

まずこの無能なナナの基本的な設定としては……。

『超能力を使える学生たちが人類の敵と呼ばれる存在と戦う』というものがあります。

ですがタイトルは『無能』なナナ……。

そして、キャラクター紹介のページによると、ナナが人の心を読める、というのは『自称』らしいんですよね。

このキャラクター紹介のページを見ると、他の学生キャラたちは皆はっきりと能力について明言されていたんですよ。

なんなら、無能と呼ばれているナナオですら、能力が使えること自体は明言されていました。

これが何を意味するのか、と言えば……。

『ナナは本当に能力を持っていない』のではないか、という風に私は考えました。

（そもそも、人の心を読むというのは、言ってしまえば超能力が無くてもできる人間もいますしね）

それと同時に、タイトルに名前が出ていることから考えるに。

一見主人公っぽいポジションのナナオは実は主人公ではなく。

ナナこそが主人公である、ということはまず間違いないでしょう。

もしかしたら、そんな無能なナナが主役であり、人類の敵との戦いの中心となっていくからこそ……。

周りの学友たちは次第に絆が深まっていき、共に人類の敵へと挑んでいくことになる……。

というのが基本展開になっていくのではないか！　と私は予想したのですが……。

これに関して、すぐさま次の疑問が浮かんでくるのですが……。

まぁとにかく。ここで一つ言いたいのは。

『主役はナナであり、ナナは能力を使えない存在なのではないか』ということでございます！

超能力×サスペンス？

続いて語りたい部分なのですが。

上の項目で、私は『学生たちは協力し、人類の敵へと挑んでいく』という予想をまず一つしました。

ですが、そうなってくるとちょっと違和感が生じる部分があるんですよね。

それが、ＰＶでも出てきた単語。『知略サスペンス』という部分でございます。

そもそも、公式ＨＰのINTRODUCTIONの文章には、どうにも穏やかでない単語がちらほら。

そして、いわゆる超能力系、ジュブナイル系の匂いを漂わせるのにもかかわらず、『サスペンス』というジャンルを全面に押し出すスタイル……。

じゃあそもそも『サスペンス』の定義とはなんぞや、というところから紐解いていきますと……。

曰く、WIKIさんによれば。

『サスペンス』とは特定状況に対し不安や緊張を抱いた心理状態。

もしくはそういった心理状態が続くような作品。

ということらしいです。

それこそスリラー、ホラーなどの系統が主にサスペンスのメインジャンルっていうことですが。

まぁ有名なところですと『羊たちの沈黙』や『ミザリー』。『ミスミソウ』や『ミスト』がそれに当て嵌まるみたいですね。

……こうして並べてみると、そのどれもこれもが。

『超能力学園物』や『ジュブナイル系作品』とはかみ合わないようなものばかり。

ですが公式ＨＰやＰＶでは、穏やかでない雰囲気が漂い、サスペンスだとしっかり言っている。

更に言うのであれば、キャストの皆様のコメントなどからは『どんでん返し』という単語がちらほら見える……。

と、なるとですよ。

恐らくなのですが……これはよくあるような超能力学園物では『絶対に』ないってことがわかります。

あまり情報の無い現状で考えるとして……。

個人的に気になったのは『人類の敵』という存在。

その人類の敵なのですが、もしかしたらＰＶに出てくるような、こんな存在ではなくって……。

たとえば、某プレデターのようにステルス能力を有していて。

姿を見せぬままに学生を襲う、とか……。

あるいは、変身能力を有していて。

すでに学生たちの中に紛れ込んでいて、とか……？

もしもこれらの予想が当たっているのなら、そりゃあサスペンスっぽくなってくるのではないでしょうか？

と、いうことで。

私としては『この無能なナナという作品では、人類の敵という存在がサスペンス的事件を巻き起こしていく』という。

そういう予想をしておきたいと思います！

生き残るキャラクターは誰か

そして次に語りたいのはこちら。

『登場人物の内、誰が生き残れるのか』という点ですね。

まず公式ＨＰのキャラクター紹介のページ。

そこにいる学生キャラは（モグオの子分を除けば）１４人にもなります。

また声優さんが豪華なんですよねぇ……！

メインポジションなら、ナナオは下野 紘さん！　ナナは大久保 瑠美さんですよ！

更に、中村 悠一さんに中原 麻衣さんなどなど……。

有名所な声優さんから、名バイプレイヤーな声優さんまで。声優さんに関しての布陣もバッチリ、という所なのですが。

……逆に言うと、そんな声優さんたちをそろえた上で、犠牲者が出る、ってことで。

INTRODUCTIONの文章によれば、学生たちが被害に遭うのは確定の様子。

そ～なってくると、この生徒たちの中誰が生き残ってくるのか……。

正直予想するのは難しいのですが。

主人公であるナナは当然生存してくると思います。

あとは、キャラクター紹介の上部にいるキャラ。

ナナオ、キョウヤ、ミチルくらいまでは生存すると見ていいのではないでしょうか。

ただ他のキャラクターに関してはもう予想できない、ってのが正直なところですね。

なにせ人数が多いですからねぇ……。

いったい、誰が生き残り、誰がリタイアすることになってしまうのか。

これも、物語を盛り上げる重要なキーポイントになってくるであろうということは間違いがないでしょうね！

学生ならではの人間関係も……？

続いて語りますはこちら。

『生徒たちの恋愛模様』について語りたいと思います。

やはり、こういった少年少女の物語、となると……。

気になるのは『恋愛要素』について。

キャラクター紹介ページによると……。

石井 リュウジと空野 フウコは恋人関係にある様子。

他のキャラクターも、男女問わずなかなか個性的＆魅力的ですし……。

共通の目的を持っているということもありますから。恋愛模様が描かれるということもありえるのではないでしょうか？

ほら、ＰＶにもなんかそういう展開を期待させるシーンも出てますし！

そしてもしもそうなった場合、それがまた悲劇を彩るエッセンスにもなると思うんですよね！

なので、キャラクター間の恋愛模様についても。

ちょっと気を配って見ていきたいところですね！

無能なナナ　結末予想

さて、ここまで色々語ってきた無能なナナなのですが……。

ここでは結末について予想していきたいと思います。

と、言っても……この無能なナナ、まだ原作連載中なんですよね。

単行本については現在6巻まで出ている、ということなのですが……。

今回のこのアニメ版、話数がちょっと今のところ不明、ということもあって。

なかなか、結末がどうなるか、っていうのは予想しづらいのですが。

まぁここではあくまでも私の予想、ということで。

……って言っても、私のここまでの予想がどこまで当たっているのか分からないから、結末の予想もしづらいんですがｗ

『ナナたちは強大な人類の敵を一度は退けるものの、そこに更に新たな敵が迫る不穏な気配があり……』

っていう形で、ある程度区切りのいい部分でまとめてくるんじゃないかと思いますね。

完結までは当然描けないでしょうし、かといってあまりにも中途半端にはしづらい。

となってくると、重要なファクターである人類の敵との戦いの区切りになる部分を着地点にしてくるのかなぁ、と。

私としてはそう思いますね。

……っていうか、そう予想するしかないというかｗ

そして、このありがちな結末を予想する、ということすらどんでん返しされるかもしれないというｗ

それすらありえるから怖いんですよねぇｗ

無能なナナ　放送前感想

さて放送前ではありますがこの無能なナナについて語ってきたのですが。

放送前の感想といたしましては……。

……なんだろうか。面白そうな気配を感じつつも、ちょっと胃が痛いｗ

少年少女のジュブナイル的ボーイ・ミーツ・ガール的な要素を前面に押し出しつつも……。

どこか不穏な空気、そして一筋縄ではいかねぇぞ、という気配。

まさにこの放送前の今、何が起こるのかわからずにそわそわしてしまう。

いや、そわそわさせられてしまうという状況。

もうすでに、この状況がサスペンスの手法に囚われてるとも言えるんですよねｗ

ドキドキとか、ハラハラとか、手に汗握る、ってのは。

サスペンス物の売り文句としてはお約束ですのでｗ

本当に、いったいどんな作品になり、どんな展開が待ち受けているのかはまったくの未知数なわけで。

当然、それによっては記事のスタイルも変わってくるわけなんですよね～。

ただそういうのを抜きにしても、この『何が起こるかわからん』感ってのは久しぶりなので。

いっそのこと、翻弄されまくってギャーギャー喚きながら楽しみたいなぁ、なんて思ってます。私ｗ

多分ですけど、そのサスペンス要素によってはかなりの話題というか、反響もあると思いますから。

結構注目作になってくる可能性もあるんじゃあないでしょうかねぇ。

ということで、以上、ロシアスキーでした。

本放送開始後も、どうぞよろしくお願いいたします！